東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
特徴等
泰明小学校は、明治11年(1878)の創立で、みゆき通りを東京高速道路から銀座通りの方向に少し歩いたところにある。北村透谷や島崎藤村が通った学校として知られ、入り口脇には二人の記念碑が建っている。現在の校舎は、大正12年(1923)の関東大震災の後、昭和4年(1929)に再建された震災復興小学校の代表的建築である。鉄筋コンクリート造、地上3階地下1階、玄関の柱や3階のアーチ型の窓などに表現主義の意匠がみられる。みゆき通りに面した校庭の門は、かって南フランスの貴族の館で使用されていたもので、道往く人々にその優雅な姿を見せている。みゆき通りには高級専門店が軒を連ねるが、明治天皇が宮城より海軍兵学校に行幸された折に通通られたことからみゆき通りと呼ばれるようになったとのことである。
参考資料:都選定歴史的建造物詳細(東京都都市整備局HP)
2005-8-11
       
       
       
       
中央区立泰明小学校 (撮影:2004-8)
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中央区立泰明小学校 (撮影:2003-11) 中央区立泰明小学校 (撮影:2004-8)
名 称 年 代    構造等
中央区立泰明小学校 昭和4年
(1929)
鉄筋コンクリート造、地上3階地下1階建
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中央区立泰明小学校 (撮影:2004-8) 中央区立泰明小学校 (撮影:2004-8)