東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
名 称 年 代    構造等
永代橋 大正15年
(1926)
鋼製3径間カンチレバー式タイドアーチ橋、橋長184.7m、幅員25.6m、鉄筋コンクリート造、橋脚2基及び鉄筋コンクリート造橋台2基を含む
特徴等
隅田川に架かる最初の永代橋は、元禄11年(1698)に日本橋と深川を結ぶ橋として上野寛永寺本堂の余材を使って造られた。その場所は現在の橋より百米ほど上流で「深川の大渡し」のあったところであった。その後数回架け替えが行われたが、明治30年(1897)になって鉄製のトラス橋が造られ、橋の位置も現在地に移された。関東大震災(1923)では橋床の木造部分が焼け、大きく被害を受けたが、「復興は橋より」の掛け声のもと、大震災復興事業の最初の工事として大正15年(1926)に重量感あふれるアーチ橋に架け替えられ、今日に至っている。永代橋は、現在では河口より4番目の橋になっているが、当時は隅田川の第一橋梁であり、優美で女性的なイメージの清洲橋に対し、筋骨隆々とした男性のイメージで演出された。平成12年(2000)、これら2つの橋は「帝都を飾るツイン・ゲイト」として、第1回土木学会選奨土木遺産に選定された。
参考資料:現地の説明板(東京都)/国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-11
       
       
       
       
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永代橋 (撮影:2005-1) 永代橋 (撮影:2005-1)
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永代橋 (撮影:2005-1) 永代橋 (撮影:2003-12)
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永代橋 (撮影:2003-12) 永代橋 (撮影:2005-1)