東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
伊勢丹本店本館 (撮影:2004-9) 伊勢丹本店本館 (撮影:2004-9)
伊勢丹本店本館 (撮影:2004-9) 伊勢丹本店本館 (撮影:2004-9)
名 称 年 代    構造等
伊勢丹本店本館 昭和8年
(1933)
鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階地下2階建
「東京都選定歴史的建造物等」トップ
特徴等
明治19年(1886)、伊勢屋丹治呉服店として神田に創業した伊勢丹は、昭和8年(1933)に、郊外と都心を結ぶターミナル駅として急速に発達しつつあった新宿に本拠を移し、本格的な百貨店を目指した。店舗は、ゴシック的モチーフとアール・デコ的意匠を混在させた折衷様式のデザインでまとめられた。その後まもなく隣接のほてい屋を吸収し、明治通り側のほてい屋の建物も伊勢丹の意匠に合わせて改修、その後も数次の増築を経て現在の規模にいたっている。建物の外装は垂直線を強調した構成で、2・3階までの下層部は、ブロンズ製の精緻なレリーフ、照明用ブラケットなどを配し、装飾はアール・デコを思わせる単純明快な意匠でまとめられている。
参考資料:現地の説明板(東京都生活文化局)/東京都都市整備局HP
2005-8-12
       
       
       
       
伊勢丹本店本館 (撮影:2004-9) 伊勢丹本店本館 (撮影:2004-9)
リストに戻る