斎場御嶽 (せーふぁうたき) この御嶽は、知念半島の台地上にあり、琉球の開びゃく神話にでてくる国始めの7御嶽のひとつに数えられる。第二尚氏王統第3代王の尚真(在位 1477~1526年)が整備した御嶽で、最高女神官である「聞得大君 (きこえおおきみ) 」の就任式「おあらおり」はここで行われた。国家的な宗教組織との関係が深い格式の高い御嶽で、王権を信仰面、精神面から支える祭祀の場として重要な役割を果たした。国の史跡になっている。 参考資料:琉球王国のグスク及び関連遺産郡(世界遺産登録記念事業実行委員会パンフ)/ |
沖縄の世界文化遺産 ~琉球王国のグスク及び関連遺産群~ |