吾郎の細道

04.05.05〜04.05.26 Wed 24:50〜25:20 TBS系列 にて 放送分
 

第5回放送分
04.05.05

(04.05.25)
第6回放送分
04.05.12

(04.06.01)
第7回放送分
04.05.19

(04.06.08)
第8回放送分
04.05.26

(04.06.15)


 

第8回放送 TBS:04.05.26 MBS:04.06.15

吾郎の部屋1

4月14日(第二回目)放送でスタジオにいらっしゃった出演の真美子さんの相談の続き。旦那様が束縛屋で、飲みに出掛けることもできないということで;

  吾郎 「出掛けたい、男の方と?」
  真美子「出掛けたいですね」
  吾郎 「…何処行きましょうか、じゃぁ?」
  真美子「連れていってくれるんですか?(^^;)」
  吾郎 「ええ・・・何か笑ってる」




というわけで、その奥様の望みをかなえるために、実際に一緒に出掛けましょうということで、吾郎君、実際に奥様を訪ねて東京・品川までやってきます。今回も髭の吾郎君ということで、前回と同日の収録なのかしらん?

  吾郎 「何やら、束縛屋の旦那様から救ってもらいたいという、奥さん
      の声を聞いてやって参りました。一度、スタジオでお会いした
      奥さんですね。でも、このような街並みにねぇ、あの奥様が住
      んでいるというのは、想像がつきませんけども、ねぇ。こちら
      でしょうか?」

と言いながら、住宅街を歩いていくと、『ダンディ』という看板の掲げられたお店が;

  吾郎 「おお・・・『ダンディ』・・・」

まだ、準備中のようで扉は閉まってますが、とりあえずお店のドアをノックしてみます。

  吾郎 「ごめん下さい・・・」
  母  「はい。吾郎ちゃん、あはは、うっそー」

中に入ると、準備中のバーの店内では、今回の奥様の母親ともう一人の女性が吾郎君を出迎え、そして、目的の奥様はカウンターの中にいました;

  吾郎 「奥さん、久しぶり!」
  真美子「お久しぶりです。この間はお話聞いて頂いてありがとうござい
      ました。私はお手伝いなんです。主人の実家が、ここなので」
  吾郎 「好感持てます、この間より」
  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「この間は、何かちょっとこう…お澄ましな感じで。ミニスカー
      ト、ビシっときめて、素敵だったんですけど。(カウンターに)
      座っていいですか、ここ?」

と言いながら座ると、吾郎君、少しテーブルに肘をついて、軽くポーズきめたりして、その辺はお約束ですね(苦笑)。

  吾郎 「もし、ご準備があれば、ちょっとこれから素敵な旅に出るので、
      ちょっとおめかししてきて下さい」
  真美子「はい、ありがとうございます」
  吾郎 「それまで僕、お母さんと遊んでますから」
  真美子「はい、ありがとうございます」


   『吾郎さん、待ってて下さい』


と、奥様が着替えをしている間に、吾郎君、お店のシートにお母様とあともう一人の女性の間に挟まれて座ってます。奥様を待つ間、3人でグラスを手にして;

  吾郎 「では、何だかよく分からない出会いに」
  母  「よくわからない出会いに、乾杯!」
  吾郎 「そっか・・・」

と、この段階で既に会話が続かない吾郎君。明らかに無理があるみたい(^^;)。

  母  「普段はどういう処に飲みにいらっしゃるんですか?」
  吾郎 「いやいや、家とか・・・」
  母  「家?寂しいいですね」
  吾郎 「いや、寂しくないですよ」
  母  「じゃぁ、うちいらっしゃったときには変装して…」
  吾郎 「変装して?ああ・・・目的に迷いますよね」
  母  「別に。SMAPの歌を歌いに来るとか・・・」
  吾郎 「ああ、そうですか」
  母  「どうですか?」
  吾郎 「いや、ちょっとお断り・・・」
  母  「(^^;)」

面と向かって断っちゃうのね(^^;)。

  吾郎 「真美さん、まだかな」
  母  「念入りにお化粧して」
  吾郎 「あ、そうですか。結構、時間が経つのが長い感じがします」
  母  「そう言わずに」
  吾郎 「そうですか」

と、本当に苦労しているのが伝わってくるけど、そんなこんなの間に奥様の準備が終わったようで、着替えが終わった奥様が再び店に姿を現しました。

  真美子「お待たせしました」
  母  「よかったですねぇ。何かもう、帰りたくて、帰りたくて、帰り
      たかった、みたいな」
  吾郎 「いや、そんなことないですよ!話盛り上がったじゃないですか!」

う、嘘つき。

  吾郎 「ちょっと、恒例の儀式なんですけども、指輪の方を預からせて
      頂いていいですか?」
  真美子「お願いします。はい」

と、奥様の指輪を手にして;

  吾郎 「・・・重い・・・」

と、非常に重たいものを手にしたような演技をして、つかみはOK・・・なのか?

  吾郎 「じゃぁ、これはちょっと預からせて頂きますので」
  真美子「はい」
  吾郎 「じゃぁ、あの、お母さん、また」
  母  「はい、機会ありましたら是非」
  吾郎 「機会あれば」
  母  「そのときにはサインして下さいね」
  吾郎 「わかりました。では、ごきげんよう」

と、適当に誤魔化してるけど、絶対、二度と行かないだろうな・・・(苦笑)


   『吾郎さん、何処に行くんですか…』


場面は変わって、二人はホテルの客室のある階の廊下を歩いてます。

  吾郎 「さぁ、行きましょう。やって参りました。ここは、どこだか分
      かりますか?」
  真美子「はい」
  吾郎 「一応、奥の部屋を、ワタクシがリザーブしておきましたので。
      ちょっと素敵な時間を奥様と共に過ごしたいと思いますので、
      ワタクシに身も心も委ねて下さい」
  真美子「はい」

二人がやってきたのは、リーガロイヤルホテル東京・クラウンスイートルーム(一泊150.000円)。そのままスイートの部屋に入って、なぜか二人窓際に座って;

  吾郎 「ちょっと恥ずかしい感じも・・・」

と呟く吾郎君。まぁ、そこに座っていたのでは落ち着かないので、部屋のソファーに座って、いよいよ本番です。

  真美子「本当、嬉しいです」
  吾郎 「ねぇ」
  真美子「(^^;)」
  吾郎 「もう、満喫して下さい!」
  真美子「はい、ありがとうございます」
  吾郎 「まぁ、ちょっと、何か頼みましょうか。乾杯しましょう」
  真美子「はい」
  吾郎 「ねぇ、少しお酒でも飲んで。よし!ルームサービスだ」

と、自分で盛り上げて(かわええ〜(^^;))、電話してます;

  吾郎 『あ、よろしいでしょうか?あの…シャンパンをですね、ボトル
      で1つ、お願いしたいんですけど』

と、依頼すると、早速、ルームサービスがシャンパンとワインを持ってきてくれました。


   『ルームサービスのシャンパンで乾杯しましょう…』


  吾郎 「じゃぁ、乾杯して飲んでから」
  真美子「はい」
  吾郎 「かんばーい」
  真美子「かんばーい」

まずは一口。

  吾郎 「うん、おいしいね」
  真美子「おいしいですね」
  吾郎 「やっぱりちょっと暑かったからね、体も。よかった、よかった」
  真美子「飲んじゃいますよ」
  吾郎 「もう、全然、飲んでよ。時間に制限あるけど、もう、いい!」
  真美子「(^^;)」
  吾郎 「もう、制限無い。ワインまで飲んじゃおうね。関係ないしね。
      大丈夫大丈夫」
  真美子「全部飲んじゃいましょうね、吾郎さん」
  吾郎 「深夜番組だしね。全然大丈夫。天声慎吾とかね、慎吾とか無茶
      苦茶やってるからね」
  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「そう。俺もね、ちょっと羽伸ばしていいんだよ!」
  真美子「うん、そうですよ!吾郎さん、本当にね」

と、吾郎君、発言どおりに実際に羽を伸ばすために、立ち上がって、腕をブンブン振ってます。

  吾郎 「羽伸びてきた。羽生えてきた」
  真美子「生えてきました?」
  吾郎 「うん、羽ばたきそう!」
  真美子「羽ばたき・・・(^^;)」

と、まずはアルコールで空気が温まったところで;

  吾郎 「ちょっとね、実はですね…。ちょっと僕はプレゼントがあって。
      じゃじゃん」

と、脇から1つの箱=プレゼントを奥様に差し出す吾郎君;

  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「はい。では、開けてみて下さい」
  真美子「はーい。ええ!本当ですか?嬉しい!」
  吾郎 「ちょっと気をつけてね。微妙に酔っ払ってる雰囲気が漂ってく
      るんで」
  真美子「(^^;)」
  吾郎 「こぼしたりしたらたいへんだから」
  真美子「はい」

変に冷静だよね、吾郎君…(^^;)

  吾郎 「大丈夫。今日はね、プリティーウーマンだから」
  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「基本は。その道を外れちゃいけないから」
  真美子「はい」

そして、奥様が箱から取り出したのは、大きなピンクの花柄模様のワンピース。

  真美子「こんな素敵な…」
  吾郎 「ねぇ、春らしいワンピースですね」
  真美子「ほんと、いいんですか?吾郎さん、嬉しいです」
  吾郎 「はい。そのバラが似合いそうだったし」
  真美子「すごい素敵です」
  吾郎 「ああ、絶対似合う!」
  真美子「ありがとうございます」
  吾郎 「ちょっとね、見たい!」
  真美子「ええ?」
  吾郎 「折角だから」
  真美子「本当ですか?」

着替えを促す我侭な吾郎君。まぁ、お約束ではあるんだけどね(^^;)。


   『ちょっと着替えてきます…』


奥の部屋で着替え中の奥様。つまり吾郎君はメインの部屋に一人ぼっちなわけで;

  真美子「飲んでますか?」
  吾郎 「何かもう、待ちくたびれちゃった」
  真美子「もうすぐ、着替え終わりますからね。待っててね」
  吾郎 「(^^;)・・・ニヤケちゃった」

分かりやすいなぁ、本当に(^^;)。そして、間もなく着替えを終えた奥様が吾郎君の前に現れます;

  吾郎 「素晴らしい」
  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「うん。絶対、似合うと思ったんだよね」
  真美子「ありがとうございます」
  吾郎 「でも、自分でも、着て、感触いいでしょ?」
  真美子「ぴったりでした」
  吾郎 「ぴったりでした?」
  真美子「ありがとうございます」

そして、ワンピースに加え、ネックレスを手にする吾郎君。吾郎君自らそれを奥様に・・・ってことで;

  吾郎 「ではちょっと、ちょっと待って下さいね。ちょっと本気で緊張
      する。くっそー」

そういうの、慣れてるんじゃないのぉ〜、なんて突っ込んではみたいけど(^^;)、実際、苦労してます(不器用と言った方がいいのだろうか?);

