ここではとにかくごろちゃんがテレビ出演したものについて、番組レポと適当な感想と入り乱れて勝手なことを書いているコーナーです。 <<私自身がチェックできた番組>> 『ミュージックステーションスペシャル』 01.3.30 Fri 19:00〜21:48 テレ朝系列 『知的探検スペシャルII「時間の迷宮」』 01.2.12 Mon 〜 2.15 Thu 23:00〜23:45 フジTV系列 『ミュージックステーションスペシャル』 01.3.30 Fri 19:00〜21:48 テレ朝系列 ページの最初へ この週は「未来の瞳」も最終回で、「特命」も無く、「スマスマ」もお休みで、久々に吾郎君を見たぞ〜、という気分になった今回のMステ。やっぱり吾郎君見てると幸せだわ〜。 『知的探検スペシャルII「時間の迷宮」』 01.2.12 Mon 〜 2.15 Thu 23:00〜23:45 フジTV系列 ページの最初へ 昨年、吾郎君がナビゲーターを努めた知的探検SPの第2弾の登場です。第2弾に引き続き吾郎君が起用されるというのは素直に嬉しいですね。 さて、本編の前に、まずはこの日のめざましTVでの吾郎君の番宣。この日の夕方のニュースにも出ていたらしいのですが、関西ではどうあがいたって流れるはずがないんだよねぇ…(涙)。なもので、めざましオンリーのレポです。吾郎君の登場は 7:31〜の芸能コーナー。スマスマの罰ゲーム以来の登場で、どう見たって眠そうな雰囲気…(笑)。そして折角、軽部アナが紹介してくれているのに、じっと顔を覗き込んだりして… <><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><> と、前フリが長くなってしまいましたが、以下、本編のレポ風感想です。 第一夜 9秒の詩を書く男 (01/02/12 on air) 番組冒頭・・・いきなり本日のメインイベントはやってきます(^^;)。映像はシドニーオリンピックの陸上競技場; 吾郎 『人間はどこまで速く走れるのだろう? 僕はふらっとスタジアムに行ってみる…』 陸上競技100m走決勝のスタート直前。レースに臨む選手たちの間に、なぜかグレーのトレーナー姿(フード付き(爆))のGoro Inagakiの姿があります(爆)。場内アナウンス; Lane 5 『Maurice Greene ベストタイム、9秒79の世界記録保持者』 Lane 6 『Goro Inagaki 速さは未知数…』 が流れます(そりゃ、速さは"未知数"だわな…)。このアナウンスと共に、フードをはずす吾郎君。ちゃんとカップヌードルのCMのように合成されて、吾郎君自身も緊張感があるようなそれっぽい演技をしていて、もちろんCGの力が多分にあるのだろうけど、ちょっと本当に吾郎君がグリーン選手と並んでいるような気分(笑)。でも、そんな気分になったのは一瞬で、すぐにこの後、コミカル調になっていってます。吾郎君、いきなりスタートで出遅れますが、吾郎君の体が白く光り、その後、吾郎君だけ早送りのアニメみたいに猛然とスパート!!(爆)。 『日本のinagaki、出遅れていますが・・・ここから早い早い早い! ものすごい速さでトップのモーリス・グリーンに迫ります。さぁ、優勝は?!』 ゴールテープをほぼ同時に切るグリーングリーン選手と吾郎君。しかし、ゴールの瞬間の映像を拡大してみると、吾郎君の伸ばした人差し指分だけが早くゴールラインを割っている: 吾郎 『わずか指一本の差・・・これが男子100mにおける100分の1秒の世界だ』 その100分の1秒のために、人間の限界へ挑戦するスポーツ選手の姿が、今回描かれていきます。 吾郎 『スポーツのあらゆる場面で繰り広げられる人と時間との戦い。 そこにはどんな秘密が隠されているのか…』 そして、場面は変わってCGで描かれた巨大な時計盤の上にいる吾郎君。今回のナビゲーション吾郎君のいる基本となるセットは、この巨大は時計盤と、遠方に見える風車のような巨大な風車が回っているような、そんなCGで構成されています。それともちろん今回のナビゲーターとしての衣装も「白」が基本です(^o^)。 吾郎 「僕の時間は、僕が生まれたときから既に始まっていたのでしょうか? いいえ、僕のひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃおばあちゃんが 誕生したときから、既に僕の時間は始まっていたのかもしれません。 今日から4日間、1秒の100分の1や、1000年後の時空を旅する人たちと 出会います」 吾郎 「あなたはきっと時間に追われています。気づくと時間を追いかけて います。そんなに急がなくていいんですよ。 ようこそ時間の迷宮へ!」 と、ここでオープニングテーマ。