プーケットバンコクアユタヤの旅
5日目:バンコクあっちこっち観光編
(2006.1.26 Thurs.晴れ



今日はいつもよりちょっと遅めの7時起床。このホテルの朝食は毎日ほとんど変わらないので残念。
今日は一日フリーなので大体の計画をたて、8:40ごろホテル出発。
チャオプラヤ川のエキスプレスボートに乗って「ワット・ポー」へ向かうため、近くの「ワットラシンコーン船着場」へ。
ホテルから船着場までは歩いて20分くらい。着いたらちょうど船が出たところだったので、待ってると、
車掌?のおばさんが「セブンティーン」の船だと教えてくれる。船には「117」って書いてあるけど(^^ゞ
9:20出発。出発すると車掌がブリキの入れ物をガシャガシャ鳴らしながら、お金を集めに来る。
一応行きたいところまでは2ゾーンで11Bって書いてあったけどよくわからなかったので
50Bだしたら24Bしか帰ってこなかった。ってことは1人13B=約39円?ま、いいか。
途中でたくさんの人が乗ってきて船はいっぱいに。40分ほどで「ワット・ポー」に一番近い船着場に到着。
「ワット・ポー」は「涅槃仏(リクライニングブッダ)」で有名。それはそれはでっかい仏像でした。
っていうかくつろぎすぎ!(笑) 「ワット・ポー」には小学校もありました。

 
左:エキスプレスボートの切符。たまに検札もあるので、失くさないように。
右:エキスプレスボートの船着場。運転士のおじさんはベテランっぽくてかっこよかった。

次は「ワット・ポー」の対岸にある「ワット・アルン」へ。渡し舟は3B=約9円。つい最近までは2Bだったみたい。
最近の原油高騰により、バス、船、もちろん飛行機も、いろんな乗り物が値上げ。やめてぇー!
ここは三島由紀夫の小説「暁の寺」でも知られる寺。小説も一度読んでみたいです。
建物は丁寧で細かい細工がされていてとてもきれい。形もすばらしい。素敵でいっぺんに好きになった。
建物は途中まで登れるけど、急なので危険です。
ここではタイの民族衣装も貸してくれて写真をとってくれる商売もある。観光地なんだなぁ。
また渡し舟に乗り、今度は王宮・ワットプラケオに。

   
左:「ワット・ポー」の涅槃仏。顔が遠すぎてわかりませーん。
右:「ワット・アルン」。手前はお馴染の顔出し写真枠。下に小さく40Bって書いてある。

王宮では、サンダルなどラフな格好は厳禁です。欧米人がいっぱい止められてた。
だめな場合は服を貸してくれるようです。
ここの入場料は250B=約750円。つい最近までは200Bだったのに、ここでも値上げ。
それにしても他とは比べ物にならないくらい高いわ。
ここはちゃんと順路があって反対から入ろうとしたら止められた(゜o゜) でも順路わかりにくいです。

まずは「ワット・プラケオ」から。おみごと!っていうくらいキンピカです。いろんなところがキンピカでまぶしい!
それにしてもここは広いし、ちょうどお昼でかなりの気温。暑くて暑くて、何がなんだかわからなくなってきちゃった。
博物館はちょっと涼しかったのでしばし休憩。

   
左:「ワット・プラケオ」。まさにタイ!って感じのピカピカ。
右:縁の下の力持ち。建物を支えています。ちょっと怖い(+o+)

12:30ごろ昼食を取ろうとカオサン通り方面へ歩いていると、なにやらイベントの準備が。
広場にはぞうさんが何頭かいる。なんだろうと思ってると、なにやら男性が話しかけてきた。
アヤシー( 一一)と思ってると、「今日はここで旧正月のイベントがあるんだ。花火もあがるよ」と
親切に教えてくれる。実は近くの「タマサート大学」の職員だった。疑ってごめんよ。
近くの見所や、ぼったくられそうになったら言う言葉やら教えてくれたけど、
とりあえず、暑いし、疲れたし、お腹空いたので、ちょっとうざそうにしてしまった。ごめんねおじさん。
おじさんから「ここをまっすぐ行くと安いお店がいっぱいあるよ」と教えてもらった道を進んでると、
また親切そうな人が、同じように見所を教えてくれる。ごめん、もういいよ。
教えてもらった道を行けども行けどもお店なんかないよ。「どこー?」と泣きそうになってると
ようやく食堂発見。店先にちょこんと座ってるおばあちゃんに吸い寄せられるように店内へ。
おかずの数は少なめだけど、おいしそう。
「野菜と厚揚げの炒め物」と、「インゲンと鶏肉の甘辛炒め」をごはんにのせてもらう。
スープは適当に頼んだけど、ちょっとすっぱにがい味だった。
ビールも一本頼んで160B=約480円。あー、満足。したはずなのに
店を出たところに焼きバナナの店発見。3本5B=約15円。安っ!
外は焼き芋みたいで、中はとろとろ。甘くてうまっ!ヒット。

カオサン通りへぶらぶら。カオサンはバックパッカー御用達の安宿街。
急に雰囲気が変わって、カフェや欧米人、日本人人口がぐっと増える。
長期間滞在する人が多いからか、旅行代理店も多い。ここは他と比べて物価も低い。
大ビンのビールが他の店では70から100Bくらいなのが、50B=約150円だったり。
マッサージも他が1時間200Bから250Bなのに、この辺りでは180Bが相場。
なので早速マッサージ店へ。ふらりと「ここでいいか」と「Andy massage」というお店へ。
私はもちろん「タイ古式マッサージ」。旦那サマもこれに挑戦。今度はどうかな?
女性のマッサージ師もいるけど、旦那サマも私も担当は男性。私もえ?って感じだけど、旦那サマも残念そう(笑)
でも、これが意外と当たり!タイの女性は細い人が多いので、腕全体や足を使ってのこのマッサージは
結構骨が痛かったりするんだけど、男性は痛くない。ほどよいソフトタッチでうーん、気持ちいい。
旦那サマも「おー」とか「うー」とか言ってるけど、これは気に入ったよう。それはよかった。途中いびきかいて寝てたし。
私も気持ちよくって寝てしまいたかったけど、旦那サマの担当が、日本語話せて、
おもしろいことを言うもんだから笑ってしまって寝れなかったよ。

ちょっと冷房が効きすぎて、せっかくマッサージしてもらったのに体が冷えてしまったのが
残念だったけど、本当に気持ちよかった。50Bのチップを渡したけど、
それでも1時間やってもらって約700円。ほんとにいいの?
時間があったらまた明日も来たいね。

近くの市場をぶらっとして、屋台のソーセージを買って、カフェで一休み。旦那サマはやっぱりビールで(笑)

  
左:食堂にて昼食。おかず1種類をご飯にかけてもらうと35B=約105円。2種類だと45B=約135円。
中:「焼きバナナ」屋台で。小さめのバナナは甘くておいしい。散歩しながらあっという間に完食。
右:「ソーセージ」屋台。1本5B=約15円。生キャベツと一緒に袋に入れてくれます。

カオサン周辺は楽しいけど、主要な場所への交通手段がバスしかなくて、ちょっと不便。
ちょっと距離のある「スワンルムナイトバザール」に行きたかったので、マッサージのお兄さんにバスを教えてもらい、
30分くらい待ってようやく乗ったのに、車掌のお姉さんが英語話せず、でも地図を見せて
「ここ!」って言うとどうやら通らないみたい。うーん、このバスは場所を言ってお金を払うんだけど、
どうするんだぁ。とりあえず、「いくらでもいいから切符ちょーだい」みたいにお金出したら
1人10B=約30円だった。
途中、スカイトレインの駅に近い所で降りるため地図を見ながら場所を確認しつつ下車。
なんとか「ラーチャテウィ駅」から「サラデーン駅」までスカイトレインに乗る。
スカイトレインは新しくて、きれいで涼しくて快適。
「サラデーン駅」から歩いてすぐの「シーロム駅」で地下鉄に乗り換え、「ルンピニー駅」まで。

  
左:「スカイトレイン」の券売機。テレフォンカードみたいなカードが出てきます。
中:地下鉄の券売機。タッチパネル式で英語表示にもできます。
右:地下鉄の券はこんなトークン。オレオみたい(^^ゞ 

18:40ごろなんとか「ルンピニー公園」近くの「スワンルムナイトバザール」に到着。
入り口にすぐそばに、ビアガーデンみたいなところがあったので、夕食。
屋台で「甘辛く煮たアヒルのせごはん」とか、「焼きビーフン」、「生春巻きみたいなの」とか
「からあげ」とか適当に注文。
全部で210B=約630円。

  
左:スワンルムナイトバザールの屋台で。豚足がおいしそうだった。
中:こんがり焼かれた鶏さんたち。これもご飯にのせてくれます。
右:奥がアヒル。右が焼きビーフン。クレープみたいな生地の生春巻きっぽいのはチリソースをつけて。

お腹もふくれたところで、早速お土産物色。バンコクのバザールといえば、「ウィークエンドマーケット」が
有名なんだけど、このナイトバザールは最近出来た新しい場所で、ウィークエンドマーケットよりも
小さいとはいえ、すごい店の数。他の場所でお土産物の値段をあまり見てこなかったので
相場がわからないし、値段のついていない店も多いのでちょっと困る。
値段聞こうと思っても、店主が犬と遊んでいたり、店ほったらかしでいなかったり、
ベトナムや韓国なんかと比べて、かなり商売っ気がない(笑) こんなに観光地化している
場所なのに、ここでも日本語はほとんど聞かれない。ほんとアジアの国にしてはめずらしい。

かなりの時間ぶらぶらしてたけど、結構疲れてきたので、「おお、これはかわいい」というお香セットが
あったお店で、ほしいものすべてを買う。その方が値切りやすいと思ったし。
お香セット5つ、ランチョンマットとコースターのセット、タイシルクのネクタイ3本で
250B=約750円ほど安くしてもらったよ。本当はもっと値切れたのかな?
でも、同じようなお香セットが他の店で見ると2倍くらい、空港では4倍くらいしたので、
始めからかなり安かったんだろうなぁ。お店のかわいいお姉ちゃんありがと。

バザール内には、他にも人形劇場とか、レストラン、食べたところより大きな
ビアガーデンのような場所もあった。全部見れなかったので、もう一度ゆっくり来たいな。
荷物が重いので、タクシーを拾う。1台目の運転手にはホテルの場所がわからないと
乗車拒否された<`ヘ´> 2台目のタクシーの運転手もよく場所がわからないようだったので、
大丈夫かな?と思ったけど、なんとか着いた。今日はちょっと空いてたけど、
40分ほどかかり22時着。運賃は77B=約231円。

今日は歩き疲れて23時就寝。


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