江角マキコの恋愛の科学 復活スペシャル

『A.D.2000セッ○ス研究報告』


〜 2000年1月2日 フジテレビ系列にて放送 〜

2000年最初の吾郎君単独出演番組です。簡単なレポはテレビの吾郎君00年でも行っていますが、ここでは完全レポ形式でお送りします。テーマがテーマだけに伏字もありますが(^^;)、でも、いい番組だったんですよ、これ。

出演は、レギュラーの江角マキコ博士と助手のミヤカワ。そして、今回の研究のサンプルとして、“理論好きそうな”吾郎君が選ばれます。


[オープニング]

人類の大テーマ、恋愛を科学の力で解き明かそうとしていた江角博士。
しかし彼女はその研究の途中で、助手のミヤカワを残し、一人旅立っていました。

そして迎えた西暦2000年、あの江角博士が新たなるテーマをひっさげ、帰ってきたのです。
それは、人生最大の謎、セッ○ス。サンプルには稲垣吾郎を迎え大胆にも性的興奮実験。
世の女性達が悩む恋愛やセッ○スの疑問を次々に解明。
久しぶりにちょっぴりあぶない発言も続出!
江角マキコの恋愛の科学 復活スペシャル 『A.D.2000セッ○ス研究報告』

  セッ○スの疑問BEST3
   1.オ○ニーは良いこと?悪いこと?
   2.『イク』とはどういうことか?
   3.なぜ女性はSEXの時ムードを求めるのか?

 

[WHITE ROOM]

恋愛実験室 WHITE ROOMに入ってくる江角博士とミヤカワ助手。サンプルの吾郎君がすでにイスに座ってスタンバイしています。

江角  「えー、まずはサンプルデータの確認を行います。お名前は?」
吾郎  「稲垣吾郎です」
江角  「年齢は?」
吾郎  「26です」
江角  「血液型は?」
吾郎  「・・・O」
江角  「なんで考えるの?(^^;)」
ミヤカワ「慎重になってる」
吾郎  「いやいや、あのー、芝居がかってるから…
江角  「(笑)。女性が一番セクシーに見えるときはどういうときですか?」
ミヤカワ「あ、見てる」
吾郎  「(白衣姿で金色のミニスカートをはいている江角博士を見ながら) すごい、ですね、博士」
江角  「ありがとうございます。今日は金色にしてみました」
吾郎  「はい、そんな博士は初めてみました」
江角  「それで?
吾郎  「・・・(^^;)」
ミヤカワ「それでって、もっと誉めろって?」
江角  「だって、質問に答えてない!質問に答えてない!」
吾郎  「いや、だからそういうことですよ。普段自分が知らない姿」
江角  「なるほど」
ミヤカワ「セクシーだって…」
江角  「(セクシーにちょっとよろけて)あぁー」
ミヤカワ「メロメロになる…」
江角  「じゃぁ、早速実験を始めますが、サンプルにはその内容を明かす事はできませんので、ミヤカワ」
ミヤカワ「このヘッドフォンをつけて頂けますか。わからないように掛けて頂きたいと…」
吾郎  「(ミヤカワ助手からヘッドフォンを恐る恐る手にする)」
江角  「すごい慎重になってる(笑)」
吾郎  「(ヘッドフォンを装着して) うるさ〜い
江角  「では、今日の実験はこちらです」

VTR:『なぜ女性はセッ○スのときムードを求めるのか?』

今回のテキストは、アメリカの心理学者バーンが行った「性的興奮を阻止する妨害認知実験」。大学生の男女300人を対象に行われた実験で:
  まず、彼らの前でセッ○スシーンが撮影されたフィルムを上映し、じっと画面を見て内容に集中してもらう。
  途中、邪魔が入る設定で先生が登場し、2秒ごとに数字を読み上げ、それを足し算してもらう。
  その際の男女の性的興奮がどう変化したかをチェックする。
すると、男性は計算をしながらも性的興奮し続けているのに対し、女性は計算を始めた途端、興奮度が減少してしまう。これを「性的興奮阻害理論」と言い、女性は少しでも別のことを意識しただけで性的興奮が阻害され、男性がどんなにセッ○スしたくてもその気になれない・・・らしい。

この理論を、女性代表江角博士と男性サンプル吾郎君で実験。
  1.エロティックなビデオを見せ、十分興奮させる
  2.暗算を出題
  3.興奮度を脳波形で測定
という実験を行う。理論どおりであれば、江角博士は「興奮が冷めるハズ」であり、吾郎君は「興奮が続くハズ」である。

吾郎  「(説明VTRが終わり、ヘッドフォンが外されて) な、なにするんだよ (と、とりあえず演技を続ける吾郎君)」
ミヤカワ「ははははは。ありがとうございました。こからこちらのモニタにかなり濃厚なセッ○スシーン有りのVTRが流れます」
吾郎  「(^^;)」
ミヤカワ「目をそらさずに、じっと集中して頂きたいと思います」
江角  「ちょっと待って、もう照れてる…(笑)」
吾郎  「(^^;)」

VTR:暗算を出題してくださるのは、珠算協会の戸川五郎先生。そして、サンプルは頭部に電極を装着し、β波を測定します。

江角  「ではいきましょう。実験スタート!」
吾郎  「もう始まってるの?」

目の前に置かれたモニタに映像が流れます。

吾郎  「(目の前のモニタに流れる映像を見て) ははははははは (←とにかく笑ってる)」
江角  「稲垣さん、見てる?」
ミヤカワ「ちゃんと見てくださいよ、稲垣さん」