そのテーマ音楽と重なり、吾郎君のナレーションが続きます: 吾郎 『これ以上、必死に時間を駆け抜けて、僕たちは何処へ行くのだろう・・・』 この台詞で私は佐竹城を思い出してしまいました。ここでの吾郎君の「そんなに急がなくていいんですよ」で、城君の「あなたはあなたのままでいいのです」という優しさを連想してしまった。今回の吾郎君のナレーションもいい感じです。 この後、アジアで10秒00の記録を持つ日本の伊東浩司選手…あと100分の1秒〜距離にして約10cmの壁を誰よりも強く感じている選手の話や、先程のモーリス・グリーン選手のインタビューなどが登場します。 グリーン「速く走ると言うことは一遍の美しい詩のようなものだ」 と語るグリーン選手。これが第一夜のサブタイトル『9秒の詩を書く男』につながってるんですね。そのグリーン選手の詩(=走り方)の解明が、スタート直後、中盤、ラストスパートと順番に使用する筋肉の使い方を解説しながらなされています。そしてグリーン選手の口から語られる今後の目標は9秒76・・・ 吾郎 『世界最速の男は次の目標に向けて確実に始動していた。9秒79から9秒76。 ・・・その差0.03秒。距離にしてわずか30cmで彼の夢は叶う…』 次は'00年プロ野球セリーグホームラン王の松井選手の場合。時速140kmのピッチャーの投げるボールがバッターの所に届くまでの時間が0.46秒。その0.46秒の間のバッターの時間との闘いについての紹介です。 松井選手はそのバットスイングの速さ(0.17秒)が平均的なバッター(0.22秒)よりも早いため、より長い時間、ボールを見定めることができます。つまり、平均的なバッターがピッチャーがボールを投げてから0.18秒後、ボールが7.2mの距離でバットを振り出さないといけないのに対し、松井選手は0.23秒後、5.2mまで引きつけることができる。そしてさらに・・・ 吾郎 『ボールがベースにボールが届くまでのわずか0.4秒の闘い。 できるだけ長い時間でボールを見定めようとする松井。 彼がたどり着いたのは、0.4秒の中の時間の取り合いではなくて、 0.4秒をどうやってピッチャーと共有するかという境地だった』 ここから話は、そのスポーツの中で、どう時間を共有していくか、という所に話が移っていきます。例えば、ちょっと観点を変えて、陸上競技のスターター 野崎忠信さん64歳。スポーツにおける時間にこだわりを持ち、「よーい」から「ドン」まで、陸上選手にとって理想的な2秒間を作り出す。 吾郎 『理想のスタートを作る2秒の間・・・』 吾郎 『優れたスターターはゴールの時間を作るという。あの東京 オリンピック以来、2秒という時間は彼の体に刻み込まれてきた』 再び迷宮の吾郎君のナビゲーションにより、また別のスポーツと時間に関してのエピソードが語られます: 吾郎 「ゴールの時間では時々驚くような奇跡が起こります。 男子、50m自由形…」 それはシドニーオリンピックでの話。水泳のアービン選手とホール選手は男子 50m自由形の決勝で、同タイムで21.98でゴールし、共に金メダル取る。 吾郎 「この種目で100分の1秒の違いは長さにしてわずか2cmの距離。 奇跡の同タイム、不思議なことに彼らは友達でした・・・」 そして、番組最後に再びモーリスグリーン選手のインタビューの続きが流れます: 吾郎 『最後にグリーンは一つのメッセージをくれた。 世界記録を出したときも、金メダルを取ったときも、 彼が部屋の壁に貼って、毎日見ていた大好きな詩の一節だという… 目がさめたら走り出せ (When you wake up, you'd better be runnning) この言葉の意味を考えながら、僕はスタジアムに向かった」 そして再びシドニーオリンピックの陸上100m決勝戦。グリーン選手と吾郎君のレースの模様がもう一度流れます。あらためて指先1つ分の距離。こうやって番組を見る前と見た後では、この指先一つ分の時間,距離の意味も違って見えてきてしまいます。 (01.2.25) <><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><> 第二夜 1億年のタイムキーパー (01/02/13 on air) ではまず、時刻を決めているのはどこ? 吾郎 『僕たちの暮らしに欠くことのできない時間・・・この時間を一体、 誰が何処でどんな風に決めて僕たちの所に届けてくれるのだろうか?』 現在、日本における時刻(日本標準時)を決めているのは小金井市にある総務省通信総合研究所。そこでは磁場,温度の管理された原子時計を使って厳密に管理されています。1秒とは(原子時計の高温部から飛び出した)原子(たぶんセシウムだと思う)が 9,192,631,770 回だけ振動したときの時間。