吾郎の細道 04.05.05〜04.05.26 Wed 24:50〜25:20 TBS系列 にて 放送分 |
第5回放送分 04.05.05 (04.05.25) |
第6回放送分 04.05.12 (04.06.01) |
第7回放送分 04.05.19 (04.06.08) |
第8回放送分 04.05.26 (04.06.15) |
第7回放送 TBS:04.05.19 MBS:04.06.08
雨上がりという感じの田舎道(藤沢市)。空も曇り空だし、歩道には水溜りができてます。今回は一通の手紙を取り出して読むところから 始まります。つーことは、今回は本当に素人さんから届いた手紙ってことかしらん? 吾郎 「さぁ、今週の吾郎の細道、まずは一通の手紙から紹介してみた いと思います。『吾郎さんにお願いがあって、お手紙を書きま した。私の家はトマト農園を経営しているのですが、実は10人 が暮らす大家族なんです。全員が農園の仕事やそれぞれの仕事 に忙しくて、家事は私が一人でやってます』。ほぉ〜。『その ため、毎日の家事におわれて、自分の時間というものを持った ことがありません。そこで、家事とか吾郎さんって上手ですよ ね?少し家事を手伝って頂き(たいと。)ゆっくりできる時間 を作って欲しいです。どうかようろしくお願いします』」 と、まずは、読み上げ完了; 吾郎 「美寿々。21歳。若奥様からのお便りです。そっか、これは行か ねばならぬですね。まぁ、しかし生憎の、今日はちょっと雨も ちらつく曇り空で。ここで一句。 『奥様の心の細道曇り空』 ・・・失礼しました。では行きます(笑)」 吾郎 「こちらでしょうか?トマト直売。お邪魔します」 と言って、そのエリアの中に入っていくものの; 吾郎 「どこだ、どこだか分からない。ごめんくださーい」 と入っていくと、トマトを売ってるプレハブっぽい感じの建屋に、女性3〜4人。お客さんも来ているようです。 吾郎 「おはようございます」 A 「嘘!」 吾郎 「テレビです」 (テレビって…(汗)) A 「嘘!」 B 「嘘じゃなくて、本物だ」 吾郎 「テレビがやって参りました」 B 「ねぇ」 C 「どこかで見た方だと思って」 吾郎 「はい、稲垣吾郎です。ジャニーズ事務所所属です」 A 「トマトを買いに来て下さったんですか?」 吾郎 「トマトを買いに来たのではなくてですね。あの…、娘さんに、 ちょっと呼ばれてやってきたんですけども」 A 「はい、おります。今、洗濯物干してると思うんですけど」 吾郎 「あ、そちら?あ、そうですか?」 A 「こちら」 吾郎 「あ、そうですか?」 と、すぐ裏手にある物干し場(家の増築中って感じかしらん?)に案内されます。そこには、お子さん(息子1歳)と一緒にいる今回の奥 様の姿が。 美寿々「あ、」 吾郎 「おはようございます」 美寿々「ごろちゃん?あれ、あ・・・」 吾郎 「僕を呼びましたね?」 美寿々「あ、」 吾郎 「やって参りました」 美寿々「ああ、ごろうちゃん」 吾郎 「初めまして」 美寿々「あ、こんにちは」 吾郎 「こんにちは。美寿々さんですか?」 美寿々「はい」 吾郎 「お手紙をあの・・・読ませて頂きまして」 そうして、少しやりとりがあったのかもですが、早速、今回の作業に入ります; 吾郎 「僕、何をすればよろしいんですか、具体的には?」 美寿々「はい。えっと、今、とりあえず洗濯の途中なので、洗濯と、あ と、洗物があるんですよ、また。あと、部屋の掃除と」 吾郎 「うん」 美寿々「あと、あの、夜、夕食の買い物にいって」 吾郎 「うん」 美寿々「で、夕飯の支度をしないといけないんですよ」 と、一気に作業内容を語る奥様; 吾郎 「ほぉ・・・」 美寿々「あはは。たくさんあって、やることが」 吾郎 「わかりました。じゃぁ、始めましょう」 美寿々「はい、よろしくお願いします」 というわけで、早速、洗濯物を干す作業を一緒にお手伝い; 美寿々「じゃぁ、お願いします。