そして、吾郎君、モニタをじっと見つめてます。目が据わってきてるよ、吾郎君(ちょっと危ない人みたい…(苦笑))。そして、問題が順番に出題され、さらにシュールな光景に。

戸川  「第一問 3+4」
吾郎  「7」
戸川  「第二問 6+2」
吾郎  「えーと、8」

江角博士とミヤカワ助手が見ている別のモニタには、吾郎君の脳波が表示されています。暗算をしても、β波を示す真っ赤な棒グラフが一杯に表示されっぱなしです(笑)。そのグラフを見て、爆笑しっぱなしの江角博士とミヤカワ助手。

吾郎  「うるさい、うるさい。うるさいよ!」
戸川  「第三問 68+39」
吾郎  「(爆)(←映像がピークに達し、答えられない吾郎君)。9・・・あぁ、106」
     
ミヤカワ「終了!」
江角  「はーい」
ミヤカワ「ありがとうございました」
江角  「どうですか稲垣さん」
吾郎  「なんか、精神的暴力ですね
ミヤカワ「やりましたねぇ」
吾郎  「でもまぁ、そんなに、基本的には動揺してなかったんじゃないかと…
ミヤカワ「(笑) なるほど」
江角  「いやいや、そうおっしゃってますが、(β波を測定中の)先生?」
ミヤカワ「どうでしょう?」
先生  「そうですね、計算中もβ波は低下することがなかったようです
ミヤカワ「はいきた!ということは博士?」
江角  「ということはミヤカワ?」
ミヤカワ「立証ーです!!
ミヤカワ「いやー」
江角  「うーん」
ミヤカワ「見てたんですけどね、下がらなかったですね。体は興奮なさってた…
吾郎  「いや、体は興奮してないです!脳が興奮してました!(力説)」
ミヤカワ「(笑)なるほと、なるほど・・・(ある意味感心)」
吾郎  「全然・・・(と、椅子の上でふんぞり返る吾郎君(^^;))」
ミヤカワ「一応、男の沽券にかかわることですから」
吾郎  「体は大丈夫です!
ミヤカワ「でも、β波が下がらないのが男性、女性は下がるという実験ですからね」
吾郎  「あ、そうなんだ、へぇ」
ミヤカワ「ですから、男性としてはずかしいわけではないので」
吾郎  「正常ですか?」
ミヤカワ「正常です」
      
江角  「ああいうビデオって見ないでしょ?」
吾郎  「いや、見なくはないですけど…」
江角  「私、久しぶりに見たんですけど」
吾郎  「あ、見たことあるんだ」
江角  「かなり、ちょっと動揺してますね」

さて、続いては江角博士をサンプルとして実験を行うことに。

ミヤカワ「3+4とか言うぐらいなら、別に珠算教育連盟の戸川さんは必要ない…(^^;)」
吾郎  「ねぇ」
ミヤカワ「怒ってますか、戸川さん?」
戸川  「いや、興奮してます」
一同  「爆笑」
ミヤカワ「もし江角博士が普通の女性なら計算問題が出された途端に興奮が阻害されるということなので、β波がガクンと落ちるはずなのですが。どうなるのか稲垣さん、期待しましょう」
吾郎  「期待・・・。これ興味ありますね、僕もどっちかなって、かわからないんですよ
ミヤカワ「ああ、なるほど…」
吾郎  「女性っぽいのか、男性っぽいのか…
江角  「(笑)」
ミヤカワ「そうですねぇ」
吾郎  「いまだにわかりません(オイオイ)」

そして、吾郎君の場合と同様の実験が行われていきます。後ろで爆笑しながら見ているミヤカワさんと吾郎君。実験の結果は・・・:

先生  「問題が難しくなるたびに脳波形のβ波は下がってたみたいです」
ミヤカワ「ああ、そう。ということは、完全立証です!
ミヤカワ「いや、確かに、僕、両方見てましたけども、稲垣さんの場合はずっとレッドゾーンなんですよ」
吾郎  「ええ、ええ」
ミヤカワ「博士はやっぱり浮き沈みが大きかった。上がったり下がったりするんですよ。戸川さんがしゃべり始めて『5+』で、ガーンって上がったりするんですよ。何だかわかんないぞ、という感じではありました」
江角  「いやー、戸川さん、絶妙なところで…」
ミヤカワ「そうなんですよ」
江角  「あの、質問を出されるんですよ」
ミヤカワ「いい所で出すんですよね」
江角  「『ムードが冷めてしまい…』、ああ違う。ちょっと待って、ちょっと動揺してますよ。えー、『男性はムードが…』、ちょっと待って!」
ミヤカワ「あれは普通の文字ですよ、博士、何に見えてるんですか?あれは普通のカンペです!」
江角  「ですから!女性はムードを壊されますとですね、冷めてしまい、男性は、ムードが壊されても興奮しつづけるということを、まぁ、これを立証したわけなんですが、なぜこんなに、男性と女性の間で興奮のしかたが違うのか、まとめてみました、こちらのVTRをご覧下さい(棒読み)」

VTR:『男性はムードなしでもセッ○スできるが女性はムードなしではセッ○スできない』

それはなぜか。
男性には、生理的に精子を外に排出したいという排出欲があり、精巣に精子がたまると、男性ホルモンが性欲中枢に働きかけ、一気に性的興奮を爆発させようとする。ところが女性の性欲は、脳の中の視床下部から出てくるが、恋愛や情緒の中枢を司る大脳辺縁系が活性化して始めて、大きな性欲の高まりとなる。それには、長い時間と集中力が必要となる・・・

