Sommelier Vintage8
1998.12.1 Tue pm10:00〜10:54 on air
レポ中、< >はシーンの説明,(( ))は個人的なコメントです。
<教会の城君の部屋 朝>
朝、城君、部屋の窓を開けて「寒い…」と一言((で、恒例の城君のお言葉が始まり…))
城 「冬、それはやがて吐く息も白く変えていくことだろう。
寒い冬には暖かい部屋で十分に冷やした、そう十分冷やした…」
で再度、くしゃみをして「寒い」と早送りモードで上着を着て凍る城((服買えばいいのに。でも、くしゃみをする城君もかわいい(^^;)))
<LA MER 開店前のミーティング>
大久保が社長が店に来ることになったと喜んでみんなに伝える。そこで、
榎本 「おまえ、シャンパンタワーってできるか?」
の質問に、我らが城君
城 「ソムリエですから」((なんでもこの一言で片付くのは便利ね))
と城のシャンパンタワーで社長を迎えることに決定!そこに大久保さん
大久保「なぁ、なぁ、なぁ、シャンパンタワーってなーに?」(笑)
<LA MER 夜の営業時間>
社長がくる時間が近づく。落ち着いている冴子は落ち着かない大久保を見て:
冴子 「大久保さん、檻の中の熊じゃないんですから」(笑)
そこに社長登場。今度はガチガチの大久保に:
冴子 「木彫りの熊じゃないんですから…」(大笑)
菜穂をアシスタントに付け、いよいよ城君のシャンパンタワーが始まります。
城 「本日はLA MER 9号店にお越し頂きまして誠にありがとうございます。今夜は12月に
入った夜を記念しまして皆様方にシャンパンのサービスをさせて頂きます」
照明が落ちグラスがライトアップ!シャンパンをタワー状のグラスにゆっくり注ぐ城。((やっぱり綺麗!))
城 「今しばらく、シャンパンの囁きに耳と目を傾けて下さい」
社長がグラスを取りにタワーに近った時、子供が走ってくる。危ないと思った香織は助けようとするが逆にタワーを倒してしまう。シャンパンで全身ずぶ濡れの社長。周りがあたふたする中、城は割れたグラスに一言;
城 「ごめんよ、君たちを傷つけてしまって」((もうこの辺はお決まり台詞でGOOD!))
<番組のタイトル>
Inagaki Goro / Kanno Miho / Suzuki Anju / Takeda Tetsuya dans Sommelier
<LA MER 閉店後>
菜穂 「香織ちゃんのせいじゃないよ、だから言ったのよ、背伸びなんかするなって。
あいつがさ、シャンパンタワーなんてできるって自慢するからいけないのよ」
((って、なんで城君のせいなんだよ!!(^^;)))
香織は菜穂たちに慰められるが落ち込みは大きい。そこに唐突に城君の提案;
城 「明日から彼女(=菜穂)にソムリエールとしてサービスをしてもらいます。以上」
((久々の"以上"だわ))
それを聞き大喜びする菜穂と一緒に喜ぶ従業員。一方の無言ままの香織。
<LA MER ワインセラー>
セラーに香織がやってくる。暗闇のセラーから突然現れた城に驚き悲鳴を上げる香織;
城 「大声を出さないで、ワインたちが目を覚ましてしまいます」(^^;)
香織 「私にも何かできることないですか?」
香織は菜穂のようにソムリエールをやりたいとうが、城に「それは無理です」とあっさり言われてしまう。
<LA MERのカウンター>
落ち込む香織の所に城はよりにもよって店のグラスをいくつか持ってやってくる;
城 「これを磨いておいてください」
「彼女にはグラス磨きが必要なんです」
香織は張り切るがまたまた手を滑らせグラスを割ってしまい、ますます落ち込んでしまう。
<翌日 LA MERの店の外>
菜穂 「デビューだぁ〜」(^^;)と張り切る菜穂ちゃん。
<LA MERワインセラー>
ワクワクしながら一人で接客の予行演習をしている菜穂。その背後に静かに忍び寄り、立ち聞きしている城君。菜穂の独り言;
菜穂 「どんなお客様でも満足する間違いのないワインがあったらいいのにな」
城 「世の中に間違いのないワインなどがあったらソムリエは要りません」((城君、いぢわる…))
菜穂 「(振り返って)あんたね、人の独り言を聞いてんじゃないわよ」
城 「聞こえました」((この何気ないさらりとした言い方、私、気に入ってます。))
城 「もしかすると君には少し早かった…」
という言葉の続きを聞きたくない菜穂は「あ〜〜〜〜」と大声を出してセラーを出てく。それに対し城君はワインに;
城 「ごめんよ起こしてしまったかい?」(^^;)
<LA MER 夜の営業時間>
いよいよ菜穂のデビューの夜!
