吾郎の細道

04.04.07〜04.06.30(全13回) Wed 24:50〜25:20 TBS系列 にて ON AIR
 

第1回放送分
04.04.07

(04.04.13)
第2回放送分
04.04.14

(04.05.04)
第3回放送分
04.04.21

(04.05.11)
第4回放送分
04.04.28

(04.05.18)
第5回放送分
04.05.05

(04.05.25)
第6回放送分
04.05.12

(04.06.01)
第7回放送分
04.05.19

(04.06.08)
第8回放送分
04.05.26

(04.06.15)
第9回放送分
04.06.02

(04.06.22)
第10回放送分
04.06.09

(04.06.29)
第11回放送分
04.06.16

(04.07.13)
第12回放送分
04.06.23

(04.07.20)
第13回放送分
04.06.30

(04.07.27)


遅ればせながら、吾郎の細道のコーナーを新設しました。

遅くなった理由は、私自身がこの手の番組が苦手だから。・・・あっ、言っちゃった。でも、こればかりは、もう、ごめんなさいなんですけど(いや、謝る必要な無いんだけど)、生まれついてのもの(?)だから、どうしようもないのでお許しを(←開き直ってる)。

吾郎君が出ているということで、もちろん、楽しんで見てるところはあるのですけど、登場してくる奥様に腹を立ててみたり(もちろん、奥様によるけど)、最近では吾郎君にも腹を立ててみたり(何をデレデレしてるんだよ!!…みたいな感じ)、現在進行形で、この番組に対する感想が変化している段階です。

まぁ、この番組に出てくるような『美人奥様』とは180度違う人間(人生&外観&価値観etc)の僻みと言えば僻みなのだと思いますが…

というわけで、そういう私自身のこの番組に対するスタンスが安定してませんので、レポ(もどき)を書いても、多々、表現が不安定なところがあると思いますが、番組が放送されていない地域もあるようなので、内容をイメージするのに少しでもお役に立てば幸いです。


♪番組の説明

奥様の持つ、悩みやストレスを、吾郎君が癒すという趣向の番組。
吾郎君が奥様の元を訪れデートに連れ出すロケパートと、奥様が吾郎君の部屋に訪れて悩みを相談するというスタジオパートに分かれてます。

ロケパートは、吾郎君が旦那様がいない間に奥様の元を訪れ、吾郎君と奥様のデータから風水でデート先を決定して恋人気分でお出かけします。ちなみにデートの時間は、旦那様が帰ってくるまで、という設定。

スタジオパートは、セットには、ソファーやテーブルがり、部屋の作りになっており、奥様の「お悩み相談」という設定。相談というよりも、ただ吾郎君が話を聞いてあげて、奥様がストレス解消していくコーナーと思って見た方がいいのかもしれませんが。ワインで奥様をもてなし、薔薇の花を一輪プレゼントしてお別れする、というのがお約束。

そうそう、番組には、ナレーションのかわりに?、ティンカーツルという妖精のCG(声はもちろん笑福亭鶴光さん)が登場するのですけど、ここでは省略してます。

(04.06.06)



****************************************

何だかんだと文句を言いつつも、レポ完了・・・(^^;)。

最初は、さらっと書く程度にするつもりが、後半は、結構まじめに書いているつもりです。なぜ前半と後半で変わったかというと、素直に番組を楽しみ始めたからという非常に単純な理由だったりして(苦笑)。

「奥様」に全くもって共感する”要素”のない私としては、要は吾郎君を中心に番組を作ってくれればそれで満足であり、中盤以降では、奥様をもてなすということよりも、吾郎君のリアクションを素直に楽しめる番組構成になっていったので、私にとっては嬉しい路線変更でした。

ただ、折角、こういう路線に向かってくれていたのに、次の「吾郎のソナタ」では、また元の木阿弥なのかなぁ。いや、さらに私の好みとは外れていってしまったみたいです(ToT)。

(04.09.12)


 

第13回放送 TBS:04.06.30 MBS:04.07.27


  吾郎 「どうも!」

と、吾郎君。おじさんや若者が前を通り過ぎる東京駅前に立っております(笑)。

  吾郎 「ええ、『吾郎の細道』始まりました。今、人が過ぎってしまっ
      たんですけど。ここは、東京駅です。ねぇ、いまだ東京駅の中
      には古い東京駅ホテルがあって、ねぇ、結構素敵な部屋があっ
      て、色んな昔の有名な文豪とかが住んでたんですよね。まぁ、
      そんな話はどうでもいいんですけど。早速手紙が来ています」
     『私は京都の京丹後市という自然の素敵なところに住む主婦です。』

  吾郎 「京都!」

     『番組を見て、悩みを持つ奥様たちの話しを聞いているうちに、
      子供が出来る前に、どうしてもやりたい事が出来ました。それ
      は東京見物です。』

  吾郎 「うん」

     『私は東京と言えば、東京ディズニーランドにしか行ったことが
      ありません。東京って高いビルとかたくさんあるんですよね?
      そんな町を是非見てみたいのです。』

  吾郎 「京都の方か・・・何か、何かこう・・・色々イメージ沸くよね。
      何とかどす・・・とか?あ、もしや?!・・・あれ?どうも」

と、遠くから、着物姿の女性が近づいてきて、建物の影に隠れてみたり、お茶目なことをしてみせる奥様ですが;

  玲子 「ああ」
  吾郎 「玲子さんですか」
  玲子 「はい、そうどす」
  吾郎 「初めまして」
  玲子 「初めまして」

今回の奥様は和服姿で登場の玲子さん27歳結婚暦11ヶ月の奥様です。

  吾郎 「さぁ、こちらです!『はとバス』」
  玲子 「ああ、嬉しい!観光バスみたいですね」
  吾郎 「いや、東京と言ったら『はとバス』でしょう」
  玲子 「ああ、嬉しいです」
  吾郎 「僕も、『はとバス』は初めて」
  玲子 「あ、そうなんですか?」
  吾郎 「ええ」

というわけで、貸切のはとバスに乗り込む吾郎君と奥様。

   『東京見物ツアー出発』


吾郎の部屋1

先週に引き続き、風水鑑定コーナーが今回もあります。前回の診断結果により、赤いソファーは撤去して、ほんの気持ちリニューアル。席も向かって右手に吾郎君が座ってます。

  吾郎 「やってはいけない風水術ですか?」
  李家 「やってはいけない風水術です。やっては不幸になる。…不幸に
      なる、ちょっと怖い言い方なんですけど」

    『やってはいけない風水術 其の一
     冷蔵庫の上に電子レンジを乗せる』

  吾郎 「冷蔵庫の上に電子レンジ乗っける。…あっ!うち、実家そうで
      すよ」

電子レンジの『火』と冷蔵庫の『水』と全く逆の物質が、金運をつかさどるスペースである台所を乱すことになり、お金が流れることになるそうです。

  李家 「私これ、”貧乏セット”と読んでます」
  吾郎 「・・・(笑)」

    『やってはいけない風水術 其の二
     流し台の下に調味料を置く』

食べ物=生きるためのもの=火を水の下に置くと、火が消えてしまうのだそうな。だから、ガスの下に置けばいいと。

  吾郎 「火と火で?」
  李家 「そう」

    『やってはいけない風水術 其の三
     部屋を真っ暗にして寝る』

  吾郎 「僕ね、結構、怖いから、灯りつけるんですよ」
  李家 「あ、そうなんだ。あ、怖がりでよかった」
  吾郎 「子供の頃から、何かそのクセがついてて、真っ暗だと何か、落
      ち着かなくて」

寝ているときは気を再生しているので、真っ暗な状態では気が止まってしまうため、吸収することが出来ないそうな。

  吾郎 「ほとんどの人、真っ暗…」
  李家 「真っ暗ですよね?」
  吾郎 「気を溜とくわけですから、寝室の風水って重要ですよね」
  李家 「ええ、すごく大切ですね」
  吾郎 「何か、いいものってあるんですか?」

人間は起きた時にすぐに目に入るものの影響を受けるということで、花や観葉植物を置いておくと、その気を受けることができると。

  吾郎 「ああ、なるほどねぇ〜」
  李家 「そうすると、その気をがっと吸えるでしょ?」
  吾郎 「ああ、やっぱり花とか緑、生き物はいいてことですよね。生き
      る…パワーがあるということで」
  李家 「そうなんです。やっぱり生気のあるものは生気を与えてくれる
      から」
  吾郎 「いや、勉強になるねぇ〜」
  李家 「(笑)」

    『やってはいけない風水術 其の四
     玄関に自転車を置く』

  吾郎 「結構、でも多いですよ、これ」
  李家 「多いと思います。ベビーカーとか」

車輪は気を変化させやすいおで、「入り口」である玄関に車輪を置くと空間の気を乱すことになり、トラブルの原因になるそうです。

  吾郎 「玄関、特に重要ってね。先生、うち来たら、3日ぐらい帰れま
      せんよ」
  李家 「そうですか?じゃぁ、ちょっと寝袋持って、はい(笑)」



    『お客様、おはようございます』

はとバスということで、バスガイドの古市さんが案内をして下さいます。

  古市 「お客様、おはようございます」
  吾郎 「おはようございます!」
  玲子 「おはようございます」
  古市 「本日は、私ども、はとバスをご利用くださいまして、ありがと
      うございます。よろしくお願い致します」
  吾郎 「よろしくお願いします。本当に、海外とか来た気分…」
  玲子 「吾郎ちゃんもですか?」
  吾郎 「東京・・・何か僕も、敢えてさ、はとバス乗って案内されてる
      と、客観的に見えちゃうよね」
  玲子 「そうですよね」
  吾郎 「今日ね、東京の思い出ということで、僕はあの…カメラマンに
      なりますので」
  玲子 「(拍手)ああ、嬉しい!」
  吾郎 「ちょっと、ポラロイドカメラも用意してるんでね。色々、名勝
      で…」

吾郎君のカメラマンとしての腕を拝見!といったところかしらん?(^^;)。さてさて、まず最初に向かうのは浅草寺。バスガイドさんが浅草寺の説明をして下さいますが;

  吾郎 「詳しいね!」
  古市 「(笑)」
  吾郎 「石坂浩二より詳しいよ!

何て言ってる間に、雷門が見えてきました。はとバス観光なんで、バスガイドさんがそのまま目印の旗を掲げて案内して下さいます。

  吾郎 「いや、それ、恥ずかしいんですけど(笑)」
  古市 「(笑)」

そして、雷門の前までやってきて、先ほどの約束どおり、カメラマンになる吾郎君;

  吾郎 「うわー、すごい!雷門だ!」
  玲子 「でっかいですよねぇ」
  吾郎 「ああ、これ、雷門が入らないねぇ。どうしたら入るかな?ああ、
      入らない!」
  玲子 「入らない?」
  吾郎 「恥ずかしいでしょ?」
  玲子 「恥ずかしいです」

一般の観光客の方々が周りを取り囲んでいたりして、吾郎君はいいけど、奥様は照れるよね(笑)

  吾郎 「はーい、チーズ。これね、全部入れるのは難しい」

まぁ、とりあえず、写真を撮り終え、いざ、その中=仲見世を見学しようとしますが;

  吾郎 「これ、仲見世ですね。こちら行かれますか?大丈夫だね!」
  古市 「仲見世通りを見て頂きたいんですけどもお時間の都合で…」
  吾郎 「いや、行こう、行こう、行こう」
  古市 「お時間の都合があるんですよねぇ〜」
  吾郎 「えっ?だって」
  古市 「見て頂きたいのは山々なんですけど」
  吾郎 「だって、仲見世行かないと、浅草なんだから!」
  古市 「見て頂きたいんで・す・け・ど。じゃぁ、バスへ…」
  吾郎 「そんな時間無いの?!」

本来ならコースには入っているのでしょうけど、今回は奥様ご希望に沿った特別メニューと言うことで、仲見世見学は無いということのようです。

  古市 「戻ります!」
  吾郎 「ラムネとか、ほら、何か買いたかったのに…」

ラムネかい・・・(笑)

吾郎の部屋2

風水鑑定の続き;

  吾郎 「じゃぁ、あの、金運アップの!ちょっとこれ、あんまり言いた
      くない台詞だけど、実は一番、気になるってところですよね」
  李家 「そうですね。やっぱりお金はあった方が」

    『金運が上がる風水術 其の一
     財布は三年で買い替える』

三年以上経った財布は、お金を生み出す力がなくなっているそうです。

    『金運が上がる風水術 其の二
     金属製のアクセサリーを身につける』

  吾郎 「すごいですよ、先生」
  李家 「(笑)そうなんですけど」

アクセサリーでも、石が付いているものがオススメだそうで、石=「金の気」を身につけることで、自分の中に金の気が循環しやすくなるそうです。

  吾郎 「もらい物でもいいんですか?」
  李家 「もらい物は、運のいい人からもらわないと、その人の得が流れるから」
  吾郎 「あ、そうなんだ」

若い彼氏が無理をして買ったようなものは、無理を受けることになるので、良くは無いそうです。

  吾郎 「よく、最近来る奥様で、浮気1回につき、ジュエリー1個みた
      いな感じ。最悪ですね、そういうのは」
  李家 「そしたら、また、浮気します」
  吾郎 「(笑)」

    『金運が上がる風水術 其の三
     甘い物やトロトロした物を食べる』

甘いものは「補充の運」を、甘いという味覚は「金の気」を持っているそうです。

  吾郎 「結構、僕、苦手ですね、甘いものは」
  李家 「だとしたら、甘いと思う味覚。自分なりの甘さってあるでしょ?
      その甘いという味覚を実感するといいんですよ。例えば飴一つ
      でも構わないし」

あと、トロトロしたものは、「水の気」が流れるのでいいそうです。

  吾郎 「うん、分かりました。金運アップしてもらいましょう」



はとバスツアーの続き。昼食はもんじゃ焼き!

