桂春団治

2007年07月28日



 都はるみと岡千秋のデュエット曲で、「浪花恋しぐれ」という曲がある。落語家、初代桂春団治のことを歌った曲である。
 桂春団治(1878年〜 1934年)は、従来の古典落語にナンセンスなギャグを取り入れ、爆笑王として多くの人を魅了した。借金、女遊び、酒乱など、その破天荒な生き方はイメージ的にいえば、「元祖横山やすし・藤山寛美」と言えるかもしれない。「浪花恋しぐれ」は、そうした春団治の生き様をうたったものの一つである。(ただし脚色も多く、どこまでが本当かは不明である)。以下、歌詞の一部を紹介する。

  芸のためなら 女房も泣かす
  それがどうした 文句があるか
     (中略)
  「そりゃわいはアホや 酒もあおるし 女も泣かす
  せやかて それもこれも みん芸のためや
  今にみてみい!わいは日本一になったるんや
  日本一やで わかってるやろ お浜
  なんや そのしんき臭い顔は 酒や!酒や!
  酒買うてこい!」
 

 こんな言葉をジンナイ君がノリカさんに言ったらどうなるか。きっと、ただでは済むまい。社民党の福島みずほさんも応援に駆けつけるに違いない。
 

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