吾郎の細道 04.04.07〜04.06.30(全13回) Wed 24:50〜25:20 TBS系列 にて ON AIR |
第1回放送分 04.04.07 (04.04.13) |
第2回放送分 04.04.14 (04.05.04) |
第3回放送分 04.04.21 (04.05.11) |
第4回放送分 04.04.28 (04.05.18) |
第5回放送分 04.05.05 (04.05.25) |
第6回放送分 04.05.12 (04.06.01) |
第7回放送分 04.05.19 (04.06.08) |
第8回放送分 04.05.26 (04.06.15) |
第9回放送分 04.06.02 (04.06.22) |
第10回放送分 04.06.09 (04.06.29) |
第11回放送分 04.06.16 (04.07.13) |
第12回放送分 04.06.23 (04.07.20) |
第13回放送分 04.06.30 (04.07.27) |
遅ればせながら、吾郎の細道のコーナーを新設しました。 遅くなった理由は、私自身がこの手の番組が苦手だから。・・・あっ、言っちゃった。でも、こればかりは、もう、ごめんなさいなんですけど(いや、謝る必要な無いんだけど)、生まれついてのもの(?)だから、どうしようもないのでお許しを(←開き直ってる)。 吾郎君が出ているということで、もちろん、楽しんで見てるところはあるのですけど、登場してくる奥様に腹を立ててみたり(もちろん、奥様によるけど)、最近では吾郎君にも腹を立ててみたり(何をデレデレしてるんだよ!!…みたいな感じ)、現在進行形で、この番組に対する感想が変化している段階です。 まぁ、この番組に出てくるような『美人奥様』とは180度違う人間(人生&外観&価値観etc)の僻みと言えば僻みなのだと思いますが… というわけで、そういう私自身のこの番組に対するスタンスが安定してませんので、レポ(もどき)を書いても、多々、表現が不安定なところがあると思いますが、番組が放送されていない地域もあるようなので、内容をイメージするのに少しでもお役に立てば幸いです。 ♪番組の説明 奥様の持つ、悩みやストレスを、吾郎君が癒すという趣向の番組。 吾郎君が奥様の元を訪れデートに連れ出すロケパートと、奥様が吾郎君の部屋に訪れて悩みを相談するというスタジオパートに分かれてます。 ロケパートは、吾郎君が旦那様がいない間に奥様の元を訪れ、吾郎君と奥様のデータから風水でデート先を決定して恋人気分でお出かけします。ちなみにデートの時間は、旦那様が帰ってくるまで、という設定。 スタジオパートは、セットには、ソファーやテーブルがり、部屋の作りになっており、奥様の「お悩み相談」という設定。相談というよりも、ただ吾郎君が話を聞いてあげて、奥様がストレス解消していくコーナーと思って見た方がいいのかもしれませんが。ワインで奥様をもてなし、薔薇の花を一輪プレゼントしてお別れする、というのがお約束。 そうそう、番組には、ナレーションのかわりに?、ティンカーツルという妖精のCG(声はもちろん笑福亭鶴光さん)が登場するのですけど、ここでは省略してます。 (04.06.06) **************************************** 何だかんだと文句を言いつつも、レポ完了・・・(^^;)。 最初は、さらっと書く程度にするつもりが、後半は、結構まじめに書いているつもりです。なぜ前半と後半で変わったかというと、素直に番組を楽しみ始めたからという非常に単純な理由だったりして(苦笑)。 「奥様」に全くもって共感する”要素”のない私としては、要は吾郎君を中心に番組を作ってくれればそれで満足であり、中盤以降では、奥様をもてなすということよりも、吾郎君のリアクションを素直に楽しめる番組構成になっていったので、私にとっては嬉しい路線変更でした。 ただ、折角、こういう路線に向かってくれていたのに、次の「吾郎のソナタ」では、また元の木阿弥なのかなぁ。いや、さらに私の好みとは外れていってしまったみたいです(ToT)。 (04.09.12) |
第12回放送 TBS:04.06.23 MBS:04.07.20 今回は、奥様お気に入りの家具を探すため、おしゃれなインテリアショップめぐりを行います。奥様との待ち合わせは、目黒区の大鳥神社の境内; 吾郎 「ええ、ここで待ち合わせしたんで、そろそろいらっしゃるとは 思うんですけれども。まだかな。まぁ待ち合わせはね、こう… 男が待つのは基本ですからね。僕は最高、代官山の駅で6時間 ぐらい待ったことがあります (^^;)。17歳ぐらいのとき。電話 したら、まだ寝てたんですけど」 などと、思い出話をしているうちに、奥様がいらっしゃいました; 吾郎 「あっ、いらしたようですね。どうも!」 麻衣子「お久しぶりです」 「お久しぶりです」というのは、今回の奥様は吾郎君に「高い高い」をしてもらった麻衣子さん、25歳結婚暦2年の奥様。 吾郎 「何か、今日は家具屋さんに?」 麻衣子「はい、そうなんですよ」 吾郎 「うん、ちょっと部屋の模様替えで?」 麻衣子「はい。でも、どこへ行ったらいいのか分からないので」 吾郎 「この辺はね、結構、家具屋さん多いし、楽しみにしてて下さい」 麻衣子「はい」 吾郎 「じゃぁ、折角、今日も晴れてデートということなんで、ショッ ピングデートということなんで、一応、足も用意しておきまし た」 麻衣子「足?」 吾郎 「はい」 二人が乗り込んだ足とは、ママチャリ(いいわぁ〜)。 吾郎 「じゃぁ、出発しましょう!」 麻衣子「はい。じゃぁ、後ろからついてきます」 発進した直後、吾郎君、早速、境内の石畳の上から脱線してるし…(笑)。 麻衣子「あはは、大丈夫ですか?」 吾郎 「・・・(^^;) 大丈夫」 目黒通りをゆく二人。最初にお邪魔したお店は、『art style market』 吾郎 「あの…、こちらはですね、『art style market』という店で、 ええ、ちょっとこう、ステンレスをね、基調としたシンプルで モダンな感じ」 麻衣子「いいですねぇ」 吾郎 「いいですね、結構。キッチン(\1,000,000)、いいじゃないで すか」 麻衣子「もう、こんなキッチン、憧れです」 吾郎 「キッチン、まさか、ここ(コンロ)にアルミホイルのやつとか、 ひいてない?」 麻衣子「えっ?ひいてます」 吾郎 「あれ、ダメだよ、ひいちゃ」 麻衣子「え、ダメですか」 吾郎 「ダメだよ!あれをひくから汚れてもいいと思って汚すの。汚れ たら取り替えればいいでしょ。毎回、洗わなきゃ」 え〜っ、ちょっと賛同しかねるそのご意見…(--;)。 吾郎 「でも、このキッチン、いいねぇ」 麻衣子「もう、これ、最高ですね」 吾郎 「最高だね」 麻衣子「いいですね、こう、統一感のある」 吾郎 「うん、キッチン。でも、いいよね」 麻衣子「いいです。何か、生活が楽しくなる」 吾郎 「これ、冷蔵庫。セットで。でも、これにほら、こういう冷蔵庫 は明日の予定とか貼っちゃダメだよ」 麻衣子「あははは(^^;)。写真とか貼っちゃダメですか?」 吾郎 「ピザ屋のデリバリーの番号とか」 麻衣子「何か、側面に貼っちゃいけないんですって」 吾郎 「あ、そうなの?何で?」 麻衣子「風水的に(^^;)」 吾郎 「風水的に?(^^;) 何なん・・・そういうの、こっちが言うこと だよ」 麻衣子「(^^;)」 別のコーナーでは、壁に昆虫の標本がディズプレイとして飾ってあったりもします。 吾郎 「おお!(標本の)蝶がすごいねぇ〜。何かね、ここのオーナー が昆虫好きなんですよね」 麻衣子「何であるんだろうと思いました」 吾郎 「ああ。俺もね、結構、昆虫とか好きなんだよね、実は」 麻衣子「ええ!!」 吾郎 「カブトムシ!ほら、ヘラクレスオオカブトムシとかいるからね。 ほら!」 