  吾郎 「はい!こちらが、もんじゃ焼きが有名なストリートです」

と、ストリートという横文字は似合わないような気もしますが、『月島 (通称)もんじゃストリート』という70軒以上のもんじゃ焼きのお店が立ち並ぶ通りにやってきてます。

  玲子 「もんじゃ焼き!!」
  吾郎 「もんじゃ焼きだね」
  ガイド「どうぞ」
  吾郎 「ああ、じゃぁ、早速…」
  玲子 「『もん吉』…」
  吾郎 「はい。こんにちは」

数あるお店の中から、やってきたのは、普通のお店って感じの『もん吉』。一口にもんじゃ焼きと言っても、いろんなメニューがあるわけですが、店内に張られてる、売れ筋ベスト10の張り紙を見ながら;

  吾郎 「ナンバー1じゃない?」
  玲子 「うん。ナンバー1の”もん吉スペシャル”食べてみたいですね」
  店員 「よろしいですか?」
  吾郎 「はい」
  店員 「はい、かしこまりました。”もんスペ”1です」
  吾郎 「もんスペ?」
  玲子 「(^^;)」
  吾郎 「もんスペ?」

”もんスペ”という言い方が、やけに気に入ったようで…(^^;)

そして、お店の人にもんじゃ焼きを、目の前のテーブルに備え付けの鉄板の上で作ってもらってます。

  吾郎 「じゃぁ、もんじゃ焼きと玲子さんを撮りましょうか?」
  玲子 「お願いします」

と椅子に座ったまま仰け反って写真を撮ろうとする吾郎君。

  吾郎 「もんじゃ焼きが入らない。あああ!!!背筋が!!!はい、チーズ」
  玲子 「はい」
  吾郎 「もんじゃ焼きが半月になっちゃったよ!」

そんなこんなで、もんじゃ焼きができあがりました。

  玲子 「熱そうですね。私、結構、猫舌なんですよ」
  吾郎 「本当?あ、猫舌はね、これ、あれだな、結構、大変だね」
  玲子 「吾郎ちゃん、猫舌じゃないんですか?」
  吾郎 「結構、猫舌」
  玲子 「(^^;)」
  吾郎 「ふーふーしてあげようか?
  玲子 「してくれますか?(^^;)」
  吾郎 「大丈夫?」

そうして、奥様が出してコテに向かって、向かいの席からふーふーする吾郎君。

  玲子 「はい、届きます?」
  吾郎 「(^^;)(←照れ)」
  玲子 「ああ、おいしい。ちょっとモチっとしている感じですね。これ
      がもんじゃ焼きなんやぁ〜」
  吾郎 「ねぇ?」
  玲子 「ねぇ」
  吾郎 「何で、俺、東京生まれなんだけどね

   『東京見物の記念に歌をプレゼント』

ガイドさんが『大東京温度』を歌います。吾郎君と奥様、一緒に揃って手拍子している様子がほほえましい(笑)。

やがて、東京タワーも見えてきました。

  玲子 「あれ、あれ見えましたよ」
  ガイド「右側をご覧下さい。東京タワーが見えてまいりました」
  玲子 「すごい、高ーい!!」
  吾郎 「良かったねぇ。俺、東京タワー感激してくれるって、すごい新
      鮮・・・」
  玲子 「そうなんですか?(^^;)」
  吾郎 「うん」

そうして、東京タワーの中を足元にやってくる吾郎君と奥様。中にある、ミニ東京タワーの前で、奥様の記念写真を撮ってます。

  吾郎 「東京タワー、本物が良かったけどね」
  玲子 「そうですね(^^;)」
  吾郎 「チーズ。昇りたかったでしょう?」
  玲子 「昇りたかったです」

って、ここも展望台まで昇らずに終わっちゃいました・・・


吾郎の部屋3

風水鑑定の最後は、恋愛運アップの風水

  吾郎 「恋愛運アップ?」
  李家 「はい、こちらです」
  吾郎 「面白いな」

    『恋愛運が上がる風水術 其の一
     香りを身につける』

縁は「風」から生じ、香りがいい空間は風が起こりやすいと考えるようです。

  吾郎 「それ、香水ってことなんですか?」
  李家 「あの、香水も含めて、おうちの中の香りも含めて」

アロマテラピーでもいいそうです。

    『恋愛運が上がる風水術 其の二
     部屋にサブライトを置く』

  吾郎 「サブライト好き?」
  李家 「あ、そう?」
  吾郎 「ああいう、間接照明とか・・・」

サブライトを置くことで、「陽気」をプラスすることになるんだそうです。

    『恋愛運が上がる風水術 其の三
     人指し指に指輪をつける』

  吾郎 「男だったら、中々つけないよね。人差し指だったらね、男性だ
      ったらちょっとファッションで…」

人差し指は「縁の指」と言われていて、人との縁を結びやすくするんだそうです

    『恋愛運が上がる風水術 其の四
     初めてのデートは湖に行く』

  吾郎 「海じゃなくて、川じゃなくて??」
  李家 「塩が入ってない方」
  吾郎 「ああ、海水じゃ無い方がいい?」

  吾郎 「カップルでだって、海行く人の方が・・・」
  李家 「うん、やばいですね」
  吾郎 「やばい?火だから」
  李家 「例えば、一番問題なのは、夜の海なの」
  吾郎 「そんな人、いっぱいいますよ、だって」

塩分を持つ海水は「火の気」、夜はそれが「陰の気」になり、カップルには悪い影響を与え、喧嘩の多いカップルになるそうです。

    『恋愛運が上がる風水術 其の五
     パスタを食べる』

長いものから「風」が生じると風水では考えるそうで、さらに「風」=「貿易」=「外来のもの」で長いもの…ということで、パスタなんだそうな

  吾郎 「なるほどね。ラーメンだったら?」
  李家 「あ、ラーメンはものすごく面白い気があって、ラーメンがすご
      く食べたくなるときってありません?」
  吾郎 「ある!」
  李家 「そういうときはですね、縁にがっついてるんです(^^;)」
  吾郎 「何に?」
  李家 「縁に」
  吾郎 「縁に?」
  李家 「ちょっとガツガツしているときに、ラーメンって食べたくなる
      んです」
  吾郎 「・・・。みんなラーメン食べたいですよ!

  吾郎 「こんだけ、やってたら恋愛上手になりますね」
  李家 「たぶん、物理的に見たら、恋愛上手になりそうですよね」
  吾郎 「先生は恋愛上手ですよね、きっと」
  李家 「(^^;)どうでそうか。たぶん、とか言って…」
  吾郎 「・・・(^^;)」

以上で風水鑑定は終了。これまでの奥様と同様、お別れは薔薇の花で・・・

  吾郎 「ちょっと、今日は勉強になりました。じゃぁ、今日は感謝の気
      持ちを込めまして、こちらの薔薇を…」
  李家 「まぁ、どうもありがとうございます。でも、これが最後にダメ
      出しの風水です」
  吾郎 「え、何で?」
  李家 「赤い薔薇っていうのはですね、すごい気を発展させるので、ど
      ちらかというと、仕事とか、発展していく人に差し上げるもの
      なんです。例えば、癒されにみなさん、いらっしゃる空間です
      よね?癒しという意味では、赤ではなくピンクの方が」
  吾郎 「あ、そうなんですか?毎回赤い薔薇渡して・・・」
  李家 「でも、頂いておきますけど」
  吾郎 「でも、頂くんですか?」
  李家 「はい」
  吾郎 「はい、じゃぁ、ねぇ、今日はどうもありがとうございました。
      勉強になりました」

そして、吾郎君、最後に一人になって;

  吾郎 「いやぁ〜ねぇ、勉強になりましたね。恋愛運のところは、結構、
      4ポイントぐらいは僕、クリアできてたんですねぇ、はい

自画自賛?(^^;)



バスは都内を走ってますが、折角の観光なのに、天候が荒れてます;

   『台風6号接近中』

  吾郎 「見て下さい、外、雨」
  玲子 「ねぇ、すっごい」
  吾郎 「只今、台風6号が上陸しております。ねぇ、すっごいねぇ(^^;)。
      大丈夫?!」
  玲子 「えっ、これで出発するんですかね?」

と、やってきたのは「シンフォニーモデルナ」という東京湾一周クルージングが楽しめる船で、その中でも特別室「エロイカ」@専用サンデッキ付き。


   『奥様、お色直し』

  吾郎 「さぁ、いらっしゃいました。うわぁ〜、何か」
  玲子 「すみません、お待たせしました」
  吾郎 「全然、やっぱり変わりますね。うん。でも、やっぱりこういう
      方が合ってるのかな?」
  玲子 「合ってます?」
  吾郎 「うん。こう仕草とか…。雰囲気的に」

   『吾郎さん、アルバムを作りましょう・・・』

  玲子 「これなんですけど、折角東京に来たので、写真をアルバムの中に入れたいなと思って」
  吾郎 「ちょっと見せてもらっていいですか?」

と、ご家族の写真を見せてもらいます。

  吾郎 「これでまた新しい、1ページが加わるということですね」

そして、そこに今日、吾郎君が撮影した写真を、貼りつけます;

  吾郎 「なんか、アルバムに写真を貼るって、すっごい久々じゃない?」
  玲子 「あ、そうなんですか?」
  吾郎 「俺、アルバム、無いよ」
  玲子 「ああ、持ってないんですか?」

  玲子 「できました、ありがとうございます。宝物にして…」

と、アルバムは出来上がりましたが、最後のメインイベントの東京湾クルージングの方が…

   『船・・・動きませんね』

二人でゆっくりワインを傾けているときに、船内アナウンスが。「海上不良のために、出航を中止しました」と。折角なのに、残念ですね。

  吾郎 「はい、そういうことです」
  玲子 「はい、分かりました(^^;)」

とはいえ、それでも、船舶ディナーを。

  吾郎 「うん」
  玲子 「おいしいですか?おいしいです。何が好きなんですか?」
  吾郎 「うん、貝も好き」
  玲子 「私も好き」
  吾郎 「御寿司屋さんに行くと、貝から入る」
  玲子 「ああ、じゃぁ、貝が好きやったら、あの、カキって…」
  吾郎 「カキ大好き!何か、僕が知っている店で、ミッテラン大統領が
      来て、90個食べたって言ってましたよ」
  玲子 「ええ?」
  吾郎 「もともと、好きみたい。・・・石坂浩二みたいでしょ?
  玲子 「(^^;)」

そして、船内で二人で記念写真・・・

  玲子 「うわぁ〜、すごいいい思い出ですねぇ」
  吾郎 「いいよね、何か自分のこの顔いやだなぁ」
  玲子 「え、そうですか?」

   『吾郎さん、お別れですね・・・』

  吾郎 「東京駅が見えてきましたけど」
  玲子 「もう、そろそろですよね?お別れの場所…ねぇ」
  吾郎 「あっという間だけど」
  玲子 「あっという間だけど」
  吾郎 「一気に色んなことを。僕も何かね、改めて何か東京初心者にな
      った気分というか、同じ気持ちで一つ一つを感動できた感じが」
  玲子 「色んなおかしいこと言って、本当、ごめんなさい」
  吾郎 「いやいや、何かね…」

そして、東京駅到着。少し遠くに、ライトアップされたレンガ造りの東京ステーションが見えます;

  吾郎 「うわー、こうやって見ると、綺麗、東京駅も」
  玲子 「ねぇ」
  吾郎 「普段、ここからって見ないから」
  玲子 「すっごい幸せ!」
  吾郎 「じゃぁ」

と言って、奥様と握手。

  玲子 「ありがとうございます。すごく楽しませてもらいました」

そうして、吾郎君ははとバスに再び乗り込んで去っていきました。

  吾郎 「ねぇ、でもなんか、あんだけ感激してくれるとは思わなかった
      ので、結構、こっちまでじんとしちゃいましたけど。今度は京
      都を案内してもらおうかな、玲子さんにね。とっても素敵な人
      だったから…(^^;)」


【次週から新装開店して「吾郎のソナタ」。放送も木曜日の深夜です】


(04.09.05 up)


 

第12回放送 TBS:04.06.23 MBS:04.07.20


今回は、奥様お気に入りの家具を探すため、おしゃれなインテリアショップめぐりを行います。奥様との待ち合わせは、目黒区の大鳥神社の境内;

  吾郎 「ええ、ここで待ち合わせしたんで、そろそろいらっしゃるとは
      思うんですけれども。まだかな。まぁ待ち合わせはね、こう…
      男が待つのは基本ですからね。僕は最高、代官山の駅で6時間
      ぐらい待ったことがあります (^^;)。17歳ぐらいのとき。電話
      したら、まだ寝てたんですけど」

などと、思い出話をしているうちに、奥様がいらっしゃいました;

  吾郎 「あっ、いらしたようですね。どうも!」
  麻衣子「お久しぶりです」

「お久しぶりです」というのは、今回の奥様は吾郎君に「高い高い」をしてもらった麻衣子さん、25歳結婚暦2年の奥様。

  吾郎 「何か、今日は家具屋さんに?」
  麻衣子「はい、そうなんですよ」
  吾郎 「うん、ちょっと部屋の模様替えで?」
  麻衣子「はい。でも、どこへ行ったらいいのか分からないので」
  吾郎 「この辺はね、結構、家具屋さん多いし、楽しみにしてて下さい」
  麻衣子「はい」
  吾郎 「じゃぁ、折角、今日も晴れてデートということなんで、ショッ
      ピングデートということなんで、一応、足も用意しておきまし
      た」
  麻衣子「足?」
  吾郎 「はい」

