信長のシェフ
第1話

2013.1.11 23:15〜24:15


超簡単な内容

青字は公式サイトのあらすじから引用させて頂きました。

現代でフレンチのシェフとして働くケン(玉森裕太)がふと目を覚ますと、そこは戦国の世の京都だった。間者に間違われ、目の前で仲間を斬り殺されたケンは、刀鍛冶の夏(志田未来)に助けられる。
「自分は誰なのか」「何故、戦国時代にいるのか」――記憶を失ってしまったケンだったが、“料理の技術”だけは体が覚えていた…。

ひとまず夏の家にかくまわれたケン。そこへ戦場から逃げ延びてきた男たちが現れる。「何か食わせろ」と要求する武士たちに宇治丸(現在のウナギ)を使った料理を振る舞うが、途端、敵方の兵士たちが現れ、ケンたちまで斬り殺されそうになってしまう!
間一髪のところをひとりの武士に救われたケンたち。その男こそ、戦国の世に名を馳せる織田信長(及川光博)、そして最初に夏の家にやってきた、猿に似た風貌の男は木下藤吉郎秀吉、のちの豊臣秀吉(ゴリ)だったのだ。



そのまま信長の城の牢屋に入れられるケン。その牢屋に、一人の男性(吾郎君ね)が現れる(この時点では何者か名乗られてませんが、便宜上、役名で書きます)

  光秀 「おい、生きているのか?」
  ケン 「?」
  光秀 「ケンとか言ったな。おぬし、記憶が無いのか?」
  ケン 「はい」
  光秀 「ふーん」

牢屋の前で、中にいるケンに対して指招きする光秀様。ケンにひそひそ声で;

  光秀 「本当は首を取りにきたのだろう、お館様の?」

と語りかけてます。

  ケン 「違う!違いますよ!俺はタイムスリップして」
  光秀 「タ・イ・ム・ス・リ・ッ・プ?何じゃそりゃ?」
  ケン 「時間を飛び越えてきたんです。ずっと先の 400年以上先の平成
      って時代から俺は来たんです」
  光秀 「おぬし面白いな」
  ケン 「!」

すると、物音がして、別の男性が登場。

  光秀 「ああ、残念。迎えだ。生き延びたら続きを聞かせてくれ」
  ケン 「・・・」
  光秀 「じゃあ」
  ケン 「ちょっと、開けてよ、ここ!」

そのまま光秀は牢屋から立ち去っていきました。この段階では完全に謎の人物です。吾郎君、本当、美形(ハート)。
ただ、その気品&立ち居&振る舞いからものすごく偉い人(それこそお殿様クラス)に見えちゃうんですが、そういう風に認識しちゃっていいのだろうか?(信長の部下クラスには見えないよー(汗))



一方、ケンの料理が忘れられない夏は、こっそりケンが連れて行かれた城に忍び込もうとしたものの逆に捉えられてしまい、信長の前に連れ出される。そこにはケンも居て、夏はケンのために打ったという包丁を手渡し、ケンに料理を作って欲しいという願いを信長は聞き入れる。ただし…

数日後、信長はケンに料理頭の井上(きたろう)と料理で勝負をするよう命じる。「負けた方は殺す」と言い放つ信長。「自分の腕に命を懸ける覚悟は出来るか?」と問う信長に、ケンは強い意志とともに包丁を握りしめる。

そんな様子を、じっと見ている光秀様。一体どういうポジション?(笑)。妖しい空気を醸し出してますが、こういう出演の仕方なら、吾郎君1人だけ別撮りして編集することも出来るよなぁ〜。当面はこういう出演の仕方をするような気もします。

こうして、みずからの命を懸けた料理勝負が始まる…。ケンの料理は、信長を喜ばせることはできるのか?

