東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
カトリック築地教会聖堂
(撮影:2003-11)
カトリック築地教会聖堂
(撮影:2006-12)
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特徴等
築地一帯は明治初期、外国人居留地に指定されていた。築地教会は、明治7年(1874)にパリ外国宣教会が居留地35番・36番を政府より借り受け、聖ヨゼフを守護聖人として設立したものである。明治治11年(1878)から大正9年(1920)まで司教座がおかれた教会で、東京で最も古い教会の一つである。明治11年(1878)に献堂された旧聖堂は、ゴシック式赤レンガ造であったが、大正12年(1923)の関東大震災で焼失、昭和2年(1927)に現聖堂が献堂された。聖堂は石造りに見えるが実は木造建築で、壁面をモルタル塗りとしている。当時の東京大司教であったレイ大司教の希望によりギリシャ建築パルテノン型が採用され、正面にはドリス式オーダーが建ち並ぶ。明石町一帯は空襲を免れたため、教会は戦災に遭わず、壮麗な姿を今に伝えている。
参考資料:現地の説明板(東京都生活文化局)/東京都都市整備局HP
2005-8-11
名 称 年 代   構造等
カトリック築地教会聖堂 昭和2年(1927) 木造、2階建
カトリック築地教会聖堂
(撮影:2006-12)
カトリック築地教会聖堂
(撮影:2006-12)
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