さらには世界標準時を決めている国際度量衡局においては、こうして世界各国が算出した時間を、一次周波数標準器で比較し、数1000万年に1秒の誤差という時間を作り出しています。 吾郎 『時間は果たしていつからはじまったのだろう?』 吾郎 『僕たち日本人の時間は今から遡ること約1300年前に始まる』 飛鳥時代・・・それは日本において初めて時間が形となった時代。時間を知るための手段としては、漏刻(ろうこく)と呼ばれる水時計が使われています。水の流れを作るために、5つの階段状に並んだ水槽を、管でつなぎ、この水は流れる量により時間を知るというもの。時を計るはじめての装置で、当時は国を治めている象徴ともいえるもの。 オープニングの映像(2匹のお猿さんが登場)での吾郎君のナレーション: 吾郎 『毎日、時間は僕を追いかけてくる。そんな時間を僕も追いかけている。 これ以上、必死に時間を駆け抜けて、僕たちは何処へ行くのだろう?』 さてさて、今回の吾郎君のナビゲーションは、周囲が真っ黒のセットで、衣装は昨日と同じく白の吾郎君です(*^^*)。最初の登場シーン、手には真中が少し膨らんだ細長いガラス管を持っています: 吾郎 「突然のクイズです。このガラス管は一体なんでしょう?」 吾郎君自身もそのガラス管を不思議そうに眺め、指先で「カチカチ」と鳴らしてみたりして…。そして、手元にある黒い砂を、吾郎君の手で一握り・・・この手の中の砂を別のプレートの上に落とします。その砂の入ったプレートをカメラに向けて: 吾郎 「これが僕の時間です」 世界で一つしかない時計作り。世界で一つしかない時計を、時計作り職人の金子實さんと一緒に作りましょう。最初にこのガラス管のまんなかを熱します。金子さんの指導を受けながら、ガスバーナーでガラス管をゆっくりと回しながら、砂時計の真ん中のくびれを形作っていきます: 吾郎 「うわ〜、すごい。なんか水あめみたい!」 吾郎 「これは難しい、思っていたよりも全然!」 砂が通り抜ける細い管の部分はmm単位の手作業だそうです。吾郎君も一応、真剣に作っているのかな?。こういう「物を作る作業」というのは、無邪気になるよね。楽しそうにやっているのがいい感じです。 砂時計作りの方はちょっと置いておいて、時代は今から1000年前の京都に話は飛びます。先程の飛鳥時代のような権力としての時間から、この時代になると宗教を通じて庶民の生活へ浸透していっているということです。宗教上の儀式や修行のため、2時間おきに打ち鳴らされる太鼓=「時」と、30分おきに鳴らす鐘=「刻」を合わせて「時刻」なんだそうな。 そして、時代はもう少し進み・・・いきなり忍者の立ち回りシーン(^^;)。そこに御頭らしきもう一人の忍者が現れ、手裏剣を投げて味方のピンチを救う。その忍者が我らが吾郎君なのだ〜!(^^;)。もちろん忍者姿というナイスなコスプレでございますぅ(^o^)。しかも、実質、吾郎君は立ち回りには参加せず、手裏剣を投げるポーズだけで画面を仕上げてしまうんだから、スタッフの皆様ってやさしい!!(爆) 吾郎 「皆の者、無事か?」 忍者 「はっ」 吾郎 「明日は、明け六つを期して(?)、四方より敵陣に攻め入る。 それぞれ、時を間違えぬよう、例のものを忘れぬようにな」 忍者 「はっ」 と、一応、格好良くキメてます(なのに、なぜか笑ってしまうんだな、私(^^;))。そしてカメラに向かってここで問題です: 吾郎 「忍者が時を知るために使っていた物とは一体、何?」 そして、印を結んで・・・: 吾郎 「・・・ニンニン(^^;)」 このときの照れながら言っているこの表情がまた微妙でいいわ(苦笑)。 この吾郎君が出題した問題の答えは、滋賀県甲賀町、忍者の子孫という中野さんのお宅にあります。当時の書物を紐解いてみると、忍者の使っていた時計は、夜空の星〜北斗七星を基準とした方法と、そしてもう一つその書物に書かれていたのは『六つ丸く 五八はタマゴ 四七は柿の實にて 九つは針』というもの。その意味とは…; 吾郎 「お前のおかげで、今日も我が軍の勝利。ありがとな」 と言って、吾郎君が懐の中から取り出したのは1匹のネコ。先程の書物に書かれていた一節は、『猫目歌』というものだそうで、猫の目の大きさが明るさに対して変わるのを見て時間を知ったのだそうです。・・・などという話はどーでもいいのよ、どーでも!ここはやっぱり「ネコを抱く吾郎君の図」しか私には目が入っていないのよぉ〜〜〜(バカ)。こういうセッティングをしたスタッフはまたまた偉い!! 吾郎 『時は江戸、時下のを守りつづける一族がいた。時の番人』 続いては江戸時代。江戸の町では、町中に鐘を置き、時間を知らせたのだそうです。