信長のシェフ
各話あらすじ

2013.1.18〜2.15 23:15〜24:15


超簡単な内容

青字は公式サイトのあらすじから引用させて頂きました。

第1話

吾郎君の出演シーンをもう少し書いたあらすじはこちら

現代でフレンチのシェフとして働くケン(玉森裕太)がふと目を覚ますと、そこは戦国の世の京都だった。間者に間違われ、目の前で仲間を斬り殺されたケンは、刀鍛冶の夏(志田未来)に助けられる。
「自分は誰なのか」「何故、戦国時代にいるのか」――記憶を失ってしまったケンだったが、“料理の技術”だけは体が覚えていた…。
ひとまず夏の家にかくまわれたケン。そこへ戦場から逃げ延びてきた男たちが現れる。「何か食わせろ」と要求する武士たちに宇治丸(現在のウナギ)を使った料理を振る舞うが、途端、敵方の兵士たちが現れ、ケンたちまで斬り殺されそうになってしまう!
間一髪のところをひとりの武士に救われたケンたち。その男こそ、戦国の世に名を馳せる織田信長(及川光博)、そして最初に夏の家にやってきた、猿に似た風貌の男は木下藤吉郎秀吉、のちの豊臣秀吉(ゴリ)だったのだ。
数日後、信長はケンに料理頭の井上(きたろう)と料理で勝負をするよう命じる。「負けた方は殺す」と言い放つ信長。「自分の腕に命を懸ける覚悟は出来るか?」と問う信長に、ケンは強い意志とともに包丁を握りしめる。
こうして、みずからの命を懸けた料理勝負が始まる…。ケンの料理は、信長を喜ばせることはできるのか?



第2話

平成の世からタイムスリップし、戦国時代にやってきてしまったケン(玉森裕太)。自分の名前が「ケン」であるということと、料理の心得があること以外は記憶を失ってしまった男は織田信長(及川光博)のシェフとして、戦乱の世を生きていくことになった。

ある日、信長は南伊勢の北畠具教を攻めると宣言。そして森可成(宇梶剛士)に、ケンを戦場に連れていき、戦で使い物になるかどうかを見極めてくるよう命じる。
「明日死ぬかもしれない戦場で、皆が食べたいものとはなんだろう…?」
――必死に考えながら、可成軍について戦場にやってきたケン。それほど栄養のない“乾飯(ほしいい)”しか食べずに戦いを続けているため疲弊しきった兵士たち、そして戦場の壮絶な様子を目の当たりにしたケンは、即席の湯漬けを振る舞い、兵士たちの士気を上げることに成功するのだった!

勢いをつけた可成軍は木下藤吉郎秀吉(ゴリ)の負傷もものともせず、見事阿坂城を攻め落とす!だが肝心の本城をなかなか落城させることができない…。これ以上の長期戦は織田軍にとっても損である、と考えた信長は和睦を考え始める。
「五分と五分の和睦では意味がない」と進言する秀吉。そんな秀吉を制し、信長はケンに和睦のための料理を作るように命じる。
「おぬしが戦を終わらせるのじゃ」という信長の言葉を受けたケンは、その席で振る舞う料理について必死に考え始める。

ケンは、伊勢海老や牡蠣を使った料理を作り、この時代には無い料理を振舞う。北畠具教は、戦力だけでなく、文化面でも信長には勝てないと観念し、和睦を受け入れるのだった。



第3話

南伊勢の北畠具教との和睦に成功し、伊勢一国を平定した織田信長(及川光博)は、そのことを将軍・足利義昭(正名僕蔵)に報告するため、京へと向かうことになる。将軍・義昭の許可を得ずに伊勢を平定したことで、信長が義昭の怒りを買ったことは必至。信長はケン(玉森裕太)を“将軍の台所”に送り込み、義昭を懐柔させようと画策する。
御所の料理が天下一だと思い込んでいる義昭に御所の本膳料理を超える『未知なる料理』を出すよう、ケンに命じる信長。ケンは、まだ醤油がなかったこの時代、醤油を使った料理ならばその『未知なる味』になるのではないかと考える。味噌の上澄みを使い、醤油を作り出したケンは、うずらの照り焼きをはじめとした料理を完成させ、見事義昭をうならせることに成功するのだった!
ケンの料理を口にした義昭は、その美味しさに魅せられ、信長に「この料理人を余にくれ!」と乞う。断る信長に激昂した義昭は、京でいとまを出されたケンと夏(志田未来)を拉致し、無理矢理に将軍付きの料理人になるよう迫る。己の欲望のためだけに、自分だけでなく夏までもを危険な目に遭わせ、平然としている義昭にただ呆れるケン。自分を必要だと言ってくれた信長の言葉を思い出したケンは、義昭の要請をきっぱりと拒否し、「俺は…信長の料理人だ!」と言い放つ!
怒りに震える義昭に斬り殺されそうになったところを、間一髪、楓(芦名星)に救われたケン。無事、岐阜城に戻ったケンたちだったが、またしても義昭から執拗な嫌がらせを受けることに…。
さらにその先には、信長軍の運命を大きく動かすことになる出来事が待ち受けていた…!