江角  「私はわかるような気がしますね。やっぱり女性なんで、男性は静止を出すという、まぁ生理的な働きかけがあるんですが、女性は、果たしてこの男性が私のことを愛しているのかな、というあるストロクが必要であると。闇雲にセッ○スに走るように体はできていないと…」
吾郎  「そうですね。でも、このまんま、ってことは無いですね。もう少し男性のねぇ、そういうデリケートなところを認めて欲しいですねぇ
ミヤカワ「あぁ、なるほど。素敵ー!今日、いい戦いになそう!この二人ぃ
江角  「その辺のところをサイコ・ディセクション(心理解剖)でよりいっそう深めてみましょう。お隣のお部屋へどうぞ」
ミヤカワ「はい、こちらで〜す」

[RED ROOM]

そして、一同、隣の恋愛心理解剖室 RED ROOMに移動します。左から吾郎君、江角さん、ミヤカワさんの順で着席します。

江角  「ええ、さっきの実験はちょっと過激でしたね」
吾郎  「そうですね」
江角  「先程、何か稲垣さんは(実験の結果に)異議あり、という事で?」
吾郎  「ちょっと、男性が獣じゃないかと、このままだと。でも、確かに僕が、下がんなかった僕が悪いですね(笑)」
ミヤカワ「認めてる(笑)」
江角  「もうね、真っ赤っ赤でしたね、かなり、はい」
ミヤカワ「逆にムード作りに必要とするのは、どういうことだと思いますか?」
江角  「そこは、よく雑誌とかにね、HOW TO的に書かれたりすることが多いと思いますが、どうしたら、どうしたら、どうしたら、って。結局みんな、そのどうしたらに振り回されてるんじゃないかと。例えば、セッ○スにしても。私は、いいと思うんですね、どんなことがあっても。その2人の中で気持ち良ければ」
ミヤカワ「うんうん。博士みたいに、2人が良ければいいんじゃないのっていうのは分かるんですけど、でも、アウトラインが分からない。自分はいいと思ってることでも、女性は『それはムード台無し』って思ってることかもしれ。そういうのは、男はかなり過敏だと思うんですよ」
江角  「それはですね、私女性の代表として言いますと、そういう事を気にしてるんではなくて、電話に出た行為そのものが『あっ、私より電話をとるんだぁ』
ミヤカワ「ははははははは大笑い」
江角  「私はそうだと思うんです」
ミヤカワ「ハハハ(笑)」
吾郎  「でも、また掛かってきたら、嫌じゃないですか!?」
ミヤカワ「そうそうそう、そうです!そうですよ!」
吾郎  「ほっといたから、また掛かってきて」
ミヤカワ「(博士に対して)ほーら、見ろー!」
江角  「いやだから、『あっ、そういう事を考える余裕があるのね、この人』っていう…」
ミヤカワ「あっ、痛っ!」
江角  「そういう事に女性は敏感なのではないでしょうか?仕事の事とか色んな事考えていて、まっすぐこっちを見てもらえてないんじゃないか、っていうね。で、今、ここのベッドにいる時ぐらいは、私だけを見て欲しい、っていう、正直な…」
吾郎  「常に、受け身だと」
江角  「それはあると思います」
ミヤカワ「私、メガネをしたまま悪さをしてたら『眼鏡つけたままってアリ?』。まぁ怒られましたけど」
吾郎  「(笑)それは、おかしいですよ。想像して下さいよ」
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「でも、よく見たいですしー!」
江角  「ハハハハ!!ミヤカワ!(指し棒でミヤカワの頭をペシッと叩く)」
吾郎  「それは、なんか変えて下さいよ、コンタクトとかに。メガネはそれは無神経すぎますよ(笑)」
ミヤカワ「あっそうですか。取るべきですか?」
吾郎  「それは“靴下”と同じくらいのレベルで」
ミヤカワ「あーそうですか」
吾郎  「うーん」
江角  「それはよくないと思うよ、ミヤカワ」
ミヤカワ「じゃあ、女性がイヤリングとかピアスとかつけたままなのは、どうなの?稲垣さん!」
吾郎  「普段のままの姿でそういうことをいたしてる、という男性的な興奮もあるんじゃないですか?」
ミヤカワ「あ、なるほど。女性の味方的発言が多いですね」
吾郎  「(笑)」
ミヤカワ「じゃあ、許すんですね?『ネックレス取れよ』と言わないんですね?」
吾郎  「大きさとかにもよると思うんですけどねー(笑)」
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「じゃあしゃべる内容とかは、どうですかね。こういう事だけは言ってくれるな」
江角  「それは、だって普通に考えてさあ、あるじゃん、一応」
ミヤカワ「い、いや、あるじゃんって言われましても・・・」
吾郎  「分からないですよね、それは聞かないと(笑)」
江角  「でも、そんなにでもしゃべる人いないんじゃないですか?」
吾郎  「さっきのVTR(実験の際に見たビデオ)の言葉ぐらいはどうです?」
江角  「あの、こういうビデオの影響ってかなりある!」
吾郎  「ああ、悪影響ってことですね」
江角  「(ひそひそ声で)例えばよ」
ミヤカワ「はい・・・」
江角  「声の一つ出し方も」
ミヤカワ「はい・・・」
江角  「『イク』とか『イカない』とか、さっきのボードにもありましたけど」
ミヤカワ「はい・・・」
江角  「そういう事においても、結構それに捕われてるんじゃないのかなあ。これだけ声を出さないと、男の人は喜ばないんじゃないか」
ミヤカワ「ほーほーほー」
吾郎  「(ミヤカワにつられて身を乗り出す)」
江角  「あの、とかそういうのない?彼の前でついつい演技をしているんじゃないか、とか」
吾郎  「(ひそひそ声で)ハイハイハイ・・・・」
江角  「本当はそんなに声を出したくないのに出してるんじゃないか、とか。あれって全部ああいうビデオの影響なんじゃないの?」
ミヤカワ「ちょっと待って。って事は、博士はあんまり声は出さない?」
江角  「だって、今のビデオ、なんかちょっと、すごくない?」
吾郎  「うーん」
ミヤカワ「いや」
江角  「エッ!?」
一同  「(笑)」
ミヤカワ「なんつうかなあ、普通ですか」
江角  「嘘でしょー(笑)」
吾郎  「(^^;)」
ミヤカワ「女性の声の大きさは、男の誉れ度合にも比例しますからね」
江角  「あっ、そういう意味!?」
ミヤカワ「それもありますね」
江角  「えっ、じゃあ何、声でそういうの判断してるの、男の人って?」
吾郎  「いや、でも、声って出そうと思って出す訳じゃないでしょ?『出ちゃう』って事じゃないですか、声が。思わず出ちゃう、って事は、そこまで男としてまぁ貢献してるんじゃないか、っていう・・・・そういう事ですよね」
ミヤカワ「そうです、そうです。そういう事です」
吾郎  「・・・訳すと(笑)」
ミヤカワ「そうです、直訳すると」
江角  「ただ、そういうものを誇大表現したものが、ああいうビデオだったりするじゃないですか。本当はもっと自然に言うと、そんなに、声とかそういう事じゃなかったりするのに」
ミヤカワ「違う!はぁ(ため息)」
江角  「なんでため息つくの!?(笑)」
ミヤカワ「違いますよ、博士!だから、女性が演技するしないに関わらず“声をあげる”という事は、あのー『気持ちいいですよ』っていう呼応ですよね?」
吾郎  「うん。それに、逆の立場もあるじゃないですか。女性がなんかこう男性の声を聞いて、『喜んでもらえてるんだろうな』とかそういうのはないんですか、逆に?」
ミヤカワ「そうそう」
江角  「それはありますね」
ミヤカワ「でしょ?(笑)」
吾郎  「それと一緒じゃないですか」
江角  「そうか・・・」
ミヤカワ「何にも言わないと・・・」
江角  「いや、でも待って。男の人がさっきの女の人ほど、いくら感じてるよっということであったとしても、それは私、ひく!男の人、そういうのない?」
ミヤカワ「あんなには出しません、普通の男は(笑)」
一同  「(爆笑)」
      