はい、どうぞ」 吾郎 「・・・」 美寿々「お願いしますねぇ。ちょっといっぱいあるんで、まだまだ」 と、早速、吾郎君、こき使われてます。 吾郎 「僕ね、洗濯物って干さないんだよね、自分ちで」 美寿々「え、嘘?本当に?」 吾郎 「乾燥機か、クリーニングだからね」 美寿々「あっ。ちょうどよかったですね、洗濯…」 吾郎 「えっ?」 美寿々「できて・・・ねぇ?」 吾郎 「面白いね、君は・・・」 既に吾郎君、負けてます(^^;)。さらに; 美寿々「これたぶん・・・これやりすぎだって。これ、取る」 と、1つの洗濯物に対して、洗濯バサミ4つは使いすぎだと叱られてます。効率よく配置しないとね。 吾郎 「知らないよ!そんなの!」 美寿々「これ、ここに、こうしたりね」 吾郎 「あ」 美寿々「多いから!」 吾郎 「機転をきかさないと」 美寿々「そう、つけなきゃいけない」 吾郎 「深いねぇ〜」 と、納得。 美寿々「じゃぁ、これ終わったら来て下さい、家の中に。待ってます」 吾郎 「はい」 美寿々「じゃぁ、待ってますね」 と、洗濯物と一緒に取り残される吾郎君。 吾郎 「本当に・・・えっ、まだこんなにあるよ」 美寿々「もうちょっとですよ」 仕方なく、一人でやってます。そこに、先ほどの女性=今回の奥様のお母さんがやってきて; A 「すみません、洗濯やって頂いて」 吾郎 「これ、お母さんのブラジャーですか?」 って、堂々とブラジャー手にしてるぞ、この男。 A 「いや、違います。いや、それは。ごめんなさい、すみません。 たぶん、娘だと思いますけど」 吾郎 「お宅の娘さんは、アカの他人の男性に、ブラジャーを干されて、 恥ずかしくないんですかね」 お小言開始。 A 「恥ずかしいでしょうけど、まさか吾郎さんがみえるとは思わな い…」 吾郎 「あ、そうですか?」 A 「ごめんなさい」 吾郎 「いやいやでも」 A 「でも、いいです、それ!・・・干して頂けるんですか?」 吾郎 「でも、全部やっとけって言われたんですよ」 A 「ありがとうございます」 再び独りぼっちになって; 吾郎 「何かもうちょっと色っぽい番組じゃなかったっけ?」 いや、この方が私は見やすいので、できればもっとこの路線でやっていって下さい(^^;)。 そうして、再び奥様が吾郎君の様子を見に来ます。 『吾郎さん、お掃除を手伝って・・・』 吾郎 「できましたよ」 美寿々「じゃぁ、今度家の中・・・」 吾郎 「家の中?」 美寿々「すみませーん」 少し離れたところにある家の中に入っていきます。居間には、子供のおもちゃも散らかっていたりして; 美寿々「今度お掃除が」 吾郎 「はい」 美寿々「すみません」 その子供のおもちゃから片付けて・・・なのだけど、ついでにぽこぽこハンマーで男の子の頭を叩いたり・・・それに対して、微妙な子供 の表情・・・(まだ子供の扱いがダメなのねん) 掃除機を手にして、奥の部屋に入っていきます。途中、紙袋を収納しているケースを見つけて; 吾郎 「荷物、いっぱいありますね」 美寿々「(笑)」 吾郎 「これ、紙袋使う?」 美寿々「・・・(笑)」 吾郎 「こんだけあっても、たぶん、使うのね、このうちの2〜3枚だ と思うよ、一年間で」 美寿々「じゃぁ、後で捨てます」 吾郎 「本当?こんなに使わないから」 美寿々「あとで」 そうして、一番奥の寝室にやってきます; 吾郎 「ここ、寝室ですね」 美寿々「はい」 吾郎 「旦那様とお子様と。で、ここ、掃除しろと?」 美寿々「ここ(ベッドの下)に(電源の)差込みがある」 吾郎 「あのね、まず、掃除をしやすい空間を作った方がいい!」 美寿々「ここめちゃくちゃしやすい!」 吾郎 「だって、この紙袋は何でここにあるんですか?」 美寿々「これ、結婚式の写真なんですよ」 吾郎 「見せて」 美寿々「あ、見ます!?」 吾郎 「うん」 美寿々「ちょっと汚くなっちゃってますけど」 吾郎 「でも、結構お綺麗でしたよ、あちらの写真も、赤いドレスきて て。あ、すごい!」 と、奥様が19歳のときの結婚式の写真を見ています。 