アルテナ王都郊外
魔法技術第三演習場『碧の丘』


風が吹く丘に炎柱が上がる。
柱に四方を囲まれた14歳の少年達は、にじり寄る炎の壁に、成す術もなく後退をして行った。
最後には互いがぶつかるのみ、退路は無い。


「クッ・・・一体いつの間に!
遂昨日まで、杖先から煙も出なかったブライアンの分際で!」

「フン!
無駄口を叩くのなら、魔法を唱えたらどうだ。
サア、相殺して見せろよ『優等生』?」


俺は相手に其れが出来ない事を解って居て挑発する。
散々其処の優等生が、此処まで無駄に魔法を使わされ、魔力を消耗仕切って居るのは知って居た。
少年は、隣のクラスで最も優秀な成績を誇って居る。
それが『魔法においては』最も劣等生のはずの俺に、ジワジワ追い詰められてゆく。


「君は卑怯だ、ブライアンっ。
君も魔術師の端くれなら、正々堂々と魔法だけで勝負をしろ!」

「別に魔法だけが戦いじゃないさ。
もっと、そうだな『どう使うか』の方が大事だろ、戦場なら。
事実を見ろ。
俺1人とお前ら3人で有利なのは俺だ。
やたらと魔法ばかりを連発した結果、敗走さえ不可能な失態を、お前はどう弁明する?」


クラス一の優等生は、二人の仲間達と共に、ますます炎に追い詰められてゆく。
俺は、愚かな少年達を、よく晴れた見晴らしのいい丘から、ゆったりと見下ろして居た。
此の『碧の丘』では実際に魔法を使った戦いが行われて居る。
いわゆる戦闘訓練、かつ試験でもある。
今此処ではクラス別の模擬試合が繰り広げられて居た。

俺のクラスは紅、優等生のクラスは蒼を、それぞれの生徒達は身に着けて居る。
今の俺は紅の、相手は蒼のペンダントが、所属クラスの目印だ。
俺達は互いに魔法の腕を競い合う。
ルールは簡単で、各生徒は単独行動でも、チームを組んでもいい。
制限時間の間に敵クラスの生徒と戦い、相手のペンダントを奪うだけの、単純な試合。
沢山奪ったクラスが勝利を収めた事になる。
そして、教師達は生徒達の様子を観察し、各自の成績を決めてゆく。


「其れは父親譲りの魔法兵法だな、ブライアン。
戦術で点を稼いだ上でペンダントも奪う気か。
だが僕も、名のある貴族の息子『魔法が使えない者』には負けられん!!」


そして、少年が、最後の力で氷魔法を放とうとした時だった。
パァンッと乾いた音と共に、数人の大人がやって来る。
音を響かせたのは隣のクラス、つまり、敵方の担任だ。
教師は大きな手で一本締めをして見せた。
奴は渋い表情で俺達を一瞥し、杖の一振りで雨雲を創り出す。
小さな雨雲が俺の炎を鎮火させ、同時に敗けた少年達も、一斉にずぶ濡れにして行った。
優等生の少年は雨に濡れ、教師に向かい『すみません、大兄さん』と呟いて居る。


「勝負は君の勝ちだよ、ブライアン。
・・・此れは取って置きたまえ」


大兄さんと呼ばれた担任は、青のペンダントを渡すべく、碧の丘を登って来る。
一段高い此処からは、歪んだ大人達の顔も、涙を流す少年達も、本当によく見えた。
だから、俺は、ため息を噛み殺す。
もうこんな貴族間の対抗意識には心底辟易して居たからだ。
けれども大人は違うらしい、悔し気な顔付きで、子供を睨んではばからない。


「戦場で地の利を活かすのは、兵法の基礎だよ、ブライアン。
君が使うお父さん譲りの戦い方は正しい。
地形と弟の動きを読みながら、トラップまで駆使をした君は凄い。
だが、大人の眼までは誤魔化せない」


