ソウル旅行
1日目:わくわくどきどき出発編

(2004.09.30 Thurs.)



いよいよ出発日。とはいえ出発は午後便なので、私は午前中会社で仕事。
旦那サマはたまたま休み(というか、この休みに合わせて計画したんだけど)なので
私は会社から直接空港に向かうということで、空港までの途中の駅(電車の中)で合流。
15:50 関空発のフライトで出発!
時間もなかったし、韓国といえど海外なんだから
食事くらいは出るでしょ?と思ってたのに、ドリンクサービスしかなくてかなりへこむ(;O;)

17:30 韓国仁川空港に到着。おなかもペコペコだし、少しでも早くソウルへ着きたかったので、
空港を猛ダッシュ。けど、夕方到着便が多くかなり混雑。入国までに30分かかるが、
荷物はすぐゲット。以前2回韓国に来た時はまだ仁川空港ができてなかったので、
はじめての場所で迷いながら両替、バスチケット購入、携帯電話レンタルに走る走る。
バスも25分に1本くらいの間隔なので逃すとやばいと思って急いだのに、結局15分くらい待ったかな。
18:40ごろようやくソウル市内へ向けてバスが出発。バスは1人7000ウォン=約700円。
今回の旅行の宿泊地「明洞(ミョンドン)」を経由する605-1というバスに
乗りました。乗客は5人とかなり少ない。無事着けるかな?

バスの中で、さっきレンタルした携帯で宿のオーナー「高(こう)さん」に電話。
韓国の携帯は初めてなのでちょっとどきどき。でも基本はやっぱり一緒ですね(←当たり前?)。
唯一違うのは、かかってきた電話を受けるのにふたを開けると(レンタルした機種はボタン部分を開くタイプ)
すぐに通話になることくらいですかね。高さんは日本語ぺらぺらなので安心。バス停までのお迎えをお願いしました。

夕方〜夜にかけては通勤ラッシュで市内は混雑すると聞いていたのにスイスイと進み、
約55分でバス停着。予定より早かったので高さんがまだ着いておらず、もう一度TEL。
10分ほどで迎えに来てくれて20:00、今回の宿である「ソウルタワービレッジ」に到着。
この宿はもともと普通のアパートだったのものを、長期滞在者や短期宿泊者向けに
新しくしたものらしく、各部屋にキッチンもついてます。コーヒーやミネラルウォーターもタダ。
部屋は結構広いので、お土産を買って広げても全然大丈夫!
私たちが泊まった一番小さいタイプ2〜3人用の部屋で
1部屋1泊50000ウォン=約5000円。私たちは3泊なので150000ウォン=約15000円でした。

 
この旅の宿、「ソウルタワービレッジ」の部屋。エレベーターのない4階だったので階段がきつかった・・・シングルベッド2台と、キッチン、テーブルもあります。お風呂はシャワーのみで、バスタブがないのが残念。オンドル(床暖房)になっているので冬も大丈夫。値段のわりにかなり快適なんだけど、最大の欠点が・・・下の写真参照。

 
左:明洞方面から宿へ帰るにはこの坂をずっと上らねばなりません。荷物が多いと地獄(*_*)
右:「
ソウルタワービレッジ」の外観。細い路地にある本当に普通のアパートです。

お腹が空き過ぎて限界だったので、早速明洞の街へ。でもあわてすぎてお店の地図を忘れてしまい、
必死にハングルを読んでお店を探す私。旦那サマは全くハングルはわかりません。
なんとかたどり着き、今回のソウル初ご飯は
「サムギョプサル(豚の三枚肉)」。「トゥンナンチプ」というお店です。
2人前注文すると、「どどーん」と塊2つを運んできてお兄さん(たまにお姉さん)が最後まで焼いてくれます。
野菜、キムチなどはセルフサービス。旦那サマはビールと焼酎(日本のものと違って甘くておいしい!)
私はレモン焼酎(生レモン果汁が絞ってあってグビグビいけちゃいます。これが悪夢の引き金に)も一緒に。
サムギョプサルはあっさりしていておいしい。タレも何種類か用意されているのでお好みで。
めずらしい「きなこ」なんてのもあったよ。イマイチだったけど。
やっぱり野菜にお肉とみそを付けて、巻いて食べるのが一番オーソドックスでおいしかったかな。
セルフの野菜やキムチ(実は私は食べられません(/_;))があると、いつまでも居座ってしまいそうだけど、
これくらいにして、明洞をぶらぶらしながら、南大門市場へ。明洞は平日の夜でもすっごくにぎわっていて楽しい。
途中南大門市場の
場所がわからなくなったので、警ら中の警察官に「ナンデームンシジャンオディエヨ?」って
ちゃんと質問できたよ。言ってることあんましわかんかったけど、とりあえず指差してもらったので
「あ、こっちか」みたいな・・・(←だめじゃん)
途中、2日後に会うことになっているヒョンテから電話。酔ってかなり気分がよくなっていたので
あまり何を話したかわからないけど、無事に着いたかどうかの確認の電話だったようで、
やっぱヒョンテはやさしいなぁ。としみじみ。

 
左:「トゥンナンチプ」の「サムギョプサル」。さっぱりでいくらでもいける。
右:Hiteビールとレモン焼酎。レモン焼酎は量が多くすっかり酔っ払った。

南大門市場を少しぶらっとして、地元客でそこそこにぎわっている屋台を見つけ、ソウルフード第2弾。
さすがに日本人も多いところなので、屋台のおばちゃんも食材の名前くらいだったら
日本語で大丈夫!屋台ではぼったくりが多いと聞いていたので、私もなめられないように
簡単な言葉は韓国語で話してみる。とりあえず、ビールと、コプチャンポックン(ホルモン炒め)を注文。

 
左:屋台の前にいろんな食材が並べられてます。「あれは何だ?これは何だ?」と質問攻め。
右:屋台の「ホルモン炒め」。にんにくききすぎ・・・ 次の日も臭かった(-_-;)

貝汁がサービスで付いてきた。並んでいる食材を1つずつ「これ何?」と興味深々に聞いたり、
写真を撮ってると、少し離れたテーブルで飲んでいたおじさん2人が一緒に飲もうと合流。
朴(パク)さんというおじさんと、その上司らしき金(キム)さんは近所の会社に勤めているらしい。
英語と韓国語で、仕事のこと、家族のこと、日本の韓流ブームのことなど、みんなかなり
酔っ払っていたのでめちゃめちゃな言葉。でもなんとなく言ってることはわかる。
私もこの旅行の中で、この時が一番韓国語を話したような・・・お酒の勢いってすごい。
その後も「あなごの焼き物」を食べながら、言われるがまま焼酎をワンショット(イッキ)したりして、
みんなふらふら。結局ぜーんぶ金さんにおごってもらってタクシーで近くまで送ってもらいました。
本当に本当にありがとうございました。(帰国後彼らにはちゃんとお礼のメールを出しました)

   
左:日本でもおなじみの焼酎「眞露(チャミスル)」。甘いのでついつい・・・
右:左が金さん、中央が朴さん。ほんといい人たちだぁ。私は・・・壊れてますね(^^ゞ

近くまで送ってもらったと思っていたけど、実はそんなに近くもなく、正確に宿の場所も覚えていないので、
あっちへふらふら、こっちへふらふらしながら、なんとか30分くらいかけて(本当は10分くらい)
A.M.1:30ごろ到着。その後2人共意識なし・・・


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