東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
特徴等
駒形橋 (こまかたばし) は、隅田川に架かる浅草通りの橋である。 駒形の名は、浅草寺に属する駒形堂に由来する。土地の人々によれば、コマカタと清く発音して、コマガタと濁らないと伝えている。ここは古来、交通の要地で、「駒形の渡し」のあったところで、江戸の巷説に有名な、
   君は今 駒形あたり ほととぎす
の句は、駒形堂とともに、この辺りの情緒を伝えている。
関東大震災(1923)の後、復興事業の一環として、この地に、 優美なアーチ橋が新たに設計され、昭和2年(1927)に竣工した。橋の形式はアーチ橋であるが、中央部は道路の上にアーチがあり、両サイドは道路の下にアーチを設けている。橋長は146.3m、幅員は25mである。
参考資料:現地の説明板(東京都)/東京都都市整備局HP

2005-8-16
       
       
       
       
駒形橋 (撮影:2003-12) 駒形橋 (撮影:2003-12)
駒形橋 (撮影:2005-1) 駒形橋 (撮影:2003-12)
駒形橋 (撮影:2005-1) 駒形橋 (撮影:2005-1)
「東京都選定歴史的建造物等」トップ
名 称 年 代   構造等
駒形橋 昭和2年(1927) 鋼アーチ橋、橋長146.3m、幅員25m
リストに戻る