2000年9月放送分


放送日 ゲスト ゲスト解説
9/22放送分 総集編(サウンド集)  
9/15放送分 STALE FISH GRAB 男性5人組のバンド
9/8放送分 スケボーキング バンドスタイルでのヒップホップアーティスト
9/1放送分 総集編(アート集)  


2000年9月22日放送分 ホームに戻る

◆オープニング◆

真っ赤なオープンカーを運転するキュレーター稲垣吾郎。田舎道を走るオープンカーの映像に吾郎氏のナレーションが被る。

   〜今日、僕の恋が一つ終わった。
    そんな時僕は、僕のコレクションしている音楽でベストMDを作り、
    それを聞きながらドライブ。
    こんな僕のたそがれ方。なんてアートなんだ。
    ちなみにタイトルは「稲垣ザ・ベスト2000 エピソード1」。
    なんてアートなんだ。〜

◆総集編◆

☆La Mule(ラムール):「結界〜ガラス神経」ビジュアル系

☆INDIAN-HI(インディアンハイ):「新垣ちんすこう」沖縄出身バンド

☆Due'le quartz(デュールクオーツ):「蛻の殻」ビジュアル系

☆S(エス):「遊雪」ビジュアル系

☆Dear Loving(ディアラビング):「Bind hand and foot」ビジュアル系

☆Cymbals(シンバルス):「Highway star, Speed star」ポップバンド

☆Clingon(クリンゴン):「珈琲」アコースティック系?

☆elliott(エリオット):「物語じゃないんだ」アコースティック

☆Clammbon(クラムボン):「シカゴ」ポップ系?

☆くるり:「宿はなし」アコースティック系?


   〜ああ、心にぽっかりと開いた穴にしみる。
    なんてアートなんだ。稲垣ザ・ベスト2000〜

◆エンディング◆

     〜稲垣芸術館移転のお知らせ
        移転先は近日発表
          開館まであと441日


2000年9月15日放送分 ホームに戻る

◆オープニング◆

真っ赤なオープンカーを運転するキュレーター稲垣吾郎。東京タワーのそばを走るオープンカーの映像に吾郎氏のナレーションが被る。

   〜僕はどうしようもなくつまらない人間だ。
    でも、そんな僕でもアートは優しく抱いてくれる。
    だから、僕を感じさせてくれるアートを探すために今日も走る。〜

  吾郎 「『ガソリンスタンドで毎回トランクを開けてしまうお母さん』。
      なんてアートなんだ。」

◆アートサウンドハウスにて◆

  吾郎 「で、あるんだろうね?僕を感じさせてくれるアートは。」
  パンチ「当店おすすめのアート感じて下さい。」

と、ショーケースに登場したのは、作業服姿の男性2名。一人はヘルメットを被っています。「父さん、疲れたのか。おぶってやるよ。」とおぶわれたのはヘルメットを着けた方。でもそのまま前につんのめり、頭を床にごつん。「父さん、何やってるんだよ。」「うん。ありがとな。」と何度もトライしますが、そのたびに床にごつん。吾郎氏、無言でボタンをプッシュ。お父さん、「もう十分だから…」と言いながら流されていきました。

続いて登場したのは、カジュアルないでたちの男性5人。(髪も短かめでユニ○ロの店内ポスターで見かけそうな方達って感じ。『大学院生 25才』とか。)

  吾郎 「う〜ん、かなり感じる。」

☆本日のゲストSTALE FISH GRAB

京都の大学で知り合ったメンバーにより結成。ツインボーカルから繰り出される様々な音楽要素をミックスしたスタイルが反響を呼び、その実力は高い評価を得ている。

  支配人「稲垣様、芸術館始まって以来の英語の歌詞を書かれる方なんですよ
  吾郎 「それはどういったキッカケで?」

実は、ボーカルの2人JUNIORさんとOSSYさんは帰国子女。日本語があまり得意でなく、英語の方が表現しやすいからと答えるOSSYさんに。

  吾郎 「え、でもすごい得意じゃないですか。」
  OSSY 「喋るのは喋れますけど(^^;)」

聞いてみるとボーカル以外の3人のメンバーは英語は全くダメだそうで。

  吾郎 「でもできるって顔してますよ」(えーと顔で喋るわけではないので…。)