  吾郎 「大丈夫ですか?。はい、どうですか?」
  真美子「どうですか?」
  吾郎 「でも、似合ってる。ちょっとこう、場所を。うん、ああ、でも、
      いい!(アクセサリー)1つででも変わるよね」
  真美子「そうですか?」
  吾郎 「いや、お似合いです」

さてさて、これで準備は完璧に整いました。

  吾郎 「じゃぁ、乾杯。ちょっとワインも開いてきた」

改めて、今度はワインで乾杯です。

  吾郎 「・・・(^^;)」
  真美子「・・・(^^;)」
  吾郎 「いやでも、すごいよかった。結構、選ぶの迷いました」
  真美子「迷いました?ありがとうございます。嬉しいです」
  吾郎 「(^^;) そっか、何か、楽しくなってきたね。ちょっとお酒飲ん
      だら」
  真美子「楽しいですね」
  吾郎 「うん」
  真美子「酔っ払っちゃいますよ」
  吾郎 「全然、まだシャンパンも余ってるし」
  真美子「じゃぁ、もっとこっちきて(そばに座って)下さい。だめ?」
  吾郎 「いや、そういう言葉を待ってたんです」
  真美子「あははは(^^;)」
  吾郎 「僕から言うとね、ちょっと・・・」

と言いながら、奥さんに遠慮してなのか、カメラを意識してなのか、それとも本当に照れちゃってるのか、控えめに奥様のそばに寄ってみます;

  真美子「大丈夫ですか?もうちょっと、寄っちゃいますよ」
  吾郎 「・・・」
  真美子「ダメですか?(^^;)」

奥さん、若干照れ気味の吾郎君を指差して笑ってます。

  吾郎 「結構ね、結構・・・普通に照れ屋なんですよ」
  真美子「私もですよ」
  吾郎 「あの・・・」

  真美子「もう、関係無いですよね。飲んじゃってま、ますしね」
  吾郎 「ちょっと呂律回ってないけど」
  真美子「(^^;)」
  吾郎 「そうだよ、飲んじゃってますしね!」
  真美子「でも、呂律は回らないですけど、乱れたりとかはしません!」
  吾郎 「ふっ(^^;)、そんな威張って言われても…」
  真美子「あははは(^^;)。そうですよね」
  吾郎 「うん、でも、別に乱れても・・・時には」
  真美子「時には?」
  吾郎 「人前ではダメだね。そこは絶対、我慢する僕も・・・」
  真美子「うん」
  吾郎 「ちょっと、ええ格好しいだから。。。」
  真美子「うん・・・今は?」
  吾郎 「今???(^^;)」
  真美子「今もやっぱり、いい格好しいですか?」
  吾郎 「うん。正直言って、正直言っていい?」
  真美子「うん」
  吾郎 「今の僕は・・・嘘です」
  真美子「嘘…(^^;)」
  吾郎 「たぶん、まだ・・・うん・・・」

嘘だと言われると、本当の吾郎君ってどうなんだろうと思ってしまうんだな。


   『吾郎さん、聞いていいですか・・・』


  真美子「稲垣さん、ファーストキス、いつですか?」
  吾郎 「それ、スタッフの人に聞けって言われたんでしょ?」
  真美子「いや、聞けって言われてないですよ、本当、言われてない!」
  吾郎 「ファーストキスとか・・・」
  真美子「あはは。え?聞けって言われてない」
  吾郎 「・・・覚えてないよ、そんなの。聞けって言われてるよ、そん
      なの!!」
  真美子「本当に」
  吾郎 「面白すぎるもんだって…」
  真美子「本当に、ここに来たら、自由にやって下さいって言われて」
  吾郎 「本当に?分かった、スミマセンでした」
  真美子「だから、本当に何にも無いです」
  吾郎 「ファーストキスとかは、あんまり覚えてないな」
  真美子「覚えてないんですか?」

なわけないだろ〜(^^;)

  吾郎 「女の人は覚えているもんなんですかね」

と、話しを逸らしたよね(^^;)。

  真美子「覚えてますよ」
  吾郎 「うーん」
  真美子「私はね」
  吾郎 「うん」
  真美子「あの、私はファーストキスというものに、すごく憧れてて」
  吾郎 「あ、そうなんだ」
  真美子「もうこれは、私の人生の中の一大イベントだと思ってたぐらい
      なんですよ。初めて付き合った彼が、ファーストキスしたとき
      に、レモンの味がしたんですよ。何か、レモンを食べてきちゃ
      ったみたいで、渋かったんですよ!!!」
  吾郎 「えっ」
  真美子「ヤダー、と思って」
  吾郎 「本当、食べてきたの?」
  真美子「わかんないですけど、もうすっごいヤダーと思って」
  吾郎 「でも、レモンの香りっていいじゃん。何か初恋の香りみたいで」
  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「ライムの香りとか。僕はそういう具体的な鮮明な記憶はない!」
      (なら、ファーストキスの記憶はあるってことなんじゃ…)
  真美子「無いですか?」
  吾郎 「うん」
  真美子「うっそー、本当、無いですか?」


   『吾郎さんにお願いがあるんですが・・・』


  真美子「何か、自分、本当に、思い出にしたいんだけど、話(だけ)で
      終わっちゃったら、自分が損しちゃうなと思って」
  吾郎 「損しちゃう???」
  真美子「吾郎さんと楽しい時間を過ごしただけじゃ。・・・で、すごい
      離れてるし」
  吾郎 「近づいてたじゃん!」
  真美子「あはは。嘘!離れてるし、すごいね」
  吾郎 「この距離はダメですか?」
  真美子「・・・私って肩こりなんですよ!」
  吾郎 「肩こり?」
  真美子「(^^;)」
  吾郎 「僕も肩こりですよ」
  真美子「あのね、吾郎さん・・・揉んで?・・・あはは(^^;)、ダメ?」
  吾郎 「・・・それは・・・」
  真美子「いいでしょ?」
  吾郎 「・・・。マッサージ頼もうか?」
  真美子「違う、吾郎さんに揉んでもらいたいの。ダメ?」
  吾郎 「いや、いいですけどぉ」

「いい」と言いながら、明らかに動揺してます。

  真美子「変なHなのじゃなくて、本当に肩こりなんですよ!」
  吾郎 「ちょっと待って下さい。誰もHなものなんて、聞いてないじゃ
      ん!」
  真美子「(^^;) いや、聞いてないけど。だって、さっき吾郎さん、言っ
      てたじゃないですか、この部屋Hだねって」
  吾郎 「・・・確かに」
  真美子「うん、だけどそうじゃなくて」
  吾郎 「ど、ど、どういうポジションで・・・」

と、立ち上がって、奥様をソファーの端っこに座ってもらって、吾郎君はその背後にまわります;

  真美子「いいですか、いいですか?本当、本当?じゃぁ、お願いします。
      ちゃんと肩こりですから。肩こりの人じゃないと、マッサージっ
      て上手じゃないんですよ」
  吾郎 「あ、そうなんですか?どの辺だろう?分からない」
  真美子「本当?ちゃんと揉んで下さいね」
  吾郎 「僕、あまり人の肩、揉んだことがないから、分からない」
  真美子「吾郎さん、年下ですよね?」
  吾郎 「はい」
  真美子「私の方がお姉さんですよね、本当は?」
  吾郎 「はい」
  真美子「だから、ちゃんと揉んで下さい」

と、吾郎君、本当に肩を揉んであげてますが、奥様にあれこれ言われてる最中も、スタッフにSOSの視線を送ってるよね(^^;)。

  吾郎 「えっ、こう、指圧ですか?」
  真美子「すっごい気持ちいい。吾郎さん、本当に気持ちいい。ありがと
      うございます」
  吾郎 「結構、この辺だよね」
  真美子「すっごい、こってません?」
  吾郎 「こってる、こってる」
  真美子「こってるでしょ?」

と、そこに、部屋の電話が『♪るるるるる・・・』と鳴ります。タイムオーバーの合図なのかな?

  吾郎 「また、電話鳴ってるんだけど」
  真美子「ええ、本当に?ええ、寂しいな」

そして、若干演技が入ってるような気もするけど、吾郎君、部屋の電話に出ます;

  吾郎 『はい…。いや、今、マッサージをしてるんですけど、ちょっと
      黙っててくんないかな。邪魔をしないでくれ!』

と、言うだけ言って電話を切ります。

  真美子「本当ですか?」
  吾郎 「ちょっと、僕、言われてるんですけど」
  真美子「何て?もう終わりにして下さいって?」
  吾郎 「うん。ちょっとさ、折角だからさ、電気消しちゃおうかな」

と、言ったと思ったら部屋中の照明を消してまわったり、クッションなんかで隠しちゃったりする吾郎君(ちと可愛いというか、幼いというか…(*^^*))

  吾郎 「このやろう、このやろ!隠してやる!隠してやる!よし、これ
      で隠れた!」

そして;

  吾郎 「あの…、お見せしたい物があるので・・・」
  真美子「はい」
  吾郎 「こちらへどうぞ」

そう言って、奥様と手をつないで奥の部屋へ案内します(きゃっ(*^^*))。

  吾郎 「では、失礼します!」

と、最近のパターンで奥様と少し二人だけのお喋りタイムに入るのかと思ったら、その奥の部屋にもカメラさんがちゃっかり待ち構えているわけで…

  吾郎 「何で中にもカメラがいるんだよ!!!」

吾郎君は切れ、スタッフ手を叩いて喜んでます(苦笑)。でもまぁ、この後少しはいつものように二人だけで話したりしてたんだろうなぁ…、と勝手に推察。


   『吾郎さん、本当にお別れですか・・・』

そして、お別れの時間。ホテルの外の『リーガロイヤル前』のバス停までやってきます。

  真美子「さみしいです、本当に…ねぇ」
  吾郎 「。。。(^^;)」(←でも沈黙)
  真美子「(^^;)」
  吾郎 「まぁ、またどっかで、お目にかかる日を・・・」
  真美子「はい。ありがとうございました」

しっかり握手をして;

  真美子「ええ、本当に寂しいです!」
  吾郎 「そうですね」
  真美子「はい、ありがとうございました」
  吾郎 「では、ちょっとこちらの指輪も、お返ししなければいけないの
      で・・・はい」
  真美子「すみません」

  吾郎 「ああ、バス来た!このバスが速いんだよ、僕らの気持ちとは裏
      腹に・・・ああ、乗らないと!じゃぁ!じゃぁまた!」
  真美子「はい、すみません。ありがとうございました」
  吾郎 「旦那様にもよろしくお伝え下さい」
  真美子「ありがとうございました」
  吾郎 「じゃぁ、運転手さん、待ってるから。ばいばーい」

バスは発車していき、吾郎君は、少し車道をバスを追うようにして走ってます(危ないぞ!)。


そして、最後にまた一人残された吾郎君。

  吾郎 「いやぁ〜、ねぇ?心を開いて、ちょっとひと時の自由な時間を
      満喫してくれた様子を伺えたので、ねぇ、僕としても光栄でし
      た。ちょっと邪魔が入るの早いよ!!!」

