(13) 証明のしくみ 3 (解答) 学習日    月   日(  )
証明のステップ

 (1) 結論を含む合同な三角形を見つける
 (2) 仮定から合同条件をそろえる
 (3) 証明の形式通りに記述
正方形ABCDの対角線上にPがあるとき,
AP=CPを証明しなさい。
 (ステップ1) 合同は,△PABと△PCB
 (ステップ2) 条件は,2辺とその間の角
 (ステップ3) 証明の形式にそって記述
 
空欄をうめて,次のことがらを証明しなさい。 
 2つの正方形ABCDとCEFGがあるとき,BG=DEである。

[証明]

△BCGと △DCE において,

  BC= DC (正方形の1辺)
CG= CE (正方形の1辺
∠BCG= ∠DCE90°(内角)

合同条件(2辺とその間の角)
   がそれぞれ等しいから,

△BCG≡△DCEで, BG=DE
 2つの正三角形ABCとCDEがあるとき,BE=ADである。

[証明]

△BCEと △ACD において,

  BC= AC (正三角形の1辺)
CE= CD (正三角形の1辺)
∠BCE= ∠ACD120°(内角)

合同条件(2辺とその間の角)
   がそれぞれ等しいから,

△BCE≡△ACDで, BE=AD
 二等辺三角形の等辺に,AD=AEとなる2点をとると,BE=CDである。

[証明]

△ABEと △ACD において,

  AB= AC (等 辺)
AE= AD (仮 定)
∠BAE= ∠CAD共 通

合同条件(2辺とその間の角)
   がそれぞれ等しいから,

△ABE≡△ACDで ,BE=CD
 長方形ABCDを30°回転して,長方形AEFGとすると,∠AGE=∠ADBである。

[証明]

△AEGと △ABD において,

  AE= AB (短 辺)
AG= AD (長 辺)
∠EAG= ∠BAD90°(内角)

合同条件(2辺とその間の角)
   がそれぞれ等しいから,

△AEG≡△ABDで,∠AGE=∠ADB

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