サラリーマンの家計簿
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大学を卒業して38年間働き、子ども2人を育てた平均的サラリーマンの生涯所得とその使い道を大雑把に書いてみた。
(収入の部)
(支出の部)
見ての通り、赤字である。もし、収入がこれ以上見込めないならば、支出のどれかを削らざるを得ない。 第1位 住宅 第2位 車を持つ費用 第3位 各種保険(生命保険など) では、このうちどれを削るか。家もほしい。車にも乗りたい。おいしいものも食べたい。とすると、行き着く先は子供は一人しか生まない選択しかない。日本社会の少子化が進む背景には、こうした事情があるのかもしれない。 ちなみに、サラリーマンが定年退職を迎えるとき、1億円以上の金融資産(預金や株など)を持っているリッチな人は全体の2.8%、1億円未満〜1000万円の人が43.6%、1000万円未満の人は53.6%であるという(2005年12月、日経新聞調べ)。 いまは1000万円以下の人がもっと増えているかもしれない。
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