東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
特徴等
旧朝香宮邸 (きゅうあさかのみやてい) は、朝香宮鳩彦王が、下賜された皇室の白金御料地の現敷地に建設した住居で、昭和8年(1933)に竣工した。設計は宮内省内匠寮工務課技師・権藤要吉が担当し、主要室の内装設計をフランス人のアンリ・ラパンが担当した。建物の外観は鉄筋コンクリート造の比較的シンプルな意匠であるが、内部は玄関の女性像レリーフや照明等にルネ・ラリックによるガラス作品を用い、またラパンの壁画やインテリアデザイン、ブランショによる壁レリーフパネルなど、華やかなアール・デコで飾っている。昭和22年(1947)に鳩彦王が居を離れた後、迎賓館などとして使用された。その後、昭和56年(1981)に東京都所有となり、東京都庭園美術館として一般に公開されている。
参考資料:現地の説明板(東京都)/国指定文化財等DB(文化庁)/東京都文化財情報DB(東京都)
2018-9-14
名 称 年 代    構造等
旧朝香宮邸 昭和8年
(1933)
鉄筋コンクリート造、二階建一部三階建、一部地下一階、煙突附属、建築面積1,214.60㎡
旧朝香宮邸 (撮影:2002-4)
       
       
       
       
旧朝香宮邸 (撮影:2002-4) 旧朝香宮邸 (撮影:2003-1)
旧朝香宮邸 (撮影:2002-4) 旧朝香宮邸 (撮影:2002-4)
       
       
       
       
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