吾郎 「何か、今と全然違うじゃないですか?」 美寿々「どれ?それ、さっきと?」 吾郎 「別人ですね。こういう姿でお会いしたかったな…」 美寿々「あ、着ましょうか!ドレス」 吾郎 「えっ?」 美寿々「(笑)」 吾郎 「『ドレス、着ましょうか』っつったの?」 美寿々「あるの、ちょっと、部屋に」 吾郎 「本当に?」 美寿々「着ましょうか?」 吾郎 「着てよ!」 美寿々「本当に?じゃぁ、とにかく、お掃除お願いします」 吾郎 「うん」 美寿々「私、結構、掃除苦手なんで・・・」 吾郎 「でもね、ここだったら、僕も物が片付いてないから、掃除をし たいという気分にならない」 美寿々「でも、ここ、一番綺麗ですよね?」 吾郎 「うん、まだね」 美寿々「(笑)」 吾郎 「物は、もっとちゃんと整理した方がいいよ。掃除をするのが楽 しみになるような部屋にした方がいいよ!」 美寿々「あ、じゃぁ、作ってください!」 吾郎 「それはどんな環境でもね、どういう物があったって、どういう 生活をしてたって、それは可能なことだから」 (う〜ん、耳が痛い・・・。でも、私の部屋は吾郎君のものであふれてるんだから、半分は吾郎君のせいなのだ) 美寿々「がんばりまーす」 吾郎 「分かりましたか?」 美寿々「はい。吾郎ちゃん、結構、口うるさい」 吾郎 「えっ?ちゃうちゃう、ちゃんと君の為を想って言ってる」 そうして、奥様が着替えに行っちゃってる間に、吾郎君、ちゃんとベッドの下も掃除してます。 掃除が終わって、誰もいない台所に潜入。 吾郎 「あ、見てこの食器の数!やっぱりすごい人がいるんだね。ほら、 やっぱりこんなに。(冷蔵庫も勝手に開けて)見て、この量!」 とそこに、着替えを終えた奥様登場。写真にあった、赤いドレスを着ています。 吾郎 「あれ、あ、どうも」 美寿々「着てきました」 吾郎 「素敵!かわいいですね!全然この(台所の)背景と合ってない(笑)」 美寿々「(笑)」 そして、そのまま台所で、二人並んでポーズ。 吾郎 「でも、ツーショットいいんじゃないですか?」 美寿々「あっ、ここでいいですか?」 吾郎 「さっきの結婚式みたいな感じで」 美寿々「あ、写真みたいですか?」 吾郎 「こういう・・・こういうポーズとってなかった?」 吾郎君、モデルさんみたいに格好つけてます、台所で(笑)。 『吾郎さん、お買い物に付き合って・・・』 続いては、近所のスーパーにお買い物。雨も降ってるので、傘を差してのお出かけですが、もちろん、1つの傘に二人が入ってる構図。い いなぁ〜。 吾郎 「あ、こちらですか?」 美寿々「こっちですね」 吾郎 「もっと寄っていいですよ、濡れちゃうから」 美寿々「すみません」 吾郎 「今日はちなみに?」 美寿々「今日は一応、ミートソースと、ミネストローネと、あとサラダ とか、そんな感じで」 吾郎 「そっかそっか」 美寿々「そうですね」 スーパーの中に入ってきて、食材探し; 吾郎 「挽肉はどうしようかな・・」 美寿々「挽肉はこれぐらいですね」 吾郎 「そんなに使う?」 美寿々「使う、使う」 吾郎 「そうだよね。あの家族だもんね」 美寿々「2つぐらい」 吾郎 「これが2つぐらい必要?結構、量あるね」 美寿々「足りないといけないから。あとベーコン。これはいらないの?」 吾郎 「いらない」 美寿々「いらないの。・・・ベーコン」 吾郎 「ベーコン買おうよだから」 美寿々「ベーコン」 吾郎 「何か楽しくなってきた!何か、あの掃除機やらされてるときは、 どんな感じかと・・・」 美寿々「ベーコン!」 吾郎 「いや、ベーコン、こっちはブロックみてんだよ」 美寿々「あっ、ブロックベーコン」 こだわりあるみたいね(苦笑)。 吾郎 「アンチョビーペーストあるじゃん!」 美寿々「あった」 吾郎 「ないとかいったじゃん」 美寿々「あった。じゃあ、吾郎ちゃんこれかえしてきてください」 吾郎 「俺が返してくるの?」 美寿々「うふふ」 そうして、レジにてお会計; 吾郎 「スーパーで一万円超えると、『俺ってセレブ?』