ベトナム旅行
1日目:憧れのベトナムへ
(2003.11.1Sat.)
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いよいよ出発日。前日いつものごとく、バタバタと準備をしたけど、
いつもの出勤日よりは遅めの起床。
一番小さいスーツケースにとりあえず2人分の荷物はすべて
詰め込めたので、それは旦那サマにおまかせして、私は楽チン。
とはいえ、最寄駅にはエレベーター、エスカレーターがない!ので
旦那サマはちょっと嫌そう。利用客多いんだから、JRちゃんと設備整えて!
8:40の電車で関空へ。9:00には空港に到着。ツアーの受付を済ませて
搭乗手続きへ。「ええー、めちゃめちゃ混んでるぅ。」 今日から3連休のせいか、
人、人、人。アジア方面行きの人がたくさんいるらしい。やっぱり人気なのね。
出国審査でもかなりの人が並んでる。ちょっとうんざりだ。早々に搭乗ゲートへ移動。
「あれれ?さっきの人たちはどこに行ったんだ?」というくらい、ベトナム行きは閑散としてる。なぜ?
結局、搭乗案内までそんなに人も増えてこなかった。それもそのはず、この飛行機は
JLとベトナム航空の共同便なんだけど、今日はベトナム航空の機材。
横2,3,2列、縦35列の結構小さめの飛行機だった。2人席だから気を使わなくてよかったけど。
でも、この飛行機、椅子がとってもギシギシして、座り心地サイテーなんですけどぉ?
でも、キャビンアテンダントのお姉さんは真っ赤なアオザイ姿でとても素敵だった。
ちなみにグランドホステスのお姉さんは綺麗な青のアオザイ。
私はこの真っ赤なアオザイがえらく気に入ってしまったので、まだオーダーするアオザイの
色を決めかねていたんだけど、「ベトナム航空のアオザイの赤で」とオーダーすることに決定。
お店で説明するためにちゃっかり、ベトナム航空のパンフをいだだいちゃいました。
飛行機は出発予定時刻11:15ごろ出発。機内でも、私はそこらへんのおやじのように
キャビンアテンダントに釘付け。だって、スタイルがよくて、綺麗なんだもん。
腕を上げた時わき腹が少し見えたりしてエロチック(^^ゞ けど、愛想は悪い(>_<)
旦那サマは下界に釘付け。綺麗なお姉さんには興味ないのか?
ドリンクサービス、機内食サービスがあり、映画は「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」。
ちょうど見てなかったので見る気満々だったのに、なぜか寝てしまった・・・
ドリンクサービスのスクリュードライバーがかなりきつかったからかな。
けど、そのおかげであっという間にベトナム、タンソンニャット空港に
到着予定時刻より50分も早く到着。でも、外は・・・大雨!
またもや雨女の本領発揮か?旦那サマも毎回のことで嫌そう。「私のせいなの?」
めずらしく飛行機の後ろからタラップを降り、バスに乗って空港建物へ。
バスの入り口付近に座り、ダッシュで建物を進み、一番で入国手続き。
けど、パスポートの氏名変更しているからか、すっごい時間かかってイライラ。
荷物も無事に出てきて、とりあえず空港はレートが悪いので2000円分だけ両替。
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左:瀬戸内海上空。旦那サマ撮影のため、イマイチ場所がよくわからん。 右:ベトナム、タンソンニャット空港で大雨。まさに洪水のよう。
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早速空港を出ると、ムッとした熱気。うーん、じめじめしてる。
けど、あんなに降っていた雨もやんでいる。雨季の雨は毎日こんな感じのスコールなんだそうだ。
きょろきょろしていると、私たち夫婦の名前の看板を持ったツアーガイドさん発見。
流暢な日本語(その時はそう思った)を話すベトナム人ガイドSang(サン)さん(男性)。
他にもツアー客を待つのかと思い気や、2人でホテルまで送迎。
ホーチミン市内までは車で約30分。街中は噂に聞いていたとおり、
バイク、バイク、バイク。信号あっても、交差点でもお構いなし。
交通法規はあるのか?それでいいのか、ベトナム?