そこで歌詞の意味を聞いてみることに。最初の「超クールで切れのいいG」みたいな部分は、JUNIORさんがメンバーのTAKEROさんのギターについて書いたそうで「彼は俺にとっては一番のギターなんで。」ちょっと照れくさそうなTAKEROさん。

  吾郎 「あんまそういうこと話し合わないんですか?普段は。」
  JUNIOR「恥ずかしいですから。」
  吾郎 「そうですよね!」(御自分も同じと言うことでしょうか?稲垣様。)

同じくメンバーのKUWAMANさんのベースやQ-chanのドラムについても「最高にビンビン来るベース」や「身体にズシンと感じるドラム」と言う賛辞が歌詞の中に入っているのでした。そして「ロックの力がみんなをマシンに変えていく」という詞でまとめられていたことを初めて日本語で聞いたボーカル以外のメンバー。

  TAKURO「うん。なかなかいいこと書いてんじゃん。」

実はSTALE FISH GRABの皆さんは二足のわらじを履いてらっしゃるそうで、他の職業を持っています。ドラムのKUWAMANさんはお役人。

  吾郎 「(笑)役人ですかぁ?…おかしいねえ」(おかしいって…。)

OSSYさんは普通のサラリーマン。普段はスーツにネクタイなんです。

職業も聞く音楽もバラバラな5人だからこそ、それぞれ気持ちいいと思うものを持ち寄って一つのまとまりのある曲になることが楽しいし、それをライブで演奏して自分達もお客さんも気持ちいいと感じる瞬間がたまらないのだそうです。この5人だからこそ出せる音があり、これからまたどんな音が出てくるのか楽しみともおっしゃいます。

  吾郎 「『5人じゃないと意味がない』と言うことですよね」(なんか深いな〜。)

誰か1人権力を持っていてそれについて行くっていうやり方を取るバンドもあるけれど、この皆さんはそれぞれ強烈な個性、違う考え方や別の環境があって、そういったものがまとまって一つの音楽を作っている。「それ自体が奇跡かもしれないし、5人じゃないとない音ってあるんでしょうね」と語るキュレーターにうなづくメンバーの皆さんでした。

  吾郎 「『STALE FISH GRAB』の音楽を、僕の身体が欲しがっています。」


STALE FISH GRAB:「POWER LUST」 (いわゆるラップと言っていいのだと思います。流暢な英語で元気よく歌い動くツインボーカルのお二人。パワフルです。)

◆帰り道◆

愛車の真っ赤なオープンカーを走らせる稲垣キュレーター。「POWER LUST」をハミングしてます。

◆稲垣芸術館にて◆

  吾郎 「それではここで、我が稲垣芸術館が所蔵するグレートアートを紹介しよう。」

今回のグレートアート:「アメリカ・サウスダコタ州『マウント・ラシュモア』」

  吾郎 「過去の偉大な4人の大統領の顔が刻まれた巨大な岩山。
      なぜこの地にその必要以上のアピール。
      まるで『かに道楽』のカニに勝るとも劣らない。
      ああ、なんてアートなんだ。」

   「本日、我が稲垣芸術館に増えたアートは、メンバー同士の接点を見つけ出し、
    それを表現する『STALE FISH GRABのサウンド』」

   「今日もまたアートとセッ○スしてしまいました。
    稲垣芸術館、開館まであと442日。」

◆エンディング◆

愛車を駆る稲垣キュレーター。

   「『チキン・タツタ』と発音するお父さん。なんてアートなんだ」


2000年9月8日放送分 ホームに戻る

◆オープニング◆

真っ赤なオープンカーを運転するキュレーター稲垣吾郎。交差点を走るオープンカーの映像に吾郎氏のナレーションが被る。

   〜僕はどうしようもなくつまらない人間だ。
    でも、そんな僕でもアートは優しく抱いてくれる。
    だから、僕を感じさせてくれるアートを探すために今日も走る。〜