麻衣子「何か、ちょっと楽しそうなんですけど、すっごい何か」 吾郎 「俺、結構、カブトムシとか昔好きだったのよ」 麻衣子「へぇ〜」 吾郎 「クワガタとか」 麻衣子「取りに行ったりとか、しました?」 吾郎 「そう。ミヤマクワガタとか、オオクワガタとかね。ヒラタクワ ガタとか」 麻衣子「(^^;)…詳しい」 吾郎 「ふふっ(^^;)」 麻衣子「でも、家具を見ているときって幸せですよね」 吾郎 「幸せ、家具を選んでいるときは。色んなイメージして」 更に別のコーナーには、モダンなソファーが置いてある一角があり、それに二人とも座って話をしてます; 吾郎 「この赤いソファー(ASM203:\207,900)とかいいじゃないですか」 麻衣子「はい、形も…」 吾郎 「結構、似合ってますよ、今日の黒と白の服に。ねぇ、あってる すごい」 麻衣子「本当ですか?」 吾郎 「うん」 麻衣子「これ、何か、寝れたりとかもしてね」 吾郎 「うん。何かね、ちょっと、いい!フランス映画みたい、なんか」 麻衣子「稲垣さんも、白(スコット:\207,900)があってますよ」 吾郎 「合ってますか?」 麻衣子「うん。クールな感じで」 吾郎 「ふーん、白もいいよね」 麻衣子「緑、やっぱり置いてますか、お部屋に?」 吾郎 「えーと、ベランダにおいてる」 麻衣子「ベランダに?お部屋には置いてない?」 吾郎 「置いてない。部屋には花の方が飾る」 麻衣子「花、飾るんですか?」 吾郎 「飾る。毎日ではないけど」 麻衣子「じゃぁ、お花屋さんに行って、お花買うんですか?」 吾郎 「買う、買う」 麻衣子「あらぁ〜、素敵ぃ〜。男の方でそういう人、いないですよね?」 吾郎 「うん。結構、最初、恥ずかしかったけど、メンバーには結構、 突っ込まれるけど。その後ろにある(ガートルランプ:\15,540) のも面白くない?点滴みたいで」 麻衣子「本当だ」 吾郎 「何か、僕、たまに、風引いたときに点滴とかうつときに、ベッ ドに寝て、やってもらうじゃない?そのとき、看護婦さんに点 滴こうやって調整してもらうの、好き!」 麻衣子「ええ!!!!!ええ、ちょっと怖くないですか?」 吾郎 「うん、ちょっと好き。こうやって直すじゃない。点滴落ち具合 を…」 麻衣子「こう、ぴぴぴって?たまらない感じですか?」 吾郎 「そう、それ想像しちゃった。あれ好きだね」 麻衣子「(少しケーブルが太くなっているあたり)この辺で?」 吾郎 「あ、それ。それ見るとヤバイ」 麻衣子「(^^;)可笑しい!!」 また場所を移動; 麻衣子「何か、見たこと無いものが、こうやって見て回ると」 吾郎 「そうだね」 麻衣子「いっぱいあるんですね」 吾郎 「これ(歯車で構成された時計。ギアタイム:\7,140〜)は面白 いね。これ電池?」 店員 「電池です。単一電池」 吾郎 「ずーっと動いてるんですか、じゃぁ?」 店員 「動いてます」 吾郎 「ああ、これ、面白い!」 店員 「秒針が無いので、カチカチカチっていう音が無いんですよ」 麻衣子「時計だと思わなかった」 吾郎 「ああ、これ、面白い!何かカリオストロの白を思い出さない、 ルパンの?最後のシーン」 麻衣子「こういう?」 吾郎 「(^^;) あったよね、何か?結構、買われていく人多いんですか?」 店員 「多いですね。ギフトに変われる方が多いので」 吾郎 「ああ、ギフトいいなぁ〜。これから一緒の時を刻んでいこう、 とか」 麻衣子「・・・はい」 吾郎 「すみません」
自転車で移動する吾郎君と奥様。吾郎君、”とまれ”のポーズをして自転車を停止して見せてます(笑)。続いてやってきたのは、同じく目黒通りにある『moody's』とうお店; 吾郎 「こちらです!さぁ、こちら。こちら、moody'sという」 麻衣子「何か、照明がこう…、いっぱいですね」 吾郎 「うん、何かね、1950年代〜70年代にかけてのそういう古き良き 時代のアメリカのアンティークのものとかを」 麻衣子「そうですね、レトロな感じがします」 吾郎 「こちらはハワイアンコーナー」 麻衣子「ねぇ、こんなソファーみたことがないです」 吾郎 「そうだよね。時計も可愛い。時計って中々ないよね?」 麻衣子「そ、そうなんですよ!時計って探すと」 吾郎 「格好いいの、無いよね。あれ面白いね、カヌーみたいなの。白 いの(ウォールクロック:\50,400)。あれ時計ですよね?」 店員 「そうです」 吾郎 「もっとこれでポップなのってよく見るけど、針が赤いヤツとか、 こういうの、無いよね。結構、いいかもしんない」 そうして、順番に店内の品々を見ていきます; 吾郎 「これ(レコード盤:\98,000)、格好いいね。何か最新のこう、 ねぇ、****みたいだけど、中身が結構、アナログな感じで。 ねぇ。当時、アメリカ人が思っていた未来の感じだよね」 吾郎 「明り、こだわった方がいいよ!」 麻衣子「重要ですよね!」 吾郎 「重要!明りだよ!ほとんど」 なんて言いながら店の中を見ているうちに; 吾郎 「うちの香取君好きそう」 と、吾郎君。 麻衣子「どれですか?」 吾郎 「このお店」 麻衣子「あ」 吾郎 「慎吾君が・・・うん」 店員 「先日いらっしゃったみたいですよ」 吾郎 「あ、そうなんですか、そうなんだ。世の中狭いですね」 麻衣子「(^^;)」 何だかんだ言ってても、メンバーの趣味、分かってる? 麻衣子「こういうの(コーヒーテーブル:\81,900)とかもいいですね」 吾郎 「でも、これさ、何かこう…、二人でソファー座るじゃん、ここ に物とか置くじゃん。座って」 麻衣子「はい」 吾郎 「ここで、乾杯〜、つって置くじゃん。ちょっと距離ない?」 麻衣子「(^^;)。 まぁ、主人とはちょっと距離おいてもいいかもしれな いです(^^;)」 吾郎 「えっ?(汗)」 そして店移動。ポケットからサングラスして、奥様に見せてみます。続いては、やっぱり目黒通りの『ACME FURNITURE』; 吾郎 「お!」 麻衣子「すごい!これぞ、飛行機」 吾郎 「すごい!」 飛行機の尾翼パーツがディスプレイとして店内においてあるという、本当に変わったお店です。 吾郎 「これ、絶対、戦闘機っぽくない?」 麻衣子「それっぽい」 吾郎 「前の方でしょう、上に符号があって。あ、でも、違うか、羽の 付け根か」 麻衣子「すごーい」 吾郎 「すごーい。これ、部屋に置けないよね?」 麻衣子「置けないです(^^;)」 さらに、飾ってある写真を見て; 吾郎 「あっ!B-38ライトニング(?)だ!!山本五十六が一式***に 乗って、この戦闘機に撃ち落されたんですよ、フィリピンで。 ふーん」 麻衣子「これ、しっぽの部分ですか?」 吾郎 「・・・。尾翼でしょ?」 麻衣子「尾翼って言うんですか?(^^;)」 そして、吾郎君が次に目をつけたのは、天井からぶら下がっている細長い物体; 吾郎 「取れない・・・。これ、形から言って、サイドウインダム(?) かもな」 麻衣子「(^^;)。すごーい」 吾郎 「誘導ミサイルですよ。これ、スパロンミサイル(?)かもしれな い、こっちは!」 麻衣子「わかんない、何か知らない言葉がいっぱい出てくる」 吾郎 「ファルコン****?あ、ファルコン…何とかファルコンって いうミサイルもあるの。トムキャットとかにつけてるやつ」 麻衣子「へぇ〜」 吾郎 「スパロンミサイルじゃないや。こいつはね、結構誘導ミサイル でね、追ってくるんだよ」 麻衣子「・・・(^^;)」 吾郎 「どっちのミサイルがいい?!」 スタッフ爆笑 麻衣子「ええ〜〜〜。ええ!」 吾郎 「サイドウインダム、やっぱり?(???)」 麻衣子「形はこっち(ファルコン)ですけど」 吾郎 「そうなんだ」 麻衣子「でも、こっち(サイドウインダム)が大きいし、強そうだから」 吾郎 「強そうだよね。いくらぐらいなんだろう?」 店員 「48万円です」 吾郎 「あ、そうなんだ・・・」 麻衣子「売ってるんですね?!」 吾郎 「家にさ、ミサイルあったら、笑えない?」 