世界文化遺産白川郷・五箇山の合掌造り集落-
文化遺産の内容
「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、白山山系の山間部にある岐阜県大野郡白川村荻町、富山県南砺市相倉(あいのくら)および南砺市菅沼の3集落から成り、いずれも庄川沿いのわずかに開けた平地に切妻合掌造の家屋が建ち並び、周囲の環境とともに歴史的風致を形成している。これらの集落は、深い山岳地帯で、しかも、日本有数の豪雪地帯にあったことから、1950年代までは地域外との交渉は極めて限られ、そのために合掌造り家屋によって特色づけられる独特の文化が形成され、継承されてきた。 
これらの集落においては、農耕のほか、山林樹木の伐採・搬出や養蚕などを生業とし、1棟には数十人からなる大家族が住むのが一般的であった。また、各集落には、近隣の家々で構成される「組」と呼ばれる江戸時代から続く生活上の互助組織がある。
参考資料:国指定文化財等DB

2023-6-9
五箇山 (2003-9) 五箇山 (2003-9)
白川郷 (2003-9) 白川郷 (2003-9)
     
       
       
       
五箇山 (1972-8)
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白川郷 (2003-9) 白川郷 (2003-9)