  吾郎 「『ちょっと恥ずかしい広告を載せられてしまった都バス』。
      なんてアートなんだ。」

◆アートサウンドハウスにて◆

  吾郎 「で、あるんだろうね?僕を感じさせてくれるアートは。」
  パンチ「吾郎さん。当店おすすめのアート感じて下さい。」

ショーケースに登場したのは、名前の入ったたすきをかけ必勝はちまきをした女性。「わたくし大手デパートのエレベーターガールの経験を買われ、今回ウグイス嬢に大抜擢きされました、青木、青木さやかでございます。わたくし毎週月曜日と金曜日には自宅マンションでのエレベーターガールを自ら買って出ております!」。力の入った演説は続きますが、吾郎氏は「私の辞書にはないな。感じない。」ときっぱり。「おい!」と不服そうなさやかさん、そのまま流されていきました。

パンチユーホー氏の「続きましてのアートはどうですか?」の声とともに登場したのは、男性6人組。(ストリートギャングっぽい空気も。つまりちょっと怖い…。)

  吾郎 「うん?かなり感じるなぁ。」

☆本日のゲスト:スケボーキング

高音と低音の二人のMCにギター、ベース、ドラムそしてDJのくり出すターンテーブルが融合した、バンドスタイルでのヒップホップ。個性的なメンバーによりあらゆる音楽要素を兼ね備えている点も魅力。

  吾郎 「僕ら、昔、あの『スケートボーイズ』って言う…。」
  パンチ「あっ…いきなり言っちゃいましたね。」

そして彼らの印象を吾郎氏に尋ねると。

  吾郎 「ま、僕…とは違いますね。
  パンチ「そうですよね。
      この中に吾郎さんが入ってたらおいしいとこ持ってくような感じもしますけど。」

「でも世代的には一緒だと思う」と言いながら彼らの座るソファへと移動する吾郎氏。『スケートボーイズ』から『スケボーキング』へ。ちょっと入れてもらってみます。

  支配人「なんか違うんですよね。」
  (脅されて不良グループに入ってる身体の弱い子みたいな感じと申しましょうか…。)

  吾郎 「みなさん怖いですねー。雰囲気が。」
  パンチ「なんかでもお一人ゴダイゴのドラムみたいな方もいらっしゃいますよね。」

とアップになったのはギターのHAKUCHOさん。アフロっぽいヘアスタイルに唇の下のおヒゲが気になります。

  吾郎 「キングですからね。」
  パンチ「キングですから。」
  支配人「どなたが…キング?」

ってことで一番ケンカが強いキングは誰か聞いてみることに。「顔を見ればわかるでしょ」と名指しされた低音ボーカルのSHUNさん。「ばれたな」と声をかけたベースのMASHさんをポカリ。慌てて割って入る司会陣3名。

  支配人「一応うちのお店ではケンカは禁止なので。」

ここで恒例の支配人による歌詞の朗読。

  パンチ「ちょっと待って下さい。ラップを朗読するんですか?」
  支配人「はい。ラップをラップではないように朗読します。」

そして一言一言はっきりと朗読する内田支配人の声に照れくさそうなメンバーたち。

  「(こう聞くと)フォークですね。」

  吾郎 「歌詞はメンバーでアイデアを出し合って書くんですか?」

基本的には歌詞は歌ってる人が書くと言うことで、高音ボーカルのSHIGEOさんと低音のSHUNさんがそれぞれ自分のパートを担当しています。

今回の演奏曲「Child's Replay」は、ずっと子供の心を持ち続けて行きたいという思いから書いたものだそうです。大人の気持ちもわかるようになった今、子供が何も考えずにインパクトのある言葉を発するようなそんな純粋さを忘れたくないと思ったのです。

