沖縄の世界文化遺産 ~琉球王国のグスク及び関連遺産群~ |
首里城跡(しゅりじょうあと) 首里城は那覇市の東北、首里丘陵に築かれた城郭で、正確な創建時期は不明であるが、15世紀初めに統一国家・琉球王国の王城となって整備が進められ、16世紀半ばまでにほぼ現在の規模になったと考えられている。この時代、国際的には琉球は中国の朝貢国の立場にあり、琉球王は中国皇帝の冊封を受けていた。1609年、薩摩藩の侵略によりその支配を受けることになったが、王国としての体制は維持され、1879年に城を明治政府に明け渡すまで、450年の長きにわたり沖縄の政治、外交、文化の中心地となってきた。 参考資料:現地の説明板(沖縄県教育委員会)/文化庁HP/美ら島物語(JTA website) 2018-4-20 |