と、口ではスタッフにクレームを入れてるけど、そんなにマッサージを続けたかったのかい?(^^;)



吾郎の部屋2

真紀さん29歳 結婚2ヶ月の新婚さんがスタジオにやってきます。

  真紀 「うちの主人は結婚した途端に変態になってしまったんです」
  吾郎 「へぇ〜〜〜」
  真紀 「『へぇ〜』とか言って、他人事ですよね」
  吾郎 「あははは(笑)」(←一人で大受けしてます)
  真紀 「えっ、聞いてくれるんじゃないんですか?」
  吾郎 「・・・」
  真紀 「違うんですか?」

違うみたいよ・・・。


   『夫が変態になってしまったんです』

  吾郎 「はい・・・ええ・・・変態?」
  真紀 「変態です」

結婚した途端に、旦那様は帰宅した途端に奥様を下から覗き込んだりとかするようになったらしい。

  吾郎 「その・・・肝心な・・・(笑)・・・肝心・・・(笑)・・・肝心
      な、そういうときは普通なの?」
  真紀 「あ、それは普通なんですよ」
  吾郎 「あっ、そうなんだ」
  真紀 「全然」
  吾郎 「そこで変態っぷりは出ないんだ」
  真紀 「出ないです。うん。男の人ってそういう願望はあるんですか?」
  吾郎 「その、自分ならではのフェティッシュはあるよ」
  真紀 「どういうところですか?」
  吾郎 「それは言えないよ」
  真紀 「ええ。。。聞きたいです。どこフェチですか?」
  吾郎 「・・・(笑)」
  真紀 「(笑) 聞きすぎ?」
  吾郎 「全然いいよ、全然いいんだけど」
  真紀 「どこですか?おっぱい」
  吾郎 「おっぱいって。…うん・・・いや、そんなにそこだけに拘って
      いるわけじゃない(笑)」

と、きわどい質問に、吾郎君、くしゃ笑顔で笑っちゃってます。

  真紀 「本当は?一つって言われたらどこですか?」
  吾郎 「一つって言われたら?」

で、今度は汗を拭いたりして、かなり困ってる?

  吾郎 「どうだろうねぇ・・・言えるかよ、ばーか」

あ、切れた(^^;)

  真紀 「え、言えますよ!!言えますって」

挙句には手にした紙切れか何かをカメラに向かって放り投げて、自棄気味?!(笑);

  真紀 「あ、投げた(笑)。え、絶対そうですよ」
  吾郎 「いや、まぁ、その具体的にさ」
  真紀 「えっ、これ言っちゃいけないんですか」
  吾郎 「いいよ。全然いいよ」

と、『いい』なんて言いながら、いつも帰り際に奥様に渡す薔薇の花を手にして;

  吾郎 「今日はありがとうございました」
  真紀 「えっ、もう終わりですか?」
  吾郎 「・・・」
  真紀 「ぶっちゃけ。はい」
  吾郎 「(笑)」

挙句に、薔薇の花で奥様の頭を叩いてます(笑)

  真紀 「(笑)」
  吾郎 「もう、楽しんで下さい、旦那さんと」
  真紀 「はい、ありがとうございます」
  吾郎 「もう、幸せそうですから、基本的には」
  真紀 「はい、ありがとうございました」
  吾郎 「ありがとうございました」

そして、奥様が帰った後、吾郎君、体の力が抜けたように、ソファーに沈んでます。

  吾郎 「いやーーーー、まいった」

でも、観ている方は今回のような奥様、嫌いじゃないよ!(笑)



(04.07.25 up)


 

第7回放送 TBS:04.05.19 MBS:04.06.08

吾郎の部屋1


第5回放送分に出演の奥様のVTRが再度リミックスされて流れます。先日流れてない部分だけ書くと;

       :
       :
       :
  まり子「ダメ???」
  吾郎 「あははは」

  吾郎 「恋愛的な感情と言うのは?」
  まり子「いや、今はだから」
  吾郎 「旦那さんだし…」
  まり子「ただ、それが普通の人との好きだとか嫌いだとか、そういうの
      とはちょっと違うだけで。友達にそういうことを言うと、ちょ
      っと変だと言われるんだけど、もう、13年続いてるし」
  吾郎 「じゃぁ、好きな人ってなんなの?」
  まり子「だから分かんない。そうやって考えるとね、分かんないなぁ、
      って思っちゃう」
  吾郎 「うん」
  まり子「だから、吾郎さんとしては、結婚をするときは、ちゃんと恋を
      してから結婚しなきゃいけない、と思うタイプ?」
  吾郎 「いや、一概には、そうは思わない」

これ、思ったよりも即答だったな…。吾郎君のそういう結婚観にちょっとホッとしたと言うか何と言うか…(特に意味は無いけど)

  まり子「ああ、そうでもないの?」
  吾郎 「うん」
  まり子「でも、結婚するなら、恋はしない方がいいかもしれないな…、
      とか思うんだよな」
  吾郎 「・・・(笑)」
  まり子「女の人はでも、そうですよ。うん、強いもん、そういう所は」
  吾郎 「…本当はちょっと弱いくせに」
  まり子「あははは、まぁ、飲んでください」
  吾郎 「(笑)」


終わって;

  吾郎 「なんかずっと、こういう感じでしたよね・・・」

と、ソファーのアームの部分に寄りかかって座る奥様の座り方を真似する吾郎君でした(貫禄負け?(^^;))。




雨上がりという感じの田舎道(藤沢市)。空も曇り空だし、歩道には水溜りができてます。今回は一通の手紙を取り出して読むところから 始まります。つーことは、今回は本当に素人さんから届いた手紙ってことかしらん?

  吾郎 「さぁ、今週の吾郎の細道、まずは一通の手紙から紹介してみた
      いと思います。『吾郎さんにお願いがあって、お手紙を書きま
      した。私の家はトマト農園を経営しているのですが、実は10人
      が暮らす大家族なんです。全員が農園の仕事やそれぞれの仕事
      に忙しくて、家事は私が一人でやってます』。ほぉ〜。『その
      ため、毎日の家事におわれて、自分の時間というものを持った
      ことがありません。そこで、家事とか吾郎さんって上手ですよ
      ね?少し家事を手伝って頂き(たいと。)ゆっくりできる時間
      を作って欲しいです。どうかようろしくお願いします』」

と、まずは、読み上げ完了;

  吾郎 「美寿々。21歳。若奥様からのお便りです。そっか、これは行か
      ねばならぬですね。まぁ、しかし生憎の、今日はちょっと雨も
      ちらつく曇り空で。ここで一句。

    『奥様の心の細道曇り空』

      ・・・失礼しました。では行きます(笑)」

  吾郎 「こちらでしょうか?トマト直売。お邪魔します」

と言って、そのエリアの中に入っていくものの;

  吾郎 「どこだ、どこだか分からない。ごめんくださーい」

と入っていくと、トマトを売ってるプレハブっぽい感じの建屋に、女性3〜4人。お客さんも来ているようです。

  吾郎 「おはようございます」
  A  「嘘!」
  吾郎 「テレビです」
      (テレビって…(汗))
  A  「嘘!」
  B  「嘘じゃなくて、本物だ」
  吾郎 「テレビがやって参りました」
  B  「ねぇ」
  C  「どこかで見た方だと思って」
  吾郎 「はい、稲垣吾郎です。ジャニーズ事務所所属です」
  A  「トマトを買いに来て下さったんですか?」
  吾郎 「トマトを買いに来たのではなくてですね。あの…、娘さんに、
      ちょっと呼ばれてやってきたんですけども」
  A  「はい、おります。今、洗濯物干してると思うんですけど」
  吾郎 「あ、そちら?あ、そうですか?」
  A  「こちら」
  吾郎 「あ、そうですか?」

と、すぐ裏手にある物干し場(家の増築中って感じかしらん?)に案内されます。そこには、お子さん(息子1歳)と一緒にいる今回の奥 様の姿が。

  美寿々「あ、」
  吾郎 「おはようございます」
  美寿々「ごろちゃん?あれ、あ・・・」
  吾郎 「僕を呼びましたね?」
  美寿々「あ、」
  吾郎 「やって参りました」
  美寿々「ああ、ごろうちゃん」
  吾郎 「初めまして」
  美寿々「あ、こんにちは」
  吾郎 「こんにちは。美寿々さんですか?」
  美寿々「はい」
  吾郎 「お手紙をあの・・・読ませて頂きまして」

そうして、少しやりとりがあったのかもですが、早速、今回の作業に入ります;

  吾郎 「僕、何をすればよろしいんですか、具体的には?」
  美寿々「はい。えっと、今、とりあえず洗濯の途中なので、洗濯と、あ
      と、洗物があるんですよ、また。あと、部屋の掃除と」
  吾郎 「うん」
  美寿々「あと、あの、夜、夕食の買い物にいって」
  吾郎 「うん」
  美寿々「で、夕飯の支度をしないといけないんですよ」

と、一気に作業内容を語る奥様;

  吾郎 「ほぉ・・・」
  美寿々「あはは。たくさんあって、やることが」
  吾郎 「わかりました。じゃぁ、始めましょう」
  美寿々「はい、よろしくお願いします」

というわけで、早速、洗濯物を干す作業を一緒にお手伝い;

  美寿々「じゃぁ、お願いします。はい、どうぞ」
  吾郎 「・・・」
  美寿々「お願いしますねぇ。ちょっといっぱいあるんで、まだまだ」

と、早速、吾郎君、こき使われてます。

  吾郎 「僕ね、洗濯物って干さないんだよね、自分ちで」
  美寿々「え、嘘?本当に?」
  吾郎 「乾燥機か、クリーニングだからね」
  美寿々「あっ。ちょうどよかったですね、洗濯…」
  吾郎 「えっ?」
  美寿々「できて・・・ねぇ?」
  吾郎 「面白いね、君は・・・」

既に吾郎君、負けてます(^^;)。さらに;

  美寿々「これたぶん・・・これやりすぎだって。これ、取る」

と、1つの洗濯物に対して、洗濯バサミ4つは使いすぎだと叱られてます。効率よく配置しないとね。

  吾郎 「知らないよ!そんなの!」
  美寿々「これ、ここに、こうしたりね」
  吾郎 「あ」
  美寿々「多いから!」
  吾郎 「機転をきかさないと」
  美寿々「そう、つけなきゃいけない」
  吾郎 「深いねぇ〜」

と、納得。

  美寿々「じゃぁ、これ終わったら来て下さい、家の中に。待ってます」
  吾郎 「はい」
  美寿々「じゃぁ、待ってますね」

と、洗濯物と一緒に取り残される吾郎君。

  吾郎 「本当に・・・えっ、まだこんなにあるよ」
  美寿々「もうちょっとですよ」

仕方なく、一人でやってます。そこに、先ほどの女性=今回の奥様のお母さんがやってきて;