第4話

ケン(玉森裕太)の料理により、将軍・足利義昭(正名僕蔵)に朝倉義景攻めを了承させた織田信長(及川光博)は京の二条城からすぐさま出陣。木下藤吉郎秀吉(ゴリ)、森可成(宇梶剛士)のほか、徳川家康(カンニング竹山)も従軍し、破竹の勢いで越前の朝倉軍を撃破していった。
まもなく朝倉の本拠・一乗谷、というところで休息をとっていた信長のもとへ義弟・浅井長政からの使者と書状が届く。そこには長政から信長に向けられた縁切りの言葉が。さらに信長の妹で長政の妻であるお市からも包みが届く。
そこには数匹の鮎が添えられており、ケンはそれが「梁(やな・川の両岸をせき止めて魚を獲る仕掛け)」、つまりは罠を表しているものではないか、と進言する。
案の定、北からは朝倉軍、南からは浅井軍が信長軍の本陣に迫り、挟み撃ちにしようとしているところだった! 殿(しんがり)を秀吉に任せ、ケンを伴って退却を開始した信長だったが、途中足を負傷してしまう。雪も降り出し、これ以上の進行が困難になった一行はやむなく近くの百姓家で一晩を明かさせてもらうことに…。
その家には栄養失調の子供が。ケンは即席のバターを考案し、『芋がらのリゾット』を作って子供に食べさせ、その両親を喜ばせる!
朝倉・浅井軍の追手に気づかれることなく、無事岐阜に戻った信長だったが、今度は家康が裏切りを画策しているのではないか、という情報が入る。信長は家康が好きな鯛を使い、家康の心を繋ぎ止める料理を作れ、とケンに指示する。
実は、その鯛にはある大きな意味が込められていて…?



第5話

織田信長(及川光博)から「浅井長政(河相我聞)の居城・小谷城の台所に潜入し、先方に借りを返してこい」と命じられたケン(玉森裕太)。小谷城には信長の妹・市(星野真里)とその娘、茶々と初もいる。敵となった義理の弟だけでなく、実の妹や姪たちまでもを毒殺しろということなのか…。思い悩むケンだったが、信長の真意は毒殺ではなく、ほかにあるのではないかと考える。
先だっての金ヶ崎での戦の際、市から信長に「罠」を表す鮎が届けられていたことを思い出したケンは、信長の言う「先方」は、長政ではなく市だったのではないか、と推察。そのときの礼を伝えるため、3匹の鮎を笹舟に載せた料理を出し、反応を探る。
だが、市の反応は芳しくなく、さらにケンは信長が送り込んだ間者であることがバレて、地下牢に閉じ込められてしまう!
捕えられたケンの元を市が訪ねてくる。そこで、信長はケンに信頼を置き、裁量を与えていることを知った市はケンを殺さず、茶々の専属料理人にしてはどうか、と長政に提案。長政は、茶々がもっとも嫌いな食べ物=“肉”を使った料理を作らせ、その腕を試すことを承諾する。
失敗すればその場で殺されることは必至。包丁すらも使うことを許されないケンは、懸命に考えた末、お子様ランチ風に仕上げたハンバーグで勝負に出るのだった…!



第6話

市(星野真里)の手引きで小谷城を脱出したケン(玉森裕太)。急ぎ織田信長(及川光博)のもとへ戻ろうとするが、途中合流した楓(芦名星)が野盗に襲われ負傷してしまう。楓を支えながら本陣に向かうケンだったが…?
一方、信長軍は姉川にて浅井長政(河相我聞)との戦を開始していた。浅井軍の勢いはすさまじく、本陣にまで迫る勢い。戦況が芳しくない中、命からがら帰還したケンにさっそく信長は「浅井軍に食わす料理を作れ」と命じるのだった。「敵に食わす料理」とはいったい何なのか―信長の意図を汲み取ろうと必死に考えたケンは、思いもよらぬ方法で相手方の戦意を削ぐことに成功する!
その頃、石山本願寺が敵に回る、との情報が入る。石山本願寺の大軍を制するためには堺から大量の鉄砲を買い付ける必要がある、と判断した信長は森可成(宇梶剛士)を堺に派遣。ケンと夏(志田未来)も同行し、料理で今井宗久(渡辺いっけい)ら堺の納屋衆を説得するよう命じられる。
堺に入ったケンは、さっそく宗久らの嫌がらせを受けることに…。
そして石山本願寺の顕如にも不穏な動きが…そんな顕如の傍らにはなんと、ケンの脳裏にたびたびフラッシュバックする謎の女(香椎由宇)の姿があった!



