Sommelier Vintage5

1998.11.10 Tue pm10:00〜10:54 on air

レポ中、< >はシーンの説明,(( ))は個人的なコメントです。


<街頭>

やくざ風の男にぶつかりながらもいつもの城君が一人歩いている;

  城  「今年もまたこの季節がやってきたんだ。とれたての若い葡萄たちが立派な
      ワインとなってやってくるこの季節が。瑞々しい香り、そして新種らしい
      葡萄の生命力。ほら、僕はこんなにも待ちくたびれているんだ、きみたち
      ヌーボーが今年も新しい風となりやってくるその時を」

     ((以上、城君のヌーボーに対する歓びをノーカットでお届けしました(笑)))

<本社>

大久保が来ていて、店が変わりつつあると木崎に自信満々に伝えている。

<LA MER ホール>

やくざ風の男が保証人の榎本の所に借金の取り立てにくる。厨房に隠れる榎本。

<本社>

部長の木崎に「(店にはもう)何の問題もありませんから」と言った大久保に店からHELPの電話が。大久保「問題あるじゃないか」(笑)

<LA MER ホール>

城に借金取りを強盗犯のときのように追っ払うように頼む菜穂たち。が、城は「あそこです」と榎本のいる厨房の方を指さす。店の外に逃げ出す榎本。見損なったという菜穂たちに城君は、客の事を第一に考えただけだと言い、

  城  「借金取りならお金を返さなければ何の解決にもなりません。以上」
  菜穂 「あんたが異常よ」((冷静に突っ込んでくれる菜穂がナイス!))

<番組のタイトル>

Inagaki Goro / Kanno Miho / Suzuki Anju / Takeda Tetsuya
dans
Sommelier

<LA MER セラー> ((別名 魅惑のワインセラーのコーナー)) \(^o^)/

またまた城にクレームをつけにいく菜穂。人間としては最低だという菜穂に

  城  「どうして君は僕にそうつっかかるんだ? 君、僕のことが好きなのかい?」
     ((視聴者の気持ちをそのまま言ってくれる台本も珍しい(^^;)で、その逆は?))

<LA MER ホール>

榎本を心配する従業員。そこで一人芝居(大笑)をして場をシラケさせる安藤。

  大久保「安藤さんってああいう人だったのか。人の気持ちが分からない」
      ((なんか今日の演出ってすごく変…。今日の演出が分からない、私(^^;) ))

<教会>

春夫に悩みを打ち明ける榎本

  榎本 「昔の相棒を信じた方がよいのでしょうか?やっぱり信じてやるべきだな」

と自分で自分に回答(笑)。

  春夫 「私は何?」
と呆然(苦笑)。

<LA MER ホール 夜の営業時間>

柳原という芸能人が店にやってくる。たのんだワインはシャトー・マルゴー。そこに店に戻ってきた榎本は柳原と漫談風話し始める((コテコテじゃない!))榎本は柳原の借金の保証人になっていたのだが、既に金は柳原が返したと言う。

  大久保「これで一件落着だ」

に対し、

  城  「だったらいんですが・・・」

<LA MER 支配人室> 

パソコンを睨みながら榎本の経歴を検索する冴子と大久保さん。

↓(そのまま場面がリンクして)

<LA MER 厨房>

昔、榎本と柳原が漫才コンビを組んでいたのだと話をする安藤。

<LA MER ホール>

柳原が帰っていく。柳原が本当にお金に困っていないのだろうかと疑う城;

  城  「腕時計をしていなかった。タレントといえば時間に厳しいはず、なのに…」

店の外では柳原が榎本に新しくつくる事務所に来るよう誘う。その様子を伺う城。

  榎本 「俺がこの店を辞めると大変なことになるんだよ」

と一旦は誘いを断る。

<LA MER 支配人室>

菜穂が入ってくる。城のようなソムリエを目指す気になったかと聞く冴子に

  菜穂 「人間としては最低です。絶対に認めません」

菜穂は、城を口説いた方法を聞きつつ帰っていく。横でニヤニヤしている大久保に向かって

  冴子 「誠意です!!」

<LA MER ホール>

夜のLA MERで一人考える榎本。そのまま場面は昼の営業時間。城の指示の下順調に働く従業員((こんなに働く城君、はじめて見た))。それを見て榎本は自分がギャルソンとして店に不要だと判断してしまう。そんな榎本の様子に城だけが気になる様子。((こういう城君のさり気ない気配りがいいですね))

