2012 F1 日本GP 

(2012/10/4, 6-7)

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さあ、決勝の朝です。
いつものテントがいつもの場所にありました。

P1 → 1番手
KOB → Kobayashi
今年のメッセージは?

「カテルゼ 優勝    君が代 キカセテ」
  今年の可夢偉は3番手スタートなので、期待が高まります。

「ペレスなんて子猫ちゃんだぜ」
  マクラーレンに移籍が決まったペレスよりも、
  可夢偉の方が安定した走りをしているのだ。

「ミサイル キヲツケロ」
  グロージャンのことね。
  スタート直後のミサイル直撃だけは止めてもらいましょう。(苦笑)
昨夜は突然の雨になりましたが、朝にはあがって、この晴天!
今日も暑くなりそうです。
サーキットは朝から大変な混雑。
この中でザウバーのメカニックを発見。(誰なのかは不明)
しっかり、サインもゲットしました。

土屋圭市やら川井チャンやらを追いかけまわしたり、
中嶋悟・鈴木亜久里・中野信治 という大御所のトークショーを楽しんだり、と盛りだくさんな日。
あれこれあり過ぎて書ききれないので、ドライバーパレードです。
貴重なクラシックカーのオープンモデルにドライバー達が乗りこんで、サーキットを廻ります。
一際大きな声援が飛ぶのは、もちろん可夢偉!
3番グリッドからガンバレ!
ドライバーパレードでは、いつも通り iPhoneで写真を撮りまくっていたハミルトン。
おぉー! こっち写してるよ!!
って、ことで、ハミルトンのiPhoneの中には僕がいます。
すると突然クルマを降りて、ファンサービス。
観客席から 「え? どうしたん?」 の声が飛び交いました。
移籍が決まって、気持ちにも変化が出てきたのでしょうか。
さあ、いよいよ、決勝のスタート!
この瞬間、観ている方も異様なほどに心拍数が上がります。
レッドシグナル点灯 → ブラックアウト と同時に猛烈なエキゾーストノート!!!
この凄まじい迫力は現地でないと味わえませんよ!
キレのある走りはやっぱりライコネン!
1週目のアクシデント後にはバトルをしながらも、徐々に順位を上げていくのはさすがだ。
最後の鈴鹿となったシューマッハが頑張ってました!
23番グリッドからのスタートも、ぐんぐん追い上げ11位。
入賞まであと一息!
一時代を築いたドライバーを来年からは見れないのは残念ですね。
フリー走行では絶好調だったのに、予選はなぜか失速。
でも決勝では5位入賞。
気分屋なところはまさにハミルトン。
優勝したのは桁違いに速いベッテル。
そんなに攻めなくてもいいのに、とにかく速い。
ほんまに鈴鹿が好きなんやね。
最後の数周は凄かった!
傷んだタイヤでズルズルの可夢偉と、新しいタイヤで猛烈に追い上げるバトン。
サーキット全体で絶叫に近い大声援が上がりました!
みんな感情が昂ぶり過ぎて、マジ泣きしながら応援しましたよ!!!
可夢偉の3位表彰台に鈴鹿が揺れました。
やったー!
まさか鈴鹿で可夢威のシャンパンファイトが見られるなんて。
F3時代のチームメイトのベッテルが可夢偉を祝福。

インタビュアーとしてジャン・アレジが登場したり、そのアレジが可夢偉に「ファンに日本語でどうぞ」と粋なはからいをしてくれたり、表彰式も盛り上がりました。
割れんばかりのカムイコールが凄かった!!!
すごいレースでした。
泣きました。
燃え尽きました。
もう何も言えません。
解放されたグランドスタンドで待っていると、トロフィーを持った可夢偉が!
みんなで 「バンザーイ!」

いやぁ〜、良かったなぁ〜。 今年の鈴鹿。
レースを観て泣いたのは初めてです。


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