二人が乗り込んだ足とは、ママチャリ(いいわぁ〜)。

  吾郎 「じゃぁ、出発しましょう!」
  麻衣子「はい。じゃぁ、後ろからついてきます」

発進した直後、吾郎君、早速、境内の石畳の上から脱線してるし…(笑)。

  麻衣子「あはは、大丈夫ですか?」
  吾郎 「・・・(^^;) 大丈夫」


目黒通りをゆく二人。最初にお邪魔したお店は、『art style market』

  吾郎 「あの…、こちらはですね、『art style market』という店で、
      ええ、ちょっとこう、ステンレスをね、基調としたシンプルで
      モダンな感じ」
  麻衣子「いいですねぇ」
  吾郎 「いいですね、結構。キッチン(\1,000,000)、いいじゃないで
      すか」
  麻衣子「もう、こんなキッチン、憧れです」
  吾郎 「キッチン、まさか、ここ(コンロ)にアルミホイルのやつとか、
      ひいてない?」
  麻衣子「えっ?ひいてます」
  吾郎 「あれ、ダメだよ、ひいちゃ」
  麻衣子「え、ダメですか」
  吾郎 「ダメだよ!あれをひくから汚れてもいいと思って汚すの。汚れ
      たら取り替えればいいでしょ。毎回、洗わなきゃ」

え〜っ、ちょっと賛同しかねるそのご意見…(--;)。

  吾郎 「でも、このキッチン、いいねぇ」
  麻衣子「もう、これ、最高ですね」
  吾郎 「最高だね」
  麻衣子「いいですね、こう、統一感のある」
  吾郎 「うん、キッチン。でも、いいよね」
  麻衣子「いいです。何か、生活が楽しくなる」

  吾郎 「これ、冷蔵庫。セットで。でも、これにほら、こういう冷蔵庫
      は明日の予定とか貼っちゃダメだよ」
  麻衣子「あははは(^^;)。写真とか貼っちゃダメですか?」
  吾郎 「ピザ屋のデリバリーの番号とか」
  麻衣子「何か、側面に貼っちゃいけないんですって」
  吾郎 「あ、そうなの?何で?」
  麻衣子「風水的に(^^;)」
  吾郎 「風水的に?(^^;) 何なん・・・そういうの、こっちが言うこと
      だよ」
  麻衣子「(^^;)」

別のコーナーでは、壁に昆虫の標本がディズプレイとして飾ってあったりもします。

  吾郎 「おお!(標本の)蝶がすごいねぇ〜。何かね、ここのオーナー
      が昆虫好きなんですよね」
  麻衣子「何であるんだろうと思いました」
  吾郎 「ああ。俺もね、結構、昆虫とか好きなんだよね、実は」
  麻衣子「ええ!!」
  吾郎 「カブトムシ!ほら、ヘラクレスオオカブトムシとかいるからね。
      ほら!」
  麻衣子「何か、ちょっと楽しそうなんですけど、すっごい何か」
  吾郎 「俺、結構、カブトムシとか昔好きだったのよ」
  麻衣子「へぇ〜」
  吾郎 「クワガタとか」
  麻衣子「取りに行ったりとか、しました?」
  吾郎 「そう。ミヤマクワガタとか、オオクワガタとかね。ヒラタクワ
      ガタとか」
  麻衣子「(^^;)…詳しい」
  吾郎 「ふふっ(^^;)」

  麻衣子「でも、家具を見ているときって幸せですよね」
  吾郎 「幸せ、家具を選んでいるときは。色んなイメージして」

更に別のコーナーには、モダンなソファーが置いてある一角があり、それに二人とも座って話をしてます;

  吾郎 「この赤いソファー(ASM203:\207,900)とかいいじゃないですか」
  麻衣子「はい、形も…」
  吾郎 「結構、似合ってますよ、今日の黒と白の服に。ねぇ、あってる
      すごい」
  麻衣子「本当ですか?」
  吾郎 「うん」
  麻衣子「これ、何か、寝れたりとかもしてね」
  吾郎 「うん。何かね、ちょっと、いい!フランス映画みたい、なんか」
  麻衣子「稲垣さんも、白(スコット:\207,900)があってますよ」
  吾郎 「合ってますか?」
  麻衣子「うん。クールな感じで」
  吾郎 「ふーん、白もいいよね」
  麻衣子「緑、やっぱり置いてますか、お部屋に?」
  吾郎 「えーと、ベランダにおいてる」
  麻衣子「ベランダに?お部屋には置いてない?」
  吾郎 「置いてない。部屋には花の方が飾る」
  麻衣子「花、飾るんですか?」
  吾郎 「飾る。毎日ではないけど」
  麻衣子「じゃぁ、お花屋さんに行って、お花買うんですか?」
  吾郎 「買う、買う」
  麻衣子「あらぁ〜、素敵ぃ〜。男の方でそういう人、いないですよね?」
  吾郎 「うん。結構、最初、恥ずかしかったけど、メンバーには結構、
      突っ込まれるけど。その後ろにある(ガートルランプ:\15,540)
      のも面白くない?点滴みたいで」
  麻衣子「本当だ」
  吾郎 「何か、僕、たまに、風引いたときに点滴とかうつときに、ベッ
      ドに寝て、やってもらうじゃない?そのとき、看護婦さんに点
      滴こうやって調整してもらうの、好き!」
  麻衣子「ええ!!!!!ええ、ちょっと怖くないですか?」
  吾郎 「うん、ちょっと好き。こうやって直すじゃない。点滴落ち具合
      を…」
  麻衣子「こう、ぴぴぴって?たまらない感じですか?」
  吾郎 「そう、それ想像しちゃった。あれ好きだね」
  麻衣子「(少しケーブルが太くなっているあたり)この辺で?」
  吾郎 「あ、それ。それ見るとヤバイ」
  麻衣子「(^^;)可笑しい!!」

また場所を移動;

  麻衣子「何か、見たこと無いものが、こうやって見て回ると」
  吾郎 「そうだね」
  麻衣子「いっぱいあるんですね」
  吾郎 「これ(歯車で構成された時計。ギアタイム:\7,140〜)は面白
      いね。これ電池?」
  店員 「電池です。単一電池」
  吾郎 「ずーっと動いてるんですか、じゃぁ?」
  店員 「動いてます」
  吾郎 「ああ、これ、面白い!」
  店員 「秒針が無いので、カチカチカチっていう音が無いんですよ」
  麻衣子「時計だと思わなかった」
  吾郎 「ああ、これ、面白い!何かカリオストロの白を思い出さない、
      ルパンの?最後のシーン」
  麻衣子「こういう?」
  吾郎 「(^^;) あったよね、何か?結構、買われていく人多いんですか?」
  店員 「多いですね。ギフトに変われる方が多いので」
  吾郎 「ああ、ギフトいいなぁ〜。これから一緒の時を刻んでいこう、
      とか」
  麻衣子「・・・はい」
  吾郎 「すみません」


吾郎の部屋1

今夜はインテリアと言うことで風水鑑定士の李家幽竹さんにみて頂きます。


   『李家先生 「吾郎の部屋」はどうですか?』


  吾郎 「ここ、大切なことは、やっぱり来る奥様達に癒しの空間を与え
      るという」
  李家 「うん、完全にダメな環境になってます」
  吾郎 「あら?ダメですか?」
  李家 「いやいや、びっくりした」
  吾郎 「どこがダメなんですか!!!どこがダメなんですか!だって、
      もう…」
  李家 「まずはですね」
  吾郎 「か、完璧じゃないですか!」
  李家 「あの、完璧にダメなところをお話しすると、こっちの面が丁度、
      西側にあたるんですね」
  吾郎 「あ、こっちが西なんですか?」
  李家 「そうなんです。西の面にあたるところに、赤いソファーってい
      うのは西っていうのは風水で『金の気』。そういう豊かさとい
      うのを司っているんですね、金運とか含めて。で、赤っていう
      のは火の色だから、そういうものを全部燃やしちゃうんです」
  吾郎 「・・・ダメじゃないですか、これ!」
  李家 「癒しを求めている方に赤って言うのは、これもNGなんです。
      だから、空間にも良くない、状況にも良くない。どっちも良く
      ない」
  吾郎 「・・・(^^;)。立場無いですね、このソファー」


    『李家先生 赤いソファーはダメですか…』


  李家 「これ、真っ青な空間なんです」
  吾郎 「真っ青、青」
  李家 「そう。赤と青というのは、火と水ですから、すごい性質的に正
      反対なんですよ。ということは、この空間のバランスをガタっ
      と崩しているのと、あと、青いものを見ていると人は心が冷め
      てくるんですね。冷えてくる、って考えるんですけど、まぁ、
      そういうことで癒しっていうこととはちょっと違ってきちゃう」
  吾郎 「全く、真逆なんですね」
  李家 「真逆です。ちょっとこの空間には、ちょっとっていうか、だい
      ぶ、合わなかった…」
  吾郎 「・・・。何をやってきたんでしょうかね、今までね」
  李家 「ちょっと無駄な時間を過ごしてきちゃったかな?」


    『李家先生 青い部屋もダメですか…』


  吾郎 「結構ねぇ、疲れるんですよ、ここいると」
  李家 「ああ、疲れるでしょうね」
  吾郎 「あまりにもこうねぇ、ぐったり…」
  李家 「あのこの真っ青な空間と赤でしょ。そうするとその部屋の主人
      っていうのは、当然吾郎さんですよね?その主人の方に負担が
      かかるんですよ」
  吾郎 「(> <) 。。。罰ゲームじゃないですか!」
  李家 「ちょっとそんな感じ、はい」
  吾郎 「ねぇ・・・」




自転車で移動する吾郎君と奥様。吾郎君、”とまれ”のポーズをして自転車を停止して見せてます(笑)。続いてやってきたのは、同じく目黒通りにある『moody's』とうお店;

  吾郎 「こちらです!さぁ、こちら。こちら、moody'sという」
  麻衣子「何か、照明がこう…、いっぱいですね」
  吾郎 「うん、何かね、1950年代〜70年代にかけてのそういう古き良き
      時代のアメリカのアンティークのものとかを」
  麻衣子「そうですね、レトロな感じがします」
  吾郎 「こちらはハワイアンコーナー」
  麻衣子「ねぇ、こんなソファーみたことがないです」
  吾郎 「そうだよね。時計も可愛い。時計って中々ないよね?」
  麻衣子「そ、そうなんですよ!時計って探すと」
  吾郎 「格好いいの、無いよね。あれ面白いね、カヌーみたいなの。白
      いの(ウォールクロック:\50,400)。あれ時計ですよね?」
  店員 「そうです」
  吾郎 「もっとこれでポップなのってよく見るけど、針が赤いヤツとか、
      こういうの、無いよね。結構、いいかもしんない」

そうして、順番に店内の品々を見ていきます;

  吾郎 「これ(レコード盤:\98,000)、格好いいね。何か最新のこう、
      ねぇ、****みたいだけど、中身が結構、アナログな感じで。
      ねぇ。当時、アメリカ人が思っていた未来の感じだよね」

  吾郎 「明り、こだわった方がいいよ!」
  麻衣子「重要ですよね!」
  吾郎 「重要!明りだよ!ほとんど」

なんて言いながら店の中を見ているうちに;

  吾郎 「うちの香取君好きそう」

と、吾郎君。

  麻衣子「どれですか?」
  吾郎 「このお店」
  麻衣子「あ」
  吾郎 「慎吾君が・・・うん」
  店員 「先日いらっしゃったみたいですよ」
  吾郎 「あ、そうなんですか、そうなんだ。世の中狭いですね」
  麻衣子「(^^;)」

何だかんだ言ってても、メンバーの趣味、分かってる?

  麻衣子「こういうの(コーヒーテーブル:\81,900)とかもいいですね」
  吾郎 「でも、これさ、何かこう…、二人でソファー座るじゃん、ここ
      に物とか置くじゃん。座って」
  麻衣子「はい」
  吾郎 「ここで、乾杯〜、つって置くじゃん。ちょっと距離ない?」
  麻衣子「(^^;)。 まぁ、主人とはちょっと距離おいてもいいかもしれな
      いです(^^;)」
  吾郎 「えっ?(汗)」

そして店移動。ポケットからサングラスして、奥様に見せてみます。続いては、やっぱり目黒通りの『ACME FURNITURE』;

  吾郎 「お!」
  麻衣子「すごい!これぞ、飛行機」
  吾郎 「すごい!」

飛行機の尾翼パーツがディスプレイとして店内においてあるという、本当に変わったお店です。

  吾郎 「これ、絶対、戦闘機っぽくない?」
  麻衣子「それっぽい」
  吾郎 「前の方でしょう、上に符号があって。あ、でも、違うか、羽の
      付け根か」
  麻衣子「すごーい」
  吾郎 「すごーい。これ、部屋に置けないよね?」
  麻衣子「置けないです(^^;)」

さらに、飾ってある写真を見て;

  吾郎 「あっ!B-38ライトニング(?)だ!!山本五十六が一式***に
      乗って、この戦闘機に撃ち落されたんですよ、フィリピンで。
      ふーん」
  麻衣子「これ、しっぽの部分ですか?」
  吾郎 「・・・。尾翼でしょ?」
  麻衣子「尾翼って言うんですか?(^^;)」

そして、吾郎君が次に目をつけたのは、天井からぶら下がっている細長い物体;

  吾郎 「取れない・・・。これ、形から言って、サイドウインダム(?)
      かもな」
  麻衣子「(^^;)。すごーい」
  吾郎 「誘導ミサイルですよ。これ、スパロンミサイル(?)かもしれな
      い、こっちは!」
  麻衣子「わかんない、何か知らない言葉がいっぱい出てくる」
  吾郎 「ファルコン****?あ、ファルコン…何とかファルコンって
      いうミサイルもあるの。トムキャットとかにつけてるやつ」
  麻衣子「へぇ〜」
  吾郎 「スパロンミサイルじゃないや。こいつはね、結構誘導ミサイル
      でね、追ってくるんだよ」
  麻衣子「・・・(^^;)」
  吾郎 「どっちのミサイルがいい?!」
   スタッフ爆笑
  麻衣子「ええ〜〜〜。ええ!」
  吾郎 「サイドウインダム、やっぱり?(???)」
  麻衣子「形はこっち(ファルコン)ですけど」
  吾郎 「そうなんだ」
  麻衣子「でも、こっち(サイドウインダム)が大きいし、強そうだから」
  吾郎 「強そうだよね。いくらぐらいなんだろう?」
  店員 「48万円です」
  吾郎 「あ、そうなんだ・・・」
  麻衣子「売ってるんですね?!」
  吾郎 「家にさ、ミサイルあったら、笑えない?」
  麻衣子「全然笑えないです」

ウキウキ気分でミサイルを眺め続ける吾郎君。そういう吾郎君を間近で見られる奥様、羨ましい!!!

