東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
名 称 年 代   構造等
旧岩淵水門 大正13年(1924) 鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造、幅員9m、5門
旧岩淵水門 (撮影:2004-8) 旧岩淵水門 (撮影:2004-8)
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旧岩淵水門 (撮影:2004-8) 旧岩淵水門 (撮影:2004-8)
旧岩淵水門 (撮影:2004-8) 旧岩淵水門 (撮影:2004-8)
特徴等
昔、荒川の本流は隅田川であったが、川幅が狭く、堤防も低かったので大雨や台風の洪水を防ぐことができなかった。 このため、明治44年(1911)から昭和5年(1930)にかけて新しく海までの約22kmの人口の川(放水路)を作り洪水のほとんどをこの放水路(現在の荒川)で流すことにした。この放水路が元の隅田川と分かれる地点に、大正5年(916)から大正13年(1924)にかけて造られたのがこの旧岩淵水門で、9mのゲートが5門ついている。その後旧岩淵水門が老朽化したことや、もっと大きな洪水にも対応できるようにと、昭和50年(1975)から新しい水門(下流の青い水門)の工事が進められ、昭和57年(1982)に完成し、旧岩淵水門の役割は新しい水門に引き継がれた。長年流域の人びとを洪水から守り、「赤水門」と呼んで地元の人たちに親しまれてきた旧岩淵水門は、現在子どもたちの社会見学や、憩いの場として周辺の整備をして保存していくこととされている。
参考資料:現地の説明板(建設省荒川下流工事事務所)
2005-8-20
       
       
       
       
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