東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
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聖路加国際病院 (チャペル及び旧病棟)
(撮影:2006-12)
聖路加国際病院 (チャペル及び旧病棟)
(撮影:2006-12)
特徴等
この病院は、明治34年(1901)、キリスト教精神に基づいて外国人居留地内に建てられた病院施設である。大正12年(1923)の関東大震災の後、昭和3年(1928)に新病院が着工され、同8年(1933)に完成した。設計は最初A.レーモンドが当たり、病棟の中心部に高い尖塔をあげた案をB.フォイエルシュタインと共に計画したが、途中設計者がJ.V.W.バーガミニーとなり、現在見られるような意匠に変更された。中央の十字架を頂く高塔には色モザイク・タイルが用いられ、都市景観の上でも重要なランドマークになっている。この病院中心部の背面に突き出た礼拝堂は、近代ゴシックともいうべき荘重な空間をもち、美しいステンド・グラスと共に病院付属のチャペルとしてふさわしい雰囲気を漂わせている。平成9年(1997)、中央部の礼拝堂を残し、これと調和した病院施設が新たに竣工した。
参考資料:現地の説明板(東京都生活文化局)/東京都都市整備局HP
2005-8-11
名 称 年 代    構造等
聖路加国際病院
(チャペル及び付属する旧病棟)
昭和8年
(1933)
鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階・地下1階建
       
       
       
       
聖路加国際病院 (チャペル及び旧病棟)
(撮影:2003-11)
聖路加国際病院 (チャペル及び旧病棟)
(撮影:2006-12)
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