とか思わない」 美寿々「なんかすごいとか思っちゃう」 『吾郎さん、トマト狩りに行きましょ・・・』 お買い物も終わり、トマト栽培をしているハウスに、直接トマトを狩りにいきます。まだ、雨も降り続けているようで、傘を差しながらぬ かるんだ道を歩いていきます。 吾郎 「さあ!トマト」 美寿々「ちょっと」 吾郎 「トマト、つむんですね」 美寿々「はい。ちょっとトマト取りに…」 吾郎 「登山靴で来ればよかった…」 美寿々「本当に。ちょっとここ、危険なんで」 吾郎 「はい」 そして、目的のビニールハウスに到着; 美寿々「じゃぁ、ここで取ります」 吾郎 「はい」 美寿々「ああ、すごい!」 吾郎 「トマトが」 美寿々「温かい、この中・・・」 吾郎君自身が、熟したトマトを選んで、切ってます。 吾郎 「ふーん、面白い!」 美寿々「面白い?良かった」 吾郎 「ほら、綺麗なトマト!」 美寿々「それ、いい感じ!」 吾郎 「これ綺麗だね」 美寿々「うん」 吾郎 「(匂いをかいで)ああ、いい香り」 美寿々「本当に?」 吾郎 「(また別のトマト)ほら、これ見て。すっごい綺麗」 美寿々「これ綺麗!」 吾郎 「トマトジュースのコマーシャルに出てきそうな」 美寿々「本当に、出れるんじゃないですか?」 吾郎 「(髪をかきあげて)出れるかな?」 美寿々「出れます、出れます」 CMを意識してポーズを決める吾郎君が素敵(*^^*)。 『吾郎さん、夕飯作るの手伝って・・・』 吾郎 「さぁ、ええ、ゆでてから湯引き(?)だよね」 美寿々「そうですね。じゃぁ、これ・・・」 吾郎 「結構、僕、面倒くさいからズバっと切っちゃうんだけど」 と言いながら、まずはトマトからやってます。 吾郎 「玉ネギやらないとね」 美寿々「お願いします。玉ネギ」 吾郎 「面倒くさいね」 美寿々「はい。玉ネギ苦手なんですよ」 なんて会話をしている隙に、トマトを一つ口に放り込む吾郎君; 美寿々「あっ、食べちゃった」 吾郎 「(@o@)・・・甘い!」 美寿々「甘いでしょ?おいしんですよ」 吾郎 「本当に甘いね!!!」 と、粗相をしつつ、言われたとおりに真面目に玉ネギ; 吾郎 「玉ネギミジンだね」 美寿々「はーい」 奥様がトマトを茹でてる間に玉ネギのミジン切り。でも、大家族10人分の料理ですから、そのミジン切りの量も膨大なわけで、吾郎君の目には涙が・・・; 吾郎 「ああ、きた。玉ネギ・・・きたよ」 美寿々「きました?」 吾郎 「一緒に泣こうよ」(←すごい誘い文句だ…(^^;)) 美寿々「いえいえ」 吾郎 「だめだ・・・(ToT」 美寿々「あははは(笑)」 と、少し手を止めて、涙を堪えてます。 美寿々「ああ、すごい男前」 この奥様の発言に、スタッフの笑い声が入ったけど(この笑い声、下品で気になる)、でも、ここの奥様の「すごい男前」という感想は心底同意。リピート繰り返しちゃったよσ(^^;)。 吾郎 「音楽かけたりしないの、料理作るとき?」 美寿々「しない!あの…、子供寝かした隙に…とかよくやっちゃうんで すよ」 吾郎 「俺、自分でBGMかけて、盛りたててやるんだよ。R&Bとか」 美寿々「かけながらやるんですか?」 吾郎 「かけながらやる」 美寿々「へぇ〜、おっしゃれぇ〜」 吾郎 「(笑)」 いいなぁ、この二人のボケ突っ込み…(苦笑)。そして、まだまだボケ突っ込みは続く; 美寿々「すごい助かりました、今日は」 吾郎 「本当?」 美寿々「うん、すごい助かった」 吾郎 「(トマト切ってる奥様に)何か簡単だね、それ」 美寿々「いやいや、いやいや」 吾郎 「何か、おいしいとこ取ってない?」 美寿々「たいへんだぁ〜」 吾郎 「玉ネギ最後、籠に入れる・・・」 美寿々「いやぁ〜、大変ですねぇ〜トマトって」 さらにさらに、今度は玉ネギを炒める作業に入った吾郎君。熱した鍋に刻んだ玉ネギを入れますが; 吾郎 「ほら、ダメじゃん」 美寿々「えっ?」 