麻衣子「全然笑えないです」 ウキウキ気分でミサイルを眺め続ける吾郎君。そういう吾郎君を間近で見られる奥様、羨ましい!!! 吾郎 「こう、こんな近くで見ないもんね、ミサイル・・・」 麻衣子「はい。そうですね。何か、輝いてますね、顔が!!!」 吾郎 「本当?」 麻衣子「キラキラしてます」 吾郎 「やばい」 そして、戦闘機のヘルメットかな?を見つけた吾郎君。興味は持ったようですが、さすがに被るのは躊躇われるわけで; 吾郎 「おお!」 麻衣子「ああ、すごい」 吾郎 「わかったよ、かぶるよ」 麻衣子「あ、似合う!」 吾郎 「こういう感じだよね」 麻衣子「結構、いい、いい感じです」 吾郎 「本当?」 「いい感じ」と言われたら、やっぱり嬉しいのね(笑) そして、最後にやってきたお店は・・・ 吾郎 「ええと、こちらは、『MODERNICA』というお店で、結構、ポップですよね」 麻衣子「ポップですよね」 吾郎 「ねぇ。ディズニーと提携してやってらっしゃったりとか」 麻衣子「ああ、そうなんですか。ディズニー、すごい好きです」 吾郎 「これだったら、そんなに部屋広くなくてもさ、こちょこちょっ とまとまる感じはあるよね」 麻衣子「はい、可愛い」 吾郎 「このぐらいのスペースでも全然、いいし」 麻衣子「好きな感じです」 吾郎 「好きな感じ?」 麻衣子「はい」 吾郎 「椅子(ロッキングチェアー:\89,300)とか、いっぱいあるからね」 麻衣子「はい。椅子好きです」 吾郎 「椅子はやっぱりポイントになるんじゃない、部屋で」 麻衣子「はい」 そして、目をつけたのは、黄色いソファー。でも、座る部分の傾斜が非常に急で、座り方も難しそう… 吾郎 「この辺、かわいいね」 麻衣子「かわいいですね。これ、座るのどう?」 吾郎 「どうやって座るんだろう?」 店員 「もう、本当に普通に座っていただくだけなんですけど…」 麻衣子「いいですか?」 吾郎 「どうですか?」 麻衣子「あ、何か不思議な」 吾郎 「不思議?」 麻衣子「この角度がすごい不思議です。普通では味わえない角度って言 うんですか?」 吾郎 「ああ、また旦那様が妙な行動起こすんじゃないですか、その角 度だと」 麻衣子「これ、出産するときの角度に似てます」 吾郎 「え?」 麻衣子「・・・(^^;)」 吾郎 「出産?するときの角度?」 麻衣子「ハイ、分娩台みたいな角度です」 吾郎 「あはは(笑)」 麻衣子「ここ開くと。ちょっと変なこと言っちゃいましたけど」 吾郎 「ああ、大丈夫、なるほどなぁ、と思って」 麻衣子「ちょっと稲垣さん、座ってください、本当・・・」 吾郎 「はい」 麻衣子「ちょっと初な・・・」 吾郎 「おお!!!!あ、確かに・・・」 麻衣子「初めての」 吾郎 「こんな感じなんだ!」 麻衣子「こんな感じです、こんな感じで・・・」 吾郎 「こんな感じなんだ!」 麻衣子「はい、はい。なかなか無い角度じゃないですか?」 吾郎 「無いね!」 麻衣子「はい、はい」
インテリアショップめぐりも以上終了で、最後のお店の入り口で奥様の感想を伺います。 吾郎 「さぁ、まぁ、今日は色々見てきましたけど。何となくお目当て のものはありましたか?」 麻衣子「はい。この店にありました」 吾郎 「この店にあった?」 麻衣子「はい」 吾郎 「何だろう?ミッキー?」 麻衣子「ミッキーじゃなくて、あの、椅子を!」 吾郎 「白いヤツ?」 麻衣子「白い(スモールダイヤモンドチェアー:\64,000)、あの・・・ すぽっとはまる…」 吾郎 「いいかもね、一番ね。あそこに赤ちゃんが座った姿も結構」 麻衣子「ちょうどよさそうですね」 吾郎 「写真とかとっても可愛いだろうね」 麻衣子「やっと巡り会えた」 吾郎 「巡り会った感じ?生憎とですね、僕はそろそろ次の奥様の場所 に行かなくてはいけないんですよ」 麻衣子「はい」 吾郎 「折角、楽しい自転車でショッピングデートだったんですけど。 ちょっと呼ばれてるので」 麻衣子「独り占めにできる時間があって、よかったです」 吾郎 「そうですか。楽しかったね!」 麻衣子「はい」 吾郎 「僕、行っちゃうけど。一人で大丈夫?」 麻衣子「はい。駄々をこねません」 吾郎 「はい、じゃぁ、また何かあったら呼びつけて下さい」 麻衣子「はい、ありがとうございました」 吾郎 「変な傘でごめんなさい」 麻衣子「あ、はい、いいえ(笑)」 吾郎 「じゃぁ、また」 麻衣子「はい、さようなら」 そして、延々と手を振りながら、吾郎君は去っていきました。 麻衣子「吾郎さん!」 今回は全体的に楽しかったよん! (04.08.29 up) |
第11回放送 TBS:04.06.16 MBS:04.07.13 吾郎君、陸橋の上で、赤い傘を差して立ってます。 吾郎 「さぁ、今週も始まりました。ええ、生憎の雨です。梅雨ですね。 今日もお便りが来ているので、奥様のご要望に応えたいと思い ます。『吾郎さん、始めまして。いつも楽しく拝見させて頂い てます。ええ…、吾郎さんに聞いて欲しいお願いがあります。 私は最近、関西からこちらに引っ越してきたので、まだあまり こちらの地理に詳しくありません。たまには主人と二人で飲み にでも…と思っているんですが、どこのお店に行ったらよいで しょうか?吾郎さん、オススメの店をぜひ、教えて下さい』」 と、手紙を読み上げた吾郎君。その奥様がやってくるのを待ちます。 吾郎 「もうすぐ現れると思うんですけどね。まだかなぁ…。初対面だ もんね」 すると、陸橋の上から、下の道を歩いて近づいてくる奥様の姿が見えます。 美雲 「吾郎さん!ここ!!!こっちですよ!」 吾郎 「何か、結構、大胆ですね」 大声で声を掛けられたことに若干照れてる?!(笑)。 その今回の奥様は、美雲さん、27歳。結婚暦2年の奥様です。 吾郎 「すごい登場でしたよ」 美雲 「そうですか?(^^;) 結構、大きな声でした?」 吾郎 「大きかったです」 美雲 「ああ、そうですか」 吾郎 「結構ね、今日行く店は、もう、まったりと個室系でもう、二人 だけの世界にどっぷり…な店なんで。カメラも入ってこれない ような店もあると思うし」 美雲 「はい」 吾郎 「そういう所でも大丈夫ですか?」 美雲 「あ、大丈夫ですよ。顔は主人に置き換えてとか、するんで」 吾郎 「ちょっと待って。何?主人に顔を置き換えるの?!」 美雲 「(^^;)」 吾郎 「俺、自分の顔の方が好きだもん。たぶん、主人の顔より」 美雲 「それは、(吾郎君は)男前ですよ」 吾郎 「・・・(^-^)」 男前と言われて、普通に喜んでます。ホント、自分のことが好きなやつ…(^^;) 吾郎 「今日の、少し、時間だけは、まぁ、ご主人のことは忘れて」 美雲 「はい」 吾郎 「ねぇ。こう、東京をナイトクルージングしましょう」 美雲 「はい」 と、ここでなぜか吾郎君と奥様の傘が赤と透明が入れ替わってるんですが、なじぇ?(笑)。 吾郎 「じゃぁ、行きましょう」 美雲 「はい」 吾郎 「ホント、(雨が)止んだね」 まず二人が最初に向かったのは、新宿にある『aria blu TOKYO』。全室カラオケ付きのお店だそうです。 美雲 「綺麗なところですね」 吾郎 「まずはこちらからなんですけれども」 美雲 「はい」 吾郎 「雰囲気いいですよね?」 美雲 「いいですね」 吾郎 「うん」 店員さんに案内されて、個室を見に行きます。山小屋風の『Tirol Saloon』という名前の付いた部屋。なぜか、ロフトっぽい空間つーか、ハシゴを登って上がっていく空間もおまけに付いてます; 美雲 「これは、すごい、何か」 吾郎 「すごい、不思議だねぇ。でも、結構さ、飲んでて、笑えると思 うよ、こういう所、来たら」 美雲 「ねぇ」 そして、そのロフト空間に、上がっていく奥様; 美雲 「・・・」 吾郎 「僕も、登るよ、じゃぁ」 美雲 「(^^;)」 吾郎君、その上の狭い空間に置かれているちゃぶ台のような台に、くつろぎポーズで座って; 美雲 「何か、こう、お茶を飲みたくなりますよね」 吾郎 「そうだねぇ〜。