吾郎  「あと、視覚的な問題で、その明るさとか、明かりとか、そういった事はどうなんでしょうかねー?男は、多少・・・あんまり真っ暗で何も見えないと・・・(ミヤカワさんも)メガネかけるぐらいですからー(笑)」
ミヤカワ「そう、そう、そうです。見たいっス」
吾郎  「まっ、このぐらい明るいのは、あり得ないと思うんですけど」
ミヤカワ「あり得ないんですか?明るすぎですか、これは?」
吾郎  「いや、僕は嫌じゃないですけどね(笑)」
ミヤカワ「ハハハハハハハ」
吾郎  「その辺はどうなんですかね?博士」
江角  「女性っていうのは、やはりそういう事をすごく気にするんですねー。やはり体を開くっていう事は、イコール心を開くっていう事であり、その為にはあまり明るい部屋よりはですね、そうですねぇ・・・・ロウソウの光ぐらいが一番適してるんじゃないでしょうかね」
ミヤカワ「(笑)ロウソクのもとでした事はないんですけど…」
吾郎  「やけどしたら大変ですよね(笑)」
江角  「やっぱりこう自分が一番綺麗に見えてるであろう、ちょっと薄明るい方が、より大胆に、より激しく」
吾郎  「相手にどう見られるか、って事ももちろん大切って事ですよね?」
江角  「あります。だから、そういうムード作りっていうのは、やっぱり大切なんじゃないでしょうかね」
吾郎  「女の子!(^^;)(ちゃかして)」
江角  「(照)ちょっと待って。もう一回言って。もう一回
吾郎  「女の子?
江角  「(照れて笑っている)」
ミヤカワ「何、照れてんの?
江角  「(ミヤカワの頭をペシッと叩く)」
ミヤカワ「いてぇ!喜んでんじゃないですか!何、『もう一回言って、もう一回言って』って」
吾郎  「(さらにちゃかして)可愛いね。知らなかったよ(笑)」
江角  「あのですね、あの・・・・私はロウソク好きです
一同  「(大ウケ)」
ミヤカワ「それやめー!ちょっと待ってくれよ!!(笑)そこだけ聞いたら、ものすごい、なんかあれですよ。そこだけ聞いたらSMファンですよ」
江角  「ねぇ、そういうの言おうよ、みんな1個ずつ!何か言おうよ、せっかくだから(笑)。『僕はこういうのが好き』って。曖昧で、別に説明いらない…
ミヤカワ「(手を挙げて)はい。僕は、氷
一同  「(爆笑)」
江角  「(立ち上がって笑っている)」
吾郎  「氷?」
ミヤカワ「これを背中に・・・映画『ナイン・ハーフ』作戦!
江角  「作戦なんだ(笑)。なるほどね」
ミヤカワ「稲垣さんは?」
吾郎  「うーん、寒い方がいいですかね
ミヤカワ「アウトドアではない!?」
吾郎  「(笑)。なんか、あんまり暑いのとか、汗かたりとか・・・
江角  「汗似合わないですね」
吾郎  「僕が基本的に、暑いの嫌いっていうのもあるんですけど」
ミヤカワ「はぁ、はぁ、はぁ」
吾郎  「温度にはこだわるかもしれない(笑)」
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「熱帯魚みたいですね(笑)」
江角  「湿度と温度には、かなり敏感ですね(笑)」
      