  A  「すみません、洗濯やって頂いて」
  吾郎 「これ、お母さんのブラジャーですか?」

って、堂々とブラジャー手にしてるぞ、この男。

  A  「いや、違います。いや、それは。ごめんなさい、すみません。
      たぶん、娘だと思いますけど」
  吾郎 「お宅の娘さんは、アカの他人の男性に、ブラジャーを干されて、
      恥ずかしくないんですかね」

お小言開始。

  A  「恥ずかしいでしょうけど、まさか吾郎さんがみえるとは思わな
      い…」
  吾郎 「あ、そうですか?」
  A  「ごめんなさい」
  吾郎 「いやいやでも」
  A  「でも、いいです、それ!・・・干して頂けるんですか?」
  吾郎 「でも、全部やっとけって言われたんですよ」
  A  「ありがとうございます」

再び独りぼっちになって;

  吾郎 「何かもうちょっと色っぽい番組じゃなかったっけ?」

いや、この方が私は見やすいので、できればもっとこの路線でやっていって下さい(^^;)。


そうして、再び奥様が吾郎君の様子を見に来ます。

   『吾郎さん、お掃除を手伝って・・・』

  吾郎 「できましたよ」
  美寿々「じゃぁ、今度家の中・・・」
  吾郎 「家の中?」
  美寿々「すみませーん」

少し離れたところにある家の中に入っていきます。居間には、子供のおもちゃも散らかっていたりして;

  美寿々「今度お掃除が」
  吾郎 「はい」
  美寿々「すみません」

その子供のおもちゃから片付けて・・・なのだけど、ついでにぽこぽこハンマーで男の子の頭を叩いたり・・・それに対して、微妙な子供 の表情・・・(まだ子供の扱いがダメなのねん)


掃除機を手にして、奥の部屋に入っていきます。途中、紙袋を収納しているケースを見つけて;

  吾郎 「荷物、いっぱいありますね」
  美寿々「(笑)」
  吾郎 「これ、紙袋使う?」
  美寿々「・・・(笑)」
  吾郎 「こんだけあっても、たぶん、使うのね、このうちの2〜3枚だ
      と思うよ、一年間で」
  美寿々「じゃぁ、後で捨てます」
  吾郎 「本当?こんなに使わないから」
  美寿々「あとで」

そうして、一番奥の寝室にやってきます;

  吾郎 「ここ、寝室ですね」
  美寿々「はい」
  吾郎 「旦那様とお子様と。で、ここ、掃除しろと?」
  美寿々「ここ(ベッドの下)に(電源の)差込みがある」
  吾郎 「あのね、まず、掃除をしやすい空間を作った方がいい!」
  美寿々「ここめちゃくちゃしやすい!」
  吾郎 「だって、この紙袋は何でここにあるんですか?」
  美寿々「これ、結婚式の写真なんですよ」
  吾郎 「見せて」
  美寿々「あ、見ます!?」
  吾郎 「うん」
  美寿々「ちょっと汚くなっちゃってますけど」
  吾郎 「でも、結構お綺麗でしたよ、あちらの写真も、赤いドレスきて
      て。あ、すごい!」

と、奥様が19歳のときの結婚式の写真を見ています。

  吾郎 「何か、今と全然違うじゃないですか?」
  美寿々「どれ?それ、さっきと?」
  吾郎 「別人ですね。こういう姿でお会いしたかったな…」
  美寿々「あ、着ましょうか!ドレス」
  吾郎 「えっ?」
  美寿々「(笑)」
  吾郎 「『ドレス、着ましょうか』っつったの?」
  美寿々「あるの、ちょっと、部屋に」
  吾郎 「本当に?」
  美寿々「着ましょうか?」
  吾郎 「着てよ!」
  美寿々「本当に?じゃぁ、とにかく、お掃除お願いします」
  吾郎 「うん」
  美寿々「私、結構、掃除苦手なんで・・・」
  吾郎 「でもね、ここだったら、僕も物が片付いてないから、掃除をし
      たいという気分にならない」
  美寿々「でも、ここ、一番綺麗ですよね?」
  吾郎 「うん、まだね」
  美寿々「(笑)」
  吾郎 「物は、もっとちゃんと整理した方がいいよ。掃除をするのが楽
      しみになるような部屋にした方がいいよ!」
  美寿々「あ、じゃぁ、作ってください!」
  吾郎 「それはどんな環境でもね、どういう物があったって、どういう
      生活をしてたって、それは可能なことだから」

(う〜ん、耳が痛い・・・。でも、私の部屋は吾郎君のものであふれてるんだから、半分は吾郎君のせいなのだ)

  美寿々「がんばりまーす」
  吾郎 「分かりましたか?」
  美寿々「はい。吾郎ちゃん、結構、口うるさい」
  吾郎 「えっ?ちゃうちゃう、ちゃんと君の為を想って言ってる」

そうして、奥様が着替えに行っちゃってる間に、吾郎君、ちゃんとベッドの下も掃除してます。

掃除が終わって、誰もいない台所に潜入。

  吾郎 「あ、見てこの食器の数!やっぱりすごい人がいるんだね。ほら、
      やっぱりこんなに。(冷蔵庫も勝手に開けて)見て、この量!」

とそこに、着替えを終えた奥様登場。写真にあった、赤いドレスを着ています。

  吾郎 「あれ、あ、どうも」
  美寿々「着てきました」
  吾郎 「素敵!かわいいですね!全然この(台所の)背景と合ってない(笑)」
  美寿々「(笑)」

そして、そのまま台所で、二人並んでポーズ。

  吾郎 「でも、ツーショットいいんじゃないですか?」
  美寿々「あっ、ここでいいですか?」
  吾郎 「さっきの結婚式みたいな感じで」
  美寿々「あ、写真みたいですか?」
  吾郎 「こういう・・・こういうポーズとってなかった?」

吾郎君、モデルさんみたいに格好つけてます、台所で(笑)。


  『吾郎さん、お買い物に付き合って・・・』
続いては、近所のスーパーにお買い物。雨も降ってるので、傘を差してのお出かけですが、もちろん、1つの傘に二人が入ってる構図。い いなぁ〜。

  吾郎 「あ、こちらですか?」
  美寿々「こっちですね」
  吾郎 「もっと寄っていいですよ、濡れちゃうから」
  美寿々「すみません」
  吾郎 「今日はちなみに?」
  美寿々「今日は一応、ミートソースと、ミネストローネと、あとサラダ
      とか、そんな感じで」
  吾郎 「そっかそっか」
  美寿々「そうですね」

スーパーの中に入ってきて、食材探し;

  吾郎 「挽肉はどうしようかな・・」
  美寿々「挽肉はこれぐらいですね」
  吾郎 「そんなに使う?」
  美寿々「使う、使う」
  吾郎 「そうだよね。あの家族だもんね」
  美寿々「2つぐらい」
  吾郎 「これが2つぐらい必要?結構、量あるね」
  美寿々「足りないといけないから。あとベーコン。これはいらないの?」
  吾郎 「いらない」
  美寿々「いらないの。・・・ベーコン」
  吾郎 「ベーコン買おうよだから」
  美寿々「ベーコン」
  吾郎 「何か楽しくなってきた!何か、あの掃除機やらされてるときは、
      どんな感じかと・・・」
  美寿々「ベーコン!」
  吾郎 「いや、ベーコン、こっちはブロックみてんだよ」
  美寿々「あっ、ブロックベーコン」

こだわりあるみたいね(苦笑)。

  吾郎 「アンチョビーペーストあるじゃん!」
  美寿々「あった」
  吾郎 「ないとかいったじゃん」
  美寿々「あった。じゃあ、吾郎ちゃんこれかえしてきてください」
  吾郎 「俺が返してくるの?」
  美寿々「うふふ」

そうして、レジにてお会計;

  吾郎 「スーパーで一万円超えると、『俺ってセレブ?』とか思わない」
  美寿々「なんかすごいとか思っちゃう」


『吾郎さん、トマト狩りに行きましょ・・・』

お買い物も終わり、トマト栽培をしているハウスに、直接トマトを狩りにいきます。まだ、雨も降り続けているようで、傘を差しながらぬ かるんだ道を歩いていきます。

  吾郎 「さあ!トマト」
  美寿々「ちょっと」
  吾郎 「トマト、つむんですね」
  美寿々「はい。ちょっとトマト取りに…」
  吾郎 「登山靴で来ればよかった…」
  美寿々「本当に。ちょっとここ、危険なんで」
  吾郎 「はい」

そして、目的のビニールハウスに到着;

  美寿々「じゃぁ、ここで取ります」
  吾郎 「はい」
  美寿々「ああ、すごい!」
  吾郎 「トマトが」
  美寿々「温かい、この中・・・」

吾郎君自身が、熟したトマトを選んで、切ってます。

  吾郎 「ふーん、面白い!」
  美寿々「面白い?良かった」
  吾郎 「ほら、綺麗なトマト!」
  美寿々「それ、いい感じ!」
  吾郎 「これ綺麗だね」
  美寿々「うん」
  吾郎 「(匂いをかいで)ああ、いい香り」
  美寿々「本当に?」
  吾郎 「(また別のトマト)ほら、これ見て。すっごい綺麗」
  美寿々「これ綺麗!」
  吾郎 「トマトジュースのコマーシャルに出てきそうな」
  美寿々「本当に、出れるんじゃないですか?」
  吾郎 「(髪をかきあげて)出れるかな?」
  美寿々「出れます、出れます」

CMを意識してポーズを決める吾郎君が素敵(*^^*)。



  『吾郎さん、夕飯作るの手伝って・・・』

  吾郎 「さぁ、ええ、ゆでてから湯引き(?)だよね」
  美寿々「そうですね。じゃぁ、これ・・・」
  吾郎 「結構、僕、面倒くさいからズバっと切っちゃうんだけど」

と言いながら、まずはトマトからやってます。

  吾郎 「玉ネギやらないとね」
  美寿々「お願いします。玉ネギ」
  吾郎 「面倒くさいね」
  美寿々「はい。玉ネギ苦手なんですよ」

なんて会話をしている隙に、トマトを一つ口に放り込む吾郎君;

  美寿々「あっ、食べちゃった」
  吾郎 「(@o@)・・・甘い!」
  美寿々「甘いでしょ?おいしんですよ」
  吾郎 「本当に甘いね!!!」

と、粗相をしつつ、言われたとおりに真面目に玉ネギ;

  吾郎 「玉ネギミジンだね」
  美寿々「はーい」

奥様がトマトを茹でてる間に玉ネギのミジン切り。でも、大家族10人分の料理ですから、そのミジン切りの量も膨大なわけで、吾郎君の目には涙が・・・;

