近畿地方の日本海&紀伊半島東側

 

大阪から日帰りが可能なダイブサイトです。
こちらで紹介しているのは、大阪SDSが日帰り、または泊まりでよく行くダイブサイトです。
1日目・串本、2日目・田辺など・・・のように泊まりで複数のダイブサイトに行くこともあります。

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大阪から日帰りで行ける海は和歌山だけではありません。
北に行けば透視度の良い事が多い越前海岸、若狭湾、猫崎半島。
東に名阪国道をエンヤコラ行けばリアス式海岸の連なる三重県の志摩半島から熊野灘。
どちらにも個性的で楽しいダイブサイトがあります。
大阪SDSではダイビング予約を頂いた日の海況、お天気、生物の情報、ゲスト様の希望、等を考慮して行き先地を決めています。

近畿地方の日本海&紀伊半島東側

   

<  若狭湾  >

大阪から北へ、2時間位。約130 キロ。舞鶴近辺が若狭湾のダイビングの入り口になります。
ボートで沖合に出ると、神の島と崇められている上陸のできない冠島。 魚影の濃い沈み瀬の浅礁。( 礁(ぐり) )
穏やかで潜りやすい音海半島などがあります。

若狭湾
  
冠島
舞鶴市の北、約20キロ位の海上にある無人島、冠島と沓島のエリア。深い水底から立ち上がるような根で回遊魚の群れに出会えることもあるトドグリ、オオグリ、チョウベイグリ、立神グリ。島の近くでスズメダイやアジ、カマス等の群れやホンダワラ等の海藻で視界が覆われるほどに生物の多い宮前。広い砂地・山のような沈み根・階段状のスロープなど、変化に富んだ地形が楽しめるナガシタグリ。
他にも、小島南・チョウベイグリなど、たくさんのポイントがあるダイビングエリアです。   
  
  浅礁
舞鶴から北東へ10キロ程の大きな沈み根で、冠島に劣らない魚影があり回遊魚の大群も狙えます。 通り抜けできる洞窟には珍しいオノミチキサンゴが天井からシャンデリアのような姿で成長している。運が良いと海藻の中に巨大なマダラエイが居ることもあります。深い所は30メートル。浅い所で5メートル。波の静かな透視度の良い日には、特に素晴らしいポイントです。    
経ヶ崎
ゴロタを乗り越えてエントリーすると水深26メートルまで続くゴロタの急なスロープになっている。比較的岩場が多いので夏場は透視度・透明度が高く、クロメ、ホンダワラ等の海藻に潜んだスイ、メバル、ベラ、スズメダイ等を見つけることが出来ます。 珍しいビーチエントリーでのドン深なポイント。音海半島の先端付近にある音海防波堤の外側。  
風島
音海半島の東側にある港の周辺と島の近辺を、ビーチエントリーで潜ります。ゴロタ石のスロープを少し沖に行くと水深10~16メートル程の緩いスロープの砂地になります。 港の近辺は釣り人も多く、島側は潜行できるまでの足場も悪く滑りやすいので注意が必要。




ヒメギンポ( 水深10m )    
 
 

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<  猫崎半島  >

 大阪から北へ3時間半。 約180 キロ。 特別天然記念物のコウノトリとカニが美味しいことで有名な北丹後。
 コウノトリ空港のある山を下ると美しい田園風景が広がっています。 海まで出れば海水浴で人気の竹野海岸。 
そこに目指す猫崎半島があります。 ボートで沖合に出ると、水深40mから立ち上がる沈み根のナナヒロ。
  ビーチエントリーでマッタリ潜るのに最適なカシマ前ビーチや、砂地の美しい竹野ビーチも楽しいダイブサイトです。

猫崎半島
 
ナナヒロ
東西に伸びる大きなカクレ根。竹野、猫崎を代表するポイントです。潮が早い時は違うポイントに移動する事になりますが、エントリーできればヒラマサやハマチの大群が見れることもあります。 ブイの下で水深は13m。根の下の砂地まで降りると40m。 そこからは、なだらかなスロープで深くなっています。 オノミチキサンゴも多く見られ、鮮やかな白や紫に体色変異しているオニカサゴも何故かよく見られる魚影の濃いポイントです。
 
   沖の一文字
猫崎半島の東側、竹野ビーチの北に港から見える沖の一文字堤防の周り。魚影が濃く小さなアジの群れでいっぱいです。堤防から続く巨大なテトラポットの周辺は大きなイシダイ、とにかく魚影が濃いポイントです。 砂地に降りればカマスの群れや、ワタリガニ等も見られることがあります。
カシマ前ビーチ
カシマカンコーさんの北側にある岩場のビーチエントリーのポイント。ボートポイントと比べても遜色ありません。岩場が複雑に入り組んでいて範囲が広く、見どころがたくさんあります。海藻に覆われた水路のような棚(水深1~7メートル)を抜けると水深15メートル程の綺麗な砂地が広がります。施設からのアポローチもしやすく、夏は海況も穏やかで透視度も良い潜りやすい日が多く、生物の数も種類も多い地形の変化にも富んだポイントです。
青の洞窟
洞窟の奥が吹き抜けになっているので、降り注ぐ陽光が青さを作り出します。シュノーケリングでも人気のポイント! ダイバーは水面と水中の両方を楽しめます。ウミウシがたくさん観察できます。
キヌバリ( 水深6m )