担任は、顎で俺に『飛べ』と言う。
此の場で軽いジャンプを3回やってみろと命じて居る。
爵位からすれば、俺の家が断然上で、公の場ならば通じない。
だが此処は、閉鎖された『学園』。
俺は生徒でコイツは教師、逆らえない。
俺は無様に飛び跳ねるしか他に無く、其の度に、ポケットで、チャリンと金が擦れ合う。


「ホラ、やっぱりね」


敵方教師はニヤリと笑い、俺のポケットへと手を突っ込んだ。
中からは、ゆっくりと、音源が抜き取られる。
パサパサ乾いた音を立てながら、草の上に炎のコインが数枚落ちてゆく。
草の上を侮蔑の目で見つめた担任は、優雅にコインを抓んで行った。
醜悪な顔で嗤いをこらえて俺の事を見下した。


「さて、ブライアン、君は試験要綱を知ってるかな?
『試験中の魔法アイテムの使用は原則禁止とする。
もしも許可なく使用が発覚した場合、試験を受ける資格をはく奪か、または停学処分とする』だ。
君は勝負に勝って試合に負けた。
追って沙汰を待ちなさい___」







___そうして同日の午後。
学長室に呼び出された俺は、突如父から切り出される。


「ブライアン。
もう、お前は、国を出るのだ」


気が付けば窓の外の雲行きが怪しくなって居た。
父が睨むように見つめる窓硝子には、雨粒が一つだけ落ちてゆき、やがて、ザアッと弾けてゆく。
弾けて居ただけの雨粒が、音を立てながらの豪雨になる。
俺は、今日から一か月、アルテナが雨季に入った事を思い出した。


「お前も解って居るだろう。
アルテナには雨など無い。
在るのは雪と氷のみなのだ。
生きるには厳しい此の地を、先住民のサハギン族から守り、此処まで豊かな土地に変える事が出来たのは・・・。
理の女王陛下の魔法に依る。
そして、我々臣下の一族は、陛下を魔力で支える事を使命とする」

「・・・」

「それなのに、お前には魔力が無く、魔法が使えぬ出来損ない。
このまま放置をしておれば、当家の恥になるだろう。
そこで、ウェンデルの光の司祭殿に、お前が神官になる話を、私の方から付けたのだ。
せめて他国で聖職者ともなり、僅かなりとも名を遺せれば、我が一族に相応しい去り方になるだろう。
・・・お前は国を出るべきだ」

「ッ・・・何故ですか!
私は魔法以外で結果を出して居るはずだ!!」


逆らう俺を制した父は、机上に『炎のコイン』を静かに置いた。
磨き上げられた木目の上に3枚重ねられたコイン。
とても小さい物なのに、重い存在感を持ち、俺自身に迫り来る。
グッとこめかみを締められるような感覚が襲って来る。


「ブライアン。
お前は魔法が使え無いだけでなく、汚い反則まで犯した。
家名に恥を上塗りした者を、此れ以上、家には置けぬ」

「父上、私は、そんなつもりでは・・・!」

「黙りなさい、ブライアン。
此れは既に決まった事、陛下にも許可は頂いた。
当然の事ながらアンジェラ姫との婚約も解消だ。
もう、お前は・・・。
国を去るべき人間なのだから」


そして『話は終わった』と。
未来が在り得ない事を示すように、父は机上のベルを鳴らしてゆく。
冷たい金属音に応じるように、屈強な魔法兵達が、執務室へと踏み込んだ。
召喚された魔法生物達の手が俺の肩を掴んでゆく。
そうして引きずるようにして、身体を父から引き離す。


