東京都選定歴史的建造物等　　　　2018-7-28 現在

特徴等

この建物は昭和5年に建設された初期の都市型倉庫(都市内にあり、貨物の配給機構の一環として利用される倉庫)で、船橋を模した屋上の塔屋や上層階の半円窓など、船体を思わせる個性的な外観を持ち、わが国の表現派風建築の代表的作品とされる。写真は平成20年(2008)に撮影したものであるが、このビルは平成26年(2014)に江戸橋倉庫ビルの外観を保存しながら、地上18階、地下1階の「災害に強い環境配慮型オフィスビル」に建て替えられ、面目を一新している。2階から6階までの低層部をトランクルームおよび本店事務所とし、8階から17階までの高層部は賃貸オフィスとして利用されるとのことである。 参考資料：都選定歴史的建造物詳細(東京都都市整備局HP)／三菱倉庫HP 2018-8-26

名 称		年 代	構造等
日本橋ダイヤビルディング (旧三菱倉庫江戸橋倉庫ビル)		昭和5年 (1930)	鉄筋コンクリート造、地上6階地下1階建

日本橋ダイヤビルディング (撮影：2008-6)	日本橋ダイヤビルディング (撮影：2008-6)