名 称 年 代   構造等
旧弾正橋 (八幡橋) 明治11年 (1878) 鉄製、単径間アーチ橋、橋長15.7m、幅員3.6m
    東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
旧弾正橋(八幡橋) (撮影:2003-12) 旧弾正橋(八幡橋) (撮影:2003-12)
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特徴等
この橋は、 明治11年(1878)、東京府の依頼により工部省赤羽製作所が製作した単径間アーチ形式の橋で、国産第1号の鉄橋である。もとは弾正橋という名称で、現在の中央区京橋にある楓川に架けられていたが、関東大震災後、帝都復興計画により廃橋となり、昭和4年(1929)、現在地に移築された。この隣には富岡八幡宮があるため、 八幡橋と称されている。以前は下に掘があったが、その後埋め立てられ現在は遊歩道となっている。構造はアーチ部分を鋳鉄製とし、 引張材は錬鉄製の鋳錬混合の橋である。鋳鉄橋から錬鉄橋にいたる過渡期の鉄橋として、近代橋梁技術史上、高い価値が認められている。また、弾正橋の優れた製作技術に対して、平成元年(1989)には日本国内で初めて米国土木学会より「土木学会栄誉賞」が贈られた。
参考資料:江東区役所土木部道路課HP/国指定文化財等DB(文化庁)

2005-2-9
       
       
       
       
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旧弾正橋(八幡橋) (撮影:2003-12) 旧弾正橋(八幡橋) (撮影:2003-12)