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島根県の境港の少し北、七類港からのフェリーで3時間。
切り立った崖に緑の多い景観は、映画『ジェラシック・パーク』の島のようです。
総じて透視度の良い事が多く、水底は立派なアラメ( ワカメの一種 )が原生林のように生い茂り、波で浸食されたのか洞窟が沢山口をあけている島近くのポイント。
ヒラマサ・ハマチの群れが濃い沖合のポイントまであります。
島の景観も素晴らしく、遠く水平線を望む国賀海岸、道中に放牧中の牛や馬を眺めたりと、陸での観光も見逃せない島です。
西の島・周辺
隠岐諸島に浮かぶ4つの有人島の1つで、最も栄えていて、ダイビングの起点にもなります。
島の周りの海底は一面に海藻類が茂り、まさに原生林。透視度も良いことが多く遠くまで続く景観は見応えがあります。
波によって出来た多数の洞窟のポイント、魚影の濃い沈み根、そして集魚灯を用いて行うナイトダイビングも楽しめます。
星神島
北の海上1.2キロに浮かぶ離れ小島で、天然記念物のオオミズナギドリの繁殖地でもあるそうです。
ダイビングは島の岩場のスロープを潜ります。潮が良く当たるので魚影が濃く回遊魚の多い刺激的なポイントです。
タイミング次第では潮が速いので行けないこともありますが、運良くエントリーできたら楽しいポイントです。

国賀半島・西の島
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大阪から瀬戸内を渡って、四国の南部へ。
西側には、ダイバーの間ではレア物の宝庫で有名な柏島や、鮫狙いのダイビングも可能な愛南。
東側では室戸や甲浦に行きます。
東側で約6時間。西側になると約8時間の長い道中になりますが、車での移動がベストのように思います。
柏島
柏島の集落の西側にあるゴロタ岩の海岸は後浜と呼ばれています。海に入ると砂地に珊瑚が点在する棚になっていて、アオウミガメなどもよく見られる明るい景観が広がります。沖にしばらく行くと水深30メートルを越える深さまで急なスロープになり、そのまま緩やかに深くなる・・・ような地形です。広い後浜の棚にはブイが5つ、それぞれがスロープの上と下で変化に富んだダイビングを楽しめるポイントになっています。他にも近隣には、いくつかのポイントがあり、魚影の濃さと、珍しく美しいレアな生物がよく見られるダイブサイトです。
愛南
愛媛県の南部、船越半島(或いは西海半島)の宇和海域公園にあるダイブサイトです。変化に富んだリアス式海岸の連なる船越半島の海中は、多様な生物が見られます。沖にある横島の西は海の中まで切り立った崖になっていて、島のすぐ近くでも深度のとれる地形になっています。ハンマーヘッドの目撃も多くて、鮫や大型の生物を狙ったダイビングのできるポイントです。
日本海に抜けていく黒潮は、鹿児島の西から玄界灘の南かけての海域で出口が狭くなり抵抗が増すようです。
浅い所と深い所の水がかき回されて、洗濯機のようになるのでしょうか。海は青く魚影も濃い、元気でワイルドな印象を受ける海域です。
移動は長いですが、帰り道に新幹線やフェリーを使う事も出来るので最終日まで潜れます。
久多島
鹿児島吹上浜の沖合12キロに浮かぶ久多島。
南北に150メートル東西に50メートルくらいの岩礁で、30メートルほどの切り立った崖になっています。
海の中は東側だけが5メートル、10メートル、15メートル…位と狭い棚が続く地形で階段状。 北・南・西は陸上の岩礁と同じく切り立った壁のようになっています。
島のすぐ近くでも、40~50メートルの水深があるようで海の色が濃いブルー。20メートルより浅い場所ではソフトコーラルが元気で、数も多く色鮮やかに映えています。
魚影も濃く、魚種も多く、賑やかで楽しいポイントで、カマストガリザメ、マダラトビエイなども見られることが多くあります。運が良いとハンマーヘッドやジンベイザメにも遭遇する事もあるそうで、何が見られるかドキドキの楽しい海です。
坊津
野間岬から秋目湾、坊津、枕崎に続く西に開けた海岸線です。
入り組んだリアス式の海岸に、島・岩礁・沈み瀬も多くあり、、沢山のポイントがあります。ボートで行く沖合のダイナミックなポイントから、ビーチでのんびりマッタリと潜れるポイントまであります。映画『 007 』の舞台にもなった秋目湾をはじめ、透視度の良いことも多く、多様な楽しみ方の出来るダイブサイトです。
錦江湾
鹿児島市の対岸・錦江湾を挟んだ、桜島の西から南側の海を潜ります。
火山灰の水底は島の近くでも底が見えないほどの深さまで続く急勾配。ビーチエントリーが多いのですが、岸から少し離れると50mを超える深さまでスロープは続いています。水の色は緑色で水中は暗く、透視度は良くありません。しかし生物の多さには驚かされます。緑の海水の中の白いヤギの林に乱舞するアカオビハナダイなど他では見れない光景が待っています。濁った視界の中、目の前に現れるカンパチの大群に出会えたりする事も・・・、お化け屋敷のような驚き体験もできるダイビング・・・癖になってしまうかもです。


桜島
製作中
黒潮
赤道の北を西に流れてきた海流がフィリピンの東の海域で北上。ユーラシアの大陸棚の東側・沖縄トラフを移動する頃から黒潮と呼ばれます。
ユーラシア大陸の大陸棚は、台湾の北から尖閣諸島、沖縄諸島の西の沖を経て、五島列島の南側で九州の西に繋がります。
深さ1000メートル程度まで影響を与えながら移動していると考えられている黒潮は、九州の南西の海域で沖縄トラフと大陸棚から続く浅い海の壁にぶつかり、日本列島の太平洋側を東へ向かう本流と、大陸棚を越えて日本海へ北上する支流に別れているようです。
ユーラシア大陸の東シナ海における大陸棚
大部分が水深200メートルより浅く、大陸棚としても浅い海らしい。沖縄トラフ
トラフとは、水深6000メートルに満たない窪み。海盆のことで縦長の地形の事だそうです。 沖縄トラフの最大水深は2,200メートル程だそうです。