  吾郎 「こう、こんな近くで見ないもんね、ミサイル・・・」
  麻衣子「はい。そうですね。何か、輝いてますね、顔が!!!」
  吾郎 「本当?」
  麻衣子「キラキラしてます」
  吾郎 「やばい」

そして、戦闘機のヘルメットかな?を見つけた吾郎君。興味は持ったようですが、さすがに被るのは躊躇われるわけで;

  吾郎 「おお!」
  麻衣子「ああ、すごい」
  吾郎 「わかったよ、かぶるよ」
  麻衣子「あ、似合う!」
  吾郎 「こういう感じだよね」
  麻衣子「結構、いい、いい感じです」
  吾郎 「本当?」

「いい感じ」と言われたら、やっぱり嬉しいのね(笑)

そして、最後にやってきたお店は・・・

  吾郎 「ええと、こちらは、『MODERNICA』というお店で、結構、ポップですよね」
  麻衣子「ポップですよね」
  吾郎 「ねぇ。ディズニーと提携してやってらっしゃったりとか」
  麻衣子「ああ、そうなんですか。ディズニー、すごい好きです」
  吾郎 「これだったら、そんなに部屋広くなくてもさ、こちょこちょっ
      とまとまる感じはあるよね」
  麻衣子「はい、可愛い」
  吾郎 「このぐらいのスペースでも全然、いいし」
  麻衣子「好きな感じです」
  吾郎 「好きな感じ?」
  麻衣子「はい」

  吾郎 「椅子(ロッキングチェアー:\89,300)とか、いっぱいあるからね」
  麻衣子「はい。椅子好きです」
  吾郎 「椅子はやっぱりポイントになるんじゃない、部屋で」
  麻衣子「はい」

そして、目をつけたのは、黄色いソファー。でも、座る部分の傾斜が非常に急で、座り方も難しそう…

  吾郎 「この辺、かわいいね」
  麻衣子「かわいいですね。これ、座るのどう?」
  吾郎 「どうやって座るんだろう?」
  店員 「もう、本当に普通に座っていただくだけなんですけど…」
  麻衣子「いいですか?」
  吾郎 「どうですか?」
  麻衣子「あ、何か不思議な」
  吾郎 「不思議?」
  麻衣子「この角度がすごい不思議です。普通では味わえない角度って言
      うんですか?」
  吾郎 「ああ、また旦那様が妙な行動起こすんじゃないですか、その角
      度だと」
  麻衣子「これ、出産するときの角度に似てます」
  吾郎 「え?」
  麻衣子「・・・(^^;)」
  吾郎 「出産?するときの角度?」
  麻衣子「ハイ、分娩台みたいな角度です」
  吾郎 「あはは(笑)」
  麻衣子「ここ開くと。ちょっと変なこと言っちゃいましたけど」
  吾郎 「ああ、大丈夫、なるほどなぁ、と思って」
  麻衣子「ちょっと稲垣さん、座ってください、本当・・・」
  吾郎 「はい」
  麻衣子「ちょっと初な・・・」
  吾郎 「おお!!!!あ、確かに・・・」
  麻衣子「初めての」
  吾郎 「こんな感じなんだ!」
  麻衣子「こんな感じです、こんな感じで・・・」
  吾郎 「こんな感じなんだ!」
  麻衣子「はい、はい。なかなか無い角度じゃないですか?」
  吾郎 「無いね!」
  麻衣子「はい、はい」



吾郎の部屋2

引き続き、風水鑑定;

  吾郎 「西側のこのソファーがダメ?赤がダメ。そして、この囲んでる
      青もダメですね」
  李家 「では、ちょっといいですか?」
  吾郎 「もう、先生、進めて下さい」
  李家 「それで、まず1つ目のこの赤い冷蔵庫」
  吾郎 「はい」
  李家 「これ、このあたりでまず正面ですごく目に入りますよね。そう
      すると、見ている視聴者の方も疲れちゃうんです。そして自分
      の豊かさが燃えちゃう気になっちゃうので」
  吾郎 「そうなんですね、視聴者、疲れさせてたんですね」
  李家 「ちょっとだけ、はい。あともう一つが、これも疲れる原因なの
      は、この角なんですね。この角が、ちょうどカメラに向かって
      指している様なスタイルになっちゃうんですね、このセットだ
      と。そうすると、角っていうのは、例えばここに立って頂くと、
      何となく圧迫感を受けると思うんですけど」
  吾郎 「ああ、何かね」
  李家 「そうでしょ。これは風水では鬼角といって、鬼の角に指されて
      ると、自分が切られているって考えるんですね」
  吾郎 「言われるとそんな気がしてきた!」
  李家 「だから、ここはもう少しラウンドにするとか、あるいは観葉植
      物とかこっちにずらしちゃって、角が見えないようにするとか」
  吾郎 「これ、スタッフ一所懸命建て付け、建て付けてるんですけどね」
  李家 「そうですね、無駄なことをしちゃったね」


    『李家先生 部屋の角もいけなかったんですね…』


  李家 「一番、実は問題があって、あの、吾郎さんの気を一番疲れさせ
      ていた原因。これです」
  吾郎 「螺旋階段?え、これ素敵じゃないですか」
  李家 「凄い素敵なんですけど、ここでね、スクリューみたいな形にな
      ってる。抜けた螺旋階段っていうのは、人の気をぐるぐる切っ
      てるんです。で、どこに気が向かっているかと言うと、そこ」
  吾郎 「やっぱ、ここに座ってたからだよ!!!」
  李家 「ここです」
  吾郎 「全部ダメじゃない」


    『らせん階段が僕を疲れさせていたのか…』


  李家 「ここに、奥様がお座りになるんですけど、逆です」
  吾郎 「あ、座る位置、逆だったんですか?」
  李家 「逆です。何でかっていうと、奥様がこっちに座ってお話しする
      でしょ。そうすると自分を隠しちゃうんですよ」
  吾郎 「なぜ?」
  李家 「北側に向かっているから、背中が」
  吾郎 「ああ、あっち北なんですか」
  李家 「うん」
  吾郎 「あ、ちょっと逆に座ってみましょうか?」
  李家 「そうですね」

そして、吾郎君が向かって右のソファーに座ってトークを進めてみます。

  李家 「北側っていうのは、自分を隠すっていうそういうことになっち
      ゃうんで、話しているようで微妙に本当のことを話してないで
      す。南を後ろに放していると、南は自分をあらわにする方角で
      すので、言わなくていことまで言っちゃう。逆に(ドアに一番
      近い、白いソファー)ここに座っちゃうと、ドアの真後ろだか
      ら、よくないんですけど」
  吾郎 「ここもね。え、ドアに背を向けると良くないんですか?」
  李家 「そうです」
  吾郎 「ああ・・・。でも、これだけでもだいぶ変わりますよね?」
  李家 「うん、違うと思います。たぶん、自分自身でも違うでしょ。今、
      ほら、これがないから、楽でしょ」
  吾郎 「・・・楽になってきた・・・(笑)」


    『奥さん、ごめんなさい』


  吾郎 「何かね、楽!」
  李家 「楽でしょ?」
  吾郎 「何かね、先生と話している方が楽!」

そりゃぁ、そうだろうと(苦笑)。



インテリアショップめぐりも以上終了で、最後のお店の入り口で奥様の感想を伺います。

  吾郎 「さぁ、まぁ、今日は色々見てきましたけど。何となくお目当て
      のものはありましたか?」
  麻衣子「はい。この店にありました」
  吾郎 「この店にあった?」
  麻衣子「はい」
  吾郎 「何だろう?ミッキー?」
  麻衣子「ミッキーじゃなくて、あの、椅子を!」
  吾郎 「白いヤツ?」
  麻衣子「白い(スモールダイヤモンドチェアー:\64,000)、あの・・・
      すぽっとはまる…」
  吾郎 「いいかもね、一番ね。あそこに赤ちゃんが座った姿も結構」
  麻衣子「ちょうどよさそうですね」
  吾郎 「写真とかとっても可愛いだろうね」
  麻衣子「やっと巡り会えた」
  吾郎 「巡り会った感じ?生憎とですね、僕はそろそろ次の奥様の場所
      に行かなくてはいけないんですよ」
  麻衣子「はい」
  吾郎 「折角、楽しい自転車でショッピングデートだったんですけど。
      ちょっと呼ばれてるので」
  麻衣子「独り占めにできる時間があって、よかったです」
  吾郎 「そうですか。楽しかったね!」
  麻衣子「はい」
  吾郎 「僕、行っちゃうけど。一人で大丈夫?」
  麻衣子「はい。駄々をこねません」
  吾郎 「はい、じゃぁ、また何かあったら呼びつけて下さい」
  麻衣子「はい、ありがとうございました」
  吾郎 「変な傘でごめんなさい」
  麻衣子「あ、はい、いいえ(笑)」
  吾郎 「じゃぁ、また」
  麻衣子「はい、さようなら」

そして、延々と手を振りながら、吾郎君は去っていきました。

  麻衣子「吾郎さん!」


今回は全体的に楽しかったよん!

(04.08.29 up)


 

第11回放送 TBS:04.06.16 MBS:04.07.13


吾郎君、陸橋の上で、赤い傘を差して立ってます。

  吾郎 「さぁ、今週も始まりました。ええ、生憎の雨です。梅雨ですね。
      今日もお便りが来ているので、奥様のご要望に応えたいと思い
      ます。『吾郎さん、始めまして。いつも楽しく拝見させて頂い
      てます。ええ…、吾郎さんに聞いて欲しいお願いがあります。
      私は最近、関西からこちらに引っ越してきたので、まだあまり
      こちらの地理に詳しくありません。たまには主人と二人で飲み
      にでも…と思っているんですが、どこのお店に行ったらよいで
      しょうか?吾郎さん、オススメの店をぜひ、教えて下さい』」

と、手紙を読み上げた吾郎君。その奥様がやってくるのを待ちます。

  吾郎 「もうすぐ現れると思うんですけどね。まだかなぁ…。初対面だ
      もんね」

すると、陸橋の上から、下の道を歩いて近づいてくる奥様の姿が見えます。

  美雲 「吾郎さん!ここ!!!こっちですよ!」
  吾郎 「何か、結構、大胆ですね」

大声で声を掛けられたことに若干照れてる?!(笑)。

その今回の奥様は、美雲さん、27歳。結婚暦2年の奥様です。

  吾郎 「すごい登場でしたよ」
  美雲 「そうですか?(^^;) 結構、大きな声でした?」
  吾郎 「大きかったです」
  美雲 「ああ、そうですか」
  吾郎 「結構ね、今日行く店は、もう、まったりと個室系でもう、二人
      だけの世界にどっぷり…な店なんで。カメラも入ってこれない
      ような店もあると思うし」
  美雲 「はい」
  吾郎 「そういう所でも大丈夫ですか?」
  美雲 「あ、大丈夫ですよ。顔は主人に置き換えてとか、するんで」
  吾郎 「ちょっと待って。何?主人に顔を置き換えるの?!」
  美雲 「(^^;)」
  吾郎 「俺、自分の顔の方が好きだもん。たぶん、主人の顔より
  美雲 「それは、(吾郎君は)男前ですよ」
  吾郎 「・・・(^-^)

男前と言われて、普通に喜んでます。ホント、自分のことが好きなやつ…(^^;)

  吾郎 「今日の、少し、時間だけは、まぁ、ご主人のことは忘れて」
  美雲 「はい」
  吾郎 「ねぇ。こう、東京をナイトクルージングしましょう」
  美雲 「はい」

と、ここでなぜか吾郎君と奥様の傘が赤と透明が入れ替わってるんですが、なじぇ?(笑)。

  吾郎 「じゃぁ、行きましょう」
  美雲 「はい」
  吾郎 「ホント、(雨が)止んだね」

まず二人が最初に向かったのは、新宿にある『aria blu TOKYO』。全室カラオケ付きのお店だそうです。

  美雲 「綺麗なところですね」
  吾郎 「まずはこちらからなんですけれども」
  美雲 「はい」
  吾郎 「雰囲気いいですよね?」
  美雲 「いいですね」
  吾郎 「うん」

店員さんに案内されて、個室を見に行きます。山小屋風の『Tirol Saloon』という名前の付いた部屋。なぜか、ロフトっぽい空間つーか、ハシゴを登って上がっていく空間もおまけに付いてます;

  美雲 「これは、すごい、何か」
  吾郎 「すごい、不思議だねぇ。でも、結構さ、飲んでて、笑えると思
      うよ、こういう所、来たら」
  美雲 「ねぇ」

そして、そのロフト空間に、上がっていく奥様;

  美雲 「・・・」
  吾郎 「僕も、登るよ、じゃぁ」
  美雲 「(^^;)」

吾郎君、その上の狭い空間に置かれているちゃぶ台のような台に、くつろぎポーズで座って;

  美雲 「何か、こう、お茶を飲みたくなりますよね」
  吾郎 「そうだねぇ〜。でも、何か、そんなに悪くない」
  美雲 「何となく落ち着きません?」
  吾郎 「落ち着く、落ち着く」
  美雲 「こう、狭いスペースが」
  吾郎 「うん。無いよね確かにこういうスペース。カラオケボックスっ
      てやっぱりあるけど、カラオケボックスって言っちゃ失礼だも
      んね。ここはこういうちゃんとデザインされてて」
  美雲 「友達と来てすごい、いい感じですよね?」
  吾郎 「うん、いい感じ。僕とは来てくれないんですか?!」
  美雲 「いやぁ〜、今、来てるじゃないですか」
  吾郎 「あ・・・」
  美雲 「(笑)」
  吾郎 「だって、カメラが、邪魔なんだもん!

