沖縄の世界文化遺産 ~琉球王国のグスク及び関連遺産群~   
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勝連城跡 (撮影:2005-1) 勝連城跡 (撮影:2005-1)
       
       
       
       
勝連城跡 (かつれんじょうあと)
勝連城は、太平洋に突き出した勝連半島のつけ根に近い南風原(はえばる)に位置する山城である。四方に眺望のきく比較的傾斜の急な孤立丘を取り込んで築かれており、外敵をいち早く確認できることや、南側に良港を控えていることなど、極めて良好な立地条件を備えている。この城は、琉球王国の王権が安定していく過程で、国王に最後まで抵抗した有力な按司、阿麻和利の居城であった。阿麻和利は1458年に国王の重臣で中城 (なかぐすく) に 居城した護佐丸 (ごさまる) を滅ぼし、さらに王権の奪取をめざして国王の居城である首里城を攻めたが、大敗して滅びた。これにより首里城を中心とする中山の王権は安定した。
参考資料:勝連城跡案内リーフレット(勝連町教育委員会)/グスク及び関連遺産群(沖縄県HP)
2018-4-18
勝連城跡 (撮影:2005-1) 勝連城跡 (撮影:2005-1)
勝連城跡 (撮影:2005-1) 勝連城跡 (撮影:2005-1)
勝連城跡 (撮影:2005-1) 勝連城跡 (撮影:2005-1)