  吾郎 「ああ、きた。玉ネギ・・・きたよ」
  美寿々「きました?」
  吾郎 「一緒に泣こうよ」(←すごい誘い文句だ…(^^;))
  美寿々「いえいえ」
  吾郎 「だめだ・・・(ToT」
  美寿々「あははは(笑)」

と、少し手を止めて、涙を堪えてます。

  美寿々「ああ、すごい男前」

この奥様の発言に、スタッフの笑い声が入ったけど(この笑い声、下品で気になる)、でも、ここの奥様の「すごい男前」という感想は心底同意。リピート繰り返しちゃったよσ(^^;)。


  吾郎 「音楽かけたりしないの、料理作るとき?」
  美寿々「しない!あの…、子供寝かした隙に…とかよくやっちゃうんで
      すよ」
  吾郎 「俺、自分でBGMかけて、盛りたててやるんだよ。R&Bとか」
  美寿々「かけながらやるんですか?」
  吾郎 「かけながらやる」
  美寿々「へぇ〜、おっしゃれぇ〜」
  吾郎 「(笑)」

いいなぁ、この二人のボケ突っ込み…(苦笑)。そして、まだまだボケ突っ込みは続く;

  美寿々「すごい助かりました、今日は」
  吾郎 「本当?」
  美寿々「うん、すごい助かった」
  吾郎 「(トマト切ってる奥様に)何か簡単だね、それ」
  美寿々「いやいや、いやいや」
  吾郎 「何か、おいしいとこ取ってない?」
  美寿々「たいへんだぁ〜」
  吾郎 「玉ネギ最後、籠に入れる・・・」
  美寿々「いやぁ〜、大変ですねぇ〜トマトって」

さらにさらに、今度は玉ネギを炒める作業に入った吾郎君。熱した鍋に刻んだ玉ネギを入れますが;

  吾郎 「ほら、ダメじゃん」
  美寿々「えっ?」
  吾郎 「『ジュッ』っていう所が見たかったんだよ、番組的に」
  美寿々「ああ、吾郎ちゃんミステイクみたいなね」
  吾郎 「(^^;)・・・。面白い・・・(^^;)」
  美寿々「えっ、違った?」
  吾郎 「赤ワインとかブランデーとかある?」
  美寿々「赤ワイン?」
  吾郎 「本当は少しフランベすると美味しいんだよね、お肉炒めた後に」
  美寿々「赤ワインで?」
  吾郎 「ブランデーなんか最高だよ。コニャックでもいいし」


何て言いながら吾郎君が料理を続けている吾郎君を、カメラさんが足元からゆっくりターンアップ。そのときの吾郎君はもちろん右手を腰にあてたあのスタイル;

  美寿々「やっぱり吾郎さん、こういう感じでやるんですか?」
  吾郎 「何を?」
  美寿々「お料理」
  吾郎 「・・・(^^;)。どういう感じ?」
  美寿々「こ、こういう(手を腰に当てた)感じ」
  吾郎 「ふーん。だって、こっち、(右手側に何も)無いんだもん」
  美寿々「あ、そっか」

  美寿々「じゃぁ、私、(玉ネギ)炒めてるんで、吾郎さん、あの・・・
      玉ネギが…」
  吾郎 「また切るの?」
  美寿々「(^^;)そうですね」
  吾郎 「俺、これ、(炒める方を)やりたいよ!」
  美寿々「これ、(炒める方は)大変だから・・・」
  吾郎 「こっち(炒める)のがね、大変だから」
  美寿々「いや、いいですよ、そんな大変な思いはさせられない。じゃぁ、
      私これ、炒めてますから!」
  吾郎 「またやるの、俺?!玉ネギ??!」

渋々玉ネギを切る作業に入る吾郎君ですが、なぜか腰を引いてやってます。それは余計に大変だと思うのだが…;

  美寿々「大丈夫ですよ、玉ネギ」
  吾郎 「えっ?」
  美寿々「大丈夫、大丈夫」


玉ネギ作業は終わったのか、奥様の肉を炒める作業を覗いている吾郎君;

  吾郎 「ある程度、焦がすことも必要なんだよ」
  美寿々「あっ」
  吾郎 「その方が肉がギュって引き締まって」
  美寿々「へぇ〜」
  吾郎 「ちょっと焦がすのもね」
  美寿々「焦がすんだ…」
  吾郎 「うん」
  美寿々「じゃぁ、頑張ります」
  吾郎 「でも、焦がしすぎちゃダメだよ」
  美寿々「はい」
  吾郎 「で、1回、玉ネギとちゃんと合わせた方がいいよ。玉ネギが下
      にあると焦げちゃう・・・聞いてる?」
  美寿々「聞いてる、聞いてる?」

ミートソースがかなり出来てきました。

  吾郎 「赤唐辛子、鷹の爪があったら入れた方が良かったね」
  美寿々「あ、そうですね」

スープの方も、材料を鍋に入れて、最後にサラダ。

  吾郎 「ええ、シーザーサラダのドレッシング、作りましょう」
  美寿々「はーい」

奥様、スティック形態の何か(何なんでしょう?)を卸し金で擦ってます;

  吾郎 「うん。これね、ほとんど擦って。いいよ」
  美寿々「全部?」
  吾郎 「折れちゃう、そこ(上の方を)持ったら!」
  美寿々「本当に?」
  吾郎 「うん」
  美寿々「すごい、うるさ〜い!」
  吾郎 「・・・」
  美寿々「結構、うるさいんですね」
  吾郎 「(^^;)」

と、図星指されて、沈黙する吾郎君でしたが;

  美寿々「あ、折れちゃった…(^^;)」
  吾郎 「折れちゃった?ほら!」
  美寿々「あははは。半分子ね」

と、その折れた半分で吾郎君が卸し金の作業を引き受けてやってると、バリって言う音が。うるさく言ってた張本人が折っちゃったみたいで;

  吾郎 「・・・」
  美寿々「あ、折れちゃった(^^;)。もっと折れちゃった」
  吾郎 「(^^;)」

天然入り混じりのボケと突っ込みはさすがです…(苦笑)。

最後にもう一度、吾郎君、ミートソースの鍋を火にかけてますが;

  美寿々「また、ね、お決まりの(手を腰に当てる)『これ』でね」
  吾郎 「ポケット、今度」
  美寿々「ポケットですね。お決まりの感じでね」
  吾郎 「本当?」

  吾郎 「(ミートソースの味見をして)うん!」
  美寿々「おいしい?」
  吾郎 「ちょっと、しょっぱい?」
  美寿々「うーん、ちょっと。でもね」
  吾郎 「大丈夫?」


ようやく食事の準備が終わって、テーブルに腰掛けてる二人;

  美寿々「ありがとうございました」
  吾郎 「いえいえ。こちらこそ、ありがとうございました」
  美寿々「すみません」
  吾郎 「楽しかったね。助かりましたか?」
  美寿々「はい。ありがとうございます」



   『吾郎さん、本当にお別れですか・・・』


お仕事も終わり、『善行台バス停』にやってくる二人。吾郎君が帰る時間になったようです;

  吾郎 「何か、折角だからね、ちょっとお出かけしたかったですよね」
  美寿々「はい。もう、お出かけしたかったですね」
  吾郎 「また、呼んで下さいよ」
  美寿々「お願いします。じゃぁ、綺麗な家になったら」
  吾郎 「そうだね。あ、バスが来てしまった」
  美寿々「ああ、来ましたねぇ」
  吾郎 「あっという間に」
  美寿々「はい、お別れですね。寂しい…」
  吾郎 「ねぇ、何か。どっか行きたかったね」
  美寿々「そうですね、寂しいです」
  吾郎 「うん、また、ねぇ、じゃぁ」
  美寿々「ありがとうございました(握手)」
  吾郎 「また、あの姿で。じゃぁ、ありがとう」
  美寿々「はい。ありがとうございました」

バスの中から手を振ってバイバイしてます。

  吾郎 「またもや取り残されてしまって…。いやー、でも、ちょっと、
      あの、トマトの味は忘れられないなぁ〜」



吾郎の部屋2



お腹の大きな妊婦さんが登場です。しのぶさん27歳。新婚2ヶ月。

  しのぶ「触ってみますか?」
  吾郎 「えっ、いいんですか?」
  しのぶ「触って下さい。でも、今、帯してるんで・・・」

吾郎君、ゆっくりとお腹に手を当ててます。

  吾郎 「はぁ〜。僕、赤ちゃんのいるお腹って、初めて触ったかもしれない」
  しのぶ「本当?やった!♪」
  吾郎 「初体験!」

と、嬉しそうな吾郎君の表情で、今回はお仕舞い。この続きは?



(04.07.18 up)


 

第6回放送 TBS:04.05.12 MBS:04.06.01

吾郎の部屋1


お悩み留守番電話。バストが大きいと言う奥様。なのに旦那様が小さな水着を買ってきて、着てくれと言うらしい。

  奥様 『男の人ってみんな、こういうの好きなんですかね…?』
  吾郎 「・・・(^^;)」

そして、電話が切れちゃいます。

  吾郎 「別に、ここに電話することじゃないんじゃないかなぁ?いやぁ、
      まぁ…、ねぇ(^^;)。そういう夫婦の機微を大切にというか…(笑)」

スケベ。






吾郎の部屋2

今度は奥様の来訪。克美さん、35歳。結婚暦12年。

  吾郎 「今日はこのために美容室に行かれたんですか?」
  克美 「いや、全然」
  吾郎 「あっ、そうですか?」
  克美 「はい、行ってないです」
  吾郎 「こう、前髪の流れがすごい、い…いいです」
  克美 「あ。そうですか?」
  吾郎 「ええ。ええと克美さん・・・克美ちゃんでいいですか?」
  克美 「すみません」
  吾郎 「克美ちゃんっていう方が、まだ合ってますよ」
  克美 「そうですか?」
  吾郎 「何か奥さんって感じがしないんですけど」
  克美 「いえ、結婚してもう、12年経つ」
  吾郎 「えっ!本当ですか!」
  克美 「そうです。子供も小学校6年生と3年生」
  吾郎 「・・・克美ちゃ〜ん・・・」
  克美 「はい」
  吾郎 「だって、あの・・・分かるじゃん、そういう人って」
  克美 「そうですか?」
  吾郎 「うん。子供いて、旦那さんがいて、何か家庭の香りっていうか。
      逆に遊んでばっかいるんじゃないですか?」