ちょっと拗ねてみせる吾郎君でした(かわええ〜(^^;))。続いてはジャグジーのある部屋『Spa Saloon』。バスタオルなんかも貸し出ししてくれるそうです;

  吾郎 「ここ、いいじゃん!(笑)。これ面白いね。でもさ、ここで何か、
      食事とかしながらさ、そこでお風呂入ってる奴がいると、おか
      しいよね?」
  美雲 「そうですね、ちょっと」
  吾郎 「でも、水の音聞くだけでもいいね。音的には」
  美雲 「涼しい感じがしますよね。でも、ここにいると何か、入るって
      いうのは・・・入ります?」
  吾郎 「いや、入っちゃうんじゃないですか・・・ラブホテル?!ラブ
      ホテルだよ」

3つ目は宇宙船をイメージした『Trance Saloon』。全体的に濃い赤色のライトで照らされた部屋です。

  店員 「こちら宇宙船をイメージした『Trance Saloon 』という(笑)、
      お部屋になります」
  吾郎 「あ、笑ってますね、自分で言ってて。自分で言いながら笑って
      る!えっ、もう一回言って下さい、何?」
  店員 「あの、近未来の宇宙船をイメージした『Trance Saloon 』とい
      う、お部屋になります(笑)」
  吾郎 「ああ…(笑)。宇宙船?」
  店員 「どうぞ、中にお入り下さい」
  吾郎 「はい。どうですか、宇宙船?」
  美雲 「宇宙船に乗った気分になるような、ならないような…」
  吾郎 「何か、いい感じ。バラバラ(?)みたいな、それこそ」
  美雲 「あははは(笑)」
  吾郎 「ねぇ?番組のセットっぽいよね。何かこう…科学系番組のセッ
      ト。これに乗って何億光年も旅をしたいって感じだよね」

他にもここのお店は、全部で20の個室があるそうですが。例えば、『Holly-wood Saloon』では;

  美雲 「バババンとか?」
  吾郎 「ババババン、みたいな」
  美雲 「ああ、やられた…」
  吾郎 「・・・」
  美雲 「(笑)」

何ていう、銃撃戦を演じてみたくなっちゃうような空間もあったりします(^^;)。

そして、今回は折角二人でやってきているわけで;

  吾郎 「何か、結構、団体客系の、ねぇ、大部屋があったんですけれど
      も、もっとこう…二人で、しんみりと、二人っきりになれるよ
      うな個室って言うのはないんですか?」
  店員 「はい、あります。お二人のために、取っておきをご用意してお
      きましたので」

ということで案内されたのは『Lovers Saloon』。若干狭い目の部屋で、全体を赤いライトが照らします。

  美雲 「(笑)」
  吾郎 「何だろうね、これ」
  美雲 「何か、ちょっと、あれですよね?」
  吾郎 「不思議な感じだよね」
  美雲 「不思議な感じですよね、オレンジが何か」
  吾郎 「オレンジだからかな。うーん、LOVERS…。このオレンジ色が気
      持ちを高揚させるんじゃない?燃え上がるんじゃない、気持ち
      が、LOVERSな感じに」
  美雲 「うん、うん、うん」
  吾郎 「オレンジって、食欲をこう…ねぇ」
  美雲 「そうですね、オレンジとか黄色とか赤とか」
  吾郎 「うん」


    『奥さんのハート いくつ貰えますか?』


  吾郎 「奥様のハートを与えるとしたら、いくつ、何ハート与えますか?」
  美雲 「ハート4つです!」
  吾郎 「いきなりきましたね」
  美雲 「はい。ああ、ここの部屋、いいな、いいな、とかありますね」
  吾郎 「ジャグジーとか面白かったね」
  美雲 「ジャグジーとか、友達とだったら行ってみたいですね」
  吾郎 「旦那とは違うの?」
  美雲 「ちょっと、恥ずかしくないですか?」
  吾郎 「恥ずかしい?」
  美雲 「はい」
  吾郎 「その辺の何か価値観がイマイチ・・・いくら僕でも掴み取れて
      無いんだけど」
  美雲 「女の子同士できゃっきゃ言いながら」
  吾郎 「そだね。そこを、女の子同士できゃっきゃ言ってるところに、
      遊びにいきたい

  美雲 「あははははは(笑)」



吾郎の部屋1

久々に留守番電話です。結婚17年目の奥様。SMAPのライブや吾郎君の舞台に行くときに、交換条件〜夜のお勤めを出してくるのだそうな;

  吾郎 「えっ、夜のお勤め?夜のお勤め?旦那様にでしょ?そうですよ
      ね。・・・そっか。じゃぁ、うちらのコンサート行った後に夜
      のお勤めしてんのかな?」

なぜか頭をポリポリ掻く吾郎君でした(笑)



続いては、目黒にあるラウンジ『CURTAIN』というお店。そのお店は、落ち着いた雰囲気のソファーやテーブルが並び、いい感じのお店です。

  吾郎 「じゃじゃじゃーん」
  美雲 「中々、雰囲気が素晴らしいです」
  吾郎 「さぁ、こちらです」
  美雲 「はい」
  吾郎 「こんばんは・・・」
  美雲 「いや、すごい雰囲気が」
  吾郎 「ねぇ、大人っぽく」

  吾郎 「何か、いい感じ。ねぇ」
  美雲 「すごくいいですね、このソファーとかも」
  吾郎 「面白いね、面白い、面白い。ちょっと、こう、アジアっぽいものも」
  美雲 「落ち着けますよね」
  吾郎 「落ち着くねぇ。ここは、あれですか。ここだけじゃないんですよね」
  店員 「そうですね。螺旋階段を上がって戴きますと」
  吾郎 「上がると、まだ、部屋があると?」
  店員 「はい、全く違うフロアーになります」

そうして、その螺旋階段を上がっていくと、雰囲気は一転し、全体的にブルーのライトが基調で;

  吾郎 「こっちは、ほら、個室っぽく…いやらしー
  美雲 「あははははは(笑)」

と、吾郎君が反応したそこに広がるのは、カーテンで区切られた個室。テーブルと、クッションが2つ;

  吾郎 「何か、ベッドみたいだよね」
  店員 「失礼致します。こちらの試験管をお持ち頂いて、お二人でご一
      緒にこのグラスに注いで戴けますか?」
  吾郎 「そういう、演出が」
  美雲 「何か現れるのかな?」
  吾郎 「そうかな、せーの」

と、目の前のグラスに液体を注ぐと、そのグラスが青白く輝きはじめます。

  吾郎 「おおおお!!」
  美雲 「おおお!」
  吾郎 「ネオン管のポキってやつに入るやつだね」
  店員 「そうです」
  吾郎 「本当だ、綺麗だね。へぇ〜」
  店員 「こちら二人ご一緒に入れないと」
  吾郎 「一緒に入れないと、あ、そうなんだ。何かちょっと時計仕掛け
      のオレンジの(?)、ミルクバーみたいな世界観だね」
  美雲 「すごい、これは綺麗ですね。いいですね、ここは」

そして、カメラさんに手を振って、カーテンを閉める吾郎君。二人っきりの空間です・・・ても、透けて見えるんだけどね。

  吾郎 「何だろうね、この感じ、ねぇ」
  美雲 「この光」
  吾郎 「この青い光が独特・・青い光が不思議な作用をもたらしそうだ
      けど。でも、結構、時間経つと落ち着いてくるかもしれない」
  美雲 「たぶん、このソファーがすごい座り心地が」
  吾郎 「うん」

  店員 「失礼致します」
  吾郎 「はい」
  店員 「こちら、当店オリジナルのカーテンズというカクテルになりま
      す」
  吾郎 「へぇ、カーテンズ?これはどういう飲み物なんですか?」
  店員 「こちら(グリーン)の方がライチのお酒で、こちらのピンクが
      桃を意識してます」
  吾郎 「あ、そうなんだ。あ、おいしい」
  美雲 「おいしい。そんなに甘くないです。さわやかです」

  吾郎 「ええ、今の旦那様とは、馴れ初めと言うか」
  美雲 「馴れ初めは、妹の彼氏の友達」
  吾郎 「へぇ、じゃぁ、知り合って何年ぐらいなんですか?」
  美雲 「知り合って、まだ、3年ぐらいですよ」
  吾郎 「あ、そうなんだ。じゃぁ、すぐ、結構…」
  美雲 「もう、すぐ、結婚ですね。付き合ってから一週間ぐらいで結婚
      しようかぁ、って言われて、ま、いっかな…いうので」
  吾郎 「どうしたら、知り合って一週間で、結婚しようっていう気持ち
      にまで?」
  美雲 「えっ、勢いですかね」
  吾郎 「じゃぁ、一目惚れだったんだ、お互い」
  美雲 「いや、別に私、一目惚れじゃないっすよ。あははは(笑)」
  吾郎 「そうなの?」
  美雲 「電話でしつこくしつこく、何回も」
  吾郎 「ああ。わかる、何か想像つく」
  美雲 「毎日のように電話が掛かってきて」
  吾郎 「旦那さんの気持ちも分かる」
  美雲 「今までこう、まぁ、この人だって決めて、学生の頃とか?学生
      の頃とか、あんまり付き合ったりとか無い…?」
  吾郎 「学生の頃は、アイドルだったから、女の子とは手をつないで外
      も歩いちゃいけないってジャニーさんに教育されてたから


で、それを守ってたんだろうな、本当にっ??!!!

  美雲 「そうですよね」
  吾郎 「ふふ(笑)」


そして、いよいよハート(評価)のお時間。


    『奥さん僕にハート下さい・・・』


  吾郎 「奥様的には、では、ハートをつけるならばここのお店は、いく
      つハートを与えることが出来るでしょうか?」
  美雲 「5つです!」
  吾郎 「おっ、まだ先があるというのに、言っちゃったねぇ」
  美雲 「はい」
  吾郎 「5つ。まだ5つ以上と思えるのがあるかもしれない、この後」
  美雲 「じゃぁ、4.8にしときましょか?」
  吾郎 「でも、それなのにも関わらず、今良いと思ったから5つと言っ
      ちゃうのはとっても素敵だと思います」
  美雲 「また次の店に行ってそのときはまた考える」
  吾郎 「そのときはまた5つって言うでしょ?」
  美雲 「はい」
  吾郎 「ああ、何かねぇ、少し性格が分かってきたかもしれません」



そして、夜になり;

  吾郎 「さぁ、すっかり日も暮れてしまいまして。ねぇ、今青山通りに
      来て、最後のお店なんですけども」
  美雲 「はい。青山も中々、来たことが…」
  吾郎 「青山は?」
  美雲 「無いでしゅね」
  吾郎 「(真似して)無いでしゅねぇ〜」
  美雲 「(笑)」
  吾郎 「結構、取って置きのバーなので、向かいましょう」
  美雲 「はい」
  吾郎 「どうぞ」

最後に来たのは、その青山にある個室レストラン『SOUEN』。地下一階のフロアと7階の個室形式のフロアがあり、さらに今回、奥様にご用意したのは、このビルの屋上にあるという特別室『シャンパンガーデン』。ホテル並みに、シャワールームやジャグジーがあります;

  吾郎 「ああ、なるほどねぇ」
  美雲 「へぇ〜」
  吾郎 「すごいねぇ」
  美雲 「おっ、温かいですよ」
  吾郎 「ジャグジーとか、入れるんじゃない?これだったら人目につか
      ず、ねぇ、こう、二人っきりの空間を作れますよね?」
  美雲 「すごい、ねぇ。さっき雨降ってたんですよね。天気いいですよ
      ね」
  吾郎 「ねぇ、何か、都会のど真ん中とは思えないよね」
  美雲 「こう、ビルとか見えないじゃないですか」
  吾郎 「そうですね。ここだったら、誰からも見られない。何か東京じ
      ゃないみたいね、この木の香りとか」
  美雲 「香りもすごいいい」
  吾郎 「ここは関係ないのかな?あれ、シャワーもある」
  美雲 「ははははは(笑)」
  吾郎 「ねぇ、何かすごいね。リゾートホテル」
  美雲 「そんな感じ」
  吾郎 「うん」
  美雲 「なかなか雰囲気がいいじゃないですか。ねぇ。例えば記念日な
      んか、ちょっとお店予約したんだけど」
  吾郎 「そうだね」
  美雲 「で、パッって案内されたら、『いやぁ〜、素敵ぃ〜』ってなる
      じゃないですか」
  吾郎 「そうだね。でも、『いやー、素敵ぃ〜』って、僕の前で
      言ってくれないですね」
      (相変わらず、拗ねてます)
  美雲 「いやー、素敵ぃ〜」
  吾郎 「・・・」


