(3) 比率の推定2(解答) 学習日    月   日(  )
母集団の比率を推定
   無作為抽出した標本の比率を計算(推定)
 母集団の比率≒標本の比率
 
 袋の中に白玉と赤玉が合わせて100個入っています。この中から10個の玉を取り出したら,白玉は4個,赤玉は6個でした。
 袋の中の白玉と赤玉は何個と推測されますか。

標本の比率より白玉は4÷10=0.4で,40%
 よって,白玉は100×0.4=およそ40個
   赤玉は,100−40=およそ60個 
 ある工場で生産された電池から,無作為に80個を選び,品質検査すると,3個の不良品が見つかりました。
 この工場で生産された4000個の電池からは,何個の不良品が出ると予想されますか。
不良品をx個とすると,
 不良品の比率=  x . 3 より,
4000 80
 x=4000×3÷80=およそ150個 
 袋の中に,白と黒の碁石が合わせて500個入っている。この袋の中の碁石をよくかき混ぜ,60個の碁石を無作為に抽出したところ,白い碁石は18個含まれていた。
 この袋の中に入っている 500個の碁石には,白い碁石がおよそ何個含まれていると推定できるか,求めなさい。


白をx個とすると,
 白の比率=  x . 18 より,
500 60
 x=500×18÷60=150 およそ150個
 袋の中に800個のペットボトルのキャップが入っている。袋の中のキャップをよくかき混ぜた後,袋から無作為にキャップを50個取り出したところ.赤色のキャップが15個含まれていた。
 800個のキャップの中には.赤色のキャップが何個含まれていると推定できるか。およその個数を求めなさい。

赤色をx個とすると,
 赤色の比率=  x . 15 より,
800 50
 x=800×15÷50=240 およそ240個
 当たりくじとはずれくじが合わせて1000本入っている箱がある。この箱の中から50本のくじを無作為に抽出すると,当たりくじが4本であった。
 はじめにこの箱の中に入っていた当たりくじの本数はおよそ何本と考えられるか。



当たりをx本とすると,
 当たりの比率=  x . 4 より,
1000 50
 x=1000×4÷50=80 およそ80本
 
 箱の中に同じ大きさの白玉だけがたくさん入っている。この箱の中に,同じ大きさの黒玉を50個入れてよくかき混ぜた後,この箱の中から40個の玉を無作為に抽出すると,その中に黒玉が3個含まれていた。
 この結果から,はじめにこの箱の中に入っていた白玉の個数はおよそ何個と考えられるか。

白玉をx個とすると,
 黒玉の比率=  50 . 3 より,
x+50 40
 3(x+50)=50×40
 3x=2000−150で, x≒161.6 およそ620個

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