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<  越前海岸  >

 大阪から北東へ3時間半。 約220キロ。 琵琶湖を越えて海に出ると、水が澄んでいて海水浴場としても人気のある越前海岸に到着します。
 夏はイカの姿活け造り。冬は越前ガニが有名だそうです。
他にも地元の回転寿司屋さんや、福井発祥の焼き鳥屋さん、鯖寿司など美味しい物がたくさんあります。
  ダイビングはビーチエントリーで潜れるポイントが数多くあり、施設・設備の充実した現地サービスさんも多くあるダイブサイトです。

越前海岸
 
ログ前
ウエットスーツやドライスーツを着たままでも入れる温泉がある現地サービスさん『 越前ダイブセンター・ログ 』の前のポイント。 サービスの前の国道305号線を渡り、北側と南側にある階段を降りていくとエントリーとエキジットのスペースがあり、どちらもジャイアントスライドで、エントリーをすることが可能です。 水中はゴロタとホンダワラやアラメの林の中にガイドロープが設置してあり終点の先は、水深20mほどの砂地がひろがっています。越前海岸の中のビーチポイントでは比較的、水深のとりやすいポイントで運が良いとハマチやカンパチの群れに会えることもあります。
 
   パーク前
越前海岸に数ある現地サービスさんの中でも南の端にあり、プールなどの設備も充実した現地サービスさん『 南越前ダイビングパーク 』の前のポイント。海岸への階段を降りると広く使いやすいエントリーとエキジットの為のスペースがあり、ジャイアントスライドでエントリーをすることが出来ます。水中は幾つかの根と、それを埋め尽くすようなホンダワラやアラメの林が広がっており、ガイドロープが設置されています。ロープの終点は約14m程。ホンダワラの中にはハナタツやコノハガニ、アナハゼ、スイ、チャガラ、キヌバリ、などを見つけることが出来ます。
学校下・壁岩浜
『 ダイブセンター・ログ前 』と『 南越前ダイビングパーク 』の中間辺りにある米ノの集落にある海水浴場。幾つかの沈み根とホンダワラやアラメに覆われた林のような棚(水深1~7m)を抜けると水深10m程の綺麗な砂地が広がります。広い砂地は緩やかなスロープで徐々に深くなっていきます。 大きなグラップル( 重機の先につけるアタッチメント )の沈んでいる所もあります。

チャガラ( 水深5m )

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<   尾鷲&梶賀  >

大阪から3時間半位。約180キロ。尾鷲とそこから20分ほどの所にある梶賀というダイブサイトです。

尾鷲海岸線
魚礁(尾鷲)
水深20mの砂底に四角い波消しブロックが50m四方くらいの広さで山のように積まれています。一番浅い高くなっている所で水深は13m程で波消しブロックにはソフトコーラルが沢山ついています。鮮やかな色彩のソフトコーラルが多く被写体に困らなので、じっくり写真を撮るダイビングが楽しいポイントです。
  
三岩(尾鷲)    
東西に大小の根が二つ接していて間には通り抜けできる通路になっています。 水底まで降りると18m程。湾内で水底は粒子の細かい泥のような状態になっているので、巻き上げには注意です。根のトップは6m程。
六連ブイ(梶賀)
尾鷲から更に20分程南ににある小さな漁港の出口が梶賀のダイブサイトです。水深18mほどの砂底には漁網が落ちていてアカオビハナダイが居着いて居るようです。砂底にはカミソリウオやカエルアンコウ、ネコザメの幼魚など写真に撮りやすい魚も多いポイントです。
24㍍魚礁(梶賀)   
六連ブイの西にある水深24m程の砂底に波消しブロックが沈めてあるポイント。更に西側には”鮫のヒレ”と呼んでいる岩もあり、そのあたりで水深は35m。岸側はゴロタの急なスロープになっている。潮の流れ次第では”鮫のヒレ”からゴロタのスロープを左に六連ブイまでの距離を流れに乗りながらダイビングもできる。
ノコギリハギ幼魚( 約2センチ )      

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(ぐり)は、サンゴ礁、岩礁、暗礁、または座礁( 船が乗り上げてしまった状態 )など。
「 浅い海底(大陸棚、島棚)において、わずかに突起している部分 」らしく、ここでは沈み根のことです。 日本海ではを礁と書いて”ぐり”と呼ぶそうです。