2014 F1 日本GP 

(2014/10/2, 4-5)

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2014年のF1 日本GP!
2年ぶりの可夢偉の参戦で、期待は高まるばかり!

まずは、10月2日(木)のピットウォークから。
朝早くから熱いファンでいっぱいでした。
すでにサーキット全体がF1仕様に模様替えされていました。
ホームストレートの壁もロレックスに。
ピットレーンを走行するマシンを追いかけるような映像が映りますよね。
あのカメラの設置がされていました。
ワイヤーでカメラがビューン!って移動するんですね。
ガンツリー。
タイヤ交換の時のエアーガンとかが繋がっているアレです。
ウイリアムズはここまでマルティニカラーになっていました。
レッドブルのサインボード。
手前がドイツなのでベッテル用。
後ろにオーストラリアが見えるのでリカルド用ですね。
ピット作業用のジャッキ。
チームごとに形状に特徴がありました。
こちらはマクラーレン。
メルセデスはこんな形。
タイヤが山積みに!
まさにタイヤウォール?
タイヤウォーマー装着状態のタイヤを発見。
これで80〜100度程度に温められます。
タイヤ表面はガムテープみたいにベタベタになるそうです。
重量を量っているのかな?
ホイールリムにバランスウエイトが見えます!
上の写真との違いが分かります?
ハブ部分の色が違うでしょ?
左右がすぐに分かるようにしてあるのだと思います。
たぶん、左ホイールが赤、右ホイールが緑。 船や飛行機と同ですね。

ちなみに、ナットの締め付け方向が左右で異なります。
右ホイールは時計回り、左ホイールは反時計回り(逆ネジ)
走行時に力がかかって締まっていくようにしてあるわけです。
フロント部分は各チームの特徴が出ていて面白いですね。
今年のマシンの特徴であるアリクイ型ノーズ。(トロ・ロッソ)
ウイリアムズのノーズのサイド部分には、セナを偲んだロゴが貼られています。
マクラーレンはギラッギラでした!
来年はマクラーレン・ホンダの復活に期待!!!
F1マシンの特徴を、ちょこっと見てみましょう。

ケータハムの前輪部分。
多くのセンサーが取り付けられていますね。
市販車ではブレーキキャリパーはローターの前後側に装着されますが、F1マシンでは低重心化のために下側に装着されるマシンもあります。
ボトムに対してノーズ部分がかなり高く持ち上げられているのが、よく分かりますね。 (赤線)
多くの空気を流してダウンフォースを得るためのハイノーズです。

ブレーキフルードのリザーバータンクですね。(黄色)

サスペンションのスプリングとダンパーは、市販車では車体とホイールの間にぶら下がっていますが、それだとバネ下重量の増加に繋がるので、フォーミュラーカーは車体内に装着されています。
スプリングはスペース効率のために、コイル型ではなくトーションバー型が採用されています。
そう言えば、フォーミュラーカーではコイル型のスプリングを見かけないでしょ?

サスペンションアームは軽量化のために中空構造になっていて、中をブレーキホースや各種の配線が通っているそうです。
また、事故の際にドライバーを傷つける可能性があるので、程よく壊れるような強度になっているんだとか。
ここに車載カメラがありました。(黄色)

より多くのダウンフォースを得るためのモンキーシート。(白)
「サルが座るくらい小さな椅子」みたいな形状ってことで名付けられたそうな。

車両重量は700kg以下。 ダウンフォースは約2トン。
ということは、理論的には、トンネルの天井を逆さまになって走り続けることができます。
スパイダーマンみたいですね。

あと、意外なところでは、パワステが付いています。
強烈なグリップ力によって、コーナリング中にステアリングが直進方向に強烈な力で戻ろうとするので、ステアリング操作を安定させるために装備されているんですよ。
市販車とは目的が違いますね。
地面に無造作に置いてありますが、ボックスから取り出したのはシート。
簡素なものなんですね。
7番なので、ライコネン用のシートですね。
ドライバーの着座姿勢はこんな感じ。
この姿勢で2時間も戦うのはキツそうですね〜。
膝の下の部分には消火装置が配備されています。
トロ・ロッソのピットにあったPCの壁紙♪
レッドブルのピットギャントリー。
レース中に首脳陣が座っているアレです。
ストップウォッチにもレッドブルのロゴが。 (^^)
Windows7を使ってるんやね。
セキュリティアップデートとか、どうしてるんやろ?