東京都選定歴史的建造物等    2018-7-28 現在 
特徴等
竹むらは、昭和5年(1930)当時、神田に本格的な汁粉屋がなかったことから、 汁粉屋らしい汁粉屋作りをめざして開業した店という。店舗は創業当初に建てられたもので、戦災を免れ、往時の風情を今に伝えている。木造3階建、入母屋造で、2階欄干に彫られた竹と梅の模様や、軒下に吊られた木製の提灯が特徴的である。北海道小豆を原料とした自家製の餡を使用して、伝統の味を守り続け、春から夏はあんみつ、氷しるこ、秋から冬は揚げまんじゅう、粟ぜんざいが好評という。
この界隈には、このほかにも3軒の店(神田まつや、いせ源、ぼたん)が東京都の歴史的建造物に選定されており、タイムスリップした感覚に陥ってしまいそうである。
参考資料:WEB広報東京都/東京都都市整備局HP
2005-8-11
名 称 年 代   構造等
竹むら 昭和5年(1930) 木造、3階建、入母屋造
竹むら (撮影:2005-7) 竹むら (撮影:2005-7)
竹むら (撮影:2005-2)
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