第7話

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堺から鉄砲の買い付けに成功した信長(及川光博)とケン(玉森裕太)だったが、石山本願寺や三好党をはじめとする“反・信長勢力”の怪しげな動きは収まることがなく、将軍・足利義昭(正名僕蔵)もそういった勢力となら誰彼かまわず手を結び、打倒信長を目論む、という状態だった。
そんな中、石山本願寺の顕如(市川猿之助)は明智光秀(稲垣吾郎)に書簡を。「信長の命を奪うのは明智光秀」と言った瑤子(香椎由宇)の言葉を元に、光秀を本願寺に招いた顕如は「わたしと組めば、あなたが天下を取れる」と、信長を裏切るようそそのかす。
一笑に付す光秀だったが、その顔には不敵な笑みが浮かんでいた…。
時を同じくして三好党が挙兵。対する信長軍も出陣し、一路大坂へと向かった。その途中、一行は京都・本能寺に宿泊。軍に同行したケンは、そこで信長を迎えた光秀を見て『本能寺の変』が起こるのではないか、と危惧する…!
到着後、さっそく信長から「光秀の労をねぎらう料理を作れ」と命じられたケン。信長と光秀の仲を深め、なんとか『本能寺の変』を阻止したい、と考えたケンはある料理を作り、ふたりの仲を取り持とうとする。そんなケンの様子を不審に思った光秀は「そんなにわしとお館様の間が心配か?」と問う。
先に本願寺を訪れた光秀は、そこで瑤子が作った洋菓子『ペ・ド・ノンヌ』を食べ、瑤子がケンと同じように未来からやってきたことに気づいていたのだ! そこで、自分が信長を裏切り殺す、と聞いた光秀は、その真偽をケンに尋ねる。
さらに、本願寺にいる瑤子の存在をケンに告げると…?



第8話

ついに石山本願寺の顕如(市川猿之助)が蜂起。加えて、比叡山延暦寺の僧兵たちに包囲されつつある宇佐山城にいる森可成(宇梶剛士)の元へ急ぐケン(玉森裕太)の前に、瑤子(香椎由宇)が現れる!
これまで幾度となく脳裏にフラッシュバックしていた瑤子の出現に、ケンは動揺。「君は俺の何なんだ?」と問いかける。
そこへ比叡山の武装した僧兵が! 僧兵に殺されかかるケンと夏だったが、“顕如の女”である瑤子の姿を認めた僧兵は、瑤子の前にひれ伏し、その間にケンらは逃げることに成功する!
案の定、石山本願寺と手を組んだ比叡山の僧兵たちは宇佐山城を包囲。可成から織田信長(及川光博)への使者は山を出ることができず、朝倉・浅井軍の進軍によって信長軍が挟み撃ちに遭いかけていることを伝えられずにいた。
このままでは信長軍が壊滅すると読んだ可成は、みずからが盾となり朝倉・浅井軍の進軍を食い止めると宣言!「自殺行為だ」と止めるケンだったが、「料理 人が軍議に口を挟むものではない」と聞く耳を持ってもらえず…。可成には死んでほしくない――その気持ちを伝えたいケンは、思いを込めた料理を作るのだっ た。
翌朝、可成は出陣。朝倉・浅井軍に一向一揆勢、比叡山の僧兵を加えた3万の大軍勢に対して可成軍は3000…捨て身の大戦となった。
それでも可成を失いたくないケンは、決死の覚悟で戦場へと向かう。そこでケンが目にしたのは、壮絶な戦いを繰り広げる可成軍の姿と…!?



第9話

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帝の前で料理対決をすることになったケン(玉森裕太)と瑤子(香椎由宇)。対決の結果によって、織田信長(及川光博)、石山本願寺の顕如(市川猿之助)のどちらか負けた方が相手の提示した条件を飲む、という御前試合の内容に、ケンは「自分が負けたら織田信長はここで死ぬのか?」と戸惑いを見せる。
瑤子と再会してしまったことも重なり、ケンは「自分はこの時代にいるべきじゃない。この時代の人間ではない自分と瑤子が歴史を変えるようなことをしていいのか」と考え始めていた。
そんなケンの様子を察した信長は「負けたときは、この信長がおぬしを斬る!」と宣言。
さらに明智光秀(稲垣吾郎)は、戦国時代と四百年後を結ぶ道だという言い伝えのある『黄泉の祠』についてケンに話す。
月が半分に欠ける晩、つまり御前試合の日にその道は開き、それを逃すと次に開くのは十年先になるのだという。
「御前試合などやめて、瑤子という女と『平成』に帰れ」と告げる光秀。夏(志田未来)もまた、迷うケンの気持ちに気付き、「『平成』に帰りたいんだろ?」と問うのだった。

やがて、将軍・足利義昭(正名僕蔵)から「御前試合は『菓子勝負』とする」、との通達が。試合に持ち込める材料は3つの竹筒に入るもののみ…。木下藤吉郎秀吉(ゴリ)から信長の決意を聞いたケンはこれまでの信長との日々を回顧する。迷いを捨て去ったケンは、夏、秀吉らの協力のもと、信長のために戦うことを決める!

そして迎えた御前試合の日。タルトを準備したケンに思いがけない事態が降りかかる!

果たしてケンは料理対決に勝利することはできるのか? そして『平成』に帰ることはできるのか!?


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