  パンチ「で、SHUNさんは?」
  SHUN 「はいその通りで。」

と、SHIGEOさんが「彼(SHUNさん)が結構『大人子供』なんで。」

  SHUN 「パンチさんも『大人子供』ですよね。」
  パンチ「僕は33才です。」
  SHIGEO「別に年齢聞いてるわけじゃないんで。」
  吾郎 「なんかパンチさんといい空気が流れてますよね。
      パンチユーホーの突っ込みしてる人もいるし。さっきから。」
  パンチ「まあ基本的には『パンチ・ファミリー』で。」

と笑ったところで。

  吾郎 「他のバンドと違うこだわりってありますか?」
  SHIGEO「成長しないことにこだわってるのかな。いい意味で。」

SHUNさんが隣のMASHさんに「お前も言えよ」とせっついてるようです。

  MASH 「バカであれ!」
  SHUN 「何言ってんの?」

支配人に感想を求められた吾郎氏、例によってつぶやきます。

  吾郎 「こんな『スケボーキングのアート』、僕の身体が欲しがっています。」

スケボーキング:「Child's Replay」
(ごめんなさい、ラップってどれも同じに聞こえちゃってよくわからないんですが、ラップの中では割とスローテンポなのかな。歌詞はちゃんと聞き取れる感じです)

◆帰り道◆

愛車の真っ赤なオープンカーで線路脇を走る稲垣キュレーター。「Child's Replay」を口ずさんでます。(でもあんまり歌えてない…(^^;))

◆稲垣芸術館にて◆

  吾郎 「それではここで、我が稲垣芸術館が所有するグレートアートを紹介しよう。」

今回のグレートアート:「ゴーギャン『浜辺のタヒチの女』」

  吾郎 「晩年タヒチに居を構えたゴーギャンが浜辺で出会った女性を描いたこの作品。
      女性のなまめかしい表情。醸し出す哀愁。
      まるで終電を乗り過ごして途方に暮れている渋谷の若者に勝るとも劣らない。
      なんてアートなんだ。」

   「本日、我が稲垣芸術館に増えたアートは、
    少年の心を持ち続ける『スケボーキングのサウンド』。」

   「今日もまたアートとセッ○スしてしまいました。
    稲垣芸術館、開館まであと449日。」

◆エンディング◆

愛車を駆る稲垣キュレーター。

   「『芸能界を引退してすぐにスナックを始める元芸能人』。
    なんてアートなんだ。」


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◆オープニング◆

稲垣芸術館の廊下。まん中にはロッキングチェアが一つ。 うたた寝中の稲垣キュレーター。夢を見ているようです。

◆総集編◆

☆須田悦弘(すだ よしひろ)
木彫りで作った精巧な植物が置かれた空間そのものをアートワークとして発表するアーティスト。その空間にこだわる姿勢は海外のギャラリーでも高い評価を得ている。

いつものソファの下、支配人が足をあげるとそこには須田さんの作品、木彫りの植物が置かれています。

  須田 「常識からはみ出した形の見せ方とかコンセプトってありかな、と。」
  吾郎 「かなりはみ出してますよね。」


☆野村佐紀子(のむら さきこ)
荒木経惟氏のアシスタントを務め、友人達のヌードを撮り続けた作品で注目を集める。モデルとの間には日常的な空気感を漂わせ、かえって独特の雰囲気を醸し出す。

野村さんが稲垣キュレーターにお願いしたいことがあるそうで。

  稲垣 「何でも聞きますよ。」
  野村 「ぜひヌードモデルを…。」


☆堀尾貞治(ほりお さだはる)
昭和30年代前半から作品を発表し続け、主に具体美術展で活動。絵の具を日々塗り重ねてゆく方法など自由奔放な表現を長きに渡って展開しているアーティスト。