でも、何か、そんなに悪くない」 美雲 「何となく落ち着きません?」 吾郎 「落ち着く、落ち着く」 美雲 「こう、狭いスペースが」 吾郎 「うん。無いよね確かにこういうスペース。カラオケボックスっ てやっぱりあるけど、カラオケボックスって言っちゃ失礼だも んね。ここはこういうちゃんとデザインされてて」 美雲 「友達と来てすごい、いい感じですよね?」 吾郎 「うん、いい感じ。僕とは来てくれないんですか?!」 美雲 「いやぁ〜、今、来てるじゃないですか」 吾郎 「あ・・・」 美雲 「(笑)」 吾郎 「だって、カメラが、邪魔なんだもん!」 ちょっと拗ねてみせる吾郎君でした(かわええ〜(^^;))。続いてはジャグジーのある部屋『Spa Saloon』。バスタオルなんかも貸し出ししてくれるそうです; 吾郎 「ここ、いいじゃん!(笑)。これ面白いね。でもさ、ここで何か、 食事とかしながらさ、そこでお風呂入ってる奴がいると、おか しいよね?」 美雲 「そうですね、ちょっと」 吾郎 「でも、水の音聞くだけでもいいね。音的には」 美雲 「涼しい感じがしますよね。でも、ここにいると何か、入るって いうのは・・・入ります?」 吾郎 「いや、入っちゃうんじゃないですか・・・ラブホテル?!ラブ ホテルだよ」 3つ目は宇宙船をイメージした『Trance Saloon』。全体的に濃い赤色のライトで照らされた部屋です。 店員 「こちら宇宙船をイメージした『Trance Saloon 』という(笑)、 お部屋になります」 吾郎 「あ、笑ってますね、自分で言ってて。自分で言いながら笑って る!えっ、もう一回言って下さい、何?」 店員 「あの、近未来の宇宙船をイメージした『Trance Saloon 』とい う、お部屋になります(笑)」 吾郎 「ああ…(笑)。宇宙船?」 店員 「どうぞ、中にお入り下さい」 吾郎 「はい。どうですか、宇宙船?」 美雲 「宇宙船に乗った気分になるような、ならないような…」 吾郎 「何か、いい感じ。バラバラ(?)みたいな、それこそ」 美雲 「あははは(笑)」 吾郎 「ねぇ?番組のセットっぽいよね。何かこう…科学系番組のセッ ト。これに乗って何億光年も旅をしたいって感じだよね」 他にもここのお店は、全部で20の個室があるそうですが。例えば、『Holly-wood Saloon』では; 美雲 「バババンとか?」 吾郎 「ババババン、みたいな」 美雲 「ああ、やられた…」 吾郎 「・・・」 美雲 「(笑)」 何ていう、銃撃戦を演じてみたくなっちゃうような空間もあったりします(^^;)。 そして、今回は折角二人でやってきているわけで; 吾郎 「何か、結構、団体客系の、ねぇ、大部屋があったんですけれど も、もっとこう…二人で、しんみりと、二人っきりになれるよ うな個室って言うのはないんですか?」 店員 「はい、あります。お二人のために、取っておきをご用意してお きましたので」 ということで案内されたのは『Lovers Saloon』。若干狭い目の部屋で、全体を赤いライトが照らします。 美雲 「(笑)」 吾郎 「何だろうね、これ」 美雲 「何か、ちょっと、あれですよね?」 吾郎 「不思議な感じだよね」 美雲 「不思議な感じですよね、オレンジが何か」 吾郎 「オレンジだからかな。うーん、LOVERS…。このオレンジ色が気 持ちを高揚させるんじゃない?燃え上がるんじゃない、気持ち が、LOVERSな感じに」 美雲 「うん、うん、うん」 吾郎 「オレンジって、食欲をこう…ねぇ」 美雲 「そうですね、オレンジとか黄色とか赤とか」 吾郎 「うん」 『奥さんのハート いくつ貰えますか?』 吾郎 「奥様のハートを与えるとしたら、いくつ、何ハート与えますか?」 美雲 「ハート4つです!」 吾郎 「いきなりきましたね」 美雲 「はい。ああ、ここの部屋、いいな、いいな、とかありますね」 吾郎 「ジャグジーとか面白かったね」 美雲 「ジャグジーとか、友達とだったら行ってみたいですね」 吾郎 「旦那とは違うの?」 美雲 「ちょっと、恥ずかしくないですか?」 吾郎 「恥ずかしい?」 美雲 「はい」 吾郎 「その辺の何か価値観がイマイチ・・・いくら僕でも掴み取れて 無いんだけど」 美雲 「女の子同士できゃっきゃ言いながら」 吾郎 「そだね。そこを、女の子同士できゃっきゃ言ってるところに、 遊びにいきたい」 美雲 「あははははは(笑)」
続いては、目黒にあるラウンジ『CURTAIN』というお店。そのお店は、落ち着いた雰囲気のソファーやテーブルが並び、いい感じのお店です。 吾郎 「じゃじゃじゃーん」 美雲 「中々、雰囲気が素晴らしいです」 吾郎 「さぁ、こちらです」 美雲 「はい」 吾郎 「こんばんは・・・」 美雲 「いや、すごい雰囲気が」 吾郎 「ねぇ、大人っぽく」 吾郎 「何か、いい感じ。ねぇ」 美雲 「すごくいいですね、このソファーとかも」 吾郎 「面白いね、面白い、面白い。ちょっと、こう、アジアっぽいものも」 美雲 「落ち着けますよね」 吾郎 「落ち着くねぇ。ここは、あれですか。ここだけじゃないんですよね」 店員 「そうですね。螺旋階段を上がって戴きますと」 吾郎 「上がると、まだ、部屋があると?」 店員 「はい、全く違うフロアーになります」 そうして、その螺旋階段を上がっていくと、雰囲気は一転し、全体的にブルーのライトが基調で; 吾郎 「こっちは、ほら、個室っぽく…いやらしー」 美雲 「あははははは(笑)」 と、吾郎君が反応したそこに広がるのは、カーテンで区切られた個室。テーブルと、クッションが2つ; 吾郎 「何か、ベッドみたいだよね」 店員 「失礼致します。こちらの試験管をお持ち頂いて、お二人でご一 緒にこのグラスに注いで戴けますか?」 吾郎 「そういう、演出が」 美雲 「何か現れるのかな?」 吾郎 「そうかな、せーの」 と、目の前のグラスに液体を注ぐと、そのグラスが青白く輝きはじめます。 吾郎 「おおおお!!」 美雲 「おおお!」 吾郎 「ネオン管のポキってやつに入るやつだね」 店員 「そうです」 吾郎 「本当だ、綺麗だね。へぇ〜」 店員 「こちら二人ご一緒に入れないと」 吾郎 「一緒に入れないと、あ、そうなんだ。何かちょっと時計仕掛け のオレンジの(?)、ミルクバーみたいな世界観だね」 美雲 「すごい、これは綺麗ですね。いいですね、ここは」 そして、カメラさんに手を振って、カーテンを閉める吾郎君。二人っきりの空間です・・・ても、透けて見えるんだけどね。 吾郎 「何だろうね、この感じ、ねぇ」 美雲 「この光」 吾郎 「この青い光が独特・・青い光が不思議な作用をもたらしそうだ けど。でも、結構、時間経つと落ち着いてくるかもしれない」 美雲 「たぶん、このソファーがすごい座り心地が」 吾郎 「うん」 店員 「失礼致します」 吾郎 「はい」 店員 「こちら、当店オリジナルのカーテンズというカクテルになりま す」 吾郎 「へぇ、カーテンズ?これはどういう飲み物なんですか?」 店員 「こちら(グリーン)の方がライチのお酒で、こちらのピンクが 桃を意識してます」 吾郎 「あ、そうなんだ。あ、おいしい」 美雲 「おいしい。そんなに甘くないです。さわやかです」 吾郎 「ええ、今の旦那様とは、馴れ初めと言うか」 美雲 「馴れ初めは、妹の彼氏の友達」 吾郎 「へぇ、じゃぁ、知り合って何年ぐらいなんですか?」 美雲 「知り合って、まだ、3年ぐらいですよ」 吾郎 「あ、そうなんだ。じゃぁ、すぐ、結構…」 美雲 「もう、すぐ、結婚ですね。付き合ってから一週間ぐらいで結婚 しようかぁ、って言われて、ま、いっかな…いうので」 吾郎 「どうしたら、知り合って一週間で、結婚しようっていう気持ち にまで?」 美雲 「えっ、勢いですかね」 吾郎 「じゃぁ、一目惚れだったんだ、お互い」 美雲 「いや、別に私、一目惚れじゃないっすよ。