「クッ・・・、離せッ!
まだ俺は納得などッ」

「ブライアン様ニハ、理ノ女王陛下ヨリ、謹慎ノ命ガ出テオリマス。
我々ノ監視下ニ置カレマス事ヲゴ了承下サイ」

「監視だと?!
必要無いッ。
俺は、唯・・・!」

「唯、何だね、ブライアン・・・」


いよいよ部屋から引き離されようとして居た時、最後に父が、憐れむように一瞥した。
其の一瞬だけ魔法兵の動きが止まる。
閉じかけた、両開きの扉の向こう側に、小さく父の姿が見えて居る。
埋まらぬ距離の向こうから、俺に語り掛けて来る___。


「此のウェンデル行きはお前にとっても好機だろう。
新しい土地で精進を重ねなさい。
では、さらばだ。
息子よ・・・」


そうして冷たく重い扉が閉ざされる。
こちら側と向こう側を深く抉って隔てゆく___。





___翌日
王都1番地区『選ばれし者が住む都』


俺は、旅立ちまで2週間の猶予期間を与えられ、手持無沙汰で過ごして居た。
其の間に監視が付くが、拒みさえしなければ、何処で何をしてもいいらしい。
幸いな事に雨季に入ったアルテナは、何処に行けども人は無い。
屋敷に篭って衆人環視で居るよりは、雨に打たれても外出した方が、遥かに俺は気が紛れた。


「ブライアン様。
本日ハドチラマデ?」

「・・・図書館」


そんな俺を気遣うように、魔法生物の分際で、監視が窺うように訪ねて来る。
独りきりの朝食が済んだ後、すぐに監視を伴って、逃げるように屋敷を出た。
魔法兵器は知能が低いハズなのに、物分かりがいい奴で、俺のプライベートを尊重した。
起動中は、いつも数メートルの距離を置いて居る、けれども目だけは離さない。
よく出来た人工知能に失笑する。

暗くて人気の無い朝の裏路地を、粗末な馬車が身をやつし、雨の路地を走ってゆく。
あの日は一般にも公開されて居る『王立図書館』を目指して居た。
城に辿り着いて見れば、公道も図書館も、予想通り人気は無い。
図書館の入口をくぐると高さが8メートルも在る、壁一面の本棚が、奥まで続くのみだった。
早朝にオープンしたばかりのフロアには、唯独りしか客が居なかった。
其の唯独りの客が・・・あのアンジェラだったのは・・・。
酷い偶然だと想う。


「・・・あっ、ブライアンだッ!」

(寄りにもよって一番逢いたくない女と!)


踵を返したがもう遅い。
俺と鉢合わせたアンジェラは、嬉しそうに涙を浮かべ、俺の傍までやって来る。
そのまま俺の手を取りソファへ誘う。
14になり、本当に久々に会うアンジェラは、かなりの成長を遂げて居た。

12までは同じクラスで、男女共学だっだのだが、以降は男女別の生活だったせいもある。
アンジェラと顔を合わせる機会は皆無だった。
幼い頃は顔見知りで、魔法が使え無かった俺達は、成り行き上共に居る事も多かった。
けれども通う学び舎が違うのなら、連絡を取る必要も無くなって、2年も音信不通だったのだ。
そんな少女とバッタリ再会してしまう。


「ブライアン、生きてたの!
男子校でも無事なんだ~!
アンタは魔法が出来ないから、イジメにあっちゃ居ないかと、密かに心配してたのよ。
ってアレ?
息してる?」


アンジェラは、相変わらずのアホだった。
けれども見た目が犯罪レベルで綺麗になって居た。
当時は短かった髪も、今では肩まで伸びて居て、服装も、初等部時代のドレスじゃない___。


「お前はヤケにきれ、違う。
派手になったんだな・・・アンジェラ」

「ん~、そうカナ、どの辺が?」

「何だ其のピチピチは」

「ンンッ、ああっ、コレ?!」


14歳のアンジェラは、流行のデザインの、魔術師用戦闘服を着こなす少女になって居た。
あえて肌を大胆に見せるデザインだ。
同じ紅でもドレスと違う艶のある素材、しかも深く胸を見せるカットの服。
足も露出が多くて足元のブーツ意外、覆う個所がほとんど無い。
成長を遂げた姿を上から下まで眺めると。