ここで江戸の町の1日が時刻との関わりのシミュレーションされていきますが、吾郎君の出番も無いので、ここでは当然、割愛。 突然、場面は変わって喫茶店のテーブルと椅子だけのセット。BGMは映画「007」の音楽。黒の帽子にベージュのトレンチコート姿の吾郎君が、喫茶店のテーブルについて、新聞を読みながら辺りを見回しています。ウエイトレスが「おまたせしました」とコーヒーを置きにやってくるが、待ち合わせの相棒はまだくる気配が無い; 吾郎 「遅いな、まだかな?いま何時だ?」 と言って腕時計を見ると・・・その時計は「魚」?吾郎君の腕に装着された魚がピクピク動いています。 吾郎 「こんな時計あるのかよ?(@o@) (と、一応、演技して) でも、これ本当の話。どんな時計?」 と「生きた魚で時間を知る方法とは?」とクイズを出して、ピクピク動いている魚の口に指をやり、魚に噛まれた!というポーズをする吾郎君。とっさに指を口にやり、その後、照れたような笑みを見せたのがこれまた絶品のキュートさがたまらないっす(*^o^*)。 ちなみに、このクイズの答えはフランス北東部の町 ナンシーにある水族館にあります。ここでは、ジムナルクニロティクという魚が1秒ごとに発する(誤差1分/日)のを利用して時計を動かすという試みをしているのだそうです。 続いて画面にはさまざまな世界中の高級時計がうつされます。それぞれの時計が歯車を回し、時を刻み続けています: 吾郎 『過去はもう既にさってしまった 未来はまだ来ない この今は短すぎる… 時間は一体何を残してくれるのだろう? 時の歩みには3通りある 未来は躊躇いながら近づき 現在は矢のように飛び去り 過去は永遠に静止している 時はどこかしら儚い顔を持っている 僕にもあなたにも同じ時間が流れていなければ 僕の時間はどんなものだろう? 宇宙の誕生と共に時は一瞬も休みことなく無限の動きを続ける 時に乗じ浮かび上がる 時に終わり闇に消える それは一瞬の出来事 時は全てのものを熟成させ 全てのものを腐敗へと導く 時ほどに惨いものは無い 時の過ぎるのが早いか遅いのかそれに気づくことが無いようなとき 人はとりわけて幸福なのかもしれない』 このシーン、なかなかきれいで良かったです。映像は時計しか映ってないんですけど、何千万もする時計も中にはあったりして、実はとってもリッチ(^^;)。高級感ある映像と、吾郎君の静かなナレーション、味わい深い映像でしたわ。 さてここで、東京杉並区にあるとある中華料理店のご主人に奥さんから、ちょっとした時間のプレゼント! 吾郎 『慌しい毎日、そんな暮らしの中でホッとできる大切な時間、 そんな輝く宝石箱を、あなたにプレゼント!』 お店のおかあさんが、旦那さんに内緒で、特別に55分で1時間を刻む時計を発注し、自分達のお店に設置します。こうしてお店を開いてから閉店までの間に、ご主人に気づかれないようにして作り出した貴重な時間。ご主人はその奥さんの気遣いに感謝しつつ、閉店後、その時間を利用して二人で食事に出かけます: 吾郎 『お母さんの思いやりで作り出した1時間。 ほんのわずかな時間だからこそ、素敵な時間に気づくのかもしれません』 話を戻して【世界で1つしかない砂時計作り】 引き続き、砂時計職人の金子さんにレクチャーを受け砂時計作りのシーンに移ります。金子さんのガラスをガスバーナーで加工する作業を真摯に眺める吾郎君(あれっ、結局、やってもらってる?)。「おお」と素直に感動しながら; 吾郎 「機械じゃできないですもんね」 金子 「そうですね。最後のこの砂が落ちるところがありますよね。 ここが機械ではなかなかうまくいかない…」 吾郎 「はぁ…」 そして外側のガラス管が出来上がり、砂入れ; 吾郎 「きれいな砂だな、これ!」(←こういう素直さが好き!) そしてようやく砂時計のガラス容器の形ができあがると、その中に、吾郎君の一握り分の砂を入れます。 吾郎 「砂時計見てると、眠くなりますね。眠くなる、見てると!!」 って、単に、本当に眠たいだけなんじゃぁ、と思うんですけど…(収録お疲れさまですぅ(苦笑))。最後にガラス管の口を閉じて、砂時計が完成です。 吾郎 「これでもう、砂は外に出れない」 金子 「そうですね」 吾郎 「封じ込めちゃったわけですね」 吾郎 『僕は気づいた、砂時計を横にしてみると 永遠を意味する記号になるのだ… 一握り分の砂で作った世界で一つしかない砂時計。 僕の時間は小さなガラス管の中で生き続ける…』 今回は、個人的にはこの第二夜が一番好きだったかなぁ…。 (01.03.04) <><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><> すみません、1週間に一夜分ずつと、なんか長々とレポ作成に時間がかかっています。