030 宇治の文化的景観
京都市の南、宇治川谷口部に開けた宇治は、古くから水陸交通の結節点として賑わった。この宇治の都市的発展は、平安時代の後期、藤原氏の別荘造営にさかのぼり、その歴史は平等院や宇治上神神社をはじめとする文化財や現在の街路に承継されている。また、鎌倉時代からお茶の生産が始まり、江戸時代には銘茶の生産地して名声を確立した。さらに、宇治の地は、源氏物語宇治十帖や源平の戦いなどの舞台としても知られている。宇治川を中心とする自然風土の中で営まれてきた生活や生業が生み出す文化的景観は、日本の原風景の一典型であり、いつも内外の観光客で賑わっている。

参考資料:宇治市HP/国指定文化財等DB(文化庁)
2023-5-29
       
       
       
       
宇治川(左岸) (撮影:2023-5) 宇治川(左岸) (撮影:2023-5)
宇治川 (撮影:2022-12) 宇治橋 (撮影:2023-5)
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宇治橋通り (撮影:2023-5) 宇治橋通り (撮影:2023-5)
平等院参道 (撮影:2023-5) 平等院参道 (撮影:2023-5)
宇治川右岸の景観 (撮影:2001-6) 平等院鳳凰堂 (国宝) (撮影:2022-12)
宇治上神社本殿 (国宝) (撮影:2022-12) 浮島十三重塔 (重文) (撮影:2023-4)
宇治川左岸の景観 (撮影:2023-5) 宇治川右岸の景観 (撮影:2023-5)