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左:ホテルの部屋から見たサイゴン川の船着場。ひっきりなしに人、バイクを運んで行きます。 右:川自体はあまりきれいじゃない。対岸には海外企業の広告看板がいっぱい。
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ホテルは、少しゴージャスに5つ星ホテルの「ルネッサンス・リバーサイド」。
屋上にプールがあったりするけど、使う時間なんてないよなぁ。
部屋は15階のサイゴン川が一望できるリバービュー。広いし、いい感じです。
けど、ゆっくりしてられない。なんてったって、今日アオザイを作りに行かなくちゃ
他の日には行けないから間に合わないもん。早速、アオザイ作り&街中散策。
地図を見ながらぶらぶら。方向オンチな私は、最初は旦那サマについて行かないと
どこにも行けません(T_T) この辺はいわゆる観光地なので、近代的な建物、ホテルがいっぱいで
「本当に社会主義国か?」という感じ。街はタクシーやバイク、ベトナム名物?三輪自転車のような
乗り物「シクロ」がいっぱい。シクロのおじさんやお店のお姉さんの日本語の呼び込みも
結構ある。すごく活気のある街だなぁ。
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左:シクロで休憩するおじさん。結構暇そうに休憩したり、寝てたりするシクロマンが多い。 右:ホテルに置いてあった観賞用?のシクロ。幌が出るけど、こんなものじゃ雨避けは無理。 |
旦那サマの誘導で無事、目的のお店「Mangrove」へ。
ここは2003年度版るるぶにも載っていたし、ANAのHPでも紹介されていて、
他のHPを見ても比較的「仕立てが良くて、安い」と評判のお店。
オーナーや従業員にも日本語が話せる人がいるのも安心。
刺繍の綺麗な生地があったんだけど、色が少し気に入らなかったので
早速パンフを取り出し「ベトナム航空のアオザイの赤で作りたいんですが・・・」。と言ってみると
すぐにわかってくれ、生地見本を見せてくれた。結局気に入った刺繍の生地にはプリントもしてあるので
色は店内に出ている分しかなく、出してくれた赤の生地に他の気に入った刺繍を
入れてもらうことに。刺繍も胸と裾、前と後のようにいくつか入れることもできるらしいん
だけど、私は上品?に前の裾部分だけでお願いすることに。
完全オーダーメイドなので採寸はすごく丁寧。20箇所くらい測って、
あと、「中国風の飾りボタンを胸の部分につけてほしい」とか、アオザイの下に履く
ズボンは本来かなり太めなんだけど、「細めにしてほしい」とか「その色も真っ白じゃなくて
クリーム色っぽいのがいい」とか、「あまり長くしないでほしい」とかいろいろ要求してオーダー終了。
刺繍があるので2日ほしいと言われたけどOK。別注の刺繍なんかがなければ1日でできるらしいです。
で、ここで初めて気が付いた。「あ、肝心の値段聞くの忘れた!」
「ここまでしてもらって、高いからやめるって言いにくいな」と思っておそるおそる聞いてみると
なんと・・・。驚きのプライス、アオザイ披露は「買い物編で」。←ひっぱりすぎ?
それから少し、おしゃれなお店が集まる「ドンコイ通り」をぶらぶら。素敵な服や、カバンやサンダルの
お店がいっぱい。メラメラと買い物への欲求が高まって行く。けど、まだまだ物の適正な値段がわからので、
市場調査をするため、国営デパートへ。ここはこの春改装したばかりでとても綺麗。
品物にもちゃんと値段が書いてあってわかりやすい。2階にはスーパーもあるし、冷房もきいてて涼しい。
でも、観光客ばっかりだなぁ。で、そろそろお腹も空いてきたので夕食へ。
屋台とか「コム・ビン・ザン」という大衆食堂で食べようかな?と思ったんだけど、
初日からお腹を壊すのも怖いので、無難に下調べしていた「タン・ナム」というレストランへ。
安くておいしいと評判だったので行ってみるとなるほどいい感じ。1階席でオープンスペースのため、
冷房がきいてなかったのが残念だったけど。初めてなので、とりあえず有名な「生春巻き」
「揚げ春巻き」などの盛り合わせと「えび」、この店のおすすめ「炊き込みご飯」を注文。
生春巻きは思っていたよりも・・・だったけど、揚げ春巻きやえびはおいしかった。
ご飯はちょっとお腹にたまってしまって、他のものが頼めなくなったので残念。
ビールやジュースも何杯も飲んだのに約1600円。安すぎです。うれしすぎます。
食べ終わってからも、3日目のフリーの日を有効に使うため、めぼしいお店を出来るだけまわる。
ガイドブックに載っているお店はなるほど、日本人うけするようなかわいいお店。でも
やっぱり高い。かわいいブラウスがあってもそこそこいい値段だったり。
よーし、これを参考に3日目ははりきるぞ。
帰りにもう一度国営デパート内のスーパーで自分へのおみやげ(食品、お茶など)や
旦那サマの毎日のお供(ビール)を買ってホテルへ戻る。
まだついて1日目だけど、ベトナムってなんだか私に合いそうな国だな。
2日目:ツアーにどっぷりへ→