吾郎君の露出度がそれほど高くない番組なので、ここまで書く必要も無いと自分でも思うのですが、書き始めるととことん気になってしまって…。でも、第三夜,第四夜は個人的に消化不良でして、若干気合が薄れ気味かもしれません m(_ _)m。 第三夜 3001年に目覚めたら (01/02/14 on air) 番組冒頭、透明の楕円状のカプセルの中に横たわっている吾郎君。もちろん、衣装は基本の白です!。このカプセルは『ワームホール型?』タイムマシンだとか何とかを表したものとテレビ誌には書いてあったような気がしますが、番組内では何も説明されなかったので、一体何の事やらよくわからない…(苦笑)。でも、こういう普段見慣れないアングルで吾郎君を眺めるというのは、ちょっと貴重かもしれないと思いながら見てしまいました(*^^*)(←ほとんど観賞用になっている)。 吾郎 「人類究極の夢、タイムマシン。 時間と空間を飛び越えて、どこへでも行ける乗り物があったら・・・ ひとびとは長い間たいむましんに憧れ続けました。 この夢の機械を最初に思いついたのは、イギリスの小説家 H.G.ウェルズ。 今からおよそ100年前の1895年に書いた処女作『802,701年』で 時空を越えて飛んでいってしまいました」 タイムマシンそのもののアイデアは、映画『タイムマシン』(1959年)の宇宙駒型、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン(車型)なんていうものがありますが、果たして本当に実現できるのか?が今回のお話。 吾郎 『タイムマシンで時空を超えるのは少し恐い気がする。 ・・・時間旅行に出かけよう』 毎度おなじみのBGMが流れ、オープニングの映像(2匹のお猿さんが登場)での吾郎君のナレーション: 吾郎 『毎日、時間は僕を追いかけてくる。そんな時間を僕も追いかけている。 これ以上、必死に時間を駆け抜けて、僕たちは何処へ行くのだろう?』 最初に登場したのは、現在、アメリカ・サンディエゴでタイムマシンの開発を真面目にしている青年の話。重力に歪を生じさせ、時空を越えるための無限のエネルギーを生み出すんだって。要は小さなブラックホールを生み出すのだそうな。 ちなみに、特命リサーチでは過去に遡るタイムマシンは実現不可能という調査結果に終わっています(1999/05/23放送分 リサーチファイル No.0835 参照)。なので、ここでの説明はもう少し議論を突っ込んで、特命リサーチ風に言うなら(相対性理論?では)未来へのタイムマシンは可能だとか、冬眠(冷凍)により未来へ行けるとか、科学的なアプローチを加えて欲しかったんだけどなぁ。 吾郎 『様々な時間操作、命の時間も操作することができるのだろうか?』 さて、次は・・・ここから話がタイムマシンから大きくそれていったような気がしますが・・・日常における「時間操作」の話。回転寿司の回転速度,自動改札の切符が出る速度や信号機の制御についての話が登場します(でも、吾郎君の出番は無いので割愛)。 そして、ここからが本日の本題。「生命」と「時間」のお話です。 大阪 天王寺動物園での命の時間を守る試み。チンパンジーのリッキーの子孫を残すために、精子を採取し、人工授精をしていこうという試み。リッキーの飼育担当者はいいます「時間は流れてるもの、それから止め様の無いものだと思うんです。ただ引き継ぐことはできるものかな、と思うんですね」。その精子は神戸大学付属農場に日本で最初に作られた『ZOO BANK』で、1000〜2000年の後の世まで保存される。 吾郎 『アメリカ、ロサンゼルス、人間の命の時間も変わり始めている。 ブレンダリン・ヴァーノフちゃん。 お父さんが亡くなった4年後、彼女は生まれた』 吾郎 『SFのような話が世界ではじめて現実となった。 命の始まりの時間を追う…』 その少女は父親の死の直後取り出された精子から、人工授精により生まれた。母親の強い思いによって…。 吾郎 『深い愛情によって少女は時間を超えた』 吾郎 『医療は現代のタイムマシンなのかもしれない。 限りある命の時間、命の時計の秘密はDNAが握っている』 細胞の持つテロメアが細胞分裂1回するために短くなり、やがてなくなると死滅する(これも特命リサーチ参照…かな?)。心臓には心臓の、肺には肺の寿命がある・・・ 吾郎 『全米で注目を集めた始球式がありました。 マシュー・スコットさん。彼の左腕は他人の腕を移殖したものです。 (始球式の映像)ピッチャー投げました。ストライク! 腕を移殖して、これほど回復した人は今まで誰もいません』 左腕を失ってから、自分の時間が止まってしまったスコットさんは、自分の子供達とキャッチボールをするために、腕の移殖を決意し、手術は成功する。 吾郎 『週末、子供達とキャッチボールをする。 