東京都の登録文化財建造物    2018-8-13 現在
特徴等
石川酒造は、文久3年(1863)創業という造り酒屋で、日本酒「多満自慢」やビール「多摩の恵」を製造販売している。福生市熊川に所在する敷地には酒造蔵などが建ち並び、老舗造り酒屋の歴史的景観を今に伝えている。
長屋門は入母屋造、銅板葺、中中央を門口、左右を部屋とする門で、雑蔵の北、街路より奥まった位置に南面して建っている。柱は礎石建、真壁造で、上部は漆喰仕上げ、腰は板で覆う。軒は正面のみ出桁造、小屋組は叉首組である。江戸期における武蔵野の農家の面影を伝える遺構である。
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)
2005-8-24
石川酒造長屋門 (撮影:2004-9) 石川酒造長屋門 (撮影:2004-9)
       
       
       
       
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番号-名称 年 代   構造等
188 石川酒造長屋門 江戸末期
(1830-1867)
木造平屋建、銅板葺、建築面積89㎡
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