東京都選定歴史的建造物等 2018-7-28 現在 |
特徴等 |
岡本静嘉堂緑地のなかに静かにたたずむこの霊廟は、三菱合資会社の第2代社長岩崎彌之助が死去したとき、嫡男小彌太によって、同家の納骨堂として建てられたものである。設計は三菱との結びつきの深かったイギリス人建築家ジョサイア・コンドルになるもので、ラテン十字形の平面を持つ純洋式の納骨堂である。中央の主堂には円形ドームをのせ、各翼部には
ヴォールト形式の短い屋根が架けられている。構造は煉瓦造りで、外壁は石積、内部を大理石貼りとし、屋根は銅板瓦棒葺きである。建物の周囲は石積みの基壇があり、石柵で囲まれている。 参考資料:TOKYO ART INDEX HP 2005-8-18 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
岩崎家玉川廟 | 明治43年(1910) | 石造、1階建 |