左腕から新たな時間が始まっている』 そして、話はまたまた飛んで、アメリカのティッシューバンク(tissues bank:医療に役立てるために人間の骨や皮膚を加工・保存する機関)の話。切り口としては「永遠の命は可能なのか?」というテーマに基づき紹介した話だとは思うのだけど、今度は急に、実感できない話に飛んでしまってます。 ティッシューバンク(tissues bank)・・・正直、これは私には恐かったなぁ。こういう話は、頭の中では技術として理解することはできるけど、感覚的にはまだ受け入れにくいというか…。こんなことではいけないのだろうけど、「この究極の医療技術が現在考え得る最高のタイムマシンだ」とでもいうようなストーリー展開は、リアルすぎて知的探検SPではやって欲しくなかった、というのが私の本音です。それにしても「BLACK OUT『DNA』」の譲一郎君の話って、有る意味ホント、今の話なんですね。 吾郎 『移殖から人体再生へ、日本では人工的に体を再生させる試みが始まった』 筑波大学での肝臓の細胞を培養し、肝臓の機能を人工的に作り出す試み、京都大学の培養皮膚の例など培養細胞の話。今、2010年に向けて実用化に向けて研究が進んでいます。これらの技術により150歳の寿命を突破できる見込みだという。 吾郎 『今、僕たちは150年の時空を超えるタイムマシンを手に入れようとしている』 最後はもう一度、タイムマシンに横たわる吾郎君のサービスショット(^^;)! 吾郎 「夢の存在であるタイムマシン・・・。でも私達のすぐそばでは 現代の技術によって意外なタイムマシンが誕生しています。 例えば、この紙・・・」 という吾郎君が手にしているのは『OKプリンス上質紙』(強度特性において、1000年使用可能とのデータがある)というもの。 吾郎 「実は、1000年もの間、存在しつづける紙なのです。 1000年経ったら、僕もあなたも存在ていません。 でも、この紙はその長い時間を超えて残っていくのです。 あなただったら、この紙に何を書きますか?」 『もしかしたら、次にあなたとお会いできるのは、1000年後の朝ですか?』 結局、タイムマシンの話は前座程度で、医療におけるタイムマシンという切り口の第3夜でした。素直な意味でのタイムマシンを期待していた私としては、「時間の迷宮」のテーマとは少し違うような気がして、妙な感じがしてしまいました。だって、いくら精子や卵子を保存して、その子孫が1000年後,2000年後に誕生したとしても、“3001年に目覚める”のは“別の自分”なわけだから、その人が時空を超えるわけではないこの話はとても不自然に感じたんだな。最初からタイムマシンなんて切り口じゃない方が、個人的には良かったかなぁ…。 <><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><> 最終夜 0.1秒の永遠 (01/02/15 on air) それが本日のテーマです。どちらかというとショートストーリーを並べたオムニバスドラマみたいな感じとでもいうのかな?(^^;)。でも、なんか最後はますますよくわからないまとめ方になってません?『体内時計のミステリー』はいいけどさぁ…。 時間ミステリー1「出来事がスローモーションのように見えることがある」 まずは、緊急時に目に見えるものがスローモーションのようになることがあるという話。ここでは吾郎君が実際にモデルとして再現フィルムに登場しています♪。内容的にはやっぱり特命リサーチなんかで見た記憶があるのですが、吾郎君が登場さえすれば、それはそれで許す!(爆)。 吾郎 『あなたはこんな経験をしたことはないだろうか? それは一匹の犬が突然僕の目の前に飛び込んできた瞬間から始まった。 危ない!、と思った瞬間、僕の世界はスローモーションになった。 一瞬の出来事だったはずなのに、僕は永遠の時間を感じていた。 “出来事がスローモーションのように見えることがある”』 夜道、車の運転をしている吾郎君(横顔が素敵(*^^*))。その目の前で、横断歩道に一匹の犬が飛び込んできます。驚いて、ブレーキを踏み込む吾郎君の映像が入ります。 このとき、吾郎君の脳の中では、そのときの映像がスローモーションのように再生されています。何が“時の感覚”を変えたのか・・・「危険が迫っている」という信号が脳に到達したときに、脳が多くの情報を取り入れ、処理しているという。それは身を守るための時間。 再び再現フィルム。横断歩道の直前で車はストップ。その横断歩道を犬を連れた少女が走り去っていく。ホッとした表情を見せる吾郎君。ここで役者の吾郎君を堪能(?)できるとは…(笑)。 