Sommelier Vintage6

1998.11.17 Tue pm10:00〜10:54 on air

レポ中、< >はシーンの説明,(( ))は個人的なコメントです。


<いきなり城君の顔のドアップ>

  城  「重すぎもせず軽すぎもしない、この絶妙なバランス。感触はあくまでも優しく、
      手のひらで転がすと勇敢に戦っていた騎士たちの姿が浮かんでくる」


と、ワインのうんちくかと思ったら左手にはサーベルが…((城君、骨董品屋さんで良いおもちゃを見つけたようですね…))。格好よくサーベルを一振りするのですが、何かが違うと言いたげな表情。

<LA MER 厨房>

昼の営業時間。小西は凡ミスが目立つ。

<LA MER ホール 昼の休み時間>

元気のない小西を励ますために、菜穂とのデートをさせてやろうと相談している従業員。それを見て和が生まれたと喜んでいる支配人室の大久保さん。

  大久保「ガーネットの輝きが…」
   ((大久保さんも城君にかなり侵されてます。
    でも、この先の台詞が浮かばないところが城君とは違うところか…))

<LA MER ロッカールーム>

小西がロッカールームから出ていく。小西のロッカーから彼の妹の結婚式の招待状が落ちる。そっと元に戻す城君((思わずロッカーから城君が登場するんじゃないかと期待した私は病気?!))

<LA MER 支配人室>

  大久保「ガーネットの輝きが…」

と(とまだやっている(^^;)。でも結局この先が出てこず「佐竹に聞くかぁ…」(^^;)
大久保が和ができたと幸せに浸っているところに、香織が緊急事態を告げる

<LA MER ホール>

大久保がホールに行くと、安藤が足首を捻挫し、病院に行くと安藤さんの口パクに合わせて二宮君が告げる。

  安藤 「二宮、しゃべらせろよ」(^^;)

大久保は安藤の代理としてセカンドの小西をチーフに抜擢。一致団結して頑張ろうという雰囲気の中、ただ一人城は

  城  「彼には無理です」

と水を差しちゃう。さらに;

  城  「良きもてなしは良き心があってからこそできるもの。
      残念ながら今の小西さんには厨房はまかせられません」
     「彼は心が乱れています。以上」

  大久保「また和が壊れたなぁ」((苦労が絶えませんね、大久保さん))

<LA MER ワインセラー>

  城  「戦うものたちに栄えあれ!!」

と言いながらサーベルを振り上げる((格好いいよ!!))。でも、ポーズをきめたものの、また何か違うといった表情。((城君、一体何を求めているの?!))

<番組のタイトル>

Inagaki Goro / Kanno Miho / Suzuki Anju / Takeda Tetsuya
dans
Sommelier

<LA MER支配人室>

冴子は他店から安藤の代理シェフを借りようとするが、大久保に押し切られる。

<LA MER 夜の営業時間>

安東の代理を負かされ、張り切る小西だが、

  城  「今日の料理は食べ残しが多い」

さらに続けて

  城  「良きパートナーに巡り合えないワインがかわいそうだ」
     ((城くん、なんでそれを菜穂にばかり言うの?(^^;) ))

小西が客に呼ばれる。その客はフランスバターを扱う会社の名刺と現金封筒を差し出す。それに対し、怒りを表し声を荒立てる小西。城君もほかの従業員も注目。((カウンターの城君奇麗…ライトがブルーで))

<LA MER 支配人室 営業時間が終わって>

冴子は客にさきほどの態度をとった小西にチーフを任せられないと反対する

<LA MER ホール>

同僚たちは小西のチーフは荷が重かったと囁きあうが菜穂だけは小西を励ます((奈保ちゃんって良い娘じゃない))

<LA MER 店の外→街中へ>

小西が店を出ると小西の妹、加奈子がいた。兄に自分の結婚式に出て欲しいと告げる。それに小西は父親に会いたくない理由があった。

  小西 「チーフとして忙しいし、あの店俺がいないとめちゃくちゃになるんだ」

妹と別れて小西はポケットにしまった名刺を取り出す。

<翌日の教会>

小西のことを春夫に相談する大久保。昼の営業で食べ残しが多いと夜は他の店から助けを呼ぶことになっているという。大久保は春夫に慰められて;

  大久保「おまえもたまにはいいこと言うな」
  春夫 「神父ですから」
  大久保「俺は年とった中学生かと思ったよ」(^^;)

<LA MER 厨房>

小西が厨房に行くと、フランスバターの試供品箱と中には万札入りの封筒が入っていた。二宮が入ってきて小西は反射的に封筒をポケットにしまった。

<昼の営業時間>

料理の食べ残しもなく順調。そこに木崎が打合せを口実に菜穂の様子を見に来る;

  菜穂  「私の仕事にも干渉しないでください。以上!」((あれっ?))

<LA MER 厨房>

少しずつ他の従業員への態度が大きくなっていく小西。城は料理の味をみる;

  城  「味が乱れてます。味が乱れているのは心が乱れている証拠」

城のこの言葉に城の顔を直視できない小西。

<街中のとある宝石店>

昼の休憩時間、小西は宝石店へ向かった。小西はポケットの封筒に手をやる。

<LA MER ロッカールーム>

宝石の入った袋をロッカーにしまう小西。

<LA MER 厨房>

厨房に小西が入ると安藤が待っていた

  安藤 「誰の許可でこういうことやってんだ」

バターの業者からお金の話で電話が入ったという安藤。開き直った小西の頬に安藤の拳が飛んだ。

  安東 「腐ったこといってんじゃねぇぞ」((熱いです、安藤さん!!))