吾郎 「『ジュッ』っていう所が見たかったんだよ、番組的に」 美寿々「ああ、吾郎ちゃんミステイクみたいなね」 吾郎 「(^^;)・・・。面白い・・・(^^;)」 美寿々「えっ、違った?」 吾郎 「赤ワインとかブランデーとかある?」 美寿々「赤ワイン?」 吾郎 「本当は少しフランベすると美味しいんだよね、お肉炒めた後に」 美寿々「赤ワインで?」 吾郎 「ブランデーなんか最高だよ。コニャックでもいいし」 何て言いながら吾郎君が料理を続けている吾郎君を、カメラさんが足元からゆっくりターンアップ。そのときの吾郎君はもちろん右手を腰にあてたあのスタイル; 美寿々「やっぱり吾郎さん、こういう感じでやるんですか?」 吾郎 「何を?」 美寿々「お料理」 吾郎 「・・・(^^;)。どういう感じ?」 美寿々「こ、こういう(手を腰に当てた)感じ」 吾郎 「ふーん。だって、こっち、(右手側に何も)無いんだもん」 美寿々「あ、そっか」 美寿々「じゃぁ、私、(玉ネギ)炒めてるんで、吾郎さん、あの・・・ 玉ネギが…」 吾郎 「また切るの?」 美寿々「(^^;)そうですね」 吾郎 「俺、これ、(炒める方を)やりたいよ!」 美寿々「これ、(炒める方は)大変だから・・・」 吾郎 「こっち(炒める)のがね、大変だから」 美寿々「いや、いいですよ、そんな大変な思いはさせられない。じゃぁ、 私これ、炒めてますから!」 吾郎 「またやるの、俺?!玉ネギ??!」 渋々玉ネギを切る作業に入る吾郎君ですが、なぜか腰を引いてやってます。それは余計に大変だと思うのだが…; 美寿々「大丈夫ですよ、玉ネギ」 吾郎 「えっ?」 美寿々「大丈夫、大丈夫」 玉ネギ作業は終わったのか、奥様の肉を炒める作業を覗いている吾郎君; 吾郎 「ある程度、焦がすことも必要なんだよ」 美寿々「あっ」 吾郎 「その方が肉がギュって引き締まって」 美寿々「へぇ〜」 吾郎 「ちょっと焦がすのもね」 美寿々「焦がすんだ…」 吾郎 「うん」 美寿々「じゃぁ、頑張ります」 吾郎 「でも、焦がしすぎちゃダメだよ」 美寿々「はい」 吾郎 「で、1回、玉ネギとちゃんと合わせた方がいいよ。玉ネギが下 にあると焦げちゃう・・・聞いてる?」 美寿々「聞いてる、聞いてる?」 ミートソースがかなり出来てきました。 吾郎 「赤唐辛子、鷹の爪があったら入れた方が良かったね」 美寿々「あ、そうですね」 スープの方も、材料を鍋に入れて、最後にサラダ。 吾郎 「ええ、シーザーサラダのドレッシング、作りましょう」 美寿々「はーい」 奥様、スティック形態の何か(何なんでしょう?)を卸し金で擦ってます; 吾郎 「うん。これね、ほとんど擦って。いいよ」 美寿々「全部?」 吾郎 「折れちゃう、そこ(上の方を)持ったら!」 美寿々「本当に?」 吾郎 「うん」 美寿々「すごい、うるさ〜い!」 吾郎 「・・・」 美寿々「結構、うるさいんですね」 吾郎 「(^^;)」 と、図星指されて、沈黙する吾郎君でしたが; 美寿々「あ、折れちゃった…(^^;)」 吾郎 「折れちゃった?ほら!」 美寿々「あははは。半分子ね」 と、その折れた半分で吾郎君が卸し金の作業を引き受けてやってると、バリって言う音が。うるさく言ってた張本人が折っちゃったみたいで; 吾郎 「・・・」 美寿々「あ、折れちゃった(^^;)。もっと折れちゃった」 吾郎 「(^^;)」 天然入り混じりのボケと突っ込みはさすがです…(苦笑)。 最後にもう一度、吾郎君、ミートソースの鍋を火にかけてますが; 美寿々「また、ね、お決まりの(手を腰に当てる)『これ』でね」 吾郎 「ポケット、今度」 美寿々「ポケットですね。お決まりの感じでね」 吾郎 「本当?」 吾郎 「(ミートソースの味見をして)うん!」 美寿々「おいしい?」 吾郎 「ちょっと、しょっぱい?」 美寿々「うーん、ちょっと。でもね」 吾郎 「大丈夫?」 ようやく食事の準備が終わって、テーブルに腰掛けてる二人; 美寿々「ありがとうございました」 吾郎 「いえいえ。こちらこそ、ありがとうございました」 美寿々「すみません」 吾郎 「楽しかったね。