東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
特徴等
高安寺は、足利尊氏によって全国六十六ヵ国二島に建立された安国寺の一つで、臨済宗鎌倉建長寺末であった。その後いくつかの兵戦を経て往時の姿を失ったが、慶長年間に青梅の海禅寺第七世関州徳光禅師が当山を再興、曹洞宗となり今日に至っている。
本堂は、寛永元年(1624)の火災による消失の後、享和3年(1803)に再建されたものである。木造平屋建、屋根は寄棟造銅板葺、六つ間取で、内部正面の広縁、両側面の入側縁から構成されている。内陣や大間の組物廻りに意匠を凝らした点に特徴が見られ、大縁(八尺間)は禅寺基本の姿をとどめている。
参考資料:現地の説明板(龍門山高安寺)/同(東京都生活文化局)/東京都都市整備局HP
2018-9-6
名 称 年 代   構造等
高安寺本堂 享和3年(1803) 木造、1階建
       
       
       
       
高安寺本堂 (撮影:2004-1) 高安寺本堂 (撮影:2004-1)
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高安寺本堂 (撮影:2004-1) 高安寺本堂 (撮影:2004-1)
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