東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
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特徴等
高安寺は、足利尊氏によって全国六十六カ国二島に建立された安国寺の一つで、臨済宗鎌倉建長寺末であった。その後いくつかの兵戦を経て往時の姿を失ったが、慶長年間に青梅の海禅寺第七世関州徳光禅師が当山を再興、曹洞宗となり今日に至っている。
山門は本堂の東方に位置する規模の大きい二重門である。廃仏毀釈の世相で明治5年(1872)に工事を中止し、長い間未完成であった。現在は、完成して山門の左右には仁王像が安置されている。木造2階建で、屋根は入母屋造銅板葺、柱はすべて円柱である。初層の左右からも出入りできる点に特徴がある。
参考資料:現地の説明板(龍門山高安寺)/同(東京都生活文化局)/東京都都市整備局HP
2018-9-6
       
       
       
       
名 称 年 代   構造等
高安寺山門 明治5年(1872) 木造、2階建
高安寺山門 (撮影:2004-9) 高安寺山門 (撮影:2004-9)
高安寺山門 (撮影:2004-9)
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