東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
名 称 年 代   構造等
葛飾区山本亭 大正末期-昭和初期 木造、1階一部2階建
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特徴等
この山本亭は、地元ゆかりの事業家である山本栄之助氏が関東大震災の後に居宅として建築した住宅で、大正15年(1926)から昭和5年(1930)の間に数次にわたる増改築を重ねて現在の姿になった。以後4代にわたって住宅として使われたが、昭和63年(1988)に葛飾区が取得、平成3年(1991)から一般に公開されている。建物は、和風住居に洋風の接客部分を併設した典型的な近代和風建築で、地下室、土蔵、長屋門等が付属している。1階400㎡、2階40㎡規模の木造2階建で、書院庭園に面してガラス戸付きの縁側を巡らしている。入口の長屋門は、木造平屋建、寄棟、瓦葦の屋根といった伝統的な形態を踏襲しながら、随所に洋風のデザインが取り入れられた和洋折衷様式である。昭和初期の邸宅の雰囲気をよく伝えている。
参考資料:山本亭案内パンフレット
2005-8-25
       
       
       
       
葛飾区山本亭 (撮影:2004-9) 葛飾区山本亭 (撮影:2004-3)
葛飾区山本亭 (撮影:2004-9) 葛飾区山本亭 (撮影:2004-3)
葛飾区山本亭 (撮影:2004-9) 葛飾区山本亭 (撮影:2004-9)
葛飾区山本亭 (撮影:2004-3) 葛飾区山本亭 (撮影:2004-3)
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