あははは(笑)」 吾郎 「そうなの?」 美雲 「電話でしつこくしつこく、何回も」 吾郎 「ああ。わかる、何か想像つく」 美雲 「毎日のように電話が掛かってきて」 吾郎 「旦那さんの気持ちも分かる」 美雲 「今までこう、まぁ、この人だって決めて、学生の頃とか?学生 の頃とか、あんまり付き合ったりとか無い…?」 吾郎 「学生の頃は、アイドルだったから、女の子とは手をつないで外 も歩いちゃいけないってジャニーさんに教育されてたから」 で、それを守ってたんだろうな、本当にっ??!!! 美雲 「そうですよね」 吾郎 「ふふ(笑)」 そして、いよいよハート(評価)のお時間。 『奥さん僕にハート下さい・・・』 吾郎 「奥様的には、では、ハートをつけるならばここのお店は、いく つハートを与えることが出来るでしょうか?」 美雲 「5つです!」 吾郎 「おっ、まだ先があるというのに、言っちゃったねぇ」 美雲 「はい」 吾郎 「5つ。まだ5つ以上と思えるのがあるかもしれない、この後」 美雲 「じゃぁ、4.8にしときましょか?」 吾郎 「でも、それなのにも関わらず、今良いと思ったから5つと言っ ちゃうのはとっても素敵だと思います」 美雲 「また次の店に行ってそのときはまた考える」 吾郎 「そのときはまた5つって言うでしょ?」 美雲 「はい」 吾郎 「ああ、何かねぇ、少し性格が分かってきたかもしれません」 そして、夜になり; 吾郎 「さぁ、すっかり日も暮れてしまいまして。ねぇ、今青山通りに 来て、最後のお店なんですけども」 美雲 「はい。青山も中々、来たことが…」 吾郎 「青山は?」 美雲 「無いでしゅね」 吾郎 「(真似して)無いでしゅねぇ〜」 美雲 「(笑)」 吾郎 「結構、取って置きのバーなので、向かいましょう」 美雲 「はい」 吾郎 「どうぞ」 最後に来たのは、その青山にある個室レストラン『SOUEN』。地下一階のフロアと7階の個室形式のフロアがあり、さらに今回、奥様にご用意したのは、このビルの屋上にあるという特別室『シャンパンガーデン』。ホテル並みに、シャワールームやジャグジーがあります; 吾郎 「ああ、なるほどねぇ」 美雲 「へぇ〜」 吾郎 「すごいねぇ」 美雲 「おっ、温かいですよ」 吾郎 「ジャグジーとか、入れるんじゃない?これだったら人目につか ず、ねぇ、こう、二人っきりの空間を作れますよね?」 美雲 「すごい、ねぇ。さっき雨降ってたんですよね。天気いいですよ ね」 吾郎 「ねぇ、何か、都会のど真ん中とは思えないよね」 美雲 「こう、ビルとか見えないじゃないですか」 吾郎 「そうですね。ここだったら、誰からも見られない。何か東京じ ゃないみたいね、この木の香りとか」 美雲 「香りもすごいいい」 吾郎 「ここは関係ないのかな?あれ、シャワーもある」 美雲 「ははははは(笑)」 吾郎 「ねぇ、何かすごいね。リゾートホテル」 美雲 「そんな感じ」 吾郎 「うん」 美雲 「なかなか雰囲気がいいじゃないですか。ねぇ。例えば記念日な んか、ちょっとお店予約したんだけど」 吾郎 「そうだね」 美雲 「で、パッって案内されたら、『いやぁ〜、素敵ぃ〜』ってなる じゃないですか」 吾郎 「そうだね。でも、『いやー、素敵ぃ〜』って、僕の前で 言ってくれないですね」 (相変わらず、拗ねてます) 美雲 「いやー、素敵ぃ〜」 吾郎 「・・・」 美雲 「例えばどうですか、女性をこう、誘って…」 吾郎 「うん」 美雲 「こういう演出とか、例えば?」 吾郎 「うーん。いいかもね」 美雲 「お誕生日とか、外食べに行こうって、行くじゃないですか。そ したら、いきなり部屋が暗ーくなって、ハッピーバースデーと か、向こうからケーキを持ってきたりとか」 吾郎 「そういうの、弱い?」 美雲 「そういうのに弱いじゃなくて、そういうの、やってあげたい」 吾郎 「ああ。僕、結構、恥ずかしいんだよね、そういうの」 美雲 「あ、そうなんですか?私はやったことありますよ」 吾郎 「あ、本当?意外とここまでは僕もないかもしれない、正直言っ て」 そして、吾郎君がシャンパンを開けます; 美雲 「おお、さすが!」 吾郎 「あっ、ちょっと、ちょっと強いっ(汗)」 格好よくシャンパンをあけるつもりが、溢れさせてます。 美雲 「あはあははは(笑)」 吾郎 「まぁ、こんなハプニングもありつつ…。本当はもっと暗い方が いいけどね。映らないから、テレビ」 美雲 「あ、なるほど。本当はもっと暗いんですよね」 吾郎 「たぶん、僕の生活をカメラで撮ったら俺、映ってないと思う」 美雲 「あははは(笑)。えっ、家の中、暗いんですか?」 吾郎 「家の中、暗い」 美雲 「ええ〜」 吾郎 「(ライトを切ってもらって)このぐらいがいい」 美雲 「ええ〜」 吾郎 「これは、ありえない?」 吾郎 「何か、ジャグジーの・・・いい感じですよね?」 美雲 「この音がね、すごい綺麗ですね」 吾郎 「音がいいし」 美雲 「例えば、二人とも会話が無くても」 吾郎 「音があると…ああ、いいかもしれない」 美雲 「ぼーっと聞きながら、お酒とか…」 吾郎 「じゃぁ、まぁ、ちょっとお決まりなんですけども」 『そろそろ奥さんのハート 欲しいです・・・』 吾郎 「奥様のハートをいくつ射止めることが出来たでしょうか、この お店は?」 美雲 「ハート7つです!」 吾郎 「でた!!」 美雲 「あははは(笑)」 吾郎 「7つ?」 美雲 「7つです!」 吾郎 「5つ中なんですけど?」 美雲 「そうなんですか?じゃぁ」 吾郎 「嘘、嘘。120点ってことですよね?100点満点中」 美雲 「120点。最高だっていうこと」 吾郎 「決め手はやっぱり?」 美雲 「決め手は、こう、隔離された空間」 吾郎 「まぁ、欲を言えば、カメラやスタッフがいないと、もっといい?」 美雲 「ああ、なるほど」 吾郎 「そうですよね」 吾郎 「何か…これからって感じですよね、雰囲気的にはね」 美雲 「雰囲気的には、ばーって今盛り上がってるって感じですしね。 お酒も」 吾郎 「(笑)。ああ、でも、嬉しいな、盛り上がってくれて、気持ちが」 美雲 「すごい楽しいですよ」 吾郎 「本当ですか?」 美雲 「はい。すごい楽しいです」 吾郎 「たまにはそういう時間も、必要だと思います」 美雲 「うん、欲しいですよね」 吾郎 「うん。いつでも呼びつけて下さいよ」 そして、最後に乾杯ってところで; 吾郎 「じゃぁ、もう、カメラもたぶん、どっか行っちゃうので」 美雲 「はい。じゃぁ、一気に飲んでください」 吾郎 「(笑) 一気は無い。この後は、じゃぁ、二人でまったりと、飲み 続けましょう」 美雲 「はい」 吾郎 「今日は」 と、あれこれ吾郎君がアプローチをしてるけど、何か、奥さんに全く相手にされてない感じだったね(笑)
(04.08.22 up) |