鴨を使った料理で対決することになったケンと井上。
ケンは「真鴨のロースト 柿のピュレ 栗の野生のキノコ添え」という現代風の料理を信長に差し、信長に「実に旨い。見事だ」と言わしめた。(どーせ漫画ドラマなんだから、味王様みたいに叫んでくれたらいいのに(←きっと分かる人は少ない))

信長は翌日、南蛮からの客に料理を作るよう、ケンに命じる。満足のいく料理が作れなかった場合は、命を奪うことを条件に。


再び牢屋に入れられたケンと夏。その夜、再び光秀が牢獄にやってくる。

  光秀 「おお!まだ生きていたのか。まぁ、お館様の気まぐれで殺され
      るのは時間の問題だがな」
  ケン 「・・・俺はこんなとこで死にたくない」
  光秀 「だよな?折角、遠い遠い先の時代からやってきたんだからな。
      あはははは」
  ケン 「・・・」
  光秀 「おい、おぬしの作り話の続きを聞かせろ。おぬし中々才覚ある
      ぞ。その、平成とやら、どんな世なんだ?」
  ケン 「信じてくれないのなら話しても無駄です」
  光秀 「信じてるよ。ほら、話せ」
  ケン 「いいですよ」
  光秀 「今はそれどころでは無いってか。まぁ、そりゃそうだ、明日に
      でも首をはねられる身だからな」
  ケン 「・・・」
  光秀 「だがな、これでまた生き延びたら、おぬしは不思議な力と運を
      持つ男ってことだ」
  ケン 「!!!」
  光秀 「今度会ったら信じてやるよ(ニッコリ)」

光秀様って、どこかひょうひょうとしたキャラクターなのよねん。出番少ないのに少しずつ光秀様が魅力的になっていくよー。



翌日、ケンは南蛮(ポルトガル)からの客に「棒ダラと大根の葉とレンコンのポタージュ」を作る。料理は見た目は非常に簡素なものであったが、故郷を思い出すその料理に、その客は涙した。



ケンは城内で三度光秀と顔を合わせる。その前に、光秀様が刀を収めるカットがあったけど、何を暗示したカットだったのだろうか?

  光秀 「何とか生き延びたようだな」
  ケン 「はい、何とか・・・」
  光秀 「信じてやろうじゃないか、おぬしの話」
  ケン 「!」
  光秀 「おぬし、ずっと先の時代から来たということは、今ここにいる
      人間たちがこの先どうなるのかを知っているということだよな?」
  ケン 「・・・」
  光秀 「やっぱり知っているんだ〜」
  ケン 「・・・」
  光秀 「お館様は?織田信長は天下を取れるのか?」
  ケン 「・・・」
  光秀 「その顔を見る限りでは無理だったんだな」
  ケン 「・・・」
  光秀 「ワシは?先の時代に名前を残しているのか?」
  ケン 「・・・」
  光秀 「まぁ、いっか、そんなことは。何が起きるか分からないから、
      人生、楽しい」

そう言ってケンの前から立ち去ろうとする光秀様。

  ケン 「待って!貴方は?」
  光秀 「ワシか?ワシは明智光秀。またな」
  ケン 「明智光秀・・・織田信長を殺した男・・・・」

光秀、本当に気ままなお殿様、っていう風に見えるんですが、この先、どういう風に変化していくんでしょうねぇ。設定では本能寺の変が10年以上先という設定のようなので、今回のドラマでそこまではいかないとは思いつつ、何とも不思議な雰囲気を持つ光秀様のおかげで、ちょっとこのドラマ、楽しみになってきました。


その頃、信長は戦を決意していた。



感想

光秀様が素敵すぎるぅ〜!!

その一言につきますね、はい。どこか飄々としている雰囲気は、私が持つ光秀のイメージとは異なるのですが、どのみちこのドラマはファンタジーですから、気楽に楽しんだもの勝ちのような気がします。吾郎君が光秀を魅力的なキャラクターに作り上げようとしてるのも分かりますし・・・

ドラマに対しては、色々と突っ込みどころはあるドラマだとは思いますが、深夜でこれだけ作っていれば十分じゃないかなぁ(←できるだけその辺はスルーしてます)

そりゃあ、信長様にはお馬に乗って欲しかったとか、主人公があまりにも知識豊富&人生経験ありすぎで、年齢設定に無理を感じて見てられないとか、言い出すと切りが無いですが(←と言いながら言ってる)、初回なのでその辺は様子見。


それよりも、吾郎ファンとしては、次回から吾郎君の出番がどれぐらいあるかということの方が重要!!ドラマ掛け持ちしているので、そんなに撮影時間は裂けないとは思いますが、吾郎君だけ別撮りすればいくらでも出番を挿入できそうな立ち位置ではあると思うので、どうせならきちんと不思議な光秀様のキャラクターを描いていって欲しいと思います。


(13.01.13)


ブラウザの戻るの機能で戻って下さい