15年間毎日絵の具を塗り続けた作品を見て。

  吾郎 「すごい資源の無駄使いじゃ…。」
  堀尾 「アートとは無駄なことやと思うんですよ。無駄がアートの醍醐味。」


☆Mr.(ミスター)
スーパーなどのレシートの裏に描く往年のアニメから着想を得た美少女イラストで脚光を浴び、エロポップアーティストとして海外のコレクターからも注目されている。

  Mr.「自分がロリコンだって言うのが表現なんで。」
  吾郎 「そういった部分を世の中に出すのって恥ずかしくないですか?」
  Mr.「いや〜恥ずかしいっすねぇ。」
  リリー「高倉健さんみたいになってますよ。」


☆八谷和彦(はちや かずひこ)
電子メールソフト「ポストペット」を開発し、その名を馳せる。コミュニケーションのための道具と言うテーマを軸に作品へ取り組み、その一歩先を見据える発想で現代美術をリードする。

  八谷 「その作品を体験した人の人生観を影響を与えると言うか、彫刻や絵に限ら
      ず、今生きている人達に強い何かを与えることができたら、それはアート
      だと思う。」


☆高柳恵里(たかやなぎ えり)
日常生活にある素材を元に三次元化された作品を製作。作品の要素に最小限度の手を加えることで存在のけなげさを引き出し、日常の裂け目を浮かびあげることを追求。

  高柳 「ただ絞られたぞうきんを持ってくるんじゃなくて、そこに私が一生懸命
      イリュージョンみたいなものを形作ると言う、そういう時間自体がいい
      時間なんですよ。」


☆山崎 貴(やまざき たかし)
故伊丹十三監督の一連の作品でVFXを担当するなどVFXにおける日本の第一人者的存在。今回の「ジュブナイル」が劇場映画初監督作品。

  吾郎 「じゃ僕らは騙されて興奮しちゃってるわけですね?」
  山崎 「『映像サギ師』ですね。」

  山崎 「稲垣さんの適役はものすごいサイコキラーとか、ものすごい悪役。」
  リリー「素でできますよ。」(笑)
  山崎 「あと、意外性ではなくハマリ役としてならアンドロイド。合成人間。」
  リリー「一貫して血の通ってないもんですね。」(爆)


☆魚喃キリコ(なななん きりこ)
マンガ雑誌「ガロ」でデビュー。なめらかなタッチ、フランス映画のようなコマ割り。その文学的なセリフでマンガ界に独自の世界観を確立。

  魚喃 「アートとはリアル。
      テレビとか映画とか見てて楽しいものってすごいオチや事件があったりするんだけど、
      でも私は現実をどうにかしたくて。
      現実って何も起こらないんですよね、それにこだわっていきたいですね。」


☆須藤玲子(すどう れいこ)
今もっとも注目されているテキスタイルアーティスト。斬新なアイデアと最新の技術を駆使し、芸術性の高い布づくりを行い、海外でもその芸術性が高く評価されている。

  須藤 「こんな生地にしたいなというものができれば、あとはどんなふうに
      使われてもかまわないんですよね。」


☆螢(ほたる)
ノートに赤いペンで書き溜めていた詩がプロデューサーの目にとまり、13才でインディーズから詩のアルバムを発表し、小劇場にこだわったライブを披露。その独特な詩、世界観が同世代に支持されている。

  吾郎 「僕のこと知ってる?」
  螢  「名前は知ってる。」
  吾郎 「結構おしゃべりでしょ?イメージより。」
  螢  「…。」
  吾郎 「うるさい?」

  リリー「やっぱりいろいろ話してみないとね。」
  吾郎 「結構楽しいよね?」
  螢  「…。」

◆エンディング◆

はっと目覚めるキュレーター。
  吾郎 「螢か…。」


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