第10回放送 TBS:04.06.09 MBS:04.06.29 前の週に引き続き、お酒が飲めなくてうずうずしているという奥様 玉貴さんとの日本酒デート。新宿の全国の日本酒が集められているお店、「あ一心」で、 二人の会話に合わせて、ご主人がお酒を出して下さいます。 吾郎 「でも、おいしいね、本当に」 玉貴 「おいしい。何か、本当に飲んじゃいそうで怖いですね」 吾郎 「ちょっと玉貴さんを癒すことのできるお酒を」 玉貴 「是非・・・」 主人 「あまりにぴったりいきすぎるような酒が一本、見つかりました。 『夢酔人』」 玉貴 「夢酔人?」 『竹泉夢酔人(兵庫県):自然に滴り落ちる雫のみを集めた貴重な酒』 ? 吾郎 「夢酔人」 ? 玉貴 「夢酔人です…」 ? 吾郎 「夢心地になって頂きたいですからね」 ? 玉貴 「うん」 もう一本は、「宵の月」 『宵の月(岩手県):柔らかい香りとまろやかで甘みのある酒』 玉貴 「いただきます。あ」 吾郎 「うん」 玉貴 「何かね、私、酔っぱらっている事をお存知のようなお酒ですね」 吾郎 「(笑)」 主人 「でも、まだ、そんなに酔ってないでしょ」 玉貴 「私、これね、すごいね、今、感動した。宵の月…」 主人 「これは、ただ、辛さが好きとか、甘酒が好きとか色んなことを 言う人がいるけど、こういうレベルになると前後しちゃう」 そして; 主人 「・・・長居しないようにしよう」 吾郎 「あ、そろそろ二人っきりにさせて頂いてもよろしいでしょうか?」 主人 「はい、失礼しました」 と、ご主人、退席; 玉貴 「私ね、思うんですけど、あのね、こういうシチュエーションっ て、ものすごく嫌なんですよ」 吾郎 「お見合いスタイル?」 玉貴 「この、対面式が、すごく、何か距離があるように感じるんです けど・・・体温に触れたいんですよ」 吾郎 「体温?!?!?!?!」 (↑吾郎君、頭の中が混乱中・・・) 玉貴 「そう、あのね、体温を感じたいんです。だから、相手の。我が ままですか、横に行きたいとかいうのは?」 吾郎 「いや、全然、全然。いらしてください、折角ですから」 玉貴 「はい、お邪魔致します」 吾郎 「きましたね」 玉貴 「はい…」 と、予定に無い展開に、吾郎君、お店の隅っこで三角座り。完全に退いてます(笑)。
吾郎 「ジェラシー、に合うお酒ってあるのかな?」 玉貴 「ちょっと体験したいですね」 主人 「今、ちょっとね、面白いお酒を持ってきたんですけどね」 吾郎 「さぁ、このお酒は・・・結構、熟成」 主人 「ワインで言うと、ロマネ・コンティみたいなもんで…」 吾郎 「へぇーーーーーーーー」 主人 「非常に熟成された」 吾郎 「『天壽』?」 『天壽(秋田県):18年間寝かせた貴重な古酒』 もう一本は『弁天』(弁は難しい方の字) 『弁天(山形県):一般には流通していない希少な酒』 吾郎 「これは、ジェラシーとどう関係が有るんですか?」 主人 「(弁天は)こういうね、その、大きな味はね、すごく太いです から、包み込むんですよ」 吾郎 「大木のように?」 主人 「(天寿は)これは非常にね、ジェラシーのようにシャープなん です」 吾郎 「こいつにジェラシーしちゃう!」 主人 「うん」 玉貴 「はい!私は吾郎さんにこっち(天寿)を飲んでもらいたいです」 主人 「なるほど」 吾郎 「それはどうして?」 玉貴 「もっとシャープにシャープにジェラシーを感じて欲しいから。 私は包み込まれたいから」 吾郎 「・・・。あってますねぇ〜」 そして、死因 吾郎 「ああ、おいしい!」 玉貴 「どうしよう、これはねぇ、もう、ジェラシーも全てぶつけたい 感じ。何かね、ジェラシーをしている自分も全て**(許す?) みたいな」 吾郎 「???(白目で考えてますが)分かった・・・分からないけど」 主人 「ジェラシーっていうのは原動力だからね」 吾郎 「そうですね」 主人 「男も女もジェラシーが無いってことは飽きてるってことだから」 吾郎 「そうですね」 主人 「ジェラシーは大切ですよ」 そうして、二人は交換して、相手のお酒を飲んでみます; 吾郎 「はぁ・・・うーん、結構、癖ありますね」 玉貴 「あ、こっちのが癖が無いのはどうして?」 吾郎 「いや、それは玉貴さんがジェラシーを感じてるからですよ」 玉貴 「稲垣さんが飲むとまた違った味に感じるの?」 吾郎 「ま、こっちの方が癖がありますよ、お酒としては」 玉貴 「私のがクセモノだからってことですか」 吾郎 「・・・」 玉貴 「飲もうかな」 吾郎 「へぇ〜、自棄酒ですか?」 玉貴 「もう、自棄酒でいきますか、私?(笑)」 吾郎 「いいですよ」 主人 「あなた80%ぐらい、いい顔になってきたでしょ?(吾郎君には) 足りないんだよ、酒が!」 吾郎 「いや・・・(笑)」 玉貴 「もう、どうにかして!もう、どうにかして!」 吾郎 「だって・・結構ね、*****(?)」 玉貴 「信じられないの」 吾郎 「いいんですよ、その人、それぞれのペースで」 玉貴 「もう、ペースなんて言葉、使わないで!って感じなの」 奥さん、かなり酔っぱらってきました・・・と、そこでご主人、ここでもってきたのが『ひとりよがり』というお酒; 吾郎 「来ましたよ」 玉貴 「ちょっと、どうしよう、『ひとりよがり』って…(汗)」 吾郎 「あはは(笑)」 『ひとりよがり(山形産):特等米の山田錦100%で作られた酒』 ご主人曰く、冷静になれるようにさらっとしたお酒なのだそうです。 吾郎 「じゃぁ、ひとりよがりの人間に対して、これを飲んで、ちょっ とお前、お前ちょっと行き過ぎじゃないか?」 玉貴 「(笑)」 主人 「そう。ちょっとペース落とせよ、みたいな」 吾郎 「ペース落とせ(^^;)(手を叩いてウケてます)」 吾郎 「ある程度は大切ですよね、ひとりよがりっていうのも」 主人 「そうですよ。それは絶対、大切なんだけど、誰か他人が見てな いと、自分のペース、分からないでしょ?そういう時は、これ を飲んで自己反省するとか」 玉貴 「そうか」 吾郎 「すごいお酒。やられたね」 玉貴 「やられちゃった、もう」 吾郎 「ひとりよがり、乾杯!」 玉貴 「ひとりよがりかんぱい、私の」 吾郎 「うん、ちょっと冷静になるね」 玉貴 「はい」 吾郎 「水のようにこう…しなやかで、のど越しがよくて、逆に酔いを 醒ましてくれるお酒っていう感じかな」 玉貴 「そうですね」 吾郎 「何、そのまともな・・・」 玉貴 「(笑)」 吾郎 「どうですか、ひとりよがりの味は。。。あはははは(笑)」 (↑いぢわる) 玉貴 「いたーい」 そして、続くお酒は; 吾郎 「はい、来ました!」 主人 「さぁ、来ましたよ!」 吾郎 「本当に色々とお酒があって…」 『極至(岡山産):飲んだ人を幸せにさせるという伝説の酒』 吾郎 「一番、こう、頂点ということですよ、極至」 玉貴 「はぁ」 吾郎 「この究極を、喜びの究極を乾杯しましょう、じゃぁ」 玉貴 「はい。本当に慎んで頂きます」 吾郎 「染みてきた・・・脳にまで染みてきた」 玉貴 「一番染みる酒ですね。今まで頂いた中で。もう、何も言葉が無い。極至」 吾郎 「・・・・うまいっ」 『吾郎さん、これで終わりですか・・・?』 吾郎 「最後、もう一杯飲んだ方がいいかもね。最後に、やっぱり締め のお酒があってもいいのかな」 玉貴 「うん」 吾郎 「ねぇ、ちょっと締めのお酒を…」 主人 「ちょっとね、面白いの持ってきた」 吾郎 「締まりますか、こちらで?」 主人 「どんなもんですか?」 吾郎 「『これでおわりと』・・・?????」 『これで終わりと思ったが(石川産):この店だけ飲める特注品』 吾郎 「『これで終わりと思ったが』…?もう一杯飲みたくなるような お酒ということですか?」 主人 「そうですね」 吾郎 「どういうもんですか?」 主人 「飲んでみますか?」 吾郎 「ぜひ」 そして、一口; 吾郎 「本当だ!」 玉貴 「うん。何か初心に戻った感じ?最初の頃の、エンガワを食べて いた頃の」 吾郎 「あ、そうかも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(沈黙)」 主人 「何か、沈黙が流れてるなぁ〜」 吾郎 「ちょっと邪魔しないで下さいよ」 (↑ちょっと無理した発言っぽいけど) 主人 「この次、見たかったのになぁ、断られちゃ仕方ない」 そして、再び二人っきりの空間になり、酔っぱらった奥様エスカレート!!; 玉貴 「まぁ、最後まで一緒に飲もか!」 と言って、吾郎君の肩を抱く奥様; 吾郎 「いや、飲んでますよ」 玉貴 「はい?」 吾郎 「えっ」 玉貴 「どうぞ」 吾郎 「・・・・・。ね、僕、肩組んでもらってますけど。 逆ですよね、普通」 玉貴 「何か、すごい、やっとね、やっとこう・・・何だろう、居場所 が見つかった・・・」 吾郎 「何々?」 玉貴 「居心地よくなったの、やっと(^^;)」 吾郎 「(笑)」 玉貴 「こうじゃなきゃダメなんだね、私って。こうじゃなきゃ、安心 できないんだね、きっとね」 上機嫌な奥様。 吾郎 「大丈夫かなぁ。