吾郎 『時計の針が刻む時間だけが、僕たちにとっての時間なのだろうか? ほんの一秒が永遠の長さに感じられるときもあれば、 一年があっという間に過ぎてしまうことがある。 今夜は僕たちの心と体にあるもう一つの時間の迷宮へ。 あなたの身近にある時間のミステリーが始まります』 毎度おなじみのBGMが流れ、オープニングの映像(2匹のお猿さんが登場)の後は、ジェットコースターの時間に関する秘密について。「花やしき遊園地」のローラーコースターの例(コースターと回りの対象物との距離を近くすることで、ぶつかりそうなスピード感を出している)と、富士急ハイランドの「FUJIYAMA」の例(速度と加速度、それにかかる時間で演出がなされている(最高加速度3.5Gのかかる時間は0.1秒))が解説されますが、これも吾郎君が登場しないので、これ以上の解説はパス!。 吾郎 『本屋さんに行くとなぜかトイレに行きたくなる』 ということで、続いては時間ミステリー2「本屋さんでなぜかトイレに行きたくなる」の解明。これは本屋で瞼(まぶた)を下に向けて立ち読みを続けることにカギがあるそうです。瞼は交感スイッチがオン、瞼を伏せると交感スイッチがオフになる装置で、交感スイッチがオフになるとリラックスし、本屋で30分程度立ち読みを続けると、丁度、体がリラックスしてくる時間になるらしい。 そして唐突に白衣&眼鏡姿の吾郎君登場!!!おお、この映像はヤバイっすよぉ〜〜〜〜(←我を忘れてる)。 吾郎 「古代ギリシャの哲学者、プラトンは自分の学校の生徒達を叩き起すために こんな目覚し時計を考えたといわれています」 これは「世界で最初の目覚まし時計は?」についてのデモンストレーション。何やら鉄製の丸いお盆のようなものを手にしている白衣姿の吾郎君。ギリシア時代の建物の柱のようなセットの前に、お盆を頭の上に掲げて立っています。やがて、頭の上に柱の上から鉄の玉が落ちてきて、ものすごい衝突音を響かせます。これが、「プラトンの目覚し時計」なんだそうな。 ここで、プラトンが考えた目覚まし時計の紹介。水槽に浮いた容器に、金属の玉が入っています。そして、吾郎君は水の入ったジョーロを手にしています; 吾郎 「このギリシャ時台の目覚し時計についてご説明致します。 円柱の一番上に、丸くて軽い洗面器のようなものが取り付けられています。 その上にたくさんの鉄の玉を載せて下さい。 電気もガスも無かった時代にプラトンは考えました。 水の一滴、一滴が時を刻むことを・・・」 この水槽に水を入れていけば、やがて金属の玉がこぼれ落ち、それが金属の受け皿とぶつかる音で目が覚めるという原理になっています。実際に吾郎君が水を注ぎいれると、玉が零れ落ち、さきほどと同じく大きな金属音が響きます。そして、カメラに向かって; 吾郎 「おはようございます」(*^^*) この吾郎君のアップで「おはようございます」は反則だよなぁ。一瞬の映像だったけど、ちょっと胸を打ち抜かれてしまいましたわ〜。実はこの日のベストショットがこれだったりする私・・・(バカ) というわけで(どういうわけだ?)、話は次に移り…; 吾郎 『朝寝坊は根性の問題か?』 と、「快適に目覚める秘訣は?」というテーマに移ります。ここでは、快適に目覚めるには太陽などの光を浴びることで目覚めが良くなる(体内時計を調整する)という話。時差ボケの治療も同じね(確かこれも特命で見たんだよなぁ…)。 番組内での基本スタイル、真っ白な服装で吾郎君が登場。セットは何も無く、真っ白な空間です。 吾郎 「明日の朝目覚めたら、窓を開け、太陽の光を浴びよう! 太陽が僕らにかけがえのない時間をくれるのだから・・・ さぁ、僕たちの時間を取り戻すんだ」 そういい残してセット後方に吾郎君は歩き去り、真っ白な空間の中に消えていったりして、いい演出だわ。 CMを挟んで、例の巨大時計のCGを背景にして吾郎君が時計につながったスイッチを片手に登場です。本日唯一の素の吾郎君が堪能できるコーナーで、一番貴重なコーナーでございます(笑)。 「さぁ、あなたもチャレンジしてみてください。時間間隔のチェック!」 人それぞれ同じ10秒でも感じ方が違います。というわけで、まずは吾郎君で実験してみましょう。目をつぶって、ステップを踏みながらカウントを数えて・・・1,2,3・・・10。気合を入れてスイッチを押して、時計のタイマーをストップさせます。 吾郎 「(笑)。あれっ?あれっ、でも、いいんじゃない? (数字を読みながら)10秒18ですか?結構、優秀じゃない?」 と、自画自賛している吾郎君ですが、確かに見事な時間感覚でございますぅ。やっぱりテレビの仕事をしている人って、時間の間隔が鋭いものなのかしら?ちなみにこの後に登場するモーリスグリーン選手の10秒は「7秒38」。吾郎君の優秀さが際立ちます(笑)。 ここで取り扱う時間ミステリーは「どうして年をとると一年が速く過ぎるのか?」