聖剣

マナの一族の女性(または女神)から、ヒトに託される聖なる剣。
恐怖と殺戮で支配しようとする勢力から、世界と人々を衛る為に、資格の在る者を選び取る。
勇者をマナの聖域に導く事が出来る、強い力を秘めて居る。

Ⅱマナの木

マナの一族の女性が、巨悪の力を封じ、世界と人々を護る為に、其の身を変えた姿。
巨大な善の属性を持ち、恐怖・殺戮・厄災を引き起こす力を、長い間封じる事が出来るが、永遠では無い。
世界に悪が蔓延る度に枯れる、または消失する。
必ず世代交代を必要とし、消える前に聖剣の勇者を生み出して、世界を平和に導く使命を負って居る。
強国

更なる支配力を求め、強大なマナの力を手に入れる為に、策略を図る勢力。
高度な文明の力を手に入れる、もしくは厄災の力を集める事を目的とする国家。
マナの一族が持つ善の意思を消し去り、世界を我が物にする為に、魔界と契約し、闇の力を使役してゆく。
世界を殺戮と恐怖で支配し、一族を超える力を渇望して居る。
聖剣の勇者が戦う巨悪。


Ⅳ精霊

世界のマナエネルギーを司る存在。
自然界の力を使役し、世界中に点在する、各属性のパワースポットを守護して居る。
マナの力を勇者に授け、マナの聖域へと導く存在。
ファ・ディールには、以下の8つの精霊達が存在する。

水の精霊 ウンディーネ
火の精霊 サラマンダー
風の精霊 ジン
土の精霊 ノーム
月の精霊 ルナ
木の精霊 ドリアード
光の精霊 ウィル・オ・ウィスプ
闇の精霊 シェイド

8大精霊の内、闇の精霊シェイドのみ、世界の歴史と直結して居るが、其の多くは謎に包まれて居る。


Ⅴ伝説の白竜と聖域の扉

聖剣の勇者を乗せて空を渡る、伝説の白竜。
マナの聖域は、フラミーか、マナの一族の加護が無いと入る事が出来ない場所に在る、ヒトには禁断の領域。
其の扉を開くには、世界に点在する8つのエネルギーポイントで、特別な条件を揃える必要が在る。
通常の人間は立ち入る事が出来ない為、聖剣の勇者達は、冒険で条件を揃えながら、聖域の扉を開いてゆく。
  マナの聖域とマナの一族

世界の何処かに存在する、世界樹・マナの木が眠る禁断の地。
マナの一族の宿命で、人類の危機にのみ、其の扉が開かれる。
マナの聖地に生きる一族は、ヒトの姿をして居ても種族が違う、人類より高次の生命体。
マナの女はヒトの男性と結ばれて、子孫を残した後に世界樹となり、人間界の平和を守る責務を負って居る。
一方、マナの一族と結ばれた男性もまた、人間ではなくなり、マナの一族になる運命に在る。
一族に入った男は、マナの女から聖剣を託され、人類を滅ぼす巨悪と戦い、魔界に打ち克つ使命を負う。
Ⅶ魔界と魔族

世界の歴史と関係の深い、強国の背後に在る生命の世界。
マナの一族の力が弱まると、人間界に干渉し、人々を悪の道へと誘う。
其の手段の多くは、人々に争いを呼びこす事に在る為、強国を強大な軍事国家へと育成する事が多い。
高度な文明の力を悪用する事に長けて居る。
Ⅷマナエネルギーの奪い合い

10年~100年単位で起こる、恐怖と殺戮の歴史。
一時の平和の後には必ず、文明の形成と、エネルギーの奪い合いの繰り返しが存在する。
闇の力が増大し、争いが起こり、厄災の化身が復活する事で、一度は世界が滅びた後、再び人間界が形成される。
ファ・ディールの史実。
 Ⅸ闇の力

マナエネルギーの奪い合いから生じる、暗黒の力。
増大すると、更に奪い合いが加速し、国家間の戦争が起こる。
また、ヒトの身体に闇の力が宿ると、常人の精神力では身体が爆発してしまう性質を持つ。
強い精神力の持ち主にのみ使役が可能な力。
同時に其れは、心身を魔物へと変化させる事である為、魔界の生命としての生まれ変わりを意味して居る。
光の力

マナエネルギーの与え合いから生じる、聖なる力。
増大すると、人々の奪い合いが減速し、国家間の戦争が消える。
また、ヒトの身体に光の力が宿ると、常人の精神力では、身体が爆発してしまう性質を持つ。
強い精神力の持ち主にのみ使役が可能な力。
同時に其れは、心身をマナの一族へと変化させる事である為、神界の生命としての生まれ変わりを意味して居る。