助かりましたか?」 美寿々「はい。ありがとうございます」 『吾郎さん、本当にお別れですか・・・』 お仕事も終わり、『善行台バス停』にやってくる二人。吾郎君が帰る時間になったようです; 吾郎 「何か、折角だからね、ちょっとお出かけしたかったですよね」 美寿々「はい。もう、お出かけしたかったですね」 吾郎 「また、呼んで下さいよ」 美寿々「お願いします。じゃぁ、綺麗な家になったら」 吾郎 「そうだね。あ、バスが来てしまった」 美寿々「ああ、来ましたねぇ」 吾郎 「あっという間に」 美寿々「はい、お別れですね。寂しい…」 吾郎 「ねぇ、何か。どっか行きたかったね」 美寿々「そうですね、寂しいです」 吾郎 「うん、また、ねぇ、じゃぁ」 美寿々「ありがとうございました(握手)」 吾郎 「また、あの姿で。じゃぁ、ありがとう」 美寿々「はい。ありがとうございました」 バスの中から手を振ってバイバイしてます。 吾郎 「またもや取り残されてしまって…。いやー、でも、ちょっと、 あの、トマトの味は忘れられないなぁ〜」
(04.07.18 up) |
第6回放送 TBS:04.05.12 MBS:04.06.01
『吾郎は刺激を与えに行った・・・』 このスタジオでの収録から一週間後(って、毎週収録してるのかなぁ、この番組)。実際にその奥様のお宅までやってきました。 吾郎 「こちらですね。では早速…」 ドアフォンを、ピンポーンと鳴らし、腕組みして待ってるものの、誰も出てきません。 吾郎 「克美さん。いらっしゃいますか?」 叫んでみてもやっぱり誰も出てこないので、勝手にズカズカと、庭にまで入ってきます(不法侵入だ!)。見上げると、2階のベランダで洗濯物を干している奥様を発見。 吾郎 「みーつけた♪」(かくれんぼかい!) 克美 「えーーっ!どうしたんですか?」 吾郎 「奥さんじゃないですか!」 克美 「・・・」 吾郎 「ちょっとあの…」 克美 「えっ?」 吾郎 「会いに来ちゃいました」 克美 「ええ?何でこんな所にいるんですか?」 吾郎 「何か、ちょっとロミオとジュリエットみたいですね」 克美 「そうですね、ちょっと」 などと言いながら、とりあえず改めて玄関からお宅の中にお邪魔します。 吾郎 「あ、どうも。お花、綺麗です」 克美 「ああ、うわー。すみません、どうぞ。散らかってますけど、す みません」 鎌倉市の二世帯住宅。階段をあがって、リビングにお邪魔します。 克美 「あそこに見えるのが、頂いた薔薇なんです」 吾郎 「結構、生きてるね!まぁ、あと2〜3日って感じかな。でも何か 嬉しい。自分の分身みたいな感じで、この薔薇が」 克美 「もう、本当に」 さらに周りを見渡すと、ご家族との写真も; 吾郎 「何かやっぱり写真がいっぱい飾ってある。お子さんですね、こ ちらは?」 克美 「そうですね、長女と長男」 吾郎 「お父さんみたいですね、旦那さん、結構」 克美 「そうですね、ええ(笑)」 そして、次々と家の中を見学して、旦那様の部屋までお邪魔しちゃいます。すると、入ってすぐにパターゴルフの練習マットが目に入り; 吾郎 「ああ、ゴルフされて・・」 克美 「え?吾郎ちゃん出来るんですかぁ?ふふふふ(笑)」 吾郎 「出来ますよ」 吾郎君、部屋にあるパターを手に、軽くスイング。何と、意外にも(失礼!)、鮮やかにパットを決めてます。 克美 「あっ!すご〜〜い!(パチパチパチ)」 吾郎 「凄いでしょ?(パターを見て)いいですね」 ご両親がゴルフをやるのは知ってたけど、吾郎君、そんなにゴルフ、やるんだっけ? 続いて、長男の部屋にまでやってきて; 吾郎 「僕ねぇ、フラフープも上手なんですよ」 (フラフープ、何かで見た記憶があるけど、何だっけ?) 克美 「え、そうですか?」 ここでも実際に、やってみます。でも、今回はちゃんとお約束の通り、見事に失敗してます(本人、至って大まじめにやったんだろうけど)。 吾郎 「カットしてください・・・はい」 そして; 吾郎 「何か、シチューか何か作ったでしょう?」 