<LA MERホール>

店を出て行く小西。それを黙って見つめる城君。あごに手をやり考え事((このポーズだけで何か考えているように見えるというのは特なキャラね))

<LA MERワインセラー>

  菜穂 「アンタ、知ってたんでしょう」

菜穂は城に詰め寄った。

  城  「いえ、僕が言ったのは別のことです」
   ((今回魅惑のセラーのコーナーは無しでした))

<LA MER 支配人室>

  冴子 「最低の不祥事ね」

そう言いながら即座に対処する冴子((さすがです))

<街中>

飛び出した小西「何で俺だけがこんな目に遭うんだよ」((そりゃ、あんたが悪いと思う…))

<LA MER>

店に加奈子とその父親がやってくる。一方、厨房では安藤は復帰したが、小西が戻って来ず、なぜか代わりに大久保がアシスト。
ホールでは加奈子がシェフを呼んだ。安藤が出て行くと「兄はチーフじゃないんですか?」との加奈子の言葉を聞いて、加奈子の父親は激怒して店を出ていった。

支配人室で加奈子は兄と父親のことを冴子と大久保に話す。エリート官僚だった父はワイロを受け取って失脚した。その心労から母親は急逝したことが小西は未だ許ないでいたのだ。それを立ち聞きする従業員&その横を素通りする城。((こういうさり気ない映像が好き!))

セラーに来た城は何かを考えついた様子。

<某教会>

結婚式を間近に控える加奈子

<LA MERホール>

開店前、従業員勢揃いしている。従業員の冷たい視線の中、小西は開き直り店の中で一人でやっていくというそこに城君、ワインを持っていきなり登場!!((待ってました!));

  城  「すばらしいワインが手にはいりました。ポンテ-カネです」
     *PONTE-CANET 1973年:このワインの作り手は1973年に不正事件を犯して
      しまい一旦は信頼を失っが、その後の努力により信頼を回復させたというワイン。
  城  「誰にも過ちはあります。
      しかし過ちを過ちにしておいたままでは先に進むことはできません。
      信頼は本人の努力次第で取り戻せる。
      ポンテ-カネは僕らにそう教えてくれている。そう思いませんか?
      人を許すことから始まることもあるのです。
      そろそろお父さんを許すときが来たのではありませんか?」

  城  「今のあなたはあんなに憎んでいた父親と同じです。」

そんな城の言葉を受け入れることができず、小西は店を飛び出していく。

  菜穂 「親子の問題はねそんなに簡単なものじゃないのよ」
   ((原作通りなら、城君、この台詞どういう気持ちで聞いたんでしょうねぇ))
  城  「忘れ物です、よろしくお願いします」

と菜穂にワインを届けるように指示する。

  城  「仕事です」
   ((結局小西と菜穂のデート(?)をセッティングしたのは城君になるのね))

<街中の川沿いの道>

菜穂は小西を発見する。

  菜穂  「これ、小西さんに飲んでもらえって、あのワイン馬鹿が」

菜穂は自分の父親の親馬鹿ぶりを例に「いつまで経っても親と子だから仕方ないけどね」。それを聞いた小西はワインを一気に飲み、どこかへ走り去っていく。

<加奈子の結婚式の教会>

加奈子の結婚式が行われている。小西は教会にやってくる。

<どこかの通り>

一方、道を歩く城とワインとサーベルを持ち追いかける菜穂

  菜穂 「チョット、何に使うのよ、これ?」
  城  「お祝いです」
  ((ちゃんと後をついてきていたのね、城君。でもお巡りさんに見つかったら銃刀法違反で捕まるよ))

<再び教会>

式が終わり教会から出て来た加奈子は参列者の中に小西を見つける。わだかまりを捨てた小西は;

  小西 「おやじ、今度一緒に飲もう」

そのHappy Endの空気を破って我らが城君登場!一段高い所からワインを持ち、左手でサーベルを抜き、

  城  「おめでとうございます」

サーベルでシャンパンを開ける城君 ((言葉は少ないけれど城君なりのお祝いの仕方でした。でも城君、サーベルを見つけてからどこかで使いたくてうずうずしていたんじゃないかしら?!よかったね、晴れ舞台が見つかって。それにしてもごろちゃん、このシーン、ちゃんと吹き替え無しでやってます。ちょっと感動しちゃいました。すごーい!!))

<LA MER ホール>

店に戻った小西は従業員に素直に頭を下げ,店に和が戻る。小西の父親が客として店にやってくる「ご迷惑をおかけしました」

<LA MER 厨房>

張り切って小西が仕事をしようとすると、安藤「アー、今度は腰が…」と小西に料理を任せる安藤さん((分かりやすいんだから安藤さん…))

<LA MER 屋上>

サーベルを手に加奈子が新婚旅行に向かった(であろう)飛行機に向かって

  城  「お幸せに、Bon voyage !」((最後はちゃんと決めて下さりますです))

<エンディング>

<次回予告> 城  「今君とここで出会えた喜びに乾杯!」(冴子さんの恋物語です)

<今回の「以上」> 1回 (+菜穂ちゃん1回)でした


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