ミヤカワ「心理テスト」
江角  「(^^;)はい」
ミヤカワ「稲垣吾郎さん、そして江角博士に答えていただきたいと思いまーす」
吾郎  「はい」

<セッ○ス心理実験>
目の前にある火山が突然噴火しました。その噴火の様子を絵に描き、下の「 」の中に噴火を見たときのあなたの台詞を下に書いてください。このテストでセッ○スに対する潜在的な要求がずばりわかっちゃうのです(^^;)。

ここで、吾郎君はとにかくフリップいっぱいに火山が噴火している絵を描き、一方の江角さんは、火口から上方への噴火は無いが、火山の麓に向かって溶岩が流れ出している絵を描きます。そして、それぞれの絵に付けた言葉は、吾郎君が『美しい』、江角博士が『逃げろ!!』。

江角  「全然違うね」
ミヤカワ「それでは出してください、どん!(二人のフリップを見て)はい。えー、稲垣さんが、どっかんどっかん、すごいことになっている(^^;)」
江角  「(「 」内の言葉は)『美しい…』」
ミヤカワ「美しいというか・・・」
吾郎  「『きれい』でもいいですけどね」
ミヤカワ「博士はなんだかダラっと…」
吾郎  「ちょっとろうそくっぽくないですか?」
ミヤカワ「あははっははは」
吾郎  「大丈夫ですか?」
江角  「はい」
ミヤカワ「そうですね」
江角  「(「 」内の言葉は)『逃げろ』」
ミヤカワ「そして逃げろ」
江角  「こんな違うんだね」
ミヤカワ「正反対ですね」
吾郎  「正反対」
江角  「ある意味、正反対だね」
吾郎  「ああ、なんかやだ、変な答えだと!
江角  「すっぱい顔してる、すっぱい顔してるよ」
吾郎  「(自分が描いた絵を見て)大きいのあやしい!
ミヤカワ「火山の噴火は性行為を象徴します」
吾郎  「普通にしときゃよかった
ミヤカワ「つまり、あなたが噴火をどう描いたかで、あなたのセッ○スのエネルギーの大きさがわかるのです。上に高く噴火していればいるほど、持続力が強く
江角  「(爆笑)あはははは」
ミヤカワ「(吾郎君の絵は)すごいです!(^^;)。えー、横幅が広ければ広いほどしつこいタイプです
江角  「両方!」
ミヤカワ「両方だ!」
江角  「だって、はみ出てるもん
ミヤカワ「アハハハハハハ。あふれんばかりの…ですねぇ。そして山に溶岩が流れている人は」
江角  「私だ」
吾郎  「きたよ(←ちょっと意地悪気味に…)」
ミヤカワ「現在、欲求不満です
一同  「(大爆笑)」
ミヤカワ「アハハハハハハハハ。流れ出てます!!」

江角博士も吾郎君も立ち上がって笑っている。しかも吾郎君、江角さんの投げ出したフリップをカメラに向けて、さらに喜んでいます(^^;)。そして、江角博士、吾郎君の腕を取りながら、吾郎君の耳元でこっそり囁いています。

吾郎  「えっ?」
江角  「(吾郎君にこっそり耳打ちして)当たってる・・・」
吾郎  「(フリップで江角さんを軽く叩きながら)そういうこと言わないの!(小さい声で言ったって)聞こえるんだから、これ(マイク)」
江角  「はい。えー、本当ー!?」
ミヤカワ「欲求不満なんだ。いや、『本当ー!?』じゃなくて、欲求不満なんですね、博士、ねぇ?」
吾郎  「いつでも言ってよ(笑) (オイオイ)」
      
吾郎  「正直!
ミヤカワ「いや、まぁ、ねぇ」
江角  「(真剣な顔つきをして、カメラ目線でポーズを決めてます)」
ミヤカワ「キリリとしてるぞー(笑)」
      
吾郎  「言葉は何ですか?」
ミヤカワ「はい。この台詞は、あなたがセッ○スに対してずばりどう思っているかです。『美しい』!
江角  「素晴らしいですね!」
吾郎  「ごめんなさいね」
ミヤカワ「頭では、美しいものだと思っている」
江角  「(指し棒で吾郎君をツンツン突付いて、冷やかしてます)」
吾郎  「やめて下さい(笑) (いやがる仕草がかわいいわ…(*^^*))」
ミヤカワ「(^^;)。何で小突くの?」
ミヤカワ「そして、(博士は)『逃げろ!』」
江角  「(笑)」
ミヤカワ「何それ?どう思っているかですよ。『逃げろ』?」
江角  「それとこれとは、関係ありません」
ミヤカワ「じゃあ、今まで別に博士は逃げ続けてきた訳ではないんですね?」
江角  「はい!」
ミヤカワ「だけど、欲求不満ではある?」
江角  「はい!(間があって)違います!」
ミヤカワ「開き直ればいいと思ってませんね」
      