「ちょっと・・・!
ジロジロ見ないでよっ。
恥ずかしいでしょっ!!」


とか言う。
片手で胸を隠そうとしながらも、片手でシッシと視線を払う。
其処まで見られるのが嫌ならば、そんなカッコをするんじゃない。
けれども彼女は矛盾に気づかない、心のツッコミにも気づか無い。


「これは、そう景気づけ、単なる気分の問題よ。
だってネ、もうホセとヴィクターだけだもん、マトモに顔を合わせる人。
華やかで、今っぽい服でも着てなくちゃ・・・やってらんないなあって、唯それだけ!
イチイチ反応なんて要らないの」


そしてそんな無茶を言う。
ワタワタと喋る近況を聞いてると、どうやら彼女の状況は、俺と同じようなモノらしい。
彼女の生活は、王立図書館への出入りが、ルナの日の午前中だけは可能だった。
城下町への外出は、ヴィクターを連れてなら、月末のマナの祝日にだけは許可されてる。
其れ以外の平日は、限られた王族の居住区だけが、彼女の生活圏のようだった。


「そうだ、アンジェラ、クラスはどうした。
・・・女子高は」


そんなアンジェラの生活には魔法学園が存在しない。
気づいて、思わず尋ねると、アンジェラはペロッと舌を出し、残念そうに俯いた。
そしてとても小声になり『・・・実は出席停止なの』と囁いた。


「エヘヘ。
私もね、あれから頑張ったんダケド、ちっとも魔法が出来なくて。
流石に辛くて授業を何度も抜け出したの。
魔法が出来ない子供って、アンタも傍に居ないから、クラスで私だけでしょう。
そしたら凄く浮いちゃって、新学期早々に、眼を付けられちゃったのよ。
で『貴女は個人授業にします』『生活面から指導します』ってネ。
お母様も学園側の決定にはすぐ賛成。
満場一致で私の女子高生活は『缶詰生活』に。
でもネ、流行ぐらいは追いたいデショ?
私は独りきりだけど、誰の目も気にしない、自由気ままな暮らしだもの。
制服なんか、脱いじゃうよ」


そうして嬉しそうに笑って居る。
けれども何処か寂し気だ。
次は、社会の教科書を、ばんと机上に置いてゆく。
分厚い辞書みたいな高等部の教科書が、テーブル上にどっしり乗った。
俺も高等部になってからは必須科目になって居た『世界史A』や『政治経済』の教科書だ。
其れを俺に向かって突き出しつつ、アンジェラは、笑顔のままで話してる。


「ねえ、それより見てよ、ブライアン!
此れはホセの宿題なんだけど、ホラ此の町は『自由都市マイア』って言うですって」


アンジェラは、興味深げに本の中身を語り出す。
渡されたページをめくって見ると、世界情勢や他国の仕組みまで、解りやすく解説してある箇所だった。
アンジェラは、自由に訪れる事が許されない、外の世界を夢見てる。
けれども、其の時、俺の目は、話とは全く関係無い、ある一箇所へと釘づけになってゆく。
其処にはページ上の余白に一文字づつ、字の部分だけを切り抜いて、糊付けがされて居た。
片隅に、短い文。


    メ  此   れ !!』


俺は思わず凝視をした。
するとすぐにアンジェラが、俺の視線に気が付いて、途端にページを引っ込める。
不自然なほどの笑顔を見せて、背中に猛スピードで隠してしまう。
俺は、思わず、彼女の手を取って居た。
気が付くととっさに眼だけで『もう一度見せてみろ』と伝えて居た。
だがアンジェラはイヤイヤと首を横に振るばかりだ。
『アッ、今のはナシよ!』となどと言いながら、言葉とは裏腹に涙ぐむ。
___ならば俺もと。