と、オイオイな質問をしつつ、奥様曰く、そう見られがちだが、毎日、家事と子育てに何も無く平凡に過ぎちゃってると。

  克美 「本当に家政婦のような…」


   『吾郎さん、私 刺激が欲しい…』


結婚してすぐに子供が出来てしまって、二人の時間がなかったという奥様。

  克美 「だからもう、今、吾郎さんに会ってるのが本当に今まで生きて
      きた中で…もう、凄い事って言うか、何かもう、ありえない!
      私の中では。ここで、何か、こうしているのが・・・」
  吾郎 「変だよね。さっきまでテレフォンショッキングとか出てたんだ
      もんね」
  吾郎 「何か、本当にそうなんですよ。何かもう、『えっ』ていう感じ
      で」
  吾郎 「たまにないとね」
  克美 「そうなんです。だから…」
  吾郎 「刺激がないと、女性もねぇ。いつまでも綺麗でいなきゃいけな
      いのに。たまにねぇ、こう、『あっ、私、女だ』っていうね、
      思った瞬間とか。例えば男性を意識するとか。もちろんその相
      手は旦那さんであったりする訳なんですが…」
  克美 「ええ。ちょっとそんな風に女を忘れたくもないって言う自分が
      いて」
  吾郎 「もちろんそれは!」
  克美 「やっぱりどこかでちゃんとあの…女らしさっていうのも、あの…
      あり続けたいし」
  吾郎 「うん」
  克美 「そういう面ではあまりにもちょと平々凡々すぎでしまって」
  吾郎 「家の中ではお母さんって言われてるわけでしょ?」
  克美 「そうですね。はい」
  吾郎 「旦那様も、は、名前で?」
  克美 「そうですね。ママ」
  吾郎 「ああ」
  克美 「私はママなんですよ、もう」
  吾郎 「旦那になっても、名前で呼んであげたいけどね」
  克美 「そうですよね」
  吾郎 「でも、見えないけどね、そういう、もう・・・部屋で・・・」

このように、平凡な毎日を送っているという奥様ですが、最近、お仕事仲間で、男性の人と、映画に行く機会があったそう。で、映画を観たら、そのまま「さようなら」っていう感じだったと。

  吾郎 「まぁ、映画見たかっただけなのかな?」
  克美 「そうですね、だから」
  吾郎 「行く人がいなかったのか、チケットが2枚あったのか…」
  克美 「何か別に、私も小心者で、それが浮気なのかなって、ちょっと」
  吾郎 「色々、イメージした?もし、こう出てきたらどうしようとか?
      何か会う前って色々イメージしませんでした?」
  克美 「っていうか、毎日の自分とは違うかなっていうのは、ちょっと」
  吾郎 「そんなの何年ぶり?」
  克美 「え、もう、それこそ結婚して12年なんで」
  吾郎 「結婚して、1度もデートだけでもない?」
  克美 「ないですね。だから主人とも無いんです。だからその、主人と
      ちょっと…」
  吾郎 「たまに週末だけカップルの頃に戻って、ちょっと映画観て、食
      事して、その後は、テン、テン、テン…みたいな感じで、ちょ
      っとまぁ、恋人同士みたいな感じ…」

さらに、旦那様は美容院に行っても気づいてくれないそうで;

  克美 「それこそ、さっき吾郎さんが髪の毛の事を言って頂いたんです
      けども、そういうのもないんですよ。『美容院に行ってきた?』
      っていうのも」
  吾郎 「ああ、行ってきてもね。それは気づいて欲しいよね」
  克美 「はい。だからあのね、稲垣さんみたいにそうやって、色々な事
      を気遣ってくれとまでは言わないですけど。でも本当、嬉しか
      ったですよ、今、入ってきた瞬間に、そういう髪形の事とか、
      あの…、褒めて頂いて。すごく、それは何か、うん、嬉しいっ
      ていうか本当に素直に」
  吾郎 「やっぱりねぇ、ちょっとこう…、刺激は欲しいよねぇ?」
  克美 「そうですね。何か人生、私、本当にこのままで終わってしまう
      のかと思って・・・」
  吾郎 「う〜ん」
  克美 「何か凄くそれは寂しかったんですよ。自分の中で。それにも、
      主人に気づいてほしいんですよ、それを」
  吾郎 「なるほどねぇ。何で気づかないんだろうなぁ・・・」

そうして、話が終わって、お約束の赤い薔薇を;

  克美 「すみません」
  吾郎 「今日の記念に、はい。赤い薔薇の花を…」
  克美 「すみません、ありがとうございます」




  『吾郎は刺激を与えに行った・・・』



このスタジオでの収録から一週間後(って、毎週収録してるのかなぁ、この番組)。実際にその奥様のお宅までやってきました。

  吾郎 「こちらですね。では早速…」

ドアフォンを、ピンポーンと鳴らし、腕組みして待ってるものの、誰も出てきません。

  吾郎 「克美さん。いらっしゃいますか?」

叫んでみてもやっぱり誰も出てこないので、勝手にズカズカと、庭にまで入ってきます(不法侵入だ!)。見上げると、2階のベランダで洗濯物を干している奥様を発見。

  吾郎 「みーつけた♪」(かくれんぼかい!)
  克美 「えーーっ!どうしたんですか?」
  吾郎 「奥さんじゃないですか!」
  克美 「・・・」
  吾郎 「ちょっとあの…」
  克美 「えっ?」
  吾郎 「会いに来ちゃいました」
  克美 「ええ?何でこんな所にいるんですか?」
  吾郎 「何か、ちょっとロミオとジュリエットみたいですね」
  克美 「そうですね、ちょっと」

などと言いながら、とりあえず改めて玄関からお宅の中にお邪魔します。

  吾郎 「あ、どうも。お花、綺麗です」
  克美 「ああ、うわー。すみません、どうぞ。散らかってますけど、す
      みません」

鎌倉市の二世帯住宅。階段をあがって、リビングにお邪魔します。

  克美 「あそこに見えるのが、頂いた薔薇なんです」
  吾郎 「結構、生きてるね!まぁ、あと2〜3日って感じかな。でも何か
      嬉しい。自分の分身みたいな感じで、この薔薇が」
  克美 「もう、本当に」

さらに周りを見渡すと、ご家族との写真も;

  吾郎 「何かやっぱり写真がいっぱい飾ってある。お子さんですね、こ
      ちらは?」
  克美 「そうですね、長女と長男」
  吾郎 「お父さんみたいですね、旦那さん、結構」
  克美 「そうですね、ええ(笑)」

そして、次々と家の中を見学して、旦那様の部屋までお邪魔しちゃいます。すると、入ってすぐにパターゴルフの練習マットが目に入り;

  吾郎 「ああ、ゴルフされて・・」
  克美 「え?吾郎ちゃん出来るんですかぁ?ふふふふ(笑)」
  吾郎 「出来ますよ」

吾郎君、部屋にあるパターを手に、軽くスイング。何と、意外にも(失礼!)、鮮やかにパットを決めてます。

  克美 「あっ!すご〜〜い!(パチパチパチ)」
  吾郎 「凄いでしょ?(パターを見て)いいですね」

ご両親がゴルフをやるのは知ってたけど、吾郎君、そんなにゴルフ、やるんだっけ?

続いて、長男の部屋にまでやってきて;

  吾郎 「僕ねぇ、フラフープも上手なんですよ」
      (フラフープ、何かで見た記憶があるけど、何だっけ?)
  克美 「え、そうですか?」

ここでも実際に、やってみます。でも、今回はちゃんとお約束の通り、見事に失敗してます(本人、至って大まじめにやったんだろうけど)。

  吾郎 「カットしてください・・・はい」

そして;

  吾郎 「何か、シチューか何か作ったでしょう?」
  克美 「いまね、肉じゃがを煮てるんですよ」
  吾郎 「すごいいい匂い。えっ、どこで煮てるんですか?」
  克美 「台所で。いやもう、結局、子供が帰ってくると、ばたばたしち
      ゃうんで。まだでも、全然」
  吾郎 「あっ、すごい、すごい」
  克美 「全然、できてないんで」

と、台所に来て、奥様が料理をしているのを見学。

  吾郎 「何か、肉じゃが作ってる後姿、いいですねぇ・・」
  克美 「えっ、そうですか?今晩のおかずでーす」

吾郎君、じっと後ろで腕組みして料理してる姿をみてます(おーお)

  吾郎 「何か・・・何か、いい感じ・・・」
  克美 「(笑)」

そして、今度は横で並ぶようにして奥様の料理を見てます。何について話をしているのか分からなかったけど;

  吾郎 「うちの実家はやってるから」
  克美 「あ、そうですか。ついつい、何か、やってしまいますが」
  吾郎 「ええ、すごーい」

などと話しをしていて、ふと;

  克美 「・・・」
  吾郎 「・・・」

と、少し沈黙が流れ、何気に、目が合ちゃう二人。ラブラブモードやん!

  二人 「(笑)」
  吾郎 「ちょっと、火、強くない?」(←話を逸らせてる)
  克美 「(笑)」
  吾郎 「そんな盛り上がってないからね」
  克美 「ごめんなさい。もう、気持ち的には、もう」
  吾郎 「もえあがってる?」
  克美 「かなり舞い上がってる」

そりゃぁ、舞い上がるなと言う方が無理だよなぁ。だって、真横に吾郎君がいるんだよ。で、さらにその夫婦ごっこを加速させるかのように、ダイニングテーブルに座って新聞を読む吾郎君。

  克美 「ええ?ちょっと変ですよねぇ?」
  吾郎 「ええ?」

とか何とか。で、改めて;

  吾郎 「でも、確かにここに一人でいると寂しい」

と、奥様の話を聞き始めます。朝や夜は子供もいるので賑やかでいいけど、一人の時間が寂しいとおっしゃる奥様・・・

  吾郎 「何か普段、美容室行って、旦那様気づいてくれないって、ねぇ」

などと話しを振っておいて;

  吾郎 「あの〜、突然なんですけど、折角ですから、僕と一緒に美容室に行きましょうか?」
  克美 「えっ?!」
  吾郎 「美容院」
  克美 「美容院ですか?」
  吾郎 「はい」

といわけで、奥様、外出の支度をして本当にお出かけ;


   『奥様の髪のお手入れに・・・』


  克美 「何か、今日、予約入れてないんで」
  吾郎 「そうですか、大丈夫ですよ」
  克美 「大丈夫ですかね?」

と、本当に美容室までやってきました。中に入り、奥様がカットしてもらっている間、待合コーナーのソファーに座って、奥様の様子をじっと見ている吾郎君。

  吾郎 「(笑)。変な感じだよね?美容室で待ってるって、初めてだなぁ」

そして、奥様の目の前の鏡越しに手を振って;

  吾郎 「カズミちゃ〜〜ん。どうも」
  克美 「(笑いながら恥ずかしそうに手を振って)もう止めて下さい」
  吾郎 「見えてるから」
  克美 「恥ずかしい・・・」

恥ずかしいけど、やっぱり羨ましい・・・



吾郎の部屋3

ご相談の奥様は、奈緒子さん23歳。結婚暦9ヶ月の新婚さんです。

  吾郎 「! 23歳ですか」
  奈緒子「はい、23歳です」
  吾郎 「あ、結構、大人っぽいですね」
  奈緒子「そうですか?」
  吾郎 「最年少です、この番組」

奥様が4ヶ月のお子さんがいるというのを聞いて;