ミヤカワ「それでは、第二位だった、セッ○スの疑問について解明してみましょう。こちらです。(パネルを指して)“『イク』とはどういうことか?”」
江角  「まぁ、アメリカではあの、『カモン(come on) = クル』っていう。この違いは、何なのか?」
ミヤカワ「日本は『イク』のに、何故向こうは『クル』のかと?」
吾郎  「そう、逆ですね、そういってみるとね」
ミヤカワ「そちらの疑問を解明するために、私よその国では一体何て言ってるのか、調べまくりました」
江角  「ああそうですか」
吾郎  「すごい、すごい。何だこれ!」
ミヤカワ「『世界イク・クル分布図』」

『世界イク・クル分布図』ボードが登場します。

VTR:世界各国の女性達は、オーガズムの瞬間どんな言葉を発しているのか、徹底的に調査しました。
 日本は『行く』
 アルゼンチンも『行く』(me voy:メボイ)
 ブラジルは『行ってる』(estou indo:エストオ インドオ)
 インドネシアは、願望『行きたい!』(Aku mau purgi:アク マウ プルギ)
 ガーナは『行きましょう!』(yenko:イエンコ)

 一方、『来るの代表は、アメリカ。
 レバノンも『来る』(ジウトウ)
 イタリアも『来る』(vengo:ヴェンゴ)
 イランも『来る』。(miyad:ミヤ)
 少し違って、インドでは『こっち来て』。(idhae aieya:イデラ アイエ)
 ロシアは『終わりそう!』(カンチャーヤ)
 ポルトガルは『着いた!』(ジャシェゲイ)

 何故か、韓国は疑問形『やった?』(サッソ)

江角  「『やった?』」
吾郎  「ど、ど、どういう『やった?』なんでしょうね?(笑)」
ミヤカワ「やってる最中に『やった?』って聞くのも、『やってんだよ、今』って事ですよね(笑)」
一同  「(爆笑)」
江角  「『やった?』」
ミヤカワ「『今やってる、今やってる』」
江角  「話が終わんないね(笑)」
ミヤカワ「そうですよね」
江角  「なるほどね。これだけ違うんですね」
ミヤカワ「英語で『come:カム』を使うのは、”come to heaven”で、頂点に達するという意味。日本人が『イク』という言葉を使い始めたのは、江戸時代だそうです。『気がいく』『心がいく』という意味で、井原西鶴も使っている」
吾郎  「うーん」
ミヤカワ「『イク』には、魂が体から出て行く、という意味もあるそうです」
江角  「うーん、なるほどね」
ミヤカワ「女性が『イク』という事に関しては、じゃぁ稲垣さんはどう思ってますか?」
吾郎  「目に見えないものですし、ね、男と違って。だから正直なところ分からない」
江角  「『イク』っていうのも、すごい曖昧ですよねえ」
ミヤカワ「でも、『イク』『イカない』で悩んでる人が結構多いという話をお伺いしました。今度は、あくまでも科学の立場から『イク』という事が、どういう意味を持っているのか、アプローチしてみました。こちらをご覧下さい、どうぞ」

VTR:「セッ○スにおいて、女性が『イク』ことは、本当に大切なことか?」

そもそも科学的に『イク』とは血圧、発汗、脳波、脈拍などの数値がピークから下がっていく状態である。しかし、これはあくまでも体に起きる現象をとらえているに過ぎない。それよりも、女性のセッ○スにおいては、もっと重要な事がある。それは、男性に乳房や性器を触られたり、愛撫されたりすることを、「気持ちいい」「心地良い」と感じる事、それだけである。それは、何故か?女性が性的な気持ち良さを感じると:
 →脳下垂体からオキシトシンという神経ホルモンが分泌される →子宮が収縮、精子の受け入れ準備を開始 →ぜん動運動(精子を確実に子宮へ送りこもうとする運動)が始まるつまり、ちょっとした気持ち良さや心地良さを感じ、オキシトシンさえ分泌されていれば、そのセッ○スは女性にとって有意義で素晴らしいものなのである。