城 「5番テーブルお願いします」
菜穂が初めてサービスするのは若いカップル。ところが男の注文した銘柄のワインはことごとく品切れ。緊張する男性に菜穂は機転を利かせ、ワイン選びを任せるように伝え、セラーに向かう。様子を見ていた城君は先回りしてあるワインを棚の目立つ所に置く((今回もいい奴です))。セラーにきた菜穂もそのワイン=モーツアルト=を選ぶ。カップルは大喜び。彼女のバイオリンケースを見ての閃きだという菜穂を皆は褒める((これじゃぁ水谷君の出番が無いじゃない))。一方、香織は菜穂を羨ましそうに見ている。
<翌日、街中のベンチで昼食中の菜穂と久美> (久々に久美登場ですね)
菜穂 「このとき何が一番大事か分かる? Watchingなの」
とソムリエールのデビュー話。そこに香織が目の前を通り過ぎてくが、久美に自慢話を続ける菜穂(^^;)。
<LA MER>
香織が店に帰ると友人から雑誌のモデルになってほしいという電話が。店の宣伝もするという友人に、LA MERの役に立てると思った香織は引き受ける。
<休日 街中 → 公園 JOE'S BAR>
城が昔処分しようとしたワインをリヤカーで運ぶ菜穂と、その前を歩く城。
城 「傷ついたワインでも人の役に立つ時があるのです」
突然立ち止まる城君。その視線の先では香織がモデルとして雑誌の撮影中だったが気にせず城君通過。(^^;)
公園にやってきた城と菜穂は"JOE'S BAR"を開き、ただ同然でワインをサービスしている。
菜穂 「あんたさ、私にサービスの勉強させようとしてるんでしょう」
城 「意外とお利口なんですね」((それ、褒めてないじゃない、城君))
無料なら誰もが喜ぶに決まっているという菜穂に城は「そうだろうか?」
城 「誰にだって好き嫌いはあるのです。それだけにソムリエの仕事も簡単ではないということです」
((また菜穂を教育してる城君でした))
<さらに別の日 LA MER>
香織が雑誌に載ったのを見てはしゃぐLA MERの面々。
<本社>
一方、木崎に呼び出される大久保&冴子。雑誌には香織と一緒にクライアントのライバル会社の製品が写っていたのだ。大久保は3ヶ月の減給。そして香織は無期限の謹慎が言い渡される。
<LA MER>
大久保が店に戻ると、店はお客さんが長蛇の列。香織は何も知らず大喜びで接客をしている。
<LA MER営業時間が終わって>
本社の処分を香織に言い渡す大久保「すまないね、私の力不足だ」((今回、大久保さんさり気ないけど、かなりいい人です))
一方、菜穂は香織を慰めようと自分の考えたスペシャルカクテルを出そうとする。その横から「君には無理だ」と菜穂に言い、代わりにカウンターでシェイカーを振る城((おぉ、こんな映像が見れるとは!))城は菜穂にはカクテルを、香織にはシャンパンを差し出す;
城 「どうぞ」
シャンパンの中にきれいな気泡が…。一方、菜穂は菜穂なりに慰めようと:
菜穂 「会社がばかなのよ。あんなつまんないことで目くじらたてちゃってさ。
支配人と香織ちゃん二人も処分だなんて、納得いかないわよ」
と大久保の処分のことについて香織の前で口を滑らせてしまう。実は香織は大久保の話は知らなかったのだった。
<翌朝 本社ビル>
大久保の処分取消しを社長に直談判する香織((それにしても香織ちゃんすごい行動力だと思う…))。それを木崎が止め、香織にクビを宣告する
<LA MERホール>
大久保が支配人室から飛び出してくる。香織が直談判し、その後、屋上にのぼりヤバイ状態にあるので、今から本社に出掛けるという。城に向かって;
大久保「必要なワインがあったら持っていこう」
城 「ワインは必要ありません」
と素っ気ない返事(^^;)。本社に行くという他のLA MER従業員の言葉に"和"ができたとこの非常事態時に感動にひたる大久保。
安藤 「支配人、早く行きますよ」
<本社 屋上>
屋上の隅に立つ香織を説得中の冴子。ドジで役立たずな自分の性格が嫌だという香織;
香織 「ほんと、死んじゃおうかな」
そこにLA MER従業員も集合し、遅れて城君もやって来る;
城 「あなたも高い所がお好きですか?僕もです」
((だから、そうじゃなくてぇ…))
ワインではなく"シャンパン"を手に城君登場。((風になびく髪がいいんだなぁ))
城 「あなたは何を悩んでいるんですか?」
そう言って、香織にシャンパングラスを差し出す城。完璧な美しさを持つグラスも実は傷がつけてある。この傷によりシャンパンを注いだときに美しい気泡を作り出すのだと説明。注いで見せる城;
城 「だれもが満足するワインなどが存在しないように、この世に完璧なものなど
ありません。人間だって同じ事。心の傷や欠点は誰にでもあります。
しかしそれも含めて自分なのではないですか?」
「むしろ傷が役に立つ事があるのです。何も無理に背伸びをする事などありません。
あなたはあなたのままでいいのです。
さぁ、シャンパーニュの泡たちが囁いています」
そして、グラスを香織に差し出す城。
香織 「私は私のままでいい」
(とお決まりだけど)城君、香織の説得に成功!シャンパンを冴子に預けて立ち去る城((これが映画っぽくてまたいいです))
<LA MER 営業時間>
香織の処分もなぜか解け、いつものLA MERに戻る。そこに常務と例のクライアントの会社社長が店に来る。香織が助けた少年はその社長の孫だったのだ!!
菜穂 「うわ、よーくできた話だ」((うんうん。まったくその通り!))
何はともあれハッピーエンド。
菜穂 「無理せず私は私のままでいいか…」
城 「君はまだまだ無理をした方がいいようだね、Mademoiselle?」
((相変わらずのコンビです(^^;) ))
<本社>
で、今回話はこれで終わらず、本社。木崎部長に常務から電話が…
木崎 「えっ、LA MERをですか?常務それはあまりにも突然と言いますか…」
と訳の分からない台詞を残して次週に続く!今後、一体、LA MERはどうなる?!
<エンディング>
<次回予告> まだまだ穏やかじゃない雰囲気のLA MER((今回で和解したワケじゃないのね))
城 「しばらく旅に出ます」 城君、店を出てしまうようですが…。
<今回の「以上」> なんとか1回でした
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