  美雲 「例えばどうですか、女性をこう、誘って…」
  吾郎 「うん」
  美雲 「こういう演出とか、例えば?」
  吾郎 「うーん。いいかもね」
  美雲 「お誕生日とか、外食べに行こうって、行くじゃないですか。そ
      したら、いきなり部屋が暗ーくなって、ハッピーバースデーと
      か、向こうからケーキを持ってきたりとか」
  吾郎 「そういうの、弱い?」
  美雲 「そういうのに弱いじゃなくて、そういうの、やってあげたい」
  吾郎 「ああ。僕、結構、恥ずかしいんだよね、そういうの
  美雲 「あ、そうなんですか?私はやったことありますよ」
  吾郎 「あ、本当?意外とここまでは僕もないかもしれない、正直言っ
      て」

そして、吾郎君がシャンパンを開けます;

  美雲 「おお、さすが!」
  吾郎 「あっ、ちょっと、ちょっと強いっ(汗)」

格好よくシャンパンをあけるつもりが、溢れさせてます。

  美雲 「あはあははは(笑)」
  吾郎 「まぁ、こんなハプニングもありつつ…。本当はもっと暗い方が
      いいけどね。映らないから、テレビ
  美雲 「あ、なるほど。本当はもっと暗いんですよね」
  吾郎 「たぶん、僕の生活をカメラで撮ったら俺、映ってないと思う
  美雲 「あははは(笑)。えっ、家の中、暗いんですか?」
  吾郎 「家の中、暗い」
  美雲 「ええ〜」
  吾郎 「(ライトを切ってもらって)このぐらいがいい」
  美雲 「ええ〜」
  吾郎 「これは、ありえない?」

  吾郎 「何か、ジャグジーの・・・いい感じですよね?」
  美雲 「この音がね、すごい綺麗ですね」
  吾郎 「音がいいし」
  美雲 「例えば、二人とも会話が無くても」
  吾郎 「音があると…ああ、いいかもしれない」
  美雲 「ぼーっと聞きながら、お酒とか…」

  吾郎 「じゃぁ、まぁ、ちょっとお決まりなんですけども」


    『そろそろ奥さんのハート 欲しいです・・・』


  吾郎 「奥様のハートをいくつ射止めることが出来たでしょうか、この
      お店は?」
  美雲 「ハート7つです!」
  吾郎 「でた!!」
  美雲 「あははは(笑)」
  吾郎 「7つ?」
  美雲 「7つです!」
  吾郎 「5つ中なんですけど?」
  美雲 「そうなんですか?じゃぁ」
  吾郎 「嘘、嘘。120点ってことですよね?100点満点中」
  美雲 「120点。最高だっていうこと」
  吾郎 「決め手はやっぱり?」
  美雲 「決め手は、こう、隔離された空間」
  吾郎 「まぁ、欲を言えば、カメラやスタッフがいないと、もっといい?」
  美雲 「ああ、なるほど」
  吾郎 「そうですよね」

  吾郎 「何か…これからって感じですよね、雰囲気的にはね」
  美雲 「雰囲気的には、ばーって今盛り上がってるって感じですしね。
      お酒も」
  吾郎 「(笑)。ああ、でも、嬉しいな、盛り上がってくれて、気持ちが」
  美雲 「すごい楽しいですよ」
  吾郎 「本当ですか?」
  美雲 「はい。すごい楽しいです」
  吾郎 「たまにはそういう時間も、必要だと思います」
  美雲 「うん、欲しいですよね」
  吾郎 「うん。いつでも呼びつけて下さいよ」

そして、最後に乾杯ってところで;

  吾郎 「じゃぁ、もう、カメラもたぶん、どっか行っちゃうので」
  美雲 「はい。じゃぁ、一気に飲んでください」
  吾郎 「(笑) 一気は無い。この後は、じゃぁ、二人でまったりと、飲み
      続けましょう」
  美雲 「はい」
  吾郎 「今日は」

と、あれこれ吾郎君がアプローチをしてるけど、何か、奥さんに全く相手にされてない感じだったね(笑)



吾郎の部屋2

もう一度、留守番電話。出会い系サイトで知り合ったという人に恋をしているという奥様のお悩み。もちろん、旦那様には内緒だと。

  吾郎 「うーーーーーーん。まぁ、でも・・・やっぱりあったことない
      人をね、好きになってお互い惹かれあってるというのはどうな
      のかなぁ、僕はないと思うけどね」



(04.08.22 up)


 

第10回放送 TBS:04.06.09 MBS:04.06.29


前の週に引き続き、お酒が飲めなくてうずうずしているという奥様 玉貴さんとの日本酒デート。新宿の全国の日本酒が集められているお店、「あ一心」で、 二人の会話に合わせて、ご主人がお酒を出して下さいます。

  吾郎 「でも、おいしいね、本当に」
  玉貴 「おいしい。何か、本当に飲んじゃいそうで怖いですね」
  吾郎 「ちょっと玉貴さんを癒すことのできるお酒を」
  玉貴 「是非・・・」
  主人 「あまりにぴったりいきすぎるような酒が一本、見つかりました。
      『夢酔人』」
  玉貴 「夢酔人?」

   『竹泉夢酔人(兵庫県):自然に滴り落ちる雫のみを集めた貴重な酒』

? 吾郎 「夢酔人」
? 玉貴 「夢酔人です…」
? 吾郎 「夢心地になって頂きたいですからね」
? 玉貴 「うん」

もう一本は、「宵の月」

   『宵の月(岩手県):柔らかい香りとまろやかで甘みのある酒』

  玉貴 「いただきます。あ」
  吾郎 「うん」
  玉貴 「何かね、私、酔っぱらっている事をお存知のようなお酒ですね」
  吾郎 「(笑)」
  主人 「でも、まだ、そんなに酔ってないでしょ」
  玉貴 「私、これね、すごいね、今、感動した。宵の月…」
  主人 「これは、ただ、辛さが好きとか、甘酒が好きとか色んなことを
      言う人がいるけど、こういうレベルになると前後しちゃう」

そして;

  主人 「・・・長居しないようにしよう」
  吾郎 「あ、そろそろ二人っきりにさせて頂いてもよろしいでしょうか?」
  主人 「はい、失礼しました」

と、ご主人、退席;

  玉貴 「私ね、思うんですけど、あのね、こういうシチュエーションっ
      て、ものすごく嫌なんですよ」
  吾郎 「お見合いスタイル?」
  玉貴 「この、対面式が、すごく、何か距離があるように感じるんです
      けど・・・体温に触れたいんですよ
  吾郎 「体温?!?!?!?!
      (↑吾郎君、頭の中が混乱中・・・)
  玉貴 「そう、あのね、体温を感じたいんです。だから、相手の。我が
      ままですか、横に行きたいとかいうのは?」
  吾郎 「いや、全然、全然。いらしてください、折角ですから」
  玉貴 「はい、お邪魔致します」
  吾郎 「きましたね」
  玉貴 「はい…」

と、予定に無い展開に、吾郎君、お店の隅っこで三角座り。完全に退いてます(笑)。



吾郎の部屋1

悩める奥様は、直子さん、35歳。結婚暦6年。

旦那様には内緒で外では年齢を28歳で通しているという奥様。例えば、仕事帰りに行ったお店の人に、「28歳と言ってみて、相手が『えっ?』と思う顔をしたら私はもう、終わりなんだなっていう」そういうバロメーターにしているらしいです。

旦那様とは付き合って3ヶ月で結婚したという奥様、結婚してみると、旦那様は思った以上にクールで、服装とかにも「年相応にすれば?」とか「いい加減にすれば?」とか言われるそう。

  吾郎 「照れもあるんでしょうけど…」
  直子 「年相応にして、と言われるんで。そういうコメントを聞く度に
      私は段々、傷つくわけじゃないですか」
  吾郎 「自信も無くなっちゃうよね」
  直子 「それがだから、ある意味、クールな旦那さんに対しての、まだ、
      私は28でやれるのよ!…今、通っているうちは、ですよ(^^;)」
  吾郎 「あの…、『そんなに(旦那様が)クールにしていると、私は、
      まだその辺の年齢に見られるわけだから、どこ行っちゃうか、
      分からないわよ!』」
  直子 「そうです、そうです」
  吾郎 「・・・みたいなことを伝えたい?」
  直子 「そういうことが言いたかったんです。でも自分が子供なのかな?」
  吾郎 「いや、女性として、ちゃんといつまでも女性で。まぁ、いつま
      でも女の子でっていうかね」
  直子 「はい」
  吾郎 「何か、そういうのを放棄しちゃったらダメだもんね」
  直子 「がんばります」



  吾郎 「ジェラシー、に合うお酒ってあるのかな?」
  玉貴 「ちょっと体験したいですね」
  主人 「今、ちょっとね、面白いお酒を持ってきたんですけどね」
  吾郎 「さぁ、このお酒は・・・結構、熟成」
  主人 「ワインで言うと、ロマネ・コンティみたいなもんで…」
  吾郎 「へぇーーーーーーーー」
  主人 「非常に熟成された」
  吾郎 「『天壽』?」

   『天壽(秋田県):18年間寝かせた貴重な古酒』

もう一本は『弁天』(弁は難しい方の字)

   『弁天(山形県):一般には流通していない希少な酒』

  吾郎 「これは、ジェラシーとどう関係が有るんですか?」
  主人 「(弁天は)こういうね、その、大きな味はね、すごく太いです
      から、包み込むんですよ」
  吾郎 「大木のように?」
  主人 「(天寿は)これは非常にね、ジェラシーのようにシャープなん
      です」
  吾郎 「こいつにジェラシーしちゃう!」
  主人 「うん」
  玉貴 「はい!私は吾郎さんにこっち(天寿)を飲んでもらいたいです」
  主人 「なるほど」
  吾郎 「それはどうして?」
  玉貴 「もっとシャープにシャープにジェラシーを感じて欲しいから。
      私は包み込まれたいから」
  吾郎 「・・・。あってますねぇ〜」

そして、死因

  吾郎 「ああ、おいしい!」
  玉貴 「どうしよう、これはねぇ、もう、ジェラシーも全てぶつけたい
      感じ。何かね、ジェラシーをしている自分も全て**(許す?)
      みたいな」
  吾郎 「???(白目で考えてますが)分かった・・・分からないけど」
  主人 「ジェラシーっていうのは原動力だからね」
  吾郎 「そうですね」
  主人 「男も女もジェラシーが無いってことは飽きてるってことだから」
  吾郎 「そうですね」
  主人 「ジェラシーは大切ですよ」

そうして、二人は交換して、相手のお酒を飲んでみます;

  吾郎 「はぁ・・・うーん、結構、癖ありますね」
  玉貴 「あ、こっちのが癖が無いのはどうして?」
  吾郎 「いや、それは玉貴さんがジェラシーを感じてるからですよ」
  玉貴 「稲垣さんが飲むとまた違った味に感じるの?」
  吾郎 「ま、こっちの方が癖がありますよ、お酒としては」
  玉貴 「私のがクセモノだからってことですか」
  吾郎 「・・・」
  玉貴 「飲もうかな」
  吾郎 「へぇ〜、自棄酒ですか?」
  玉貴 「もう、自棄酒でいきますか、私?(笑)」
  吾郎 「いいですよ」
  主人 「あなた80%ぐらい、いい顔になってきたでしょ?(吾郎君には)
      足りないんだよ、酒が!
  吾郎 「いや・・・(笑)」
  玉貴 「もう、どうにかして!もう、どうにかして!」
  吾郎 「だって・・結構ね、*****(?)」
  玉貴 「信じられないの」
  吾郎 「いいんですよ、その人、それぞれのペースで」
  玉貴 「もう、ペースなんて言葉、使わないで!って感じなの」

奥さん、かなり酔っぱらってきました・・・と、そこでご主人、ここでもってきたのが『ひとりよがり』というお酒;

  吾郎 「来ましたよ」
  玉貴 「ちょっと、どうしよう、『ひとりよがり』って…(汗)」
  吾郎 「あはは(笑)」

   『ひとりよがり(山形産):特等米の山田錦100%で作られた酒』

ご主人曰く、冷静になれるようにさらっとしたお酒なのだそうです。

  吾郎 「じゃぁ、ひとりよがりの人間に対して、これを飲んで、ちょっ
      とお前、お前ちょっと行き過ぎじゃないか?」
  玉貴 「(笑)」
  主人 「そう。ちょっとペース落とせよ、みたいな」
  吾郎 「ペース落とせ(^^;)(手を叩いてウケてます)」

  吾郎 「ある程度は大切ですよね、ひとりよがりっていうのも」
  主人 「そうですよ。それは絶対、大切なんだけど、誰か他人が見てな
      いと、自分のペース、分からないでしょ?そういう時は、これ
      を飲んで自己反省するとか」
  玉貴 「そうか」
  吾郎 「すごいお酒。やられたね」
  玉貴 「やられちゃった、もう」
  吾郎 「ひとりよがり、乾杯!」
  玉貴 「ひとりよがりかんぱい、私の」
  吾郎 「うん、ちょっと冷静になるね」
  玉貴 「はい」
  吾郎 「水のようにこう…しなやかで、のど越しがよくて、逆に酔いを
      醒ましてくれるお酒っていう感じかな」
  玉貴 「そうですね」
  吾郎 「何、そのまともな・・・」
  玉貴 「(笑)」
  吾郎 「どうですか、ひとりよがりの味は。。。あはははは(笑)」
      (↑いぢわる)
  玉貴 「いたーい」

そして、続くお酒は;

  吾郎 「はい、来ました!」
  主人 「さぁ、来ましたよ!」
  吾郎 「本当に色々とお酒があって…」

   『極至(岡山産):飲んだ人を幸せにさせるという伝説の酒』

  吾郎 「一番、こう、頂点ということですよ、極至」
  玉貴 「はぁ」
  吾郎 「この究極を、喜びの究極を乾杯しましょう、じゃぁ」
  玉貴 「はい。本当に慎んで頂きます」
  吾郎 「染みてきた・・・脳にまで染みてきた」
  玉貴 「一番染みる酒ですね。今まで頂いた中で。もう、何も言葉が無い。極至」
  吾郎 「・・・・うまいっ」


   『吾郎さん、これで終わりですか・・・?』

  吾郎 「最後、もう一杯飲んだ方がいいかもね。最後に、やっぱり締め
      のお酒があってもいいのかな」
  玉貴 「うん」
  吾郎 「ねぇ、ちょっと締めのお酒を…」
  主人 「ちょっとね、面白いの持ってきた」
  吾郎 「締まりますか、こちらで?」
  主人 「どんなもんですか?」
  吾郎 「『これでおわりと』・・・?????」

   『これで終わりと思ったが(石川産):この店だけ飲める特注品』

  吾郎 「『これで終わりと思ったが』…?もう一杯飲みたくなるような
      お酒ということですか?」
  主人 「そうですね」
  吾郎 「どういうもんですか?」
  主人 「飲んでみますか?」
  吾郎 「ぜひ」

そして、一口;

  吾郎 「本当だ!」
  玉貴 「うん。何か初心に戻った感じ?最初の頃の、エンガワを食べて
      いた頃の」
  吾郎 「あ、そうかも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙)」
  主人 「何か、沈黙が流れてるなぁ〜」
  吾郎 「ちょっと邪魔しないで下さいよ」
      (↑ちょっと無理した発言っぽいけど)
  主人 「この次、見たかったのになぁ、断られちゃ仕方ない」

そして、再び二人っきりの空間になり、酔っぱらった奥様エスカレート!!;

  玉貴 「まぁ、最後まで一緒に飲もか!