今回、大丈夫かなぁ、 これ・・・」 大きな不安を抱える吾郎君。 玉貴 「じゃぁ、あーんしていいですか?」 吾郎 「はい?!怒られちゃうよ。だって、みんなにこんな」 玉貴 「どーぞ」 吾郎 「だって、怒られちゃうよ、(テレビ)見ている人に」 玉貴 「あーん」 吾郎 「・・・」 奥様、聞く耳持たずです。仕方なく吾郎君、奥様の言う通りに; 玉貴 「おいちい?」 吾郎 「うん」 と、一口食べただけでは許してもらえず、さらに薦められる吾郎君; 吾郎 「もっと食べるんですか、僕?」 玉貴 「もういい?」 吾郎 「じゃぁ、僕が一応、じゃぁ、お箸のこっち側で」 玉貴 「えっ。そんなことを気にするようじゃぁ、私は…。してもらい たくないの!」 吾郎 「(笑)」 玉貴 「ごめんね」 吾郎 「何が食べたいんですか?」 玉貴 「吾郎ちゃん」 吾郎 「・・・うっそぉ〜」 玉貴 「本当」 吾郎 「お豆腐をね、あーんして。はい、あーん」 玉貴 「あーん」 と、奥様の口ギリギリまで料理を近づけておいて、そのギリギリで自分で食べちゃう吾郎君; 吾郎 「すみません、もう一回、じゃぁ。どうぞ」 玉貴 「もういいよ」 吾郎 「・・・」 奥様を怒らせちゃいました(笑)。とはいえ、そんなこんなで; 吾郎 「結構、お酒、楽しめましたか?」 玉貴 「すごい、楽しかったです。いいお酒ってこういうことなのかな? って」 吾郎 「嬉しいな、それ言ってくれるのすごく嬉しい」 玉貴 「チューしていい?」 吾郎 「はい?『チューしていい』って何ですか? 話がすごい飛びましたよ、今」 吾郎 「じゃぁ、最後にもう一回乾杯を」 玉貴 「これからまたがんばります」 と、最後の締めの言葉かと思ったら、吾郎君、奥様が手にしたグラスを見て; 吾郎 「こぼれますよ、大丈夫ですか?」 玉貴 「(笑)・・・冷静ですね」 吾郎 「うん」 そんなこんなで、お店を出る二人。 吾郎 「大丈夫ですか」 玉貴 「はい」 吾郎 「結構…、結構飲まれましたね?」 そうして、奥様が帰宅するためのバス停までやってきます。いつもなら、ここで奥様をバスに乗せて吾郎君が見送る格好になるわけですが、奥様をバスに乗せた吾郎君; 吾郎 「大丈夫かな・・・ちょっとお見送りします。もう少し」 そうして、吾郎君も一緒に乗っていきました・・・。確かに、奥様の良い具合を見たら、心配だわな・・・(もっとも、スタッフはちゃんと付いてるんでしょうけどね)
(04.08.15 up) |
第9回放送 TBS:04.06.02 MBS:04.06.22
『奥さん 僕がお酒を飲みに連れて行きます…』 そうしてやってきたのは、とある団地。奥様を訪ねに、その団地の階段を登っていきます。 吾郎 「えーと、こちらの5階というはずなんですけども・・・ここは、 階段なんですかね?エレベータ無いんですね。ああ、じゃぁ、 階段で。5階まで…行かなきゃいけないのかな?結構、買い物 袋なんか持って歩くと、結構、しんどいよね?ああ、これは結 構、大変だわ」 と、吾郎君、バテ気味?(そんなに体力無かったっけ?) 吾郎 「ふーーー(> <)。ちょっと、息切れする(^^;)」 と言いながら、ようやく玄関前までやってきます。 吾郎 「では、お伺いしたいと思います」 ドアフォンを鳴らしたところ、奥様が中から出てきました。 吾郎 「あ、どうも」 玉貴 「あっ」 吾郎 「久しぶり」 玉貴 「あっ、お久しぶりです」 吾郎 「久しぶりです。稲垣です」 玉貴 「あ」 吾郎 「覚えてますか?」 玉貴 「はい、はい!」 吾郎 「スタジオで…」 玉貴 「はい、ありがとうございました」 吾郎 「なんか、あの…スタジオでお話したときに」 と、話しをしようとしたところ、奥様のお子さんが中から出てきて; 吾郎 「・・・(^^;)」 玉貴 「吾郎ちゃんだよ」 吾郎 「お名前は何ですか?」 玉貴 「ユウキチです」 吾郎 「ユウキチ君?ユウキチ君」 と、吾郎君が声をかけても顔を背けるユウキチ君。嫌われてるし… 玉貴 「怖いの?」 吾郎 「僕は今日は奥様を誘いにきました」 玉貴 「えーーーー」 吾郎 「はい」 玉貴 「うそーーーー」 吾郎 「ですからお着替えをしてもらって、出かける準備をしてもらい たいんですけれども」 と、唐突にデートのお誘い。ところが、家にはユウキチ君だけじゃなく、奥様の義父の實さんもいらっしゃって; 玉貴 「すみません、お父さん…。あの…吾郎…吾郎さんが…」 吾郎 「あ、どうも。こんにちは」 實 「(^^)」 玉貴 「家に、来てくれたんですけども」 吾郎 「稲垣です、初めまして」 玉貴 「あの、旦那のお父様です」 吾郎 「あ、旦那様でいらっしゃるんですか?」 玉貴 「違います(^^;)」 吾郎 「旦那様の・・・そうですか・・・」 ぎこちない会話をしつつ、吾郎君、家の中に。 吾郎 「あーーー」 玉貴 「子供、遊び放題で…もう、すみません、こんなんで」 吾郎 「結構、イメージどおり」 玉貴 「えっ、ちょっと子供の昼ご飯中だったんですよ」 吾郎 「あ、そうですか」 玉貴 「今、食べさせようと思ってたとこだったんで」 吾郎 「さぁ、ユウキチ君、お昼を食べようか?」 玉貴 「できれば蕎麦を…」 吾郎 「そうですか。僕と、お蕎麦を食べましょう」 と言ってみても、ユウキチ君は、ますます泣き出す始末(^^;)。 吾郎 「(^^;)・・・じゃぁ、僕、待ってますので」 と、子供を連れて奥様は着替えに隣の部屋に行ってしまいました。で、リビングは吾郎君とお父様の二人っきりに(これはこれで微妙な空間だなぁ〜(^^;)) 吾郎 「何でこんなにおいしそうなお蕎麦を残しちゃってるんだかな」 (って、それは吾郎君が来たからでは?) 實 「おそば好きなんですよ」 吾郎 「あ、そうなんですか?じゃぁ、僕、いただきまーす」 と言って、そのまま食べちゃってます(おいおい)。 吾郎 「うん、伸びてる(^^;)・・・でも、おいしい」 實 「・・・(^^;)」 吾郎 「お父様から見て、どんな奥様ですか?」 實 「うーん、気が強いですね」 吾郎 「へぇ〜。そっか、玉貴さんとどんな話するんですか?」 實 「精神的にもっと強くなれっていう話はよくしますよ。あの、や っぱりね、あの年ぐらいになると悩むこと多いじゃない、色ん なことで」 吾郎 「うん。結構、仲、良くなるんだ…。姑さんとお嫁さんって…。 じゃぁ、ちょっと息子さんの代わりに逆に何かこう…、近くで こう…支えてあげてるみたいなところもありますかね?」 實 「うーん、どうかなぁ〜。反発する方が多いかもしれない(^^;)」 吾郎 「あ、そうですか?」 實 「言われて、『はいそうですか』ということはまずないでしょう?」 吾郎 「うちの甥っ子は全然・・・あっ、いらっしゃいました」 玉貴 「お待たせ致しました…」 吾郎 「あら?あら!」 玉貴 「はりきっちゃいました」 と奥様自身でも仰るとおり(?)、はりきった青いドレスで着ての登場。 吾郎 「ちょっと、プリーツなワンピースで…」 玉貴 「はい、一張羅で頑張ってみました」 吾郎 「ちょっと、びっくりしてますよ、お父さん」 實 「・・・(^^;)」 玉貴 「お父さんも見たことないはずです、この服」 吾郎 「ジーパンとTシャツ姿で、俺に反発してくる玉貴しか見たこと ないって」 玉貴 「・・・。反発なんてとんでもないです(^^;)」 吾郎 「照れてますよ、ちょっと」 實 「(^^;)」 吾郎 「じゃぁ、行きましょう」 玉貴 「行って参ります。ユウキチをよろしくお願いいたします」 吾郎 「ねぇ、ユウキチ君、ちょっと僕も…」 と言いながら、お出かけ。東京都新宿区 花園神社の境内を歩く吾郎君と奥様; 吾郎 「新宿にやって参りました。花園神社。ねぇ」 玉貴 「はい」 吾郎 「何か、都会の中にこんな意外な感じですね」 玉貴 「そうですね。」 吾郎 「うん。ちょっとね」 玉貴 「ドキドキします」 吾郎 「連れて行きたいお店があるので」 玉貴 「あ、そうなんですか?」 吾郎 「もう、近くなんですけども、楽しみにしてて下さい」 玉貴 「はい」 やってきたのが、アイッシン(?一心)というお店。200種類以上の日本酒が常備されているお店らしいです。 吾郎 「こちらですね。いっぱい日本酒のエチケットが…ラベルがあっ て」 玉貴 「日本酒のお店なんでしょうか?」 吾郎 「そうなんですねぇ〜」 と、入り口に並んだ日本酒の銘柄のかかれたラベルを見ながら、店の中へと入っていきます。お客さんが誰も居ないから、この日は休業日なのかな? 吾郎 「どうも、お世話になります」 玉貴 「お世話になります」 本日は、ご主人の下山さんが、二人に合ったお酒を順番に出して下さるという趣向のようです。