吾郎  「うーん」
江角  「まさしくそうですね」
吾郎  「うーん、まさしく?」
江角  「まさしく、素直に感じる。女性というのは、例えばバストを触られたりとかっていうふうに、性行為そのものに至るまでに、気持ちいいっていう事が感じられた時点で、もう体が変化し始めてるんですね」
ミヤカワ「ほうほう」
江角  「もう膣が収縮を始めてる。それで少しでも確率高く、自分の子宮に、その、精子を送り届ける準備を、もう体がしている。それってすごく神秘的なことですね」
ミヤカワ「『イク』という事は、関係ない?必要ない?」
江角  「だから『イク』『イカない』を気にするよりも。今気持ちいいんだってことを相手に伝えること。やっぱり、こう素直になること。体だけでなく心も裸になってみると、例えば、もっとこうしたら気持ちいいわって事も、すごく自然に言えるかもしれないし。で、それがすごく気持ち良くなった時に、なんか今まで味わったことのないすごくリラックスできた状態で、何か新しいことが起きるかもしれないですね」
ミヤカワ「そうか。一生『イク』という事を経験しないで人生を終える女性もそれほど不幸ではない、という事なんですかね?」
江角  「もちろんです」
ミヤカワ「ああ、そうですか」
江角  「もちろんです」
ミヤカワ「そうかぁ」
吾郎  「確かに、『イク』っていうのもねぇ、本当に何か、男性のこう価値感かもしれないですね。それを押しつけ過ぎて女性が意識しすぎちゃうかもしれないし、男も意識しすぎちゃうかもしれないし」
江角  「それもあるかもしれないですね。うんうん」
ミヤカワ「でも男性は、やっぱり、女性を『イク』という状態にいたらすことができなかった時、申し訳ないなと思いますよね?」
江角  「ああ、そうですか」
ミヤカワ「ええ。あの、謝ったりしますよ(笑)」
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「スマン、かなんか言って」
吾郎  「何て言うんですか、向こうは?(笑)」
ミヤカワ「いやあ、黙っていたりしますねえ(笑)。僕は、うがい薬を持ち歩いてるんですね。セッ○スの直後にうがいして、ブッ飛ばされそうになったことがあって。『何考えてんだ!』って…」
一同  「(爆笑)」
江角  「なんかいろいろミヤカワ失敗してるけど、その都度、怒ってくれてるじゃん、彼女が…」
吾郎  「そうだね。素敵な、いい相手なんですよ」
江角  「それは素晴らしいことよ」
ミヤカワ「あっ、そうですか」
吾郎  「(子供をあやすように)もう、うがいしないもんね?
江角  「もう、うがいしないって思うし…」
ミヤカワ「しませんです。絶対しないです。しなかったです
吾郎  「もう、覚えたもんね
江角  「うんうん」
      
ミヤカワ「それでは、セッ○スの疑問、第一位にまいりたいと思います。『オ○ニーは良いこと?悪いこと?』」
江角  「これはですね、男の人は悪い事っていう意識はあまりないと思うんですね。しかし女性の場合はですね、やはり、そういうことを友達同士で話す機会もなく、割と『私って変かなぁ?』。そういうこと考えてる人、多いんですね」
ミヤカワ「例えば、SMAPのメンバーと、そういう話したことあります?」
吾郎  「いや、ありえないですね。あぁ、でも、みんなはしてんのかなあ?分かんない、分かんないけど(笑)」
一同  「(爆笑)」
江角  「それが悪いことだって思ってるっていうのは、女性に圧倒的に多いんで、私は女性に『そんなことないよ』って事を言いたいんですけれども。こちらをちょっとご覧になって頂きたいと思います。オ○ニーが女性に良い理由。(フリップを見せて、1つめは)『セッ○スの準備』。膣内の粘液の流れを増大させることで男性のペニスを受け入れやすくする。その練習っていうんですか?」
吾郎  「その、行為の前に、って事ではないですよね
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「ハハハハハ。そんな、そこまでスタンバイさせますか?女性に。そのぐらい協力しましょうよ、我々も!(笑)」
吾郎  「(「しまった!」という笑い)分かってる。ごめん、ごめん、そういうことじゃなくて、この(フリップの)言葉がね、ストレートだったんで・・・」
ミヤカワ「びっくりしちゃった、今(笑)」
吾郎  「(^^;)」
江角  「男性と違いまして、自分の体がどういう変化をきたしてるかってその時になっても女性は分かりませんからね。そして、2番目に『感染症の回避』」
ミヤカワ「はい」
江角  「膣内の粘液の流れによって、病原体を運び出す。さらに粘液の酸性度を高めるので、病原体を殺すことができる。ですから、体がそれをしてしまうんです」
吾郎  「うーん」
ミヤカワ「(笑)してしまうんですか?」
江角  「してしまうんです。自分を守るために」
吾郎  「うん」
江角  「みんなそうだと思います。あの、そういうこと、したことないって人は、私いないと思うんですね」
ミヤカワ「あたたたたた!?(驚)」
江角  「大体の人が、自分の体を触る行為はしてると思います。でも、それを「何でしたの?」って聞かれたら、『分かんない。なんとなくしちゃた』。それが絶対最初だと思うんですよ。本能的な何かがそうさせてる」
ミヤカワ「はあ。バイ菌ださなきゃ、と」
江角  「体のどこかがね。そして、3つ目、『メンタルケア』。セッ○スへの不満を解消したり、寂しい時、イライラする時、眠れない時のストレス解消」
ミヤカワ「フフフフフ(笑)」
吾郎  「これは男にも言えるかもしれないですね、もしかしたら」
江角  「そうですね」
ミヤカワ「え!?という事は、稲垣さんはストレスがたまった時にするですか?
吾郎  「(笑)そんな。いや、まあ・・・(崩れ落ちる)」
ミヤカワ「ストレスたまった時にするかなあ、男?」
吾郎  「いや、ごめんなさい。ちょっと一言ひっかかったのが、『眠れない時』
ミヤカワ「あっ、眠れない時するですか、稲垣さんは?!
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「『やっべえ、明日早起きしなきゃいけないのに、ぜんぜん寝つけねーよ、あっ、そうだ。いいこと思い付いた!』って、するですか?」
吾郎  「(大爆笑しながら、博士の指し棒でミヤカワの頭をたたく)」
ミヤカワ「いてっ」
江角  「いいですよ。やっちゃって下さい」
吾郎  「もうなんか…」
ミヤカワ「寝つけない時にするんですね?」
吾郎  「まあでも・・・男ですからね。そりゃあまあ、当たり前のように…」
江角  「私は、女性がそういう事するっていうのも、あの、賛成派ですね」
吾郎  「賛成派?」
江角  「ええ。あの、決して悪いことではない」
吾郎  「男性はどうですか、女性から見て。さっきのビデオだったりとか、まぁ、そういう写真だったりとか、視覚的なもので、男がそういうことするとして。ジェラシーまでいかないかもしれないけれど」
江角  「それはある!
吾郎  「ある?」
江角  「あのね、女性って例えばオ○ニーする時も、自分の好きな彼とか、身近だと思うんですよ。でも男性というのは、絶対彼女とかじゃない、とか言うじゃないですか、それは不思議だよね」
ミヤカワ「そんなのだって、『直にできるものを何で“おかず”にしなきゃいけないんだよ!冗談じゃないよ!自由だろ、想像ぐらい!』って事じゃないですか」
一同  「(爆笑)」
江角  「あ、そこに自由を求めてるんですね(笑)」
ミヤカワ「彼女のことを考えてしたことありますか?吾郎さんは?」
吾郎  「ないとは言わないですね」
ミヤカワ「ああ、そうですか」
吾郎  「うん。ただ、圧倒的にそれは違う方が多いとは思うんですけど」
一同  「(爆笑)」
ミヤカワ「ほーら、やったあ!よかったあ!!セーフ
吾郎  「でも、それだけは、男として許して下さいっていうのも変ですけど(笑)。ねぇ、それはしょうがないんじゃないですか。動物の、もう、オス,メスの違いですから。あとは、それは最小限、エチケットとして、女性にそれはバレちゃいけないというか。そういうもの、具体的なもの」
ミヤカワ「アダルトビデオとか?」
吾郎  「アダルトビデオとか・・・それはエチケットでしょうねぇ」
ミヤカワ「片付けとく、って」
吾郎  「うーん」
ミヤカワ「だって、え、うれしいですか、自分のこと想像してそういうことされたりするの?」
江角  「そりゃあうれしいと思いますよ、女性は」
ミヤカワ「ものすごいんですよ。ものすごいことさせられてるんですよ、想像の中では」
吾郎  「(笑)。自由ですからね、想像の中では。王様ですからね、男は(笑)」
一同  「(爆笑)」
      