と言って、吾郎君の肩を抱く奥様;

  吾郎 「いや、飲んでますよ」
  玉貴 「はい?」
  吾郎 「えっ」
  玉貴 「どうぞ」
  吾郎 「・・・・・。ね、僕、肩組んでもらってますけど
      逆ですよね、普通
  玉貴 「何か、すごい、やっとね、やっとこう・・・何だろう、居場所
      が見つかった・・・」
  吾郎 「何々?」
  玉貴 「居心地よくなったの、やっと(^^;)」
  吾郎 「(笑)」
  玉貴 「こうじゃなきゃダメなんだね、私って。こうじゃなきゃ、安心
      できないんだね、きっとね」

上機嫌な奥様。

  吾郎 「大丈夫かなぁ。今回、大丈夫かなぁ、

      これ・・・

大きな不安を抱える吾郎君。

  玉貴 「じゃぁ、あーんしていいですか?
  吾郎 「はい?!怒られちゃうよ。だって、みんなにこんな」
  玉貴 「どーぞ」
  吾郎 「だって、怒られちゃうよ、(テレビ)見ている人に」
  玉貴 「あーん」
  吾郎 「・・・」

奥様、聞く耳持たずです。仕方なく吾郎君、奥様の言う通りに;

  玉貴 「おいちい?」
  吾郎 「うん」

と、一口食べただけでは許してもらえず、さらに薦められる吾郎君;

  吾郎 「もっと食べるんですか、僕?」
  玉貴 「もういい?」
  吾郎 「じゃぁ、僕が一応、じゃぁ、お箸のこっち側で」
  玉貴 「えっ。そんなことを気にするようじゃぁ、私は…。してもらい
      たくないの!」
  吾郎 「(笑)」
  玉貴 「ごめんね」
  吾郎 「何が食べたいんですか?

  玉貴 「吾郎ちゃん

  吾郎 「・・・うっそぉ〜
  玉貴 「本当」
  吾郎 「お豆腐をね、あーんして。はい、あーん」
  玉貴 「あーん」

と、奥様の口ギリギリまで料理を近づけておいて、そのギリギリで自分で食べちゃう吾郎君;

  吾郎 「すみません、もう一回、じゃぁ。どうぞ」
  玉貴 「もういいよ」
  吾郎 「・・・」

奥様を怒らせちゃいました(笑)。とはいえ、そんなこんなで;

  吾郎 「結構、お酒、楽しめましたか?」
  玉貴 「すごい、楽しかったです。いいお酒ってこういうことなのかな?
      って」
  吾郎 「嬉しいな、それ言ってくれるのすごく嬉しい」
  玉貴 「チューしていい?」
  吾郎 「はい?『チューしていい』って何ですか?
      話がすごい飛びましたよ、今」

  吾郎 「じゃぁ、最後にもう一回乾杯を」
  玉貴 「これからまたがんばります」

と、最後の締めの言葉かと思ったら、吾郎君、奥様が手にしたグラスを見て;

  吾郎 「こぼれますよ、大丈夫ですか?」
  玉貴 「(笑)・・・冷静ですね」
  吾郎 「うん」

そんなこんなで、お店を出る二人。

  吾郎 「大丈夫ですか」
  玉貴 「はい」
  吾郎 「結構…、結構飲まれましたね?」

そうして、奥様が帰宅するためのバス停までやってきます。いつもなら、ここで奥様をバスに乗せて吾郎君が見送る格好になるわけですが、奥様をバスに乗せた吾郎君;

  吾郎 「大丈夫かな・・・ちょっとお見送りします。もう少し」

そうして、吾郎君も一緒に乗っていきました・・・。確かに、奥様の良い具合を見たら、心配だわな・・・(もっとも、スタッフはちゃんと付いてるんでしょうけどね)



吾郎の部屋2

亜矢27歳。結婚暦1年、6ヶ月の長女がいらっしゃる奥様。

奥様のお悩みは、旦那様は奥様よりも自分の筋肉を大事にするということで、家庭よりも筋肉トレーニングやラグビーに行ってしまうという旦那様なんだそうです。熱が出て具合が悪いときも、ラグビーに行かなかったものの、筋肉の調子が良くないので筋トレにいってしまった旦那様。自分や子供の面倒を見て欲しいと訴えます。

  吾郎 「子供、女の子?」
  亜矢 「女です」
  吾郎 「ね、絶対にそうだと思った。何か、男の子だったら絶対に筋肉
      マンに育てようとするよ」

とはいえ、子供がするハイハイは背筋が鍛えられる動きなので、「立つ前に背筋鍛えなきゃダメだ」なんて言ってるらしい(苦笑)。

  吾郎 「すごいねぇ。じゃぁ、なかなか愛情を感じることは無いかな、
      ご主人から?」

と聞かれた奥様、旦那様が寝てる横で「ねぇ、ねぇ、私のこと好き?」なんて聞くらしい。でも、最近、その返事がはっきりしなくなってきたとも。

  吾郎 「なるほどね。じゃぁ今度、寝てるときに、『ねぇ、ねぇ、早く
      奥さんの所に帰んなきゃいけないんじゃないの?』って(^^;)」
  亜矢 「はーい、今度これ、試してみます」
  吾郎 「これをしたら行ってもいいとか、何か約束事を1つ、作っても
      いいかもね」
  亜矢 「そうですね」
  吾郎 「何かルールの中で1つやっていくというのも、夫婦生活の中で」
  亜矢 「そうですね」
  吾郎 「うーん、子供もいるわけだし。まぁ、あんまり怒らずに、喧嘩
      したとき言ってもしょうがないから、寝たときに言っちゃって
      うんと言わせるとか…」
  亜矢 「(笑)」

と、吾郎君のアドバイス終了。

  吾郎 「こう、寝てるときに耳元で、『私のこと好き?』って・・・、
      可愛いよね」




(04.08.15 up)


 

第9回放送 TBS:04.06.02 MBS:04.06.22

吾郎の部屋1

5月5日(第五回目)放送でスタジオにいらっしゃった玉貴さん(結婚暦1年 専業主婦)の相談の続き。

  玉貴 「本当に吾郎さんと久しぶりにお酒も飲めて、もう、いい具合に」
  吾郎 「何年ぶりのお酒ですか?2年ぶりのお酒?」
  玉貴 「もう、あの、旦那とお父様がお酒嫌いなので、今日はこの機会
      に飲もう」
  吾郎 「遠慮してて?」
  玉貴 「はい」
  吾郎 「溜まってるよね、普段ね」



   『奥さん 僕がお酒を飲みに連れて行きます…』


そうしてやってきたのは、とある団地。奥様を訪ねに、その団地の階段を登っていきます。

  吾郎 「えーと、こちらの5階というはずなんですけども・・・ここは、
      階段なんですかね?エレベータ無いんですね。ああ、じゃぁ、
      階段で。5階まで…行かなきゃいけないのかな?結構、買い物
      袋なんか持って歩くと、結構、しんどいよね?ああ、これは結
      構、大変だわ」

と、吾郎君、バテ気味?(そんなに体力無かったっけ?)

  吾郎 「ふーーー(> <)。ちょっと、息切れする(^^;)」

と言いながら、ようやく玄関前までやってきます。

  吾郎 「では、お伺いしたいと思います」

ドアフォンを鳴らしたところ、奥様が中から出てきました。

  吾郎 「あ、どうも」
  玉貴 「あっ」
  吾郎 「久しぶり」
  玉貴 「あっ、お久しぶりです」
  吾郎 「久しぶりです。稲垣です」
  玉貴 「あ」
  吾郎 「覚えてますか?」
  玉貴 「はい、はい!」
  吾郎 「スタジオで…」
  玉貴 「はい、ありがとうございました」
  吾郎 「なんか、あの…スタジオでお話したときに」

と、話しをしようとしたところ、奥様のお子さんが中から出てきて;

  吾郎 「・・・(^^;)」
  玉貴 「吾郎ちゃんだよ」
  吾郎 「お名前は何ですか?」
  玉貴 「ユウキチです」
  吾郎 「ユウキチ君?ユウキチ君」

と、吾郎君が声をかけても顔を背けるユウキチ君。嫌われてるし…

  玉貴 「怖いの?」
  吾郎 「僕は今日は奥様を誘いにきました」
  玉貴 「えーーーー」
  吾郎 「はい」
  玉貴 「うそーーーー」
  吾郎 「ですからお着替えをしてもらって、出かける準備をしてもらい
      たいんですけれども」

と、唐突にデートのお誘い。ところが、家にはユウキチ君だけじゃなく、奥様の義父の實さんもいらっしゃって;

  玉貴 「すみません、お父さん…。あの…吾郎…吾郎さんが…」
  吾郎 「あ、どうも。こんにちは」
  實  「(^^)」
  玉貴 「家に、来てくれたんですけども」
  吾郎 「稲垣です、初めまして」
  玉貴 「あの、旦那のお父様です」
  吾郎 「あ、旦那様でいらっしゃるんですか?」
  玉貴 「違います(^^;)」
  吾郎 「旦那様の・・・そうですか・・・」

ぎこちない会話をしつつ、吾郎君、家の中に。

  吾郎 「あーーー」
  玉貴 「子供、遊び放題で…もう、すみません、こんなんで」
  吾郎 「結構、イメージどおり」
  玉貴 「えっ、ちょっと子供の昼ご飯中だったんですよ」
  吾郎 「あ、そうですか」
  玉貴 「今、食べさせようと思ってたとこだったんで」
  吾郎 「さぁ、ユウキチ君、お昼を食べようか?」
  玉貴 「できれば蕎麦を…」
  吾郎 「そうですか。僕と、お蕎麦を食べましょう」

と言ってみても、ユウキチ君は、ますます泣き出す始末(^^;)。

  吾郎 「(^^;)・・・じゃぁ、僕、待ってますので」

と、子供を連れて奥様は着替えに隣の部屋に行ってしまいました。で、リビングは吾郎君とお父様の二人っきりに(これはこれで微妙な空間だなぁ〜(^^;))

  吾郎 「何でこんなにおいしそうなお蕎麦を残しちゃってるんだかな」
      (って、それは吾郎君が来たからでは?)
  實  「おそば好きなんですよ」
  吾郎 「あ、そうなんですか?じゃぁ、僕、いただきまーす」

と言って、そのまま食べちゃってます(おいおい)。

  吾郎 「うん、伸びてる(^^;)・・・でも、おいしい」
  實  「・・・(^^;)」
  吾郎 「お父様から見て、どんな奥様ですか?」
  實  「うーん、気が強いですね」
  吾郎 「へぇ〜。そっか、玉貴さんとどんな話するんですか?」
  實  「精神的にもっと強くなれっていう話はよくしますよ。あの、や
      っぱりね、あの年ぐらいになると悩むこと多いじゃない、色ん
      なことで」
  吾郎 「うん。結構、仲、良くなるんだ…。姑さんとお嫁さんって…。
      じゃぁ、ちょっと息子さんの代わりに逆に何かこう…、近くで
      こう…支えてあげてるみたいなところもありますかね?」
  實  「うーん、どうかなぁ〜。反発する方が多いかもしれない(^^;)」
  吾郎 「あ、そうですか?」
  實  「言われて、『はいそうですか』ということはまずないでしょう?」
  吾郎 「うちの甥っ子は全然・・・あっ、いらっしゃいました」
  玉貴 「お待たせ致しました…」
  吾郎 「あら?あら!」
  玉貴 「はりきっちゃいました」

と奥様自身でも仰るとおり(?)、はりきった青いドレスで着ての登場。

  吾郎 「ちょっと、プリーツなワンピースで…」
  玉貴 「はい、一張羅で頑張ってみました」
  吾郎 「ちょっと、びっくりしてますよ、お父さん」
  實  「・・・(^^;)」
  玉貴 「お父さんも見たことないはずです、この服」
  吾郎 「ジーパンとTシャツ姿で、俺に反発してくる玉貴しか見たこと
      ないって」
  玉貴 「・・・。反発なんてとんでもないです(^^;)」
  吾郎 「照れてますよ、ちょっと」
  實  「(^^;)」
  吾郎 「じゃぁ、行きましょう」
  玉貴 「行って参ります。ユウキチをよろしくお願いいたします」
  吾郎 「ねぇ、ユウキチ君、ちょっと僕も…」

と言いながら、お出かけ。東京都新宿区 花園神社の境内を歩く吾郎君と奥様;

  吾郎 「新宿にやって参りました。花園神社。ねぇ」
  玉貴 「はい」
  吾郎 「何か、都会の中にこんな意外な感じですね」
  玉貴 「そうですね。」
  吾郎 「うん。ちょっとね」
  玉貴 「ドキドキします」
  吾郎 「連れて行きたいお店があるので」
  玉貴 「あ、そうなんですか?」
  吾郎 「もう、近くなんですけども、楽しみにしてて下さい」
  玉貴 「はい」

やってきたのが、アイッシン(?一心)というお店。200種類以上の日本酒が常備されているお店らしいです。

  吾郎 「こちらですね。いっぱい日本酒のエチケットが…ラベルがあっ
      て」
  玉貴 「日本酒のお店なんでしょうか?」
  吾郎 「そうなんですねぇ〜」

と、入り口に並んだ日本酒の銘柄のかかれたラベルを見ながら、店の中へと入っていきます。お客さんが誰も居ないから、この日は休業日なのかな?