克美 「いまね、肉じゃがを煮てるんですよ」 吾郎 「すごいいい匂い。えっ、どこで煮てるんですか?」 克美 「台所で。いやもう、結局、子供が帰ってくると、ばたばたしち ゃうんで。まだでも、全然」 吾郎 「あっ、すごい、すごい」 克美 「全然、できてないんで」 と、台所に来て、奥様が料理をしているのを見学。 吾郎 「何か、肉じゃが作ってる後姿、いいですねぇ・・」 克美 「えっ、そうですか?今晩のおかずでーす」 吾郎君、じっと後ろで腕組みして料理してる姿をみてます(おーお) 吾郎 「何か・・・何か、いい感じ・・・」 克美 「(笑)」 そして、今度は横で並ぶようにして奥様の料理を見てます。何について話をしているのか分からなかったけど; 吾郎 「うちの実家はやってるから」 克美 「あ、そうですか。ついつい、何か、やってしまいますが」 吾郎 「ええ、すごーい」 などと話しをしていて、ふと; 克美 「・・・」 吾郎 「・・・」 と、少し沈黙が流れ、何気に、目が合ちゃう二人。ラブラブモードやん! 二人 「(笑)」 吾郎 「ちょっと、火、強くない?」(←話を逸らせてる) 克美 「(笑)」 吾郎 「そんな盛り上がってないからね」 克美 「ごめんなさい。もう、気持ち的には、もう」 吾郎 「もえあがってる?」 克美 「かなり舞い上がってる」 そりゃぁ、舞い上がるなと言う方が無理だよなぁ。だって、真横に吾郎君がいるんだよ。で、さらにその夫婦ごっこを加速させるかのように、ダイニングテーブルに座って新聞を読む吾郎君。 克美 「ええ?ちょっと変ですよねぇ?」 吾郎 「ええ?」 とか何とか。で、改めて; 吾郎 「でも、確かにここに一人でいると寂しい」 と、奥様の話を聞き始めます。朝や夜は子供もいるので賑やかでいいけど、一人の時間が寂しいとおっしゃる奥様・・・ 吾郎 「何か普段、美容室行って、旦那様気づいてくれないって、ねぇ」 などと話しを振っておいて; 吾郎 「あの〜、突然なんですけど、折角ですから、僕と一緒に美容室に行きましょうか?」 克美 「えっ?!」 吾郎 「美容院」 克美 「美容院ですか?」 吾郎 「はい」 といわけで、奥様、外出の支度をして本当にお出かけ; 『奥様の髪のお手入れに・・・』 克美 「何か、今日、予約入れてないんで」 吾郎 「そうですか、大丈夫ですよ」 克美 「大丈夫ですかね?」 と、本当に美容室までやってきました。中に入り、奥様がカットしてもらっている間、待合コーナーのソファーに座って、奥様の様子をじっと見ている吾郎君。 吾郎 「(笑)。変な感じだよね?美容室で待ってるって、初めてだなぁ」 そして、奥様の目の前の鏡越しに手を振って; 吾郎 「カズミちゃ〜〜ん。どうも」 克美 「(笑いながら恥ずかしそうに手を振って)もう止めて下さい」 吾郎 「見えてるから」 克美 「恥ずかしい・・・」 恥ずかしいけど、やっぱり羨ましい・・・
さて、先ほど、美容室で髪のお手入れをしてもらっていた奥様。 『吾郎さん、私の髪型どう・・・』 手入れが終わって、吾郎君の前に改めて登場です。 克美 「お待たせしました」 吾郎 「ああ」 克美 「すみません、長々と」 吾郎 「ああ、凄い」 克美 「変わりましたか?」 吾郎 「ああ!変わりました。見違えるように」 克美 「恥ずかしい」 吾郎 「軽くなりましたね。下の方は巻いてもらって…」 克美 「そうですね」 吾郎 「いい感じじゃないですか?」 克美 「そうですか?」 と、ここで吾郎君、紙袋を取り出して; 吾郎 「ちょっとあの、折角ねぇ、髪の毛、ちょとよそ行き風に、やっ て頂いたのに、今、ちょっと(服装が)ジーンズなんで」 克美 「あ、そうですね(笑)」 吾郎 「僕からプレゼントがあります!」 克美 「えっ!ほんとですか!?」 吾郎 「はい。こちら。ちょっとあの…、もう少し違うものに着替えて 頂きたいなと思って」 克美 「ええ、本当ですか?」 