2010 F1 日本GP 

(2010.10.9-10)

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さて、決勝直前。
クラシックカーにF1ドライバーが同乗して、ドライバーパレードが行われました。

ハミルトンが乗っているのは、メッサーシュミット。
前:2輪、後:1輪の3輪車。
こんなカワイイ姿ですが、走りはスポーティーなんだとか。
マッサが乗ってるのは、やっぱりフェラーリ。
そのままじゃん!
大歓声で迎えられる可夢偉はアルファ・スパイダーで!
ロータスのコバライネンはエランで。
やっぱりロータス繋がりね。
白いエランってカッコ良すぎ!
クビサ。
近寄りたくない雰囲気を醸し出しています。




今回はホームストレートに席を取りました。
ちょうどマシンがピットアウトしてくる辺りです。
ホームストレートのコントロールタワー近辺から、1コーナー、2コーナーが見渡せます。
この前を通るマシン、速いっ!!!

1年ぶりのF1!
昨日は雨で全然観れなかったF1!
色んな思いで、気持ちがどんどん昂ぶっていくのが分かります。

嬉しいことに、あっこがF1にハマって観戦を楽しみにしてくれているので、夫婦で大興奮の観戦になりそうです。

各マシンがグリッドに整列し、いよいよ、決勝スタートの時間が近づいてきました。

PPはやっぱりバカッ速のベッテル
2番手:ウェーバー
3番手:クビサ
4番手:アロンソ

シグナルがブラックアウトする瞬間を、初めて生で見ましたが、鳥肌ものでした!
そして、24台のマシンが爆音を轟かせて一斉にスタート!
この迫力、凄いっ!!
おおーっ!
スタート直後の1コーナーで、マッサがコースアウト!
スタンドから悲鳴が上がり、サーキットが異様な雰囲気に包まれました。
お?
スタート時のアクシデントはマッサだけじゃありませんでした。
スタートの瞬間にペトロフとヒュルケンベルグが接触し、ペトロフは180度スピンしてコースアウト!
マシンはガードレールに突き刺さって、僕たちの目の前でマシンはストップ!

でも、スタート時のベッテルとクビサの攻防に目を奪われて、こっちのクラッシュの瞬間を見てなかったんですよー。
目の前なのにね・・・。
その事故処理で、吹っ飛んだタイヤを追いかけるマーシャルの人たち。
レースのサポートも命がけですね。
とにかく速いレッドブル。
ベッテルはダントツの速さで優勝!
ポール・トゥ・ウィンは去年に引き続き2年連続。
凄いなベッテル!
速さが戻ってきたフェラーリですが、レッドブルには敵わず。
アロンソは惜しくも3位。
強くて、正確で、速いアロンソは、やっぱり現在の最強ドライバーだな、って感じました。
ギアボックスにトラブルを抱えていたハミルトンは、いつものキレが無く5位でフィニッシュ。
メタルなマクラーレンのボディが、夕日にキラキラ輝いて、綺麗でした。
かつて大暴れした鈴鹿で、シューマッハは元気元気!
復活の6位!
若手に負けず、頑張れベテラン!
  間違いなく今日の主役!
なんと5回ものオーバーテイクで、レースを盛り上げた可夢偉。
ヘアピンではイン側から、アウト側から(えぇっ!?)、豪快なオーバーテイクを連発!
これには参った!!
順位以上にインパクトのある走りで、7位入賞!

「自分が活躍することで、日本のF1の火を絶やさない」
「鈴鹿に来たファンを盛り上げたい」
という思いで、クラッシュの危険も顧みず、思い切りよく、バトルを仕掛けたという可夢偉。
これぞ、関西人の心意気!
今年の新参チームの中では、頭ひとつ抜け出したロータス。
往年のファンとしては、かつての速さで上位に食い込んできて欲しいですね。
コバライネンは12位。
テレビには映らないけど、すっごいレースしてた左近。
なんでメディアは取り上げないんだろう?
走らない・曲がらない、HRTのマシンで、トゥルーリやグロックの猛追をレースの半分近く押さえ込みました。
その熱い走り、ファンにはしっかり伝わっていたよ!
良くやったぞ! 16位!

今年のベストショットはココをクリック!
今年のF1も凄かった!
日本人の2人がほんっとに頑張ってくれたしね!
可夢偉がもの凄いハイペースでグングン追い上げると、「コースアウトするなよぉ。でも、追い付け〜」って複雑な応援。
しかも何台も立て続けに追い越すもので、その度に大絶叫!
左近が非力なマシンで後続車をギリギリのブロックをすれば、「うお〜〜・・・、ん〜〜・・・、よっしゃ、抑えた!」ってこちらも体中に力が入って、とにかく観ていてクタクタになりました。

ストレートならではの甲高いエンジン音も堪能できたし、もう、とにかく盛り上がりました!

でも、サーキットに静寂が戻ると、ちょっと寂しくなります。
あぁ、終わっちゃったな、日本GP。