江角  「稲垣さんにとって、恋愛とは何ですか?」
吾郎  「恋愛って、何かこう、なんか携帯電話みたいだなっていう。あの、まぁもちろんお互い会話、対話をして、時には一人になって充電することも必要だし、し過ぎたら過充電といって、壊れてしまいますし。壊れたらもちろん、変えられちゃう訳だし。電波が3本立ってたとしても、相手は1本かもしれないし。それは、絶対分からないですからね、相手のが何本立ってるかというのは。で、片っぽが切れちゃったら終わりだし…う〜ん」
ミヤカワ「携帯電話のごとし・・・」
江角  「深いですね。稲垣さんらしいですね
吾郎  「そうですか?」
江角  「うーん、とっても。稲垣さんにとって、じゃぁ、セッ○スとは何でしょう?」
吾郎  「あのー・・・・まぁ、とても美しいことであって、まぁ、とても神秘的なことであって、だけど僕は、まぁ、そこにはいろんな罠が隠されてあったりとか。例えば、女性だったらその、自意識のエゴだったりとか、男性はその目的に対してのエゴだったりとか。だから、神聖な罠というかですね、うん」
江角  「うーん。美しい罠である、という事ですね」
吾郎  「うーん」
江角  「まぁ、そうですね。今、いろんなねぇ、セッ○ス,セッ○スと申しますが、ピルも解禁になりまして、私は「いいのかなあ」っていう疑問がありますね。じゃぁ、そのムードを壊すからって例えば避妊をしなかったり、コンドームを付けるっていう行為を、なんとなくないがしろにしてしまったり。私は、むしろその『ムードに流されないで!』っていう事をすごく女性に言いたいし」
吾郎  「やっぱり男の立場から言って、これは具体的な話になっちゃうんですけど、コンドームというのも非常になんか微妙ですよね?その〜、なんか雰囲気を壊してしまうとか・・・・でもどうしてもそれには要する時間もある訳だし、うん。でもそこはやっぱり大切な事・・・」
江角  「ついつい気持ち良さとか雰囲気とか、そういう事を気にしすぎっていうのかなあ。例えば、いろんな事があるじゃないですか、今セッ○スにおいて。必ずしも好きな人とだけセッ○スしてるとは限らないような、結構、今、現状があるじゃないですか。でも、本当に女の子はどっかで、頭に入れておかなきゃいけないのは、どんな気持ちであれ、どんな相手であれ、体はもう受け入れるように働いてる、そういうやっぱり神秘的で大切な事だっていう事を やっぱり忘れちゃいけないと思うんですね」
ミヤカワ「う〜ん」
江角  「やっぱり本当に愛すべき人と愛あるセッ○スを。やっぱり私はそういう事を忘れちゃいけないと思うし、思いやりがあって、お互い素直になれるセッ○ス、まぁ恋愛、というものが素敵だなあと思いますね・・・うん。
あの、稲垣さんって、私はとっても男性らしい、すごい男らしい人だなぁって思いましたね
ミヤカワ「どういうところで?」
江角  「まあ、まず火山の噴火の絵をみた時に…
吾郎  「(^^;)」
一同  「(爆笑)」


前のページにはブラウザの「戻る」機能で戻って下さい。m(_ _)m