。大人と子供の時間の感じ方についてのミステリーの解明です。 吾郎 『どうして年をとると一年が速く過ぎるのだろう?』 生き物は自分で時間を創る。大人と子供では活動量が異なり、子供の方が同じ時間でも活動量が圧倒的に多いそうです。そのために、同じ時間でも、子供の方が長く感じるらしい; 吾郎 『子供頃、時間は永遠に続くと思っていた。 学校は今日も明日もあったし、楽しいことや悲しいことも、 枯れることの無い泉のように、時間はたっぷりとあった』 そして、大人になると時間が早く経つように感じるのは、活動量の違いだけではありません。もう一つ、大人ならではの時間間隔があります。 吾郎 『時間はあなただけの歴史が創る』 年をとると、時間が絶つのが早く感じるのは、経験による時間間隔の変化。知識や経験、行動のパターンが刻まれた分、行動がスムーズになり、時間が早く経つような気がするためだそうです。 吾郎 『大人と子供ひとりの人間の一生の間には、それぞれ早さの違う川の如く、 時の流れが存在していると考えられるのだ。 耳を澄ませば小さなリズムが聞こえてくる。 母の胎内に始まり人生を終えるその瞬間まで途切れることなく刻まれる泉。 このたゆまないリズムを刻むのは、一人一人に宿る拳一つ分の臓器、心臓。 東京大田区、たまがわぞいの小さな町工場が世界の注目を集めている。 ここにもう一つの時間を作り出す男がいる。 彼が出掛けてきたのは人工心臓・・・』 ここで、また話が切り替わるのが唐突な気がしてしまうのですが、話は時間を創るエンジニアの話・・・; 吾郎 『医者でも研究者でもない。だからこそ素直に、心臓の機能の 複雑さ,美しさ、そして創りだす時の流れの素晴らしさが人一倍分かる』 その男性が町工場で作っているのは、医療機関で心臓手術の際に使われる人工心臓。・・・その人工心臓が脈打つ動き、それが心臓の創る時間; 吾郎 『一回一回の心臓の鼓動は人生という大きな時計の秒針なのかもしれません』 そうして、最後は津軽三味線の奏者 木下伸市さんの中の時間が紹介されます(だからこの辺の話の展開が突然すぎるんだよなぁ。ちょっと無理がないかい?って、単に私の頭がついていけてないだけかしら?)。「今」とはどういう時間なのか?時間の芸術を形にする男・・・; 吾郎 『若き天才、津軽三味線奏者、木下伸市』 吾郎 「60秒、あなたの時間を見つめてください」 その吾郎君の紹介で、一度きりの「今」を三味線で表現する木下さん。題して「津軽じょんがら『時間の迷宮60秒バージョン』」を目の前で演奏して頂きます。演奏が終わり、吾郎君とトークです。 吾郎 「いやー、すごい! 僕はあの、初めて、そういう間近で三味線、こういう音を聞いたんですけれど」 木下 「あぁ、そうですか」 吾郎 「なんか、響きますね」 木下 「結構、あの、力強く叩いていますので」 吾郎 「あ、そうですか。なんかラバーソール履いていらっしゃるから、 ロカビリーの方かなと思ったんですけど…」(^^;) 木下 「(笑)」 吾郎 「(笑)。いや、でも、その曲が60秒ってことなんですか?それとも感覚ですか?」 木下 「感覚で。あの即興ですから。津軽三味線はほとんど即興ですから」 吾郎 「えっ、今、即興でやられたんですか?」 木下 「そうです」 吾郎 「じゃぁ、この即興、ホント、僕しか聴けなかったわけですね。ああそうですか」 木下 「だからもう一度やったら全く違う曲になります」 吾郎 『民謡歌手を父にもち、和歌山で育った木下は独特な音楽環境で育った』 木下さんは物心がついたときから民謡を子守唄代わりにして育ったそうです。毎日16時間、三味線の練習をし続けた木下さんは、三味線の始めの一発の音で、その演奏者の力が分かるそうです。 吾郎 『津軽三味線はほとんど即興で弾く、いわば時間の芸術である。 自分の中に流れる時間を意識して生活することはあるのだろうか?』 長い時間も、短い時間も、人生や経験が表現として表れてくると木下さんは語ります。 番組最後は吾郎君のナレーション: 吾郎 『毎日時間は僕を追いかけてくる。そんな時間を僕も追いかけている。 空を見上げてみたらいい。太陽が、星が、月が、生き物が、花が、そして風が・・・ みんな自分の時間を刻んでいる。 それらを束の間見つめるだけで、あなたの、あなただけの時間が見えてくる・・・』 このメッセージで、最終夜は終了です。えっ、これで終わり?という気分(苦笑)。最終夜はこまごまと色々詰め込みすぎかなぁ…。 全体的には、・・・本音を言うともう少しメッセージ性を主張して欲しかった。去年の「記憶の海へ」は素直に記憶の神秘的な面に対して色々と考えを巡らすことが出来たのに、今回は淡々と取り上げたエピソードがメインで終わってしまった気がします。 |