吾郎のソナタ

04.07.08〜04.09.30(全13回) Thu 24:50〜25:20 TBS系列 にて ON AIR
 

第1回放送分
04.07.07
(MBS 04.08.04)
第2回放送分
04.07.14
(MBS 04.08.18)
第3回放送分
04.07.21
(MBS 04.08.31)
第4回放送分
04.07.28
(MBS 04.09.07)
第5回放送分
04.08.05
(MBS 04.09.09)
第6回放送分
04.08.12
(MBS 04.09.14)
第7回放送分
04.08.19
(MBS 放送なし)
第8回放送分
04.08.26
(MBS 04.09.16)
第9回放送分
04.09.02
(MBS 04.09.23)
第10回放送分
04.09.09
(MBS 04.09.28)
第11回放送分
04.09.16
(MBS 04.09.30)
第12回放送分
04.09.23
(MBS 04.10.05)
第13回放送分
04.09.30

(MBS 04.10.07)
吾郎の細道はこちら


♪番組の説明

『吾郎の細道』に続いて、その流れを受けて始まった番組。
出演者が吾郎君と一般(?)奥様というのは従来どおり。
内容は、某海外ドラマ『●のソナタ』をパロディって、一般(?)の奥様との”ごっこ”をするコーナーと、それ以外のコーナーとから構成されています。
このそれ以外というのが、放送によって、初恋の彼氏と再会したり、風水鑑定があったり・・・。『吾郎の細道』以上に試行錯誤が感じられます。
でも、この番組が始まる前には、次の『Goro's Bar』を連想させる”女性芸人さんとのトーク”みたいな内容もチラッと公式HPには掲載されていたと思うのだけど、その辺は先送りになり、場つなぎ的な番組になってしまったんじゃないかな?その辺の中途半端さが非常に残念でした。それなら『吾郎の細道』のそのままでも良かったのになぁ…。


 

第13回放送 TBS:04.09.30 MBS:04.10.07

真っ暗なスタジオで、一人立っている吾郎君にスポットライトが当たり、視聴者に向かって語り始めます。それに、笑福亭鶴光さんの”ティンカーツル”口調のMCが重なる格好で進行;

  吾郎 「突然ですが、今夜で吾郎のソナタは最終回を迎えます」

  ツル 『おお!吾郎はん。ティンカーツルでおま。まぁ、よう、半年間、
      世間の奥様を癒してきたのぉ〜、お疲れさま!』
  吾郎 「あ、お疲れ様でした」
  ツル 『ところで吾郎はん』
  吾郎 「はい」
  ツル 『この番組では、何人の奥様と会ったと思う?』
  吾郎 「いや、数えたこと無い…から…えっ、ちょっと検討もつかない
      ですねぇ」
  ツル 『びっくりするで』
  吾郎 「びっくりしますか?」
  ツル 『60人やで』
  吾郎 「60人?!?!」
  ツル 『うん。それではね、この半年間、吾郎はんが癒してきた人妻』
  吾郎 「はい」
  ツル 『総勢60人をワテと一緒にふりかえってみようか?』
  吾郎 「はい、それではわたくし、吾郎と奥様の総集編をどうぞ』


以降、『出張編』,『スタジオ編』に分けて過去のダイジェスト映像が流れます。全部が放送されたシーンかなぁ、と思ったのですけど、この映像の中で、『吾郎の細道』第2回放送(04.04.14)分の”潮干狩り”で、長靴を履いた吾郎君と奥様の会話;

  吾郎 「どうですか?」
  奥様 「何か、変ですよね(笑)」
  吾郎 「いや。でも、何か」
  奥様 「こういうファッションもありですか?ありますね」
  吾郎 「これだと、どういう鞄が合いますかねぇ?」
  奥様 「どうでしょうねぇ」
  吾郎 「ちょっと大き目の、ちょっとこう無造作に、ボストン系のやつ
      とか」

だとか、第3回放送(04.04.21)分での”東京タワー”で、奥様が『田舎絵へ帰る前に東京の思い出を』なんていう説明ってありましたっけ?(き、記憶が・・・いや、ビデオ見直せばいいのだけど(汗))



そうしてVTRの放送が終わり、再びスタジオ;