そうして、席について、店の主人の下山さんに、お酒を勧めてもらいながら、番組は進行していきます。 下山 「いらっしゃいませ。ようこそ」 玉貴 「こんばんは」 吾郎 「こんばんは」 下山 「今日は、旨いと思うものを出しますよ」 吾郎 「本当ですか?」 下山 「はい」 吾郎 「ちなみに、好みとかありますか、玉貴さん?」 玉貴 「緊張しておりますので、緊張をほぐすようなものを」 下山 「はい」 吾郎 「リラックスできるようなお酒を、じゃぁ」 下山さんが最初に出してくださったのは; 『雪の音(秋田産):酸味が旨さを醸し出す味わいのある酒』 『辣(愛媛産):軽い味だが水っぽくなくスッキリした酒』 吾郎 「やっぱりさらっとした方からがいいんじゃないですか?順序と しては?」 ということで、奥様の方がさらっとした味だと下山さんが説明して下さった『辣』を、吾郎君が『雪の音』を頂いてます。 玉貴 「楽しみ。頂きます」 吾郎 「頂きます・・・うん、おいしい!」 玉貴 「さわやか!飲んだこと無いです、これ」 吾郎 「これは、飲めちゃうね」 玉貴 「これ、まずいですね。あの…いっぱい飲めそう」 そして、そのお酒にあわせて出して下さったのは料理は; 下山 「定番でお刺身ね」 吾郎 「あ、すごい!絶対、美味しいよ」 玉貴 「頂きます。なんかこんないい思いをしてる自分が信じられない。 美味しいお酒と美味しい料理と美味しい男みたいな」 吾郎 「・・・(汗)」 玉貴 「三拍子揃って本当にどうしよう・・・」 吾郎 「そうですか…。ご主人!」 下山 「はい!」 吾郎 「ご主人さま!」 下山 「はいはい」 玉貴 「えーと、吾郎さんをイメージしたお酒を、はい。吾郎さんと一 緒にいる」 吾郎 「一緒に飲むこの状況に」 玉貴 「状況に合った、そうです、ちょっと初めてのデートみたいな…」 下山 「あっ」 吾郎 「僕がちょっとお酒の肴になってる状態なんですよ」 下山 「そうですか、じゃぁ、あなたの希望通りのヤツを持ってきた」 玉貴 「あっ、ああ!!!『男泣かせ』」 吾郎 「『男泣かせ』?!」 『男泣かせ(石川産):まろやかで芳醸 喉ごしのよい酒』 下山 「これは実はね、(ラベルは)私の直筆なんですよ」 玉貴 「えっ?」 吾郎 「ここの酒造さんと知り合いなんですか?」 下山 「そうです、そうです」 吾郎 「書いてくれって頼まれて?」 玉貴 「へー、すごーい」 『富久長(広島産):特徴的な香りに多くのファンが存在するコクのある酒』 下山 「これはね、女性の方が作ったお酒なの。非常に優しくてマイル ドで、これ、ちょっと(吾郎君に)飲んでもらおう」 というわけで、吾郎君が『富久長』を、奥様が『男泣かせ』を; 玉貴 「あ、全然違う」 吾郎 「あ、違う。ああ、美味しいね」 玉貴 「美味しい!どうしよう…これ何か、えっ、日本酒?っていう」 吾郎 「でしょ?僕も思った。何かね、ご主人に怒られちゃうかもしん ないけど、すっごい上質の白ワインみたいで」 玉貴 「あ、本当に何て言うんだろう。フルーティーでもないけれども」 下山 「だからね、あの、よくワインと比較されるんだけどね、こうい う繊細な味はワインにはないんです」 玉貴 「あ、わかる。顔赤くないですか、私?」 吾郎 「少し赤いです」 玉貴 「(^^;)。赤いと思います、きっと」 吾郎 「でも、それ飲んだら、男泣かせですから」 玉貴 「はい」 吾郎 「僕を落として下さい」 玉貴 「そんなこと言われて、どうしましょう?(^^;) おしぼりで顔拭 きたくなりました」 吾郎 「(^^;)」 下山 「ここらあたりから、うちの酒、旨いなって思うようになる」 玉貴 「えっ、もっと美味しいんですか?」 下山 「いままではアプローチだな」 『福の宮(石川産):特等米の山田錦を使用した上品な酒』 下山 「それとね、『千代むすび』っていう」 吾郎 「あっ、本当だ」 下山 「よく、千代に八千代にって言うでしょ?」 吾郎 「ええ、千代に八千代に」 下山 「あれ、千代結びっていうね」 玉貴 「千代に結ばれるようにですか?」 下山 「おめでたい」 吾郎 「じゃぁ、二人のこういう今の状況や出会いにぴったりのお酒っ ていうことですね」 下山 「そうですね」 『千代むすび(鳥取産):奥行きのあるまろやかな味わいの酒』 下山 「まぁ、こういうイメージで会話を進めると、いいんじゃないかと」 吾郎 「わかりました」 吾郎君が『福の宮』,奥様が『千代むすび』を戴きます。 吾郎 「うん!」 玉貴 「あっ」 吾郎 「結構、お酒になってきましたね」 玉貴 「でも」 吾郎 「お酒になってきたね」 玉貴 「すごい飲みやすい…」 吾郎 「おいしいね、本当に」 玉貴 「おいしい、本当に何か、飲んじゃいそうで怖いですね」 吾郎 「絶対、飲める人だと思うよ。基本的には。分かるもん、僕そう いうの」 玉貴 「好きです」 吾郎 「うん。絶対大丈夫だと思う」 玉貴 「じゃぁ、今日は吾郎ちゃんの言葉を信じて、もう、私はガンガ ンいってもいいですか?」 吾郎 「・・・はい・・・(^^;)」 (↑珍しく声が上ずってる。かわええ〜(*^^*)) 玉貴 「こんなシチュエーションでお酒を飲むことなんて、たぶん一生 無いと思ってました。何か男性と二人っきりでこうやって何か、 料理を囲んでお酒を飲んで、こう、たわいもない話をするって いう…」 吾郎 「たわいもない!?!?」 (↑やけに引っかかってます(^^;)) 玉貴 「・・・(^^;) 吾郎 「あの…なんでもない、こう…。でも、可愛げありますよ、玉貴 さんは」 玉貴 「・・・。まぁ、お飲みになって下さいよ。そう、どこが可愛い か、教えて下さい」 吾郎 「何かこう…一所懸命に言葉を捜そうとしている感じとか、自分 がこういう人間だと言おうとしている感じだとか、一所懸命、 誠実な感じがする」 玉貴 「ああ・・・」 吾郎 「それはすごいかわいらしさに通じると思うし」 玉貴 「そうなんでしょうかねぇ?」 吾郎 「うん」 吾郎君、優しいなぁ・・・。と、その優しさが仇になることもあるわけで; 玉貴 「私ね、思うんですけど、あのね、こういう(机を挟んで正面に 座るという)シチュエーションってすごい嫌なんですよ」 吾郎 「お見合いスタイル?」 玉貴 「この、対面式が、何かすごく、距離があるように感じるんです けど…。体温に触れたいんですよ」 吾郎 「体温?」 (↑本日、上ずった声の第2弾) 玉貴 「(^^;) そう、あのね、体温を感じたいんです。だから相手の。 我がままですか、横に行きたいとかいう…」 吾郎 「いや、全然、全然。じゃぁ、いらして下さい、折角ですから」 玉貴 「はい」 そして、本当に奥様移動。 玉貴 「お邪魔致します」 吾郎 「はい・・・。来ましたねぇ」 吾郎君、部屋の角っこギリギリまで引き下がって、体育座りしてます。退いてるやん!(笑) そして、この後どうなるか?!というところで、この続きは次週。2週にわたってって初めてだよね? <次週予告> 玉貴 「まぁ、最後まで一緒に飲もか」 吾郎 「・・・。いや、飲んでますよ」
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