<LA MER 厨房 昼の休憩時間>

榎本は落ち込んだ様子で昼の休憩に店を出て行く。

<某ビルの一室>

榎本の柳原の待つビルに出向く。事務所の資金を柳原に渡す榎本。心配する榎本に柳原は明日も遊園地でのイベント司会があり、仕事ならあると言う

<LA MER ホール>

決心した榎本。みんなに「ちょっと聞いてくれるかな」と打ち明け始める。

<LA MER 支配人室>

冴子が城をワインの試飲会に連れ出すと大久保に告げているとき、香織が入ってきて「榎本さんが急にお店辞めるって!」

<LA MER ホール>

榎本の転職を最初は反対しつつも最後は応援する従業員。

<翌日 某電車内→某駅構内>

電車で試飲会に出掛ける冴子と城君 (当然、城君はソムリエ服姿です)。そして駅。冴子が改札で引っ掛かっている間にまた消えちゃう城君((またも早消えの得意技を披露!!))

<ビルの一室→ビルの外の路上>

榎本が柳原のいるはずのビルに来るが、そこは実は洋服の卸業の会社だった。唖然とする榎本がビルを出たとき、裸のマネキンを乗せた台車にぶつかる。転がる台車。その先には試飲会に行ったはずの城がマネキンをキャッチ!左手はマネキンの胸をガッチリつかんだまま次のように語る城!;((やっぱり今回演出が変!!でも許せてしまうのがこのドラマの特長ね。))

  城  「綺麗な洋服を着けているときは本物のように見えても、
      全てを剥がしてしまえばただの人形にすぎない。騙されていたんですね」


そう言われて、その場を立ち去る榎本。

<LA MER 支配人室>

冴子は店に届いた一通の封書に目が留まる。

<LA MER 厨房 昼の休憩時間中>

  香織 「今日(遊園地で)何もイベントやってませんよ」

<某遊園地の屋外ホール>

当然、イベントもなく、誰もいない会場。榎本はステージにあがり一人で漫才を始める。そこに一人の拍手が鳴り響く。

  城  「一緒にワインを飲みませんか?」<
     *今回のワイン:SAINT-AMOUR 1997年

城が手にもつワインはボジョレー。日本ではボジョレー・ヌーボーとして安物ワイン、流行ものと決めつけられているワイン。

  城  「じゃぁなぜ人はヌーボーを飲むようになったのでしょうか?
      収穫の喜び、新しい年への期待、ヌーボーにはそんな人々の思いが
      込められているんです。過去にこだわっていたら新しい年は始まらない。
      昔の夢にいつまでもこだわっていたら今の自分を見間違えてしまう」


さらに城は榎本が自分は店に必要のない人間だと思ったことが、間違いだったのだと告げる

  城  「あなたはあの店に必要な人なんです」 ((う〜ん、感動です))

そこに(都合よく(笑))勢揃いの従業員。冴子の差し出した封書には客からの榎本への気遣いに対する礼が書かれていた。

  城  「さぁ飲みませんか?
      まだヌーボーとはいきませんが、ボジョレー サンタムールです」


城の差し出したワインを飲む榎本

  城  「お客様にサービスすること、それはステージで拍手を受けるのと同じぐらい
      すばらしいことだと思いませんか?」


その様子を陰で見ていた柳原が現れ、お金を返し謝る柳原。一件落着です

<遊園地の園内 帰途につく"城君以外の"従業員>

冴子は菜穂に

  冴子 「これでもまだ人間として最低だと思った?城君が日本に帰って来たのはねぇ、
      城君なりに過去に区切りをつけたかったんじゃないのかな?」

     ((意味深な発言ですね。今後、どう展開されていくか注目です。))

だが、菜穂は「冴子さん、やっぱり最低だと思う。あれ」と言った菜穂の指先には…

  城  「今まさに迎かえんとする新しい季節に、乾杯!」

と、観覧車の中で乾杯しちゃう城君。((そっか、遊園地で高いところというと観覧車の中になるのね。まさか観覧車の中のソムリエが見れるとは…。前回予告が観覧車の中だとは思いませんでした。次はどこだ!?))

<エンディング>

<次回予告> 城  「お幸せに、Bon voyage !(次回は小西さんがメインです)
((それよりも、私は剣を持ったごろちゃんにうっとり。このドラマだと、こんな演出もありなんですね。今回は予告に取り乱してしまいました。さすが騎士様だわ。もう、ドラマの中で何でもやっちゃって下さい!))

<今回の「以上」> 1回でした


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