  吾郎 「どうも、お世話になります」
  玉貴 「お世話になります」

本日は、ご主人の下山さんが、二人に合ったお酒を順番に出して下さるという趣向のようです。



吾郎の部屋2

さおりさん30歳、結婚暦3年。スタジオのソファーに座っていきなり笑い出しちゃう奥様。

  さおり「緊張・・・何か、すごい緊張しちゃって…」
  吾郎 「そうですよね。ここ、風水がよくないみたいなんですよ」
      (後日放送の第13回放送分参照)
  さおり「あ、そうなんですか?」
  吾郎 「ええ、何かそれが気になってしょうがないんですけどね。応急
      処置として、今日は(白い)クッションを。(ソファーの)赤が
      いけないみたいで、ええ。ただこういう(吾郎君のジャケット)
      ブルーとか、(奥様が着ている)ベージュによって色がね、緩和
      されれば大丈夫みたいなんですけれども・・・」

と、緊張を解きほぐすような会話をしながら、奥様のお悩みを。今回の奥様のお悩みは、旦那様と一緒にすごす時間が少ないということが悩みなのだそうです。旦那様は平日も夜遅く朝が早い、休みも無く働いていらると。

    『一人でひたすら耐えるしかない私…』

そういう不満を旦那様に言う時間もなく、普通に食事をして、普通に土日に出かけて、不通に夫婦喧嘩をしてという生活をしたいのだけどそれも無理。

  吾郎 「ぶつかり合いもできない?時間が無いから???…僕が旦那さ
      んに頼んどきましょうか?(^^;)」
  さおり「(^^;)お願いします。是非…」
  吾郎 「まぁ、なるべく前向きに心を持って。ねぇ、悲観的にならずに」
  さおり「そうですね、はい」

そして、お別れの薔薇を渡して。

  吾郎 「まぁ、ちょっとでもこれで、緑を見て心が癒されれば…」
  さおり「これで頑張っていきます」

と、吾郎君なりの言葉をかけてトークは終了でした。

  吾郎 「僕と、ドライブにでも行きませんかって、誘う3秒前まで行っ
      てしまいました。はい…(^^;)」



そうして、席について、店の主人の下山さんに、お酒を勧めてもらいながら、番組は進行していきます。

  下山 「いらっしゃいませ。ようこそ」
  玉貴 「こんばんは」
  吾郎 「こんばんは」
  下山 「今日は、旨いと思うものを出しますよ」
  吾郎 「本当ですか?」
  下山 「はい」
  吾郎 「ちなみに、好みとかありますか、玉貴さん?」
  玉貴 「緊張しておりますので、緊張をほぐすようなものを」
  下山 「はい」
  吾郎 「リラックスできるようなお酒を、じゃぁ」

下山さんが最初に出してくださったのは;

   『雪の音(秋田産):酸味が旨さを醸し出す味わいのある酒』
   『辣(愛媛産):軽い味だが水っぽくなくスッキリした酒』


  吾郎 「やっぱりさらっとした方からがいいんじゃないですか?順序と
      しては?」

ということで、奥様の方がさらっとした味だと下山さんが説明して下さった『辣』を、吾郎君が『雪の音』を頂いてます。

  玉貴 「楽しみ。頂きます」
  吾郎 「頂きます・・・うん、おいしい!」
  玉貴 「さわやか!飲んだこと無いです、これ」
  吾郎 「これは、飲めちゃうね」
  玉貴 「これ、まずいですね。あの…いっぱい飲めそう」

そして、そのお酒にあわせて出して下さったのは料理は;

  下山 「定番でお刺身ね」
  吾郎 「あ、すごい!絶対、美味しいよ」
  玉貴 「頂きます。なんかこんないい思いをしてる自分が信じられない。
      美味しいお酒と美味しい料理と美味しい男みたいな」
  吾郎 「・・・(汗)」
  玉貴 「三拍子揃って本当にどうしよう・・・」
  吾郎 「そうですか…。ご主人!」
  下山 「はい!」
  吾郎 「ご主人さま!」
  下山 「はいはい」
  玉貴 「えーと、吾郎さんをイメージしたお酒を、はい。吾郎さんと一
      緒にいる」
  吾郎 「一緒に飲むこの状況に」
  玉貴 「状況に合った、そうです、ちょっと初めてのデートみたいな…」
  下山 「あっ」
  吾郎 「僕がちょっとお酒の肴になってる状態なんですよ」
  下山 「そうですか、じゃぁ、あなたの希望通りのヤツを持ってきた」
  玉貴 「あっ、ああ!!!『男泣かせ』」
  吾郎 「『男泣かせ』?!」

   『男泣かせ(石川産):まろやかで芳醸 喉ごしのよい酒』

  下山 「これは実はね、(ラベルは)私の直筆なんですよ」
  玉貴 「えっ?」
  吾郎 「ここの酒造さんと知り合いなんですか?」
  下山 「そうです、そうです」
  吾郎 「書いてくれって頼まれて?」
  玉貴 「へー、すごーい」

   『富久長(広島産):特徴的な香りに多くのファンが存在するコクのある酒』
  下山 「これはね、女性の方が作ったお酒なの。非常に優しくてマイル
      ドで、これ、ちょっと(吾郎君に)飲んでもらおう」

というわけで、吾郎君が『富久長』を、奥様が『男泣かせ』を;

  玉貴 「あ、全然違う」
  吾郎 「あ、違う。ああ、美味しいね」
  玉貴 「美味しい!どうしよう…これ何か、えっ、日本酒?っていう」
  吾郎 「でしょ?僕も思った。何かね、ご主人に怒られちゃうかもしん
      ないけど、すっごい上質の白ワインみたいで」
  玉貴 「あ、本当に何て言うんだろう。フルーティーでもないけれども」
  下山 「だからね、あの、よくワインと比較されるんだけどね、こうい
      う繊細な味はワインにはないんです」
  玉貴 「あ、わかる。顔赤くないですか、私?」
  吾郎 「少し赤いです」
  玉貴 「(^^;)。赤いと思います、きっと」
  吾郎 「でも、それ飲んだら、男泣かせですから」
  玉貴 「はい」
  吾郎 「僕を落として下さい」
  玉貴 「そんなこと言われて、どうしましょう?(^^;) おしぼりで顔拭
      きたくなりました」
  吾郎 「(^^;)」
  下山 「ここらあたりから、うちの酒、旨いなって思うようになる」
  玉貴 「えっ、もっと美味しいんですか?」
  下山 「いままではアプローチだな」

   『福の宮(石川産):特等米の山田錦を使用した上品な酒』

  下山 「それとね、『千代むすび』っていう」
  吾郎 「あっ、本当だ」
  下山 「よく、千代に八千代にって言うでしょ?」
  吾郎 「ええ、千代に八千代に」
  下山 「あれ、千代結びっていうね」
  玉貴 「千代に結ばれるようにですか?」
  下山 「おめでたい」
  吾郎 「じゃぁ、二人のこういう今の状況や出会いにぴったりのお酒っ
      ていうことですね」
  下山 「そうですね」

   『千代むすび(鳥取産):奥行きのあるまろやかな味わいの酒』

  下山 「まぁ、こういうイメージで会話を進めると、いいんじゃないかと」
  吾郎 「わかりました」

吾郎君が『福の宮』,奥様が『千代むすび』を戴きます。

  吾郎 「うん!」
  玉貴 「あっ」
  吾郎 「結構、お酒になってきましたね」
  玉貴 「でも」
  吾郎 「お酒になってきたね」
  玉貴 「すごい飲みやすい…」
  吾郎 「おいしいね、本当に」
  玉貴 「おいしい、本当に何か、飲んじゃいそうで怖いですね」
  吾郎 「絶対、飲める人だと思うよ。基本的には。分かるもん、僕そう
      いうの」
  玉貴 「好きです」
  吾郎 「うん。絶対大丈夫だと思う」
  玉貴 「じゃぁ、今日は吾郎ちゃんの言葉を信じて、もう、私はガンガ
      ンいってもいいですか?」
  吾郎 「・・・はい・・・(^^;)」
        (↑珍しく声が上ずってる。かわええ〜(*^^*))

  玉貴 「こんなシチュエーションでお酒を飲むことなんて、たぶん一生
      無いと思ってました。何か男性と二人っきりでこうやって何か、
      料理を囲んでお酒を飲んで、こう、たわいもない話をするって
      いう…」
  吾郎 「たわいもない!?!?」
      (↑やけに引っかかってます(^^;))
  玉貴 「・・・(^^;)
  吾郎 「あの…なんでもない、こう…。でも、可愛げありますよ、玉貴
      さんは」
  玉貴 「・・・。まぁ、お飲みになって下さいよ。そう、どこが可愛い
      か、教えて下さい」
  吾郎 「何かこう…一所懸命に言葉を捜そうとしている感じとか、自分
      がこういう人間だと言おうとしている感じだとか、一所懸命、
      誠実な感じがする」
  玉貴 「ああ・・・」
  吾郎 「それはすごいかわいらしさに通じると思うし」
  玉貴 「そうなんでしょうかねぇ?」
  吾郎 「うん」

吾郎君、優しいなぁ・・・。と、その優しさが仇になることもあるわけで;

  玉貴 「私ね、思うんですけど、あのね、こういう(机を挟んで正面に
      座るという)シチュエーションってすごい嫌なんですよ」
  吾郎 「お見合いスタイル?」
  玉貴 「この、対面式が、何かすごく、距離があるように感じるんです
      けど…。体温に触れたいんですよ」
  吾郎 「体温?」
      (↑本日、上ずった声の第2弾)
  玉貴 「(^^;) そう、あのね、体温を感じたいんです。だから相手の。
      我がままですか、横に行きたいとかいう…」
  吾郎 「いや、全然、全然。じゃぁ、いらして下さい、折角ですから」
  玉貴 「はい」

そして、本当に奥様移動。

  玉貴 「お邪魔致します」
  吾郎 「はい・・・。来ましたねぇ」

吾郎君、部屋の角っこギリギリまで引き下がって、体育座りしてます。退いてるやん!(笑)



そして、この後どうなるか?!というところで、この続きは次週。2週にわたってって初めてだよね?


<次週予告>

  玉貴 「まぁ、最後まで一緒に飲もか」
  吾郎 「・・・。いや、飲んでますよ」



吾郎の部屋3

亜希子さん、33歳、結婚暦2年の奥様。

  吾郎 「僕より人生の2つぐらい先輩ですね」
  亜希子「あっ、なったばっかなんですよ。ちょっと誤魔化したかったんですけど」
  吾郎 「誤魔化してくださいよ!」
  亜希子「あ、すみません」
  吾郎 「誤魔化してくれれば」
  亜希子「じゃぁ、25ですとか言えばよかったです?」
  吾郎 「・・・。それは誤魔化されません」
  亜希子「すみません(^^;)」
  吾郎 「はい」

と、そんな奥様のお悩みは、旦那様が「鬼夫なんです?」と。

  吾郎 「青鬼ですか、赤鬼ですか」
  亜希子「赤ですね」

って、そういうこと聞いてどーするよ?

   『オニ夫に罵倒される毎日・・・』

旦那様はテレビを見ていても、それに奥様を当てはめて何かと罵倒するそうです。顔も、じーとみて「気持ち悪い」などと酷いことを言われ、家でもブルドックと呼ばれてると。

  吾郎 「それ、イジメじゃない。酷いね。ブルドックっていうよりも、
      かわいらしいチワワって感じ」
  亜希子「ですよね!私もそう…(^^;)…思うんですけど」
  吾郎 「僕もそう思います」
  亜希子「スミマセン…(^^;)」

  吾郎 「何で結婚したんですか?」
  亜希子「それは、私も聞きたいんですけど」
  吾郎 「はっきり言った方がいいかもね。冷静にね」
  亜希子「冷静に?」
  吾郎 「怒ってもしようがないからね。きっと亜希子さんがいなくなっ
      たら、すっごい寂しくなるだろうね」
  亜希子「いや、いつでも出て行ってくれって言ってますよ」
  吾郎 「そんなこと無いよ。絶対、必要とされてるよ」
  亜希子「されてますかねぇ」
  吾郎 「うん。でも、絶対、必要とされてるという自信を持っていいん
      じゃないかな?まぁ、そこを耐えろとは言わないけど、やっぱ
      り話し合った方がいい。耐えられないことだから、それは」
  亜希子「そうですよね?」
  吾郎 「うん、それはしっかり話し合って。うん」

  吾郎 「またいらして下さい」
  亜希子「ありがとうございました」
  吾郎 「ありがとうございました」

珍しくお悩み相談になってたなぁ、今回は。



(04.08.08 up)


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