東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
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特徴等
この図書館は、明治5年(1872)湯島の聖堂内に開館した書籍館(文部省博物局所管)以来の伝統を受け継いでいる。書籍館は幾度か名称の変更を経て、明治30年(1897)に帝国図書館となった。この建物は同39年(1906)、帝国図書館新築工事の第一期分として竣工したものである。当初の建設構想は大きく、全部が完成すると東洋一の図書館になる予定であったが、当時の財政事情により全体の4分の1程度が完成するに留まった。その後、建物の左側の部分が昭和4年(1929)に増築され、現在の規模となった。昭和24年(1949)からは、国立国会図書館支部上野図書館として運営されてきたが、改修工事を行い、平成12年(2000)、国立国会図書館国際子ども図書館として開館、現在に至っている。躯体はほぼ創建時のままとすることにより、明治の雰囲気を残したオ・ルネッサンス調の風格ある建築となっている。
参考資料:現地の説明板(東京都生活文化局)
2005-8-16
国立国会図書館国際子ども図書館
(撮影:2005-4)
国立国会図書館国際子ども図書館
(撮影:2004-3)
国立国会図書館国際子ども図書館
(撮影:2005-4)
国立国会図書館国際子ども図書館
(撮影:2005-4)
名 称 年 代   構造等
国立国会図書館国際子ども図書館 明治39年(1906)
一部昭和4年(1929)
鉄骨レンガ造(一部鉄筋コンクリート造)、地上3階・地下1階建(一部地上7階)
       
       
       
       
国立国会図書館国際子ども図書館
(撮影:2004-1)
国立国会図書館国際子ども図書館
(撮影:2005-4)
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