  ツル 『このように吾郎はんは、半年間で60人もの奥様を癒してきたの
      です。いやぁ〜、実にいろんな人妻がいたもんやなぁ〜』
  吾郎 「ええ」
  ツル 『まぁ、とにもかくにも、吾郎はんは半年間、ご苦労さんでした。
      お疲れさんでしたねぇ。あの、きっと吾郎はんがねぇ、癒して
      きた人妻たちは、吾郎はんに、大感謝してると思いまっせ』
  吾郎 「本当ですか?」
  ツル 『うん』
  吾郎 「いや、僕もまぁ、感謝してますけどねぇ。その後っていうのは
      全然リアクションが無いし、やっぱ分からないですからねぇ」
  ツル 『うん』
  吾郎 「う〜ん」
  ツル 『それでは、吾郎はん』
  吾郎 「はい」
  ツル 『直接ねぇ、人妻たちの声を聞いてみとくんなはれ!』
  吾郎 「声を?!」

と、意味が分からずにいる吾郎君の背後で、黒い幕が落ち、その後ろにこれまで出演した奥様たちが並んでいたのでした。

  吾郎 「あはははははは。ええ!!!嘘ぉ〜。まいったな、これ」

本当に驚いてるのかな、吾郎君?

  ツル 『60人の中から、比較的、暇な奥さんが17人来てくれたんですよ』
  吾郎 「お久しぶりです、みなさま。いやぁ〜、何か、変な感じ。いや、
      こ・・・まいったなぁ。いたんですか、今、ここに??!」
  ツル 『それじゃぁ、人妻からね、最後にメッセージをね、吾郎はんに
      聞いてもらうで。いいですか。まずはね』
  吾郎 「はい」
  ツル 『記念すべき吾郎の細道第一回で旅をした篤子さんで、お願いします』

そうして、篤子さんと向かい合う吾郎君。

  吾郎 「お久しぶりです。日焼けしましたね」
      (相変わらずよく覚えてるよなぁ、吾郎君)
  篤子 「日焼けしました」
  吾郎 「そうですか」
  篤子 「えーと、第一回目と言うことで、内容も分からずとても緊張し
      ておりましたが、葉山で一日、ご一緒させて頂いている間中、
      色んなお話をして頂いて、本当に楽しく、忘れられない時間を
      過ごすことが出来ました」
  吾郎 「そうですか」
  篤子 「どうもありがとうございました」
  吾郎 「僕ねぇ、一回目ということで、すごいやっぱり印象が強くて、
      ほら、あの、最後、ねぇ、山の景色が見えるところで、うん、
      『吾郎さんはどんな今まで恋愛をしてきたんですか?』、って
      言われて、僕は本気で困りましたね、あのときは」

おお、そんな貴重な映像が放送されていないなんて…(ToT)。


そうして、二人目。

  ツル 『えぇー、旦那に何かにつけては説教され、鬼夫との夫婦生活を
      相談した亜希子さん(第9回放送)。ええ、どうぞ』

  亜希子「ええ、あの、気持ち悪いんだよ、ブルドックって、いつも言わ
      れてたんですけど」
  吾郎 「そうですよね」
  亜希子「あの放送の後、翌日、”子犬ちゃん”って言われるようになっ
      て」
  吾郎 「(笑)。ちょっと極端だよね、それも」
  亜希子「すごく、でも、すごく『吾郎ちゃんパワーだ!』と思って、大
      喜びしたのもつかの間、あの、3日と持たず。あの…、今度、
      ”おい、犬”になって、今現在、また”おい、ブルドック”に」
  吾郎 「本当ですか!」
  亜希子「っていう風に戻って、赤鬼、顕在!っていう感じなんですけど」
  吾郎 「ちょっと旦那さん、ダメですねぇ」
  亜希子「でも、あの、ひと時でも夢を見させて頂いたんで・・・」

そうして、CMに入ってしまいましたが、恐らくこの後、残る15人とも一人一人会話をしたことでしょう…。ダイジェストでいいから、見たかったな。


最後に吾郎君から一言。

  吾郎 「まぁ、奥様を癒すと言う役割を果たしてきたんですけれども、
      まぁ、正直ね、この終わってからどうなったかっていうリアク
      ションって言うのは、今、初めてねぇ、この、20人弱の奥様に
      聞いて、何か、ちょっと感動しましたねぇ。うん、何か、そん
      なにねぇ、感謝され、喜んでもらえるとは本当、思わなかった
      んで…。まぁ、これからもですねぇ、数多くの奥様を僕一人の
      力で、癒していきたいなと思いますので、よろしくお願いしま
      す。ありがとうございました」

と、最後に非常に無謀な力強い吾郎君の宣言で番組は終了です。皆から拍手され、吾郎君自身もカメラに向かって手を振ってました。舞台みたい・・・(笑)。


(04.10.10 up)


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