東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
       
       
       
       


宝 塔


宝 塔
池上本門寺 (撮影:2004-11) 池上本門寺 (撮影:2004-2)
名 称 年 代   構造等
池上本門寺
(五重塔・宝塔)
慶長12年
(1607)
五重塔:三間五重塔婆、一重、二重本瓦葺、三重以上瓦棒銅板葺 宝塔:木造仏塔、瓦棒銅板葺


五重塔


五重塔
池上本門寺 (撮影:2004-2) 池上池上本門寺 (撮影:2004-2)
特徴等
池上本門寺は、日蓮聖人が病気療養のため常陸の湯に向かう途中、病が重くなり池上宗仲公の館に留まったとき、宗仲・宗長兄弟が寄進した山上のお堂を「長栄山本門寺」と命名し開堂供養をされたのに始まるという。
五重塔は、慶長12年(1607)、江戸幕府2代将軍徳川秀忠が乳母岡部局の発願により建立したもので、関東に現存する五重塔のうち、一番古い塔とされる。初層のみを和様、二層以上を唐様とし、上層への逓減率が少ない点、相輪長が短い点等の特徴がある。宝塔とともに、古刹池上本門寺を代表する塔で、地域のランドマークにもなっている。
宝塔は、この地で入滅された日蓮上人の550遠忌を記念して、前犬山城主成瀬候らを本願主として文政11年(1828)に上棟した。上下層とも円形の平面をもつ木造の仏塔で、屋根は宝形造、銅板葺、その上に露盤と相輪を載せ、内外とも彫刻や彩色によって美しく荘厳されている。
参考資料:現地の説明板(東京都教育委員会)/東京文化財ウィーク2003ガイドマップ/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-18


力道山墓所
池上本門寺 (撮影:2004-11)
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