「無しにはならん、それは!!」


乱暴に、アンジェラから、社会の教科書を奪って居た。
其の途端、アンジェラは・・・。
笑顔のままで大粒の涙を流し出す。


「ッ、いいのよ・・・。
だって本当のコトだもの」


雨の音だけが、誰も居ない図書館に木霊して、遠くでピチャンと雨漏りだけが響き渡る。
それほどの静寂が、広い空間に訪れても、其の間、二人だけで見つめ合う時が、とても長く続いても。
俺は彼女の腕を離せなかった。


「・・・。
どうして俺に黙って居た?」


アンジェラを、ギリッと力任せに掴んでしまう。
一瞬痛がったアンジェラは、まるで、涙を流した自分が悪いように、無理を重ねて微笑んだ。


「だって、こんな事、誰にも知られたく無いでしょう?
ヤダ、うかつ・・・」


そうして涙を隠してしまう。
教科書に糊付けされた一文には、恐ろしいほど悪意が在る。
間違いなく何者かが、アンジェラの持ち物と知って居て、ワザとやってのけたのだ。
アンジェラの身近に居る、教育係のホセやヴィクターには、悪意をぶつけた所で利点は無い。
ならば、教科書の一文は、アンジェラが学園に通っていた頃に、高等部の女子が悪戯をした跡だろう。
悪戯と言うには余りにも・・・。
心を抉る内容だが。


「・・・ネ。
もうサッサと忘れなさいよ、こんな事!
終わったハナシなんだから」


アンジェラはぐしぐしと、腕で涙を乱暴に拭い、すぐまた花のような笑顔を取り戻した。
教科書を瞬速でカバンにつめ、きつく紐を結んだ後、俺の腕を掴み直す。
そして、パッと立ち上がり、嬉しそうに誘って来る。


「ねえそれよりも、せっかく久々なんだもの、遊ぶ約束でもしましょう?
次のマナの祝日ね、私、やっと街に出れるのよ。
ヴィクターと3人でお買い物でもしましょうよ。
何でもネ、広場に『フォルセナ市』が出るそうよ♪
巨大なラビ饅頭が数量限定でさあ~」

「アンジェラ・・・。
お前は其れでいいのか?」

「・・・。
え?」

「お前はコイツを許して居るのか聞いて居る」


俺は、無理やり奪った一文を、彼女の前で開いて見せた。
耐え続けるアンジェラは、終始笑顔のままで居た。
だが俺は、俺は・・・、もうこんな事は許せない。
何故、魔法が使えないと言うだけで、俺達ばかりが迫害されてゆく?
どうして身分が高いと言うだけで、高い能力を求められ、身の自由までを奪われる?
此れが___<魔法王国>か___。


「あ、あはは・・・」

「えっ、ブライアン?」

「・・・アッハッハ!!
何だか可笑しいなア、アンジェラ!
まるで、俺達のアルテナは『人間より魔法が偉い』みたいだナアッ!
なあ、そうは思わないか・・・?


そうだ、魔法王国アルテナは、生きている人よりも、魔法に重きを置く国だ。
『魔法が使えない者』はゴミなのだ、人間がゴミなのだ。
其れがルールである以上、一度ゴミと見なされたら、捨てられる他に道は無い。
此処は<マナの女神>が創ったセカイのはずだった。
けれども女神は歪んだ文化を創造し『魔法が使えない者』は生きる事さえ許されない。
世界ノ中デ俺ノ中デ糸ガぷつント切レテユク。


「・・・ナア、アンジェラ。
俺達だけでも生きるんだ」


だから、気が付けば、俺は彼女を誘って居た。


「俺達も、もうすぐ15、此の国では成人だゼ。
だから、俺と、二人だけで、新しい世界に旅に出よう。
俺達だけなら自由を手にして幸福な<人>で在れるだろう」