  吾郎 「へぇー。みんな、しっかりしてんだなぁ」

と、吾郎君は関心しちゃってます。でも、奥様のお悩みは、逆に、見た目が子供がいるように見えないというのがお悩みのようです。

  吾郎 「でも、子供いないのに、お母さんに見られるよりいいんじゃな
      い?」(ある意味、発想の転換だわな)
  奈緒子「まぁ、そうですけど」
  吾郎 「お母さんっていうあだ名の中学生の同級生とかいたよ、中学ぐ
      らいのときに。お母さんみたいで、雰囲気が。それはね、やっ
      ぱり、女性にとっては最高の褒め言葉だと思うけどね」

と吾郎君は言いますが、「あんなんで子供ちゃんとそだてられてるのかなぁ」みたいなことを言われると、お子さんを帝王切開で産んだ経緯もあり、余計につらさがあるそうです;

  吾郎 「その分ね、お母さんになって、今度子供生まれて・・・奈緒子
      さんが、お若くて美しいから」
  奈緒子「(笑)」
  吾郎 「何か、こう…近寄りがたいんじゃない?」
  奈緒子「そうですかね」」
  吾郎 「今までにいなかったんだよ、その地域に」

近所でも、挨拶をする程度で中に入っていけない状態だという奥様に吾郎君;

  吾郎 「でも、別にそれ、何かしなきゃいけないとか、無いと思う。今
      のままで、まぁ、ちゃんとそういう挨拶をして。ねぇ、人間と
      してそういうものを、ちゃんとコミュニケーションとってれば、
      それでいいんじゃないかな?」

と、優しくコメントしてます(*^^*)。

  奈緒子「何か、そういう風に言って頂けると、すごく自分のやってるこ
      とが、間違えてるか、間違えてないか、分からなかったので、
      こういう風に言って頂けると、ああ、今のままでいいんだと思
      って…」
  吾郎 「いや、もう全然。自信持っていいと思うな。ねぇ。あの…、幸
      せな家庭を・・・」
  奈緒子「はい、頑張ります」
  吾郎 「ねぇ、まだこう・・・スタートしたばっかりですからね」
  奈緒子「はい」

と、アドバイス(?)をしてお別れしました。

  吾郎 「うーん、眼に、眼に力のある人ですね。うーん、何かちょっと
      一瞬、吸い込まれそうになりました」




さて、先ほど、美容室で髪のお手入れをしてもらっていた奥様。

   『吾郎さん、私の髪型どう・・・』

手入れが終わって、吾郎君の前に改めて登場です。

  克美 「お待たせしました」
  吾郎 「ああ」
  克美 「すみません、長々と」
  吾郎 「ああ、凄い」
  克美 「変わりましたか?」
  吾郎 「ああ!変わりました。見違えるように」
  克美 「恥ずかしい」
  吾郎 「軽くなりましたね。下の方は巻いてもらって…」
  克美 「そうですね」
  吾郎 「いい感じじゃないですか?」
  克美 「そうですか?」

と、ここで吾郎君、紙袋を取り出して;

  吾郎 「ちょっとあの、折角ねぇ、髪の毛、ちょとよそ行き風に、やっ
      て頂いたのに、今、ちょっと(服装が)ジーンズなんで」
  克美 「あ、そうですね(笑)」
  吾郎 「僕からプレゼントがあります!」
  克美 「えっ!ほんとですか!?」
  吾郎 「はい。こちら。ちょっとあの…、もう少し違うものに着替えて
      頂きたいなと思って」
  克美 「ええ、本当ですか?」


   『吾郎さん、変身した私を見て…』


そうして奥様は、薄い黄色のワンピースと、白のカーディガン姿に着替えて、美容室の前で待つ吾郎君のところにやってきます。

  克美 「すみません。お待たせしました!」
  吾郎 「おお、変身しましたね」
  克美 「しました!」
  吾郎 「髪型とすごい合ってる!」
  克美 「合いますか?もう、びっくりです、ぴったりでした、ミュール
      から何から」
  吾郎 「いい感じです。春らしくて」
  克美 「ありがとうございます」

と、準備万端、整ったところで;

  吾郎 「エスコートさせてもらって・・・」
  克美 「えっ!本当ですか?嘘・・・」

と、エスコートと言うか、手をつないでお出掛け。う、羨ましいと言うか、何と言うか…。ただ、商店街に差し掛かると、もちろん、みんな二人を注目しちゃうわけで;

  吾郎 「目立ってますよねぇ?」
  克美 「いや、ちょっと恥ずかしいです・・・恥ずかしい、こんなところで」
  吾郎 「なんか、僕ら目立ってますよねぇ?」
  克美 「目立ってます・・・(笑)」
  吾郎 「こんな、何か人に見られることって」
  克美 「無いです、無いです。注目してもらうことなんて」

そうして、喫茶店にやってきて、ティータイム。

  吾郎 「まぁ、喜んでくれて…」
  克美 「本当に嬉しいです」
  吾郎 「これで僕もこれで使命を果たせたので…。うん、よかったです」
  克美 「二度に渡って、ねぇ」
  吾郎 「まぁ、でも、周りを見てて幸せそうだなぁ、とかいう場面とか
      家庭とか見てると、そういうの羨ましいなぁ、と思うこともあ
      る。ああいう一軒家で、何か、子供部屋があったりとか。ああ、
      何か自分ちには無い暖かさなんだなぁ、とか思うし」
  克美 「だから、本当に、逆にその平凡が幸せなんでしょうけどね」
  吾郎 「うん。だと思う。まぁ、寂しいなんて言わないで下さいよ」
  克美 「はい」


   『吾郎さん、本当にお別れですか・・・』


いよいよお別れの時間。モノレール『富士見町駅』まで今回は奥様が吾郎君を見送って下さるようです。

  吾郎 「風強いですね」
  克美 「そうですね。ここ、上なんで、結構、風が」
  吾郎 「いやー、何かちょっと、あっという間でしたけど」
  克美 「ええ、ありがとうございました」

  吾郎 「でもまぁ、ちょっと楽しみ、その格好で、旦那様が帰ってきて」
  克美 「そうですね。今日一日じゃぁ、これで…。まず子供達があれで」
  吾郎 「そうだよね」
  克美 「そうですね、うん」
  吾郎 「何て言うだろうなぁ」
  克美 「ねぇ」
  吾郎 「今日、遅いんですか、旦那さん?」
  克美 「どうですかね。でも、起きて待って、きちっと」
  吾郎 「うん」
  克美 「起きてます」
  吾郎 「じゃぁ、まぁ、あの・・・、ずっと」

そして、最後に、いつものように(?);

  吾郎 「カメラいて落ち着かないと思いますから、あの…、ちょっと、
      カメラさんにも下がって頂いて。ねぇ、一応、お別れの挨拶と
      いうことで。ちょっと二人っきりにして下さい。二人っきりに
      させて下さい!これでちょっと落ち着きますね」

ホームの端の方で二人っきり。握手したりして、名残を惜しんでいるようです。


やがて、モノレールがホームに入ってきます。

  吾郎 「来ちゃった」
  克美 「ありがとうございました」
  吾郎 「何か楽しかった。何か僕も肉じゃがの匂い忘れません、僕」
  克美 「はい」
  吾郎 「あの薔薇はちゃんと取っといて、ドライフラワーか何かにして
      たまに思い出して下さい」
  克美 「はい、わかりました。ありがとうございます」
  吾郎 「じゃぁ」
  克美 「じゃぁ」
  吾郎 「また、ねぇ、旦那様にもくれぐれもよろしくお伝え下さい」
  克美 「どうも」
  吾郎 「じゃぁ…」

モノレールのドアが閉まり、発進しました。吾郎君、モノレール野の最後部から手まで振ってます。

  吾郎 「まぁ、でも、よかったなぁ…。何か、今日一日こう…、一緒に
      いたら、何か少し癒されたんじゃないかなぁ、という気もしま
      したけど…」


 

第5回放送 TBS:04.05.05 MBS:04.05.25

吾郎の部屋1


番組専用の留守番電話(人妻駆け込み留守番電話)に吹き込まれた相談を聞きます。

旦那様が、自分の事を構わず、Hなビデオをたくさん買ってくるという奥様のお悩み。特に海外出張したときとか。それを整理するのが嫌だという奥様ですが、最後に『私が相手しないから、しょうがないんですけど…』と言い残して電話が切れちゃいます。

  吾郎 「・・・。
      ちょっと!ちょっと、やりっぱなしじゃない、この電話。そん
      な急に言われてもね。まぁ、奥様も、相手しないっていう…。
      まぁ、どんなことが、そこにねぇ、どんな悩みがあるのか分か
      らないですけど・・・」

と、感想を述べただけで終わりました。




吾郎の部屋2


結婚2年目の香里さん。ご家族は旦那様の他に1歳の長男がいらっしゃいます。吾郎君、その奥様の外見を見て;

  吾郎 「人妻ですよね?」
  香里 「そうです」
  吾郎 「渋谷から今、急に来たわけじゃないよね?」

って、失礼なやつだ(気持ちはわかるけどね…(^^;))。

この奥様のお悩みは、旦那様と今は、家族=パパとママの関係になってしまっていて、昔のラブラブの関係に戻りたいと(って、それって当たり前のことじゃないの?)

    『夫の愛を取り戻したい・・・』

旦那様と街歩いていて若い女の子を見ると、「お前じゃなくて、もっと10歳ぐらい、年下の女の子と結婚すればよかったなぁ」とか、言うらしい。

  吾郎 「そういこと言うの?それは、冗談で言ってるんでしょ?」
  香里 「冗談なんでしょうけど、でも、結構、傷つくじゃないですか。
      ええ…、普通に手つないで歩こうよ、って言ったのに…」
  吾郎 「でも、今日、すごい、これ素敵な格好じゃない?こういう格好
      では行かないの、旦那様の前で?」
  香里 「あ…」
  吾郎 「したことあるでしょう、だって。もちろん、いつもGパンって
      訳じゃない」
  香里 「じゃないですね。たまにはしますけど」

ただ、子供がいると、スカートはなかなかはけないと。

  香里 「でも、本当にあっちの女の子がいいよ、とか。稲垣さんも言い
      ます、そう?」
  吾郎 「うーん」(←そこは嘘でも「無い」って言っとかないと)
  香里 「そういう風に、ってか、そういう風に、自分の彼女とか、と、
      やっぱり比べるってことはあります?何かやっぱり比べるって
      いうのはあるんですかね?」
  吾郎 「比・・・べる・・・うーん・・・」

またまた真剣に考えてます。あまり考え込まれちゃうと、実体験と照らし合わせてるのかと、思ってしまうんですけど…(汗)

  香里 「えー、そういう風に言います?」
  吾郎 「俺だったら、絶対、そんな風に目、行かない!」

と、ここでようやく開き直り?(^^;)。だけど;

  香里 「(笑) どこに目、行くんですか、じゃぁ?」
  吾郎 「(笑)」
  香里 「結婚した人のみです?」
  吾郎 「そうだよ!そういうもんだよ!!!(力説)」
  香里 「えー、ラブラブってす、感じで?」
  吾郎 「うん」
  香里 「えっ、います?」
  吾郎 「ちょっと僕の顔、モザイクかけてください」

ついに、手で顔を覆ってしまいました。

  香里 「(笑)」
  吾郎 「まぁ、ね、ぶっちゃけ、話…気持ちは分かんなくはないです、
      男とだから、やっぱり」

なんとなーく、「男だから」というのを縦に、そういう気持ちを正当化してるところあるような気がするのは気のせいかしら?

