特徴等 |
日立目白クラブのある場所は大正末期まで近衛邸があった所で、昭和初期に宮内省が学習院に通う生徒の寄宿舎を建設した。寄宿舎はスパニッシュ風の建物7棟からなり、現在は日立グループの福利厚生施設として使用されている。日立目白クラブになっている本館と、教会として使用されている別館が都の歴史的建造物に選定されている。 本館は鉄筋コンクリート造、地上2階地1階で、白い壁、赤いスペイン瓦、小屋根を載せた高い煙突、そして縦長のアーチの窓、段々状の変化にとんだスカイラインなどが特徴的な瀟洒な建物である。別館も本館と一体でデザインされ、アーチ型の窓をもち、白い端正な姿で統一されている。 参考資料:現地の説明板(東京都生活文化局)/東京都都市整備局HP 2018-8-31 |
東京都選定歴史的建造物等 2018-7-28 現在 |
名 称 | 年 代 | 構造等 | |
日立目白クラブ (本館及び別館) |
昭和3年 (1928) |
鉄筋コンクリート造、本館:地上2階地下1階建、別館:2階建 |