『吾郎さん、変身した私を見て…』 そうして奥様は、薄い黄色のワンピースと、白のカーディガン姿に着替えて、美容室の前で待つ吾郎君のところにやってきます。 克美 「すみません。お待たせしました!」 吾郎 「おお、変身しましたね」 克美 「しました!」 吾郎 「髪型とすごい合ってる!」 克美 「合いますか?もう、びっくりです、ぴったりでした、ミュール から何から」 吾郎 「いい感じです。春らしくて」 克美 「ありがとうございます」 と、準備万端、整ったところで; 吾郎 「エスコートさせてもらって・・・」 克美 「えっ!本当ですか?嘘・・・」 と、エスコートと言うか、手をつないでお出掛け。う、羨ましいと言うか、何と言うか…。ただ、商店街に差し掛かると、もちろん、みんな二人を注目しちゃうわけで; 吾郎 「目立ってますよねぇ?」 克美 「いや、ちょっと恥ずかしいです・・・恥ずかしい、こんなところで」 吾郎 「なんか、僕ら目立ってますよねぇ?」 克美 「目立ってます・・・(笑)」 吾郎 「こんな、何か人に見られることって」 克美 「無いです、無いです。注目してもらうことなんて」 そうして、喫茶店にやってきて、ティータイム。 吾郎 「まぁ、喜んでくれて…」 克美 「本当に嬉しいです」 吾郎 「これで僕もこれで使命を果たせたので…。うん、よかったです」 克美 「二度に渡って、ねぇ」 吾郎 「まぁ、でも、周りを見てて幸せそうだなぁ、とかいう場面とか 家庭とか見てると、そういうの羨ましいなぁ、と思うこともあ る。ああいう一軒家で、何か、子供部屋があったりとか。ああ、 何か自分ちには無い暖かさなんだなぁ、とか思うし」 克美 「だから、本当に、逆にその平凡が幸せなんでしょうけどね」 吾郎 「うん。だと思う。まぁ、寂しいなんて言わないで下さいよ」 克美 「はい」 『吾郎さん、本当にお別れですか・・・』 いよいよお別れの時間。モノレール『富士見町駅』まで今回は奥様が吾郎君を見送って下さるようです。 吾郎 「風強いですね」 克美 「そうですね。ここ、上なんで、結構、風が」 吾郎 「いやー、何かちょっと、あっという間でしたけど」 克美 「ええ、ありがとうございました」 吾郎 「でもまぁ、ちょっと楽しみ、その格好で、旦那様が帰ってきて」 克美 「そうですね。今日一日じゃぁ、これで…。まず子供達があれで」 吾郎 「そうだよね」 克美 「そうですね、うん」 吾郎 「何て言うだろうなぁ」 克美 「ねぇ」 吾郎 「今日、遅いんですか、旦那さん?」 克美 「どうですかね。でも、起きて待って、きちっと」 吾郎 「うん」 克美 「起きてます」 吾郎 「じゃぁ、まぁ、あの・・・、ずっと」 そして、最後に、いつものように(?); 吾郎 「カメラいて落ち着かないと思いますから、あの…、ちょっと、 カメラさんにも下がって頂いて。ねぇ、一応、お別れの挨拶と いうことで。ちょっと二人っきりにして下さい。二人っきりに させて下さい!これでちょっと落ち着きますね」 ホームの端の方で二人っきり。握手したりして、名残を惜しんでいるようです。 やがて、モノレールがホームに入ってきます。 吾郎 「来ちゃった」 克美 「ありがとうございました」 吾郎 「何か楽しかった。何か僕も肉じゃがの匂い忘れません、僕」 克美 「はい」 吾郎 「あの薔薇はちゃんと取っといて、ドライフラワーか何かにして たまに思い出して下さい」 克美 「はい、わかりました。ありがとうございます」 吾郎 「じゃぁ」 克美 「じゃぁ」 吾郎 「また、ねぇ、旦那様にもくれぐれもよろしくお伝え下さい」 克美 「どうも」 吾郎 「じゃぁ…」 モノレールのドアが閉まり、発進しました。吾郎君、モノレール野の最後部から手まで振ってます。 吾郎 「まぁ、でも、よかったなぁ…。何か、今日一日こう…、一緒に いたら、何か少し癒されたんじゃないかなぁ、という気もしま したけど…」 |
第5回放送 TBS:04.05.05 MBS:04.05.25
(04.07.04 up) |