  香里 「そうなんですかね」
  吾郎 「うん。それは年齢の問題じゃなくて、やっぱり、ちょっと…、
      目を引く女の子がいて、振り返るっていうことはあると思う。
      女の人だってあるわけじゃない、やっぱり?」
  香里 「ああ・・・・あ、街で、格好いい人いたら?」
  吾郎 「格好いい人いたら、うん」
  香里 「うーん、そうですかねぇ」
  吾郎 「そういう、アンテナというか、ピピっとキャッチするアンテナ
      がないと、それは男としての機能がなくなる訳だし、心身共々
      ね」
  香里 「ああ、そうですねぇ〜」
  吾郎 「うん、それはもう、分かる気持ちは。ただ、それを口にするの
      は良くない!」
  香里 「そうですよね、そう、なんか否定ばっかりされちゃうと」
  吾郎 「ダメだよ!嘘でもいいから、ちょっと褒めてくれないと」
  香里 「褒めて欲しい」
  吾郎 「そうだよ」
  香里 「そう!何か、今日は可愛いねとか、ちょっと言ってくれれば、
      気持ちが…ちょっとハイになるっていうか…」
  吾郎 「1回、怒ったら?」
  香里 「結構、喧嘩はするんですけど。私が怒ると…」
  吾郎 「1回、焦らせる」
  香里 「えっ?どういう風にですか?」
  吾郎 「・・・(^^;)。わかんないけど、余計なことは言えないけど…」

それは、浮気でもするってことですかい?




吾郎の部屋3


続いては、結婚して1年の奥様 玉貴さん31歳。

  吾郎 「お酒は多少は平気ですか?」
  玉貴 「はい、でも、もう、何か2〜3年ぶり・・・」
  吾郎 「あ、えっ、何がですか?」
  玉貴 「お酒が・・・」
  吾郎 「大丈夫ですか?何かとんでもないことになりませんか?」
  玉貴 「これも、楽しみに・・・」
  吾郎 「2〜3年ぶりのお酒を?…僕と一緒に飲むというわけですね」
  玉貴 「もう、幸せです」
  吾郎 「初めまして」
  玉貴 「よろしくお願い致します」
  吾郎 「よろしくお願いします」

と、二人、ワイングラスで乾杯してます。

今回の奥様のお悩みは、お義母様とうまくやっていけるかどうかが不安というものらしいのですが、ここで奥様、ワインをまた一口・・・じゃなくて、全部飲み干しちゃってます。

  吾郎 「(@o@) すごい、あの・・・なんとも・・・あの・・・」

と、飲みっぷりにあっけに取られているだけというのも何なので、話の続きを;

   『私、姑のイジメに・・・』

例えば、楽しみに取っておいたアンパン&メロンパンを姑に食べられたと(って、その程度で…)。そのときの感情が思わず態度に出てしまって、これからうまく我慢できるかが不安なのだそうです。

で、また、ワイングラスをいっぱい飲み干す奥様(大汗);

  玉貴 「よく、意地悪をされるとか」
  吾郎 「そういうのではないんでしょ、決して」
  玉貴 「家事をつべこべ言われるとかっていうのをよく聞きますけど、
      うちは全然そういうのではないので」
  吾郎 「どっちかって言うと、話聞いてるとお茶目なお母さんだし、ア
      ンパン好きで、ちょっと取られてムッとしちゃった、玉貴さん
      も、かなりお茶目ですよ。それ聞いて、僕、胸がキュンとしま
      した」

どこをどう話を聞けば「キュン」となるのか、私にはわかんないんですけど(って、失言?)。

  玉貴 「そんなことないですけど」
  吾郎 「何か、食べてる姿がいいよ!」

と、言われて、吾郎君のひざをバシっ、と叩く奥様;

  吾郎 「いやいや、結構、力ありますね」
  玉貴 「ごめんなさい」

で、この奥様とのVTRは終了。う〜ん、結局、この奥様とはお酒を飲んだだけ?(汗)

(続きは後日の『細道』で…(笑))




吾郎の部屋5


まり子さん39歳 結婚13年目。長男11歳の&長女5歳のお子様がいらっしゃいます。

  吾郎 「あの・・・金(色の服)のお召し物で」
  まり子「今日は…」
  吾郎 「今日は金で?」
  まり子「吾郎さんに会うっていうので、一番いい服を着てきました」
  吾郎 「いや、なんか、あの・・・観音様みたいで・・・」
  まり子「そうですか(笑)」
  吾郎 「セットとあまり合ってませんでけども」
  まり子「そうですか。浮いてました?」
  吾郎 「いや、でも、とても・・・」

  まり子「よく、変って言われるんですよ、私、ね」
  吾郎 「変?」
  まり子「変って言われるんだけど」
  吾郎 「それは褒め言葉ですよ」
  まり子「うん、そうかしら、うん」
  吾郎 「僕も、足組んでいいですか?」

奥様がソファーに身体をあずけるようにして座っているのを見て、吾郎君もリラックス姿勢に。ただ、膝が破れたジーンズをはいているので、膝小僧が出ちゃってますが(*^^*)。

お悩みは、結婚観や恋愛観が「変」だと人に言われるのだそうです。

   『私の結婚って異常かな・・・』

仕事をしていて、ある日急に結婚がしたい、と思って、同僚に相談。たまたま仕事を教えてくれてた男性に、「悪いけど結婚してくれないかな?」と頼んでみたという奥様;

  吾郎 「・・・ほぉ〜」
  まり子「それで、結婚することになったの」
  吾郎 「ほ・・」
  まり子「ダメ?」
  吾郎 「あははは(笑)、いや、色んな方いらっしゃいますから・・・」

さすがに吾郎君でも、何にも言えないのねぇ〜(苦笑)。




吾郎の部屋6


続いては、留守電。住んでいるアパートの壁が薄く、隣の様子(特に夜のイトナミに関して)が筒抜けで、隣に迷惑だと伝える方法はないかという、珍しく真面目な(?)相談です。

  吾郎 「う〜ん、向こう側に住んでいるお隣さんも、それが趣味なのか
      な、もしかしたら。聞かせることが。そんなことは考えてない
      のかな・・・」

呟きだけで終わりました(笑)





吾郎の部屋7


結婚暦2年の奥様 智絵さん(37歳)が登場、まずは、吾郎君、奥様のブレスレッドを褒めてます。

  吾郎 「何か、いいですよね、男のダイヤってダメですかね?」
  智絵 「あ、素敵!あっ、どうだろう…?でも、稲垣さんなら何でもお
      似合いになりそうで・・・」
  吾郎 「そうですか?!ありがとうございます」
  智絵 「はい」
  吾郎 「今日は僕を褒めて下さい」
  智絵 「はい」
  吾郎 「(笑)・・・」

いや、それじゃぁ、番組の主旨が逆だから…。

そうして、奥様のお悩みは、姑さん(81歳)が心を開いてくれない=頼ってくれないと。姑さんの家にもまだ入ったことが無い。それを聞いた吾郎君の第一声は;

  吾郎 「わからない」

と。ある意味、真っ当な回答だよな…(苦笑)

  智絵 「あーーー」
  吾郎 「難しいよね、嫁姑の話を色々聞くと」

   『姑に妻として認めてもらいたい・・・』

旦那様は50歳で初婚。従って、お義母様も80歳になってからの息子の結婚ということで;

  吾郎 「急なことなんだよ。たぶんね80年生きてきてね」
  智絵 「そうなんですかね、お義母様にとって」
  吾郎 「嬉しいあまりに、何かどうしていいのか分からないっていうの
      が」
  智絵 「ああ」
  吾郎 「何か、構えちゃうんだろうね、お嫁さんって、姑だって思って」
  智絵 「そうなんですよ。色々とイメージというか。あと、私のことを
      どう思ってるんだろうかってとか」
  吾郎 「あるきっかけなんだろうね。一つのね、出来事とかね」
  智絵 「あっ、そういうきっかけが。1回、二人で会った方がいいのか
      しら?」
  吾郎 「うん、どうだろう?でも、向こうも構えちゃうからね、二人き
      りだとね」
  智絵 「そうなんですよね。一番、本当に出会ったときも、下向いて、
      照れくさそうに」
  吾郎 「あ、それはもう、ただの照れだし。全然、何か、救いようの無
      い話じゃないですよね」

今回は少しは相談っぽくなってたのかしらん?




吾郎の部屋8


結婚暦11年の奥様 美紀さん(33歳)。サングラスを頭に載せて登場し、お辞儀をした途端、そのサングラスがズレ落ちて、普通に目にかけた状態になってます;

  美紀 「(^^;)」
  吾郎 「うそぉ〜!」

つかみはOKっと。ソファーに座って;

  美紀 「ああ、緊張しちゃった」
  吾郎 「緊張しますよね。のっけからやってくれましたけど」
  美紀 「(笑)」

39歳の旦那様と、二人のお子様いるという奥様;

   『夫のヤンキーファッションを矯正したい・・・』

実際、旦那様の写真を持ってきて吾郎君に見せてます。ある意味納得…(vv;

  吾郎 「愉快な家族だね。面白い!面白家族でいいじゃないですか!」
  美紀 「そうですか、面白いのはいいんですけど」
  吾郎 「ファッションね」
  美紀 「ファッションですよ!」

完全に他人事で、「面白家族」とか言ってるよね?(苦笑)。さらに、そういう旦那様だけど、パリコレなどはテレビで必ず見るということで;

  吾郎 「いや、じゃぁ、相当お洒落なんじゃない?」

と。真面目なコメントのようだけど、でも、目が笑ってるぞ。

  美紀 「必ず見てるんですよ!あれ」
  吾郎 「相当お洒落でこういう格好してるんだよ。リバイバルだって!!」
  美紀 「あははは」
  吾郎 「だって、流行ってくるくる回るっていうじゃないですか」
  美紀 「じゃぁ、この服もいずれ流行るんですか?」
  吾郎 「80年代ファッションだよ!」
  美紀 「本当ですか?!」
  吾郎 「先取りかもしれない」
  美紀 「じゃぁ、着てもらえます?」
  吾郎 「やだ」

そこまで盛り上げておいて、「ヤダ」って…。子供のような発言…(^^;)。でも、こういう奥様が相手だと、気楽に見れるからちょっと嬉しい…(苦笑)




(04.07.04 up)


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