韓国周遊旅行
2日目:釜山から日帰り旅行編
(2005.2.21 Mon. 晴れ)



ホテルは食事付ではないので8:30頃朝食を食べに。
外はひんやりとしているけど、晴れているので気持ちいい。
朝から開いている店を調べていたので歩いてすぐの「南原チュオタン」へ。
この辺りはオフィス街なので、開いている店もところどころある。

「チュオタン」とはどじょう鍋(汁?)のこと。入り口にはどじょうがうじょうじょいた。
メニューを読むのにちょっと手間取っていると日本語メニューを持ってきてくれた。
旦那サマは「チュオタン」、私は「ビビンバ」を注文。
「チュオタン」の中のどじょう自体はほとんど原型がないので一見するとわからない。シンプルだけど、元気がでそう。
「ビビンバ」ははじめご飯は別で出してくれる。ま、どうせ混ぜてしまうので関係ないんだけど。
この「ビビンバ」は特別な素材が入っているわけでもないけど、とーってもおいしかった。
おかずもキムチなどたくさん出してくれます。

 
左:「チュオタン」5000ウォン=約500円。すごい沸騰してますね。ここは50年の伝統店らしい。
右:「石焼ビビンバ」4000ウォン=約400円。安い!湯気が食欲をそそります。

朝からぺろりと平らげ、お腹いっぱいだぁ。ちょっと散歩しながら昨日下見していた
沿岸旅客船ターミナルに。今日は釜山から日帰りで島に渡るのです\(^o^)/
行き先は韓国で2番目に大きい島「巨済島(コジェド)」の「長承浦(チャンスンポ)」という港です。
チケットはすんなり買えたけど、片道1人17500ウォン=約1750円。高い!
乗船カードを書いて入船と思いきや、外国人はパスポートを調べられます。
一応持っていたのでほっ。10:00出発。びゅんびゅん飛ばして50分ほどで到着。

下船後、観光案内所へ。ここで今度は遊覧船のチケットを購入。
本当は遊覧船のチケット売り場で購入できるけど、ここではパンフレットももらえるので。
遊覧船のチケットは1人13000ウォン=約1300円。遊覧船の航路は国立公園になっているので
入園料が1人1600ウォン=約160円。中でもう一度遊覧船の正規チケットに交換。
面倒臭いけど、案内の人はみんな親切。実は遊覧船の途中で下船する「外島(ウェド)」は
あの「冬のソナタ」の最終話の舞台なんです。それで、日本人もぼちぼちくるらしく
みんな少し日本語勉強してるようでした。なんだかうれしいね。

30分ほど待って乗船。日本人もいるかと思ったけど、お母さんと娘らしい2人がガイドさんといるだけで、
あとはほとんど韓国人観光客だった。いくら冬ソナファンでもここまでくるのはやっぱマニアか?
100人ほど乗れる遊覧船は満席。韓国はちょうど春休みなのでみんなで観光か?
説明は韓国語のみだけど、ところどころわかる。さすがに笑うつぼはさっぱりだけど。
なぜか知らないけど、船内でするめを焼いて売ってくれるので、旦那サマの要望で購入(笑)3000ウォン=約300円。
海の中から岩山が突き出ている海金剛(ヘグムガン)を遊覧船の中から見学したりしながら、
目的地の外島へ行きます。
約3時間のコース。途中対馬も見える。
「巨山」に圧倒されながら、いよいよ「外島」へ上陸。ここの入場料は1人5000ウォン=約500円。

  
左:遊覧船はこんな感じ。出発時間は混雑具合によるみたい。
中:船に乗るとこのバッチを貸してくれます。別の船に間違って乗らないため。
右:船でこの中を。あまりに狭いため通り抜けはできません。けど、すごい迫力だった。 


ここは何もないところを持ち主の夫婦2人が長年かけて開拓した島。
冬ソナでも監督がその美しさに引かれて舞台にしたというだけあって、本当に美しい。
特に今日は綺麗な青空だったので、本当に素敵。
この島で約1時間半自由行動。順路もきちんとしてあって、ゆっくり周ってちょうどいいくらいに
設定されてある。当然島の中はドラマの撮影場所満載。
旦那サマと「ここはあの場面のとこだね。あの場面の場所はどこだ?あ、ここ、ここ」と
はしゃいでしまいました(^^ゞ でも、ここまでに写真をかなり撮っていたのと
寒さのため、別々に2台持っていたデジカメがどちらもバッテリー切れ寸前。
寒さ対策のため持っていたカイロはカメラを温める専用になりました。
なんとかポイントは撮影することができたのでよかったです。


 
左:冬ソナのラストシーンがわかる人、あのラスト、キスシーンの場所ですよ。
右:すごい素敵な所に建ってるぅ。ベランダから海が見たい!事務所なんですってよ。

 
左:これも冬ソナスポット「不可能な家」。近くにはぼったくり写真屋がいます。
右:島全体は本当に綺麗に手入れされています。春や夏はお花が綺麗なんだろうな。


集合まで時間が少しあまったので、待合所で売っていた「プンオパン(ふなやき。日本でいうたいやき)」を
3個1000ウォン=約100円!で購入。1つ1つは小さめだけど、ぱくぱく何個でもいけちゃう。
あんこは少なめ、生地は薄めの塩味でもちもちっとしていてちょっと日本のとは違う感じ。

乗船後30分ほどで帰港。遊覧船好きな私も大満足でした。
帰りの高速船の時間まで1時間半も時間があるので、14:30、ちょっと遅めの昼食。
日本人の親子はガイドさんに連れられて1軒のお店へ。どの店がいいかも
わからないので、テキトーに「カキ」の水槽が店の前にあるお店へ。
メニューに「焼きガキ」15000ウォン=約1500円とあったのでそれを注文することに。

おもむろに大きな深型の鉄板が出てきたので目が点(@_@;)
しばらくたっておじさんができたよと蓋をとってまたまたびっくり。なんですか?この量は?
はじめは、10個から20個くらいでてくるんだろうと思っていたのに、100個まではいかなくても
80個くらいはあるぞ。カキ好きの2人は目がキラキラ。一心不乱に食べました。
そうそう、韓国では刺身や魚介類には酢を入れたコチュジャンタレをつけて食べるらしく
真っ赤なソースがおいてました。これはこれでおいしいですよ。
生の白菜も出してくれて、それに巻いて食べてもOK。白菜もあまーい。

このカキばかりもくもくと食べ続けたけど、さすがに2人では食べ切れず。もったいないなぁ。
さて清算だけど、日本の常識から考えてこれが約1500円とは考えられない。
メニューではそう書いてあるけど、実は1人前だったんではないか?とびくびく(それでも3000円だけど)。
でもやはりビール3000ウォン=約300円と合わせて18000ウォン=約1800円ぽっきり。
うわー、ほんとに安い。韓国バンザーイ。

この店でも、いろいろと世話焼きなおじさんの言うことがあまりわからず、
適当にはいはいって対応してたのに、「え?韓国人じゃないの?」と
びっくりされてしまいました。特に旦那サマは韓国人っぽいらしいですよ。初耳じゃ。
この店で彼は一言も韓国語を発していないのに。

 
左:プンオパン。さくっもちって感じがGOOD。焼きたてでなかったのが残念。
:見よ!このカキの多さを。食べても食べても減らない。約1500円とはやはり信じられん。


16:00の高速船に乗り釜山へ戻る。お腹もまだいっぱいだし、バッテリーの充電がてらホテルでちょっと休憩。
18:15頃まだまだお腹も空いていないけど(当たり前か?)夕食へ。
韓国は焼肉で有名だけど、私達はカルビよりもホルモン系の方が好き。
釜山ではホルモン横丁と呼ばれる通りもあって楽しみにしていたのでその辺りを物色。
やっぱどこがいいかわからないぞ。お腹がなかなか減らないこともあって1時間半ほども同じ所をぶらぶら。
結局昨日と同じく店先で呼び込みしていたおばちゃんに誘われるがまま入店。
ここは6人ほどのおばちゃんたちがスペースを割り当てられてそれぞれやっているお店らしい。
入ってきたお客は好きなおばちゃんのところに座る方式なので、当然入り口に近い店が得と思われる。
呼び込みのおばちゃんは一番奥のスペースだったので、暇だったらしい(笑)

メニューは単純明快、ヤンコプチャングイ(ミノホルモン焼)の塩焼き、タレ焼きのみ。
ここでも塩焼き派の私達にはうれしい。もちろん塩で。
ホルモンはクーラーボックスボックスから出して味付け。中身はミノ、丸腸、腎臓も少し入る。
焼く間にいろんなおかずを用意してくれる。もちろん無料。韓国に来ると野菜を
ばくばく食べる私達にも、なくなるとどんどん追加してサラダなど作ってくれる。
ミノが一番多かったので、歯が弱い私にはちょっとつらかった。
実際、詰めていた歯がいとも簡単に取れた(ToT)/~~~ まだ旅行2日目なのに・・・
ヤンコプチャン20000ウォン=約2000円、ビール2本+レモン焼酎1本、各4000ウォン=約400円、
計32000ウォン=約3200円でした。やっぱ安いね。

外はかなり寒いので地下街を通って帰る。途中ふらりと立ち寄ったお店で、
韓国人俳優のストラップを買う。いいお土産ができた。母にはヨン様ストラップ(笑)
今日も近くのコンビニに寄り、20:00頃ホテル帰。

  
左:呼び込みしていたお店のおばちゃん。スナックのママって感じの美人。
中:他にもサラダ、お肉を包む野菜などたっぷり出してくれます。それだけで満足じゃ。